なかちんのアウトドア活動記

一児の父ですが少ない休みの日に細々とアウトドアを楽しんでおります。つたない内容かもしれませんがご了承下さい。

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ソロキャンプにおすすめなテント ヒルバーグ アクトの使用レビュー

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  ソロキャンプで軽くて快適で使いやすくてカッコいいテントが欲しいなと考えている方は多いのではないでしょうか。

 今回はそんな方におすすめな軽量で厳冬期でも使用可能なソロテント、ヒルバーグのアクトを紹介したいと思います。

 このテントは発売してからもうすでに20年以上も経過しておりヒルバーグの1人用では一番歴史のあるタイプになるみたいです。

 そして発売からほとんど改良が加えられていない製品で当時から非常に完成度の高いテントであり、結果として大成功してヒルバーグのラインナップの中でもベストセラーになっているようです。

  

 

公式サイトの情報

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※公式サイトの情報より引用

 

https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/12770001/

 

 

 

特徴

①4シーズン使用可能のテントだが非常に軽量

②ポールを入れて8箇所をペグダウンで設営完了

③プットプリントも本体に接続可能で非常に設営が簡単

④撤収が非常に楽ですぐに可能である

 

 

設営方法

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 公式のホームページを閲覧すれば誰でもすぐに設営方法はわかるかと思いますが一応解説していきます。

 

 


f:id:naka350z:20201228141925j:image テント本体を広げます。

※これはもうすでにフットプリントも接続済です。

 

 

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f:id:naka350z:20201228142003j:image 四隅の下側に金属製のリングがあるので、風上側を2箇所ペグダウンします。

 

 


f:id:naka350z:20201228141959j:image 次にポールを伸ばしてスリーブに差し込みます。

 


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f:id:naka350z:20201228141928j:image スリーブの差込口は黒の同色ですので個人的にはここは赤色などで分かりやすくして欲しいと思います。

 暗い時や、荒天時にはその方がやり易くなると思いますので。

 

 


f:id:naka350z:20201228142006j:image スリーブの反対側は頑丈な袋状になっており、奥までしっかり差し込みます。

※手を抜いてきちんと確認しないとよくここがしっかり差し込まれていないことがありますので注意してください。

 

 


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f:id:naka350z:20201228141939j:image ポールをプラスチック製のカップにはめ込みます。

 

 


f:id:naka350z:20201228141921j:image その後バックルを増し締めします。

※ここはきちんと引っ張っるとフライシートの弛みがなくなり、耐風性が向上するようになっております。

 

 


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f:id:naka350z:20201228141932j:image その後反対側の下をペグダウンします。

 

 


f:id:naka350z:20201228141908j:image 次に両側のガイラインを4箇所ペグダウンしていきます。

※この時にエンドコーナーのポールからおよそ45度ぐらいの角度でペグダウンするとフライシートのテンションが均一にかけれるようになります。

 


f:id:naka350z:20201228141901j:image ペグダウンできると自在を引っ張りテンションをかけていきます。

※まだ私は完全に綺麗な形状で設営はできておりませんが、強めに自在を引っ張ることでフライシートが見栄えよくなります。 

 

 


f:id:naka350z:20201228141951j:image 最後にポール部分のガイラインを2箇所ペグダウンして完了です。

※ここはテンションをかける必要はなく緩めで大丈夫ですが、可能な限りガイラインは長めにしている方が風に対して強くなるみたいです。

 

 


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 上部の換気口の部分に柔らかめのワイヤーが入っておりますが、すぐに曲がってしまうので形を整えて完了です。

 

 

 

設営完了

※360度周りから撮ってみました。

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 ヒルバーグのグリーンは一番無難な色で公式の画像をみても良いイメージは湧きませんでしたが、実際に設営してみるとめちゃめちゃカッコいい色でびっくりしました。

 グリーンというより、深緑色でとても考えられた色合いに思いました。

 

 

 

撤収手順

f:id:naka350z:20201228142415j:image 次に撤収手順を紹介します。

 設営も簡単でしたが、片付ける場合はもっと簡単です。

 

 


f:id:naka350z:20201228142257j:image 6箇所のガイラインをゆるめてペグを抜きます。

※この時に荒天時だとガイラインをザックなどにくくり付けてテント本体が飛ばないようにします。 

 


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f:id:naka350z:20201228142401j:image 下側のペグ4箇所を抜いていきます。

 

 


f:id:naka350z:20201228142423j:image パタンとポールが倒れます。

 

 


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f:id:naka350z:20201228142350j:image バックルを緩めてポールを抜きます。

 

 


f:id:naka350z:20201228142418j:image この時必ず反対側に行きポールを押し出します。

 

 


f:id:naka350z:20201228142448j:image おおよそ半分ほど押し出したら、ポールを引っ張り抜いていきます。

 

 


f:id:naka350z:20201228142305j:image フライシートが内側になるようにまとめていきます。

 

 


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f:id:naka350z:20201228142357j:image 両端のコーナーポールをまとめポールも一緒に入れて丸めていきます。

 

 


f:id:naka350z:20201228142410j:image 最後にスタッフサックに入れて完了です。

※収納袋は大きくゆとりあるサイズなので比較的入れやすいです。

 

 

 

 

各種詳細な寸法

f:id:naka350z:20201229222417j:image フロアの長さは224cmほど

 


f:id:naka350z:20201229222404j:image 幅は170cm

 


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f:id:naka350z:20201229222408j:image あとで説明しますがコーナーポールの部分は斜めに立ち上がっており高さが35cmほどになっております。

 換気のためにジッパーを空けても屋根の様になっており雨が降り込みにくくなっております。

 


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各種実測値の詳細

●コーナーポールの仕組み

f:id:naka350z:20201229223110j:image 皆さんこのアクトの両端にありますポールはどの様になっているか興味がありませんでしょうか?

・どの様な構造になっているのか?

・ポールは外すことが可能なのか?

 どこにも情報がなく結局購入して自分で見てみるまで分かりませんでした。

 

 


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f:id:naka350z:20201229223038j:image まずこのポールは36cmほどの長さの鉄の芯の様な非常に弾性のある硬い物で、重量は14gほどの物になります。

 

 

f:id:naka350z:20201229223007j:image ポールの差し込みはまず上に入れて、

 

 


f:id:naka350z:20201229223032j:image 下側が差し込みやすい様に斜めにスリットが入っているので、結構力を入れてポールを湾曲させながら入れていきます。

 そう簡単に外れないですし、非常に頑丈なので壊れにくいでしょうが一応この様な構造になっております。

 

 



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 ちなみにポールもガイラインも外して、フライシートのみで重量が704gとなり、小さくまとめると横幅24cmぐらいでコンパクトにすることは可能です。

 

 

・ハイパーライトマウンテンギアのスタッフパックにパッキングしてみました
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f:id:naka350z:20201229225820j:image する必要がないかもしれませんが一応パッキング可能か試しにやってみました。

 上記の中にはマット、寝袋、着替え、ストーブなどの水と食料以外を入れてみましたらパッキングは可能でした。

naka350z.hatenablog.com

 

 

 

 

●それぞれの詳細な重量

標準重量

 

最小重量

 

フライシート

665g

フライシート

665g

コーナーポール

57g

コーナーポール

57g

ガイライン

124g

ガイライン

124g

ポール

161g

ポール

161g

インナーテント

446g

インナーテント

446g

フットプリント

267g

フットプリント

 

スタッフサック

39g

スタッフサック

39g

ポール収納袋

44g

ポール収納袋

 

合計

1,803g

合計

1,492g

  以下実測したそれぞれの重さになります。

 

 

インナーテント
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ガイライン×6本
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メインポール
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コーナーポール
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ポール収納袋
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フットプリント
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スタッフサック
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※フットプリントとペグを省いた重量
f:id:naka350z:20201229223018j:image 1,536gとなります。

 

 


f:id:naka350z:20201229223028j:image フットプリントも入れたら1.8kgほどになります。

 個人的には少し重くなりますが、純正のフットプリントを使用した方が前室も使い易くてとてもおすすめです。

 

 

 

 

インナーテントの実寸と使用感

f:id:naka350z:20201229222022j:image インナーテントの最大幅は97cm

 


f:id:naka350z:20201229222015j:image 最小幅は62cmほど

 


f:id:naka350z:20201229222018j:image インナーの端の立ち上がりは30cmほどになります。

 


f:id:naka350z:20201229222028j:image 室内長は218cm

 


f:id:naka350z:20201229222033j:image ちなみに山と道のULPad15+のLサイズなどの普通のマットを使用した場合だと、フロアの形状が5角形をしているので上記の様に荷物をおけるスペースになっております。

 また室内長も220cm近くあるので背の低めの私には十二分に頭の上に荷物を置く場所もあります。

naka350z.hatenablog.com

 

 

 


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f:id:naka350z:20201229222025j:image 室内の高さは最大で90cmで、実質的な使用の室内高は70〜80cmぐらいかと思います。

 ですのでソウロ、ウナと比較すると結構低く感じてしまいます。

 個人的にはもう少し室内での居住性がありそうに思っていましたが、正直これならノルディスクのテレマーク2ULWの方が居住性がある様に思います。

 

naka350z.hatenablog.com

 

 

 

 

 

インナーテント内の様子

f:id:naka350z:20201229224555j:image ポケットはドアパネルの横に一つだけです。メガネやヘッデンを入れて置くには十分な大きさでしょう。

 


f:id:naka350z:20201229224551j:image ランタンフックは3つあります。分かりにくくて使いにくいですが、ドアのジッパーのところにもあります。

 ソウロやウナみたいに中でレインウェアなどを干せたりはできません。

 

 


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f:id:naka350z:20201229224547j:image 次にドアパネルの換気口の使い方ですが、これはよく見てもらったら分かりますが、ソウロやウナはジッパーでの開閉ですがアクトは軽量さを重視してマジックテープで止める様になっております。

 それは別に良いのですが、個人的にいまいちに感じたのがテープの固定力が弱く簡単に取れやすく思ってしまいます。

 あと垂れ下がった生地を丸めて留めておくループも付いていないので少し気にはなってしまいます。

 

 


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 次にインナーテント内の様子を何枚か撮ってみました。

 これからもわかる様に結構前室も含めたフロアの面積は広くかなりゆとりを持った大きさになります。

 これでもう少しだけ高さにゆとりがあれば文句はないのですが。

 

 

 

前室の大きさと使い勝手

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f:id:naka350z:20201229222211j:image 中から見た前室はこの様になっており高さに対する不満は感じません。

 

 


f:id:naka350z:20201229222208j:image 前室の長さは60cm

 


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f:id:naka350z:20201229222204j:image 高さは最大で90cmとなり、だいたい真ん中ぐらいのところに火器ストーブを置いて調理する場合での位置の高さも80cmぐらいと非常に使いやすい室内高があります。

 荒天時でも風雨が入り込んできにくいですし、スペースも広めなので使いやすく思います。

 さすがにソウロみたいな広大な前室の大きさはありませんが、個人的には比較したらの場合であってアクトの広さでも十分満足はできるとは思います。

 

 

 

ジッパー

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f:id:naka350z:20201229223258j:image 次にジッパーですが、フライシートはセンタージップでソウロの様に使いやすく思います。

 ウナの場合は端っこにあるのでとても使いにくいのでやはり真ん中にあるのは良いです。

 しかしインナーテントのジッパーなのですが、これが個人的に結構使いにくくて、カーブを描いてなっているのは良いのですが、今まで一度もスムーズに開閉できたことはありません。

 ソウロの様にT字型にしてくれた方が良かったのではと思ってしまいます。

 

 

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f:id:naka350z:20201229225036j:image ちなみにフライシートのジッパーは換気のために少し空けたり、外の様子を見るために下げたりできます。

 フライシートをドアパネルを留めて置くようにトグルが1箇所あります。

 

 

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f:id:naka350z:20210101170050j:image 次に両側もひさしのしたに換気用にジッパーがついており、これを開けることで空気の流れを促し結露ができにくくはなっております。

 一度これを締め切って就寝しましたが、やはりさすがにどこも空けなければ盛大に結露はできてしまいました。

 そんなに寒くなければ少し空けて就寝する方がやはり良いと思います。

 ちなみにここのパネルのインナーテントの部分はやはり雨が吹き込んできたら中まで濡れてしまうでしょうから開閉具合を調整してあげるのが良いでしょう。

 しかし結構斜めになっているので普通の雨でしたら特に問題はないとは思います。

 

 

 

 

実際にテント泊した時の感想

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f:id:naka350z:20201229225030j:image この日は最適気温が-3.8℃ほどでイージスマックスのウルトラを使用して快適に睡眠をしてみたかったのでマットも以前紹介しましたニーモのローマーLW(ロングワイド)を使用してソロキャンプではかなりの贅沢仕様で宿泊してみました。

 

naka350z.hatenablog.com

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 正直シュラフの性能が高スペックすぎて室内の気温差がどれぐらいか、詳しく判別できませんでしたがぬくぬくで爆睡しておりました。

 ただ不満を言えばやはり室内の高さが90cmで実質的なインナースペースの容量もソウロやウナに比べて狭いのでシュラフに入ることは問題ありませんでしたが、起き上がったりした時に頭がインナーテント上部にあたり少し不快に思いました。

 というのもどれぐらい暖かくなるかとフライシートの換気口はどこも開けずに就寝したので、盛大に結露が発生してインナーテントの上部の生地の部分にも結露が及んでいたので一度夜中に起きてトイレに行く際に起き上がって結露が頭部に少しついて嫌な気持ちになりました。

 

 


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f:id:naka350z:20201229225005j:image ご覧の様にニーモのローマーをちょうどおける広さはありますが、高さに対する余剰空間は少ないです。

 しかし頭上とサイドには荷物をおくスペースは十分ありますので普通のクローズドセルマットの使用だと十分かとは思います。

 

 


f:id:naka350z:20201229225022j:image シュラフに入って脚元側を写した写真ですが、ギリギリの広さで余裕はあまりないかとは思います。

 


f:id:naka350z:20201229225027j:image 参考までに前室にザックを置いたイメージですが、だいぶん余裕のあるスペースが作れるので室内に納まりきらない荷物をおけるのは大変ありがたいです。

 やはり少し高いですが純正のフットプリントは購入して使用した方が非常に便利でおすすめ出来ると思います。

 




  次に実際に使用して感じたところを紹介したいと思います。

良かったところ

f:id:naka350z:20201229223057j:image①4シーズン使用モデルと考えると軽量

 プットプリントとペグを除いた重量は1,536gと割と軽くて持ち運びにはストレスのない重さだとは思います。

 

 

 

f:id:naka350z:20201229225520j:image②カッコいい

 公式の画像とかでみていましたらソウロとかに比べて少し微妙かなと思っていましたが、実際にキャンプ場で設営してみたら思っていた以上にカッコよくてびっくりしました。

 この両端の左右に別れたガイラインが独特でカッコよさに磨きをかけていると思います。

 


f:id:naka350z:20201229224611j:image③前室と室内の空間も合わせるととても広い

 上の画像の通りとても広いフロア面積がありますのでソロキャンプなどで使用する際に狭いと思うことはあまりないでしょう。

 やはりフットプリントがありますといろいろな荷物が置くことが可能ですので室内に置けないものをさっと前室におけるのは便利ですよ。

 

 

④撤収がとても簡単

 非自立式の最大のメリットはこの撤収スピードの速さだと思います。

 ペグを抜いて、メインポールを抜きまとめて、本体を揃えてクルクルとしてスタッフサックに収納するだけですので、悪天候時の出発にはとても助かるかと思います。

 設営時に時間がかかるのも大変ですが、それ以上に意外と面倒なのが片付ける時に案外時間が非常に掛かってしまう人は多いのではないでしょうか。

 かく言う私も初心者の頃は要領が悪く撤収する時に起用してから行動開始するまで確か1時間半ぐらいは時間を要しておりこんなに片付けるのは面倒なのかと困っておりました。

 しかしこのアクトだとさあ撤収するかと思い立ってから10分もあればザックの中にいれることは可能でしょうので何かと時間の必要な貴重な早朝の時間を削減出来るのは絶対にありがたいと思います。

 

 

⑤インナーテント内が暖かい

 ヒルバーグのレッドレーベルのテントはどれも基本的にフライシートが地面にちょうど接しているので隙間風が入ってきにくくなっておりますので、前室で調理する場合にストーブを使用しても風防を使用しなくても大丈夫ですし、冷たい冷気が入ってきにくいので比較的インナーテントの中が温まりやすくとても良いと思います。

 

 

いまいちなところ

①収納サイズが大きい

f:id:naka350z:20201229223110j:image 実測値でおよそ45cm×φ20cmぐらいでもちろんザック内で多少圧縮できますが、上記で紹介した様に4っつのコーナーポールがあることによってどんなに長さを縮めても横幅が38cmぐらいにはなってしまうのでザックに収納するには縦向きにしかできないのが残念です。

 もちろんコーナーポールを取り外して小さなザックにも収納可能ですが正直私はめんどくさくてやりたくないのでここはやはり減点ポイントだと思います。

 それが同じ様なテント形状のノルディスクのテレマークだとハイパーライトマウンテンギアのスタッフパックにも収納可能ですので、どんなザックにも横向きに収納できパッキングの自由度は大幅に変わってくると思います。

 

 

②設営可能な場所が限定される
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f:id:naka350z:20201229222420j:image 先ほど説明した様にこのアクトを設営するには4隅のペグダウンが必要不可欠ですが、このテントの性能を発揮するには最大長で370cm×180cmものスペースが必要です。

 さすがにこの広さが必要なテント場は通常のキャンプ場では問題ありませんが、北アルプスなどの狭い岩綾地帯のテント場では無理です。不可能です。

 ですのでせっかく軽量で使いやすいテントですが、このアクトを使いたいなら事前に設営可能なキャンプサイトかと下調べが非常に重要になってきます。

 また非自立式なのでアスファルトやコンクリートなどの場所では設営はできませんので街中でも不向きではあります。

 ツーリング向きではあるのに設営箇所を探すにはちょっと苦労はすると思います。

 

 

③ワイヤーの修正が必要

f:id:naka350z:20201229225816j:image 些細なことではありますが、設営したあとこの換気用のひさし部分の屋根のワイヤーが必ず曲がっているので直してやらないといけないのでそれが少し面倒です。

 

 

④インナーテントのドアパネルが使いにくい
f:id:naka350z:20201229224604j:image やはりこのジッパーのカーブの部分で必ずつっかかるので出入りのたびに少しイラッとしてしまいます。

 あとたまにこの換気用のフラップがだらんとたまに落ちる時があってこれも使いにくいなと思います。

 

 

 

⑤室内高が低い
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f:id:naka350z:20201229225825j:imagef:id:naka350z:20201229224607j:image ポールが通っている中央部分は十分な高さはあるのですが、そこから少しずれてしまうだけでだいぶん低くなってしまうので私より背の高い人はより室内高の低さに対するストレスが出来ると思います。

 ちなみにこのインナーテントの両側の側面は垂直に立ち上がっておりその部分の空間の広さは十分あります。

 

 

 

⑥結露はたくさん発生する
f:id:naka350z:20201229225022j:image フライシートの換気用のジッパーを締め切っていれば当然なのですが、どれぐらい結露が発生か試しに検証する意味でもあえて締め切って就寝しましたが、やはりインナーテントの生地に少しおよぶぐらいかなりの結露は出てきました。

 一応インナーテントの空間には余裕がありますので、シュラフがイエローの生地の部分について結露が付く可能は少ないですが、締め切って使用する場合はその辺りは十分考慮して使用する必要はあります。

 まだ実戦での使用は1度だけなので追々換気用のジッパーを開けきってどれぐらい結露が出にくいか検証はしたいと思います。

 わかり次第また更新したいと思います。

 

 

 

⑦設営にコツがいる

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f:id:naka350z:20201229225813j:image もともと非自立式のテントは設営には経験が必要な物が多いですが、このアクトは特に完璧な状態に設置するには地面の状況や経験が如実に現れると思います。

 上の写真は外から見れば完璧に綺麗に設営できたと思いまして、中に入ってみたところインナーテントが少し歪んでいる状態でした。

 設置環境としては割と良い場所かなと思い試し張りしてみましたが、この様な結果でしたので、これより悪い条件はいくらでもあるのでやはりこのアクトは設営するのにだいぶんコツや慣れがいるなと痛感しました。

 

 

 

⑧収納サイズが大きい

f:id:naka350z:20201229223057j:image 比較的軽くて個人的には重さに対する不満はほぼないのですが、どうもこのパッキングした時の大きさが思ったより大きくバックパックでのキャンプする場合どのザックを使用しようかなと悩みどころではあります。

 

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  もちろん今私が持っておりますグレゴリーのディバやネイチャーハイクの60ℓのザックなどなら縦になら何も問題なく収納可能ですが、重量バランスやザック内でのパッキング考えるとどうもこの横幅が少し大きく扱いづらく思ってしまいます。

 かといって4隅のコーナーポールをそのために毎度外して付けては面倒なのでしたくはありませんのでここは今のところ最良な方法を考え中です。

 もちろん大きめのトートバッグみたいなのにぽいぽい詰め込んでソロキャンプに行くには全くもって問題はありません。

 あくまで私の持っているザックのパッキング最適解がまだ見つかっていないだけの問題ですので。

 

 

⑨入手しにくく高価

 昨今の社会情勢の影響もあり生産数が少し落ちているのと、このソロキャンプブームもありヒルバーグのテントを使用したいというユーザーが増加してようですので、在庫もあまり多くはないです。

 また定価も81,400円とソロテントとして考えるとだいぶん高額な価格帯となります。

 まぁヒルバーグの1人用テントの中では最安ではありますが、それでも高いとは思います。

 しかし1点注意して欲しいのが、このアクトは比較的安いですが、個人的に思いましたのが、他のソウロやウナに比べてインナーテントの使い勝手が省略されていたりと少しコストを掛けていない様に感じますので、もう少し高くなっても良いので使いやすく改良して欲しくは思いました。

 

 

 

 

まとめ

 それではここからなぜお題に書きましたソロキャンプにおすすめとなるのかみていきたいと思います。

 

 まず私が実際にヒルバーグのソロテントのレッドレーベルであるソウロ、ウナ、アクトをしようしてみて感じたことをまとめてみました。

 私なりに一言で思った事と個別に説明していきたいと思います。

 

 

・ソウロ⇨ソロテント最強の耐候性

  やはり圧倒的な耐風性があり過酷な環境になればなるほどこのテントの優位性は上がっていきます。

 ソロテントでここまでいるのか?と思うぐらいに強靭ですが、とりあえず悪天候になってもこのテントを設営して逃げ込めば大丈夫だという安心感は絶大です。

 ですのでソウロは登山、特に冬山での使用にはこれ以外の選択肢はないでしょう。

 また自立式で、アクトとほぼ同じぐらいのフロア面積で少し狭いですが、北アルプスの岩綾地帯のテント場でも十分設営可能なコンパクトさなので、このソウロを持っていっても場所探しでうろうろしなくて済むのは助かると思います。

 

 

・ウナ⇨自立式の安定感

  スリーブ式の自立式で設営場所を選ばないので自転車やバイクツーリングなどの利用や、バックパッカーなどにとても重宝すると思います。

 というのも疲れてすぐに寝床を作りたい時に非自立式だとペグを刺せる環境を探すのがかなりめんどくさくなってしまいますので、このウナの自立式はとてもありがたく思うでしょう。

 また広いフロア面積で大人2名での利用も可能ですので、1人での利用だと相当余裕を持った広さで、荷物の多くなる自転車やバイクツーリングなどでも荷物を外に置く必要がありませんので、盗難の心配もすることはなくなります。

 しかし、逆に広い設置面積が仇になるので、登山での使用で狭いテント場に行くとこの260cm×140cmの大きさは少なくとも私は困ります。

 あとパッキングする際はポールを別にしたら大きめのザックならどれにでも収納可能ですので入れやすくは思います。

 

 

・アクト⇨軽量で素早い設営撤収

 このテントは軽量でカッコよくて撤収がとても早いのが良いのですが、如何せん場所によっては設営不可な状況が出かねないのが困ります。

 もちろん大自然の中のトレッキングなどの写真も今までたくさん拝見してきましたのでその様な場所でも十分使用可能で、一般的なソロテントより余程頑丈なのは重々承知しておりますが、余程このテントに思い入れがない限りソウロやウナを使うか、もしくは他のメーカーのテントを使用する方がより良い選択肢だとは私は思いました。

 確かにこのデザインはとても魅力的で他にはない形状なのでこれを使ってみたい方は多いとは思います。

 しかし個人的にはこのアクトを使用するならより軽量でパッキングしやすいノルディスクのテレマークをおすすめしたいと思います。

 

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 以上が同じテントメーカーのヒルバーグのレッドレーベルのソロテントの違いになります。

 ちょっと辛口な評価になりましたが、あくまで私個人が感じたことであり、他の人が使用したらまた別の評価にはなると思いますが、いろいろなテントを使用してきたので私が思ったことですのである程度参考にして頂けたらと思います。

 しかし一般的なキャンプ場のテントサイトでの使用でしたら設営が簡単で、撤収が一瞬で終わりかなりカッコいいデザインですのでこのテントを持っていってゆったりとソロキャンプの時間を堪能するのにはとても良いとは思います。

 個人的には使用条件が限定的になってしまいますが、やはりソロキャンプでならどんどん使用していきたいとは思わせてくれるので今後も長く使っていきたいとは思います。