なかちんのアウトドア活動記

一児の父ですが少ない休みの日に細々とアウトドアを楽しんでおります。つたない内容かもしれませんがご了承下さい。

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一人用高効率クッカー TMR industries W.R.Cookerの徹底レビュー

f:id:naka350z:20220928033351j:image テント泊登山やソロキャンプなどで温かい食事をしようとする時には必ずストーブとクッカーなどを持っていくことになるかと思います。

 少しでも軽くしたいなぁ〜と思うようになってくると凝った調理ではなく、カップラーメンやフリーズドライ食品などで済ませる方も多いのではないでしょうか。

 その際に必要なのは素早く簡単にお湯を沸かせれるのが重要になってくると思いますが、ひとつあげられるのが高効率ストーブシステム、いわゆるジェットボイルシリーズやMSRのウインドバーナーなどがその製品になるでしょう。

 これは非常に簡単にお湯は沸かせれるのですが、このクッカーシステムを持っていこうとするとかなりの重量になり、ガス缶も入れた総重量は600g〜800gにもなり、一人で使うには相当オーバースペックで困ってしまうのです。

 私も湯沸かし速度、燃費効率を考えてジェットボイルのスタッシュを何度かテント泊登山で持っていった事はあるのですが、比較的軽いですがさらに小型で軽量なスタッシュの様な高効率クッカーがあれば良いなぁ〜と思っておりました。

 しかし先日YouTubeで拝見しましたら高効率クッカーTMR industries L.T.Cookerという製品がある事を知り、そして私もこの製品のアップデート版であるTMR industries W.R.Cookerを購入してみました。

 

公式サイトの情報

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W.R.Cooker  Made in Japan Ultra-Light 73g ¥17,500 税込

L.TCookerの比較 ガスストーブにて野外実験を繰り返し行いました。環境により大きく結果が変化しL.T.Cookerより好成績を記録する事もありましたが、大きな性能の開きは無く同等の結論になっています。 底部の美しさと精密設計加工を価値としています。

*コンセプト* 『燃費 対悪天候 頑丈』 95%リサイクル可能なアルミニウムを使用し自然に謙虚な姿勢を大切にしています。 丈夫で長く使える道具であり、燃料消費率の良い性能を形にしました。

*機 能* 沸騰速度 冬季想定して水温3度 水350ml 1分30秒 熱伝効率 同条件で燃費優先の使用では燃料5gで沸騰を記録しました。 熱伝達部 炎の流動を促し突起部の表面積が立体的に熱を吸収します。 弊社での成績や計測データは非公開とします。 目的や価値観に寄り添うギアの構想を楽しんで頂きたい事が私達の本心です。

*強 度* 削り出し加工のメリットとして強度と厚み0.5mmの加工に成功しました。 強度実験では高さ1mからコンクリート面へ落下を10回行い 多少の歪みは生じましたが破損、欠陥は見られず性能を保持しました。 『道具が壊れて旅を続けられない』を回避出来ましたら嬉しく思います。

*使用には工夫が必要* 取っ手 蓋 は付属しません。(製造検討中です) 熱した物を注ぐ際は火傷から手の保護願います。 軽量化旅思考をお楽しみください。

*ご理解いただきたいこと* 野外以外使用厳禁 一酸化炭素中毒で死亡する恐れがございます。 熱伝達部に金属加工の特性でとがった箇所やバリがあります。 ご使用前は上記に注意して中性洗剤で洗浄してください。 製作上、避けられない微細な傷があります。 調理材料や使用燃料によっては変色する場合があります。 焼く 炒める 空焚き 壊れる可能性があります。

*製品詳細* 品 名 W.R.Cooker (Winter Rosette) 材 質 アルミニウム (A5056) 容 量 推奨 350 ml / MAX 450 ml 重 量 73 g size 口部 99 mm 中底部 91.6 mm 内径 90.6 mm 高さ 87 mm 価 格 ¥ 17,500 (税込)

製 作 TMR industries お問合せ  pe@tmr.co.jp SNS #W.R.Cooker で皆様の使用方法を教えてください。 当社アルミ加工を得意とする小規模 少人数の町工場です。 皆様の野外活動のご安全を従業員一同 お祈り申し上げます。

W.R.Cooker Made in Japan Ultra-Light 73g | TMR

 

製品の紹介

f:id:naka350z:20220928033356j:image 購入は独自のサイトなどは展開していないみたいでネットショップのBASEでの取り扱い、もしくは最近は少数の店舗でも取り扱いが始まったみたいです。私はBASEの販売ページから購入し、到着までおよそ5日ほどかかりました。

 到着して早速開封してフタを開けて感激しました✨この特徴的な底分の美しさが際立っております。

f:id:naka350z:20220928033427j:image 箱から出して袋から取り出しまた感動です✨このアルミ削り出しの美しさ完璧すぎます✨ただ置いているだけなのにすでに佇まいが違います✨

f:id:naka350z:20220928033433j:image そしてこのクッカーの最大の特徴である底部です。見てくださいこの最高に美しい精密加工を✨まさに神は細部に宿ると言わんばかりの出来栄えです✨

 真ん中に炎が当たりそこから外周に向かってこの突起が迫り上がっていきさらに炎の流れが外に流れていくようにカーブを描きながら外側のスリットに向かっていくと非常に考えられた構造になっております✨

 こんな一人用のクッカーでここまで精密に設計しているなんて普通ありえないですよね。徹底的に少ない燃料で効率的に湯を沸かそうという強い信念を感じ取れます。

 しかし機械工作のことは全くの素人ですが、このような製品を作り出すには尋常ではない苦労と労力が必要になるでしょね。さすがにこの金額になるのは致し方ないことですよね。

 

実測重量

f:id:naka350z:20221003084933j:image 次にこのW.R.Cookerの重量を計測してみました。71gと公式よりやや軽量になっておりました。

 実際手に持って感じる重さはエバニューのチタンマグ500(ハンドルを取った状態で)が46gで軽っい❗️なるのですが、このW.R.Cookerを手に持つとそこそこ軽いなぁ〜っと私は思いました。

 

実測寸法

f:id:naka350z:20221003093233j:image 次にこのクッカーの大きさについて紹介をと思ったのですが、これはさすがに超精密加工をしている削り出しの製品なので写真を撮って紹介する意味は全くないと感じて撮影するのはやめました。

寸法 口部 99 mm 中底部 91.6 mm 内径 90.6 mm 高さ 87 mm

 実際にスケールで測ってみましたがもう全く同じで公式の大きさを見るのが一番ですね。それより重要に思いますがのがガス缶がどう収納可能なのかという点に私は感じましたのでそれだけ画像をみてください。

 ちょっと分かりにくいかもしれませんが上部に1cmぐらいの隙間を残しジャストフィットで入ります。文字どおりジャストであってガス缶を入れるとストンと落ちずに、すい〜っとゆっくり入っていきます。

 これパッキングをするとクッカーの中にガス缶を入れると中でほとんど動かずにザックの中に入れて動いてもカタカタいうこともなくてとても良いと思います。

 厳密にいうとコンマ何ミリかは隙間があるのでほんとごく僅かに音はします。どうしてもそれが気になるというのであればスーパーなどのサッカー台にありますポリ袋などにガス缶を入れて収納するとほぼ音は気にならないと思います。

 でもジャストサイズで良いのですが、他に何か入れるには隙間がなさすぎてほぼガス缶のみかなと思ってしまいます。

 

使用方法

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f:id:naka350z:20221003093229j:image 次にこのW.R.Cookerの使い方についてですが、この製品はシンプルを極めた製品のため持ち手がなく使用においては何かしらの工夫が必要になります。

 一番良いのは今ですとセリアなどでクッカー掴みも販売しておりますのでそれを使用してもいけますが、私の使用方法を一つ紹介しておきます。

 私はスリーコインで販売しておりました、シリコンリングがあり本来はフライパンなどでこれを使い目玉焼きなど色々な用途で使うものなのですが、このW.R.Cookerの持ち手として使用できると思いこれを使っております。

 これが便利な点は両端に持ち手が飛び出ているので素手でも簡単にストーブに乗せたり取ったりと出来る事です。ちなみにシリコン本体部分ですが湯沸すると流石に熱くなりすぎてクッカーの部分は持つことはできません。ですが、これを巻いておくだけで軍手やタオルなどで掴んでもシリコンがあることで滑りにくくなりとても良いと思います。

 もちろんカーボンフェルトなどを巻いたりしても良いでしょう。使い方はそれぞれ模索してみてください。持ち手がないと不便ですが個人的にはこういった何もないのがシンプルで非常に好きです✨

 

スタッキング例

f:id:naka350z:20220928033345j:image 続いてこのW.R.Cookerのバックパックの中への収納方法の一例を紹介しておきます。最近私のパッキングのマイブームはクッカーの中にシュラフなどを突っ込んでの方法が多くなっております。

 そしてこのW.R.Cookerも同じくその方法で可能か試してみました。このスタッフサックの中にはナンガのミニマリズム180を入れておるのですが、ちょっとパツパツに見えますが十分可能でした。

f:id:naka350z:20221004140130j:image それを続いて7月下旬に北アルプス縦走テント泊の時にも使用したましたバッグ、オスプレーのサヴ5の中に入れてみました。もちろん大丈夫した✨

 あまりやる人はいないかもしれませんが、クッカーの中に出来るデットスペースが好きではなくシュラフを入れてやると相当効率良くパッキングが可能でより小さいザックが使用でき、結果よりコンパクトで軽量なザックが選択可能でいろいろなものを使えるのではと思います。

 正直アルコールストーブでしたら燃料はパウチに入れてストーブ本体も小さいので適当に他の小物と一緒に収納できて良いなと結論に至っております。

f:id:naka350z:20221004140606j:image 最後にこのクッカーのもう一つの細かいギミックですが、これ意図的に本体の寸法をやや細くして他のクッカーにスタッキング可能にしているのが素晴らしいなと思いました。

 やはりテント泊で行くともう一つはクッカーがあった方が絶対に便利なので普通の110サイズのガス缶が入る大きさのクッカーだとジャストフィットで収納可能なのがほとんどだと思います。

 普通だともうすでにそういった小型のクッカーを持っている方が多いでしょうから、それにW.R.Cookerを入れて、そしてガス缶と全てをまとめてパッキング可能にしてくれるので素晴らしいと思います。

 

既存製品との比較

 それでは次にこのW.R.Cookerが他のクッカーと比較してどれぐらいの違いがあるのか大きさ、重量、そして一番重要な燃焼効率などを徹底的に比較してみたいと思います。

 今回比較として使用しましたクッカーは以下の製品たちになります。

1、TMR industries W.R.Cookerf:id:naka350z:20220928033420j:image まずは本レビュー製品です。販売価格は17,500円とクッカー単体でみますと1番の高額商品になります。

2、ジェットボイル スタッシュf:id:naka350z:20221003084527j:image 続いて高効率燃焼システムとしてのパイオニアであり一番の売上高であるジェットボイル。その中でも昨年販売を開始した最軽量製品であるスタッシュです。販売価格は19,800円と高額ですが、ガスバーナーもセットとなった金額です。クッカー単体ではおよそ1万円程度ではないかなとは思います。

3、エバニュー チタンマグポッド500f:id:naka350z:20221003084524j:image 最後は超軽量クッカーの代表的な製品であるチタンマグポッド500です。正直この製品以上に軽量で入手しやすい製品はほぼないのではと思います。販売価格は5,060円となります。

 比較としてはかなり良い製品達を準備できたのではないかと思います。超軽量クッカーのエバニュー、世界最軽量の高効率システムのスタッシュ、そこに割って入いるこのTMR industriesのW.R.Cooker。個人的にはこれ以上ないとは思っております。

 

製品実測データの比較表

 

W.R.Cooker

スタッシュ

チタンマグ500

重量

71g

131g

57g

9.9cm

12.3cm

9.9cm

高さ

8.7cm

10.1cm

8.9cm

 今回はW.R.Cookerがクッカー単体のみなのでそれに合わせてスタッシュもチタンマグポッド500もクッカー単体で蓋は入れず、ハンドルだけ含めて計測しました。

 大きさはハンドル部分は含めずにクッカー本体のみの大きさです。

 以上を見ますとやはりW.R.Cookerとチタンマグ500の大きさはほぼ同じみたいなもので、スタッシュは二回りぐらい大きいですね。

 実際W.R.Cookerとチタンマグ500は110サイズのガス缶が入るのに対して、スタッシュの方は250サイズのガス缶なのでどれぐらい違ってくるかお分かりいただけるかと思います。

 次に重さの比較としましては、軽さだけでみるとエバニューがやはり頭ひとつ抜けて軽く、それに食らいついているのがW.R.Cookerとなるでしょう。これはやはり0.3mmのチタン製品はさすがに軽いですね。しかしW.R.Cookerはアルミ製なのに十分軽いと思います。

 そしてスタッシュですが、これはもうアルミ製でサイズもだいぶん大きいので100gオーバーでこれはもう仕方がないですね。しかし、ヒートエクスチェンジャー付き製品で見ると圧倒的に軽くて素晴らしいと思います。

 それまではヒートエクスチェンジャー付き製品は単体でAmazonなどで色々販売されていたりしましたが、どれもサイズがとても大きくて、しかも重量も重く、私が過去に購入した製品でFire-Mapleのヒートエクスチェンジャー付きのヤカン(800ml)を買ってみましたが、φ15.3cm×8.1cmの243gと家族でのキャンプになら持っていきますが、ソロキャンプやテント泊登山には絶対に持っていくことはない大きさです。

 なので昨年スタッシュが販売されて実際に製品をみたらこれは素晴らしい製品で軽くて比較的小さく、そして圧倒的に湯沸かしが楽になると感動したものです。実際に高効率クッカーシステムの中では世界最軽量でしょう。

 それぞれ大きさ重さを比較してみましたが正直これはそれぞれ実際に手にとってサイズ感の違いや重さの感じ方の違いを実感した方が早いかと思います。

 

煮沸比較実験

 それでは次に最も重要なお湯が沸騰するまでのそれぞれのクッカーがどれぐらいの速度になるかを何度も沸かしてみてデータを取ってみましたのでそれぞれを比較してみたいと思います。

f:id:naka350z:20221003084531j:image※実験環境 海抜15mほどの自宅の台所

気温 25℃〜28℃ / 水温 約25℃

使用燃料 アルコール燃料 

使用火器 RSRアルコールストーブ

使用五徳 N-project チタン五徳

湯沸水量 300ml

 以上の環境で、使用した火器と五徳は統一しました。テント泊登山想定でしたので冷たい水が良かったのでしょうが今回は常温の水にしました。また使用燃料はガスや固形燃料などもありましたが、どれぐらいの使用燃料で湯沸かし可能か判別しやすいもあってアルコールにしました。

 後、以前にも紹介しましたミュニークのメッシュ五徳を使ってみようと思い試しにW.R.Cookerを載せて燃焼してみたところ一気に危険な匂いがして不完全燃焼を始め一酸化炭素が大量に発生し始めたため、非常に危険と判断して使用を中止しました。なので今回はこのAmazonで購入したN-project チタン五徳を使用してみました。

naka350z.hatenablog.com

 それではそれぞれ常温の300mlの水が沸騰するまでどれぐらいかかるか参考になるデータをそれぞれ2回載せております。300mlの水の量にしたのはカレーメシややや濃いめのカップラーメンに使うのにこれぐらいで良いかなと判断したためです。

TRM industries W.R.Cooker

 

沸騰時間

燃料使用量

1回目

3:10

12.40ml

2回目

3:10

12.40ml

 まずはW.R.Cookerからです。計測してみて感じたのはアルコール燃料なので当然ですがやや時間はかかるもののそれでも十分早いなと感じさせてくれました。

 ちなみに普通にガスを使用してならどれぐらい最速で湯沸かし可能か3,000kcalの火力があるSOTOのフュージョントレックSOD-301では300mlの水が1:07で沸騰しました。さすがにガスは早すぎます。

 それでもこのW.R.Cookerはアルミ製でヒートエクスチェンジャー付きなので十分過ぎるほどの時間だっと私は感じました。

 

ジェットボイル スタッシュ

 

沸騰時間

燃料使用量

1回目

3:00

11.25ml

2回目

2:45

10.31ml

 次はスタッシュです。これはやや時間に差が出ましたがこの3つの中では最速の時間となりました。比較実験してみて感じたのはやはり直径が大きいので底面で火力を受け止めやすく、さらにヒートエクスチェンジャーで効率的に火を取り入れているなと感じました。

 使用燃料もかなり少なく済みますので1泊や2泊程度なら恩恵はないでしょうが、長期縦走やロングトレイルに出掛けるならこの非常に良い燃費は恩恵が大きいでしょう。

 

エバニュー チタンマグポッド500

 

沸騰時間

燃料使用量

1回目

4:25

18.00ml

2回目

4:22

18.50ml

 最後はエバニューのチタンマグポッドです。やはりこれは目に見えて他と比べ時間がかかった感じがしました。W.R.Cookerに比べて1分ちょっとかかりますが、これ標高の高いテント場や寒い環境になってくるとよりこの1分という差は広がってきますので、湯沸に適さない場所になってくるとこの時間がかかるというのは考えものになってきますね。

 ある程度緩めのお湯で良いっていうのでしたらいいですが、沸騰させたいのであれば高火力なアルコールストーブかガスストーブの選択肢になるでしょう。やはりチタン製で底面も広くないのでこの結果は致し方ないですね。

 使用燃料も1.5倍ほど必要になっておりました。やはりこのクッカーは日帰りから1、2泊程度の短期使用向けになるなと感じました。まぁほとんどの人がそれぐらいの日数でしかテント泊登山に行かないでしょうが、夏のアルプス縦走テント泊にはこれを使うにはやや厳しいかなとも思いました。

 

実験結果からの感想

 以上の結果から私が思ったことを述べてみたいと思います。

1、エバニュー チタンマグポッド500

 まずはエバニューですが、これは短期向きでとにかく軽量さを優先させて日帰りや1泊2日程度のファストハイクやもし何かあった場合の保険として、固形燃料などとにかく軽さ優先にしての使用に特化するのに適していると思いました。

2、ジェットボイル スタッシュ

 次にスタッシュはとにかく湯沸かし性能が高く、使用燃料も少なく済むのでやや重いですが長期間使用する用途には絶対おすすめできるかと思います。

 それにW.R.Cookerとの70gの差は持っていく燃料の差などで十分縮まってくるのでそれほど気にしなくても良いのではと思いますが、唯一のネックがこの収納サイズですね。複数人なら絶対にスタッシュですがソロだともう少し小さくしたいなぁ〜と思ってくるでしょう。

3、TMR industries W.R.Cooker

 このクッカーの登場によって一人で使うならこれ以上の製品はないと思います。

 軽量で超コンパクト、そして高効率燃焼と販売価格と入手性以外は欠点がないと思います。そしてこの裏面を見たときの異次元の美しさ✨もうこれを見ているだけでご飯3杯はいけますね😂

 

まとめ

f:id:naka350z:20221003084521j:image 一人用の小さな軽量クッカーは色々購入してきましたが、今回新たに登場しましたヒートエクスチェンジャー付きの世界最小サイズの当製品、ジェットボイルのスタッシュが出て感激したのですがより小型な高効率クッカーがあればいいのになぁ〜とずっと思っていたのですが、遂にこの様な製品が発売されて本当に感激しました。

 そして実物を見てみましたら本当に美しい製品でこれは凄すぎるとびっくりしました。もちろん17,500円とクッカー単体としてみてみると高額すぎて驚愕してしまうかもしれませんが、実際に手に取ってみてみるとこの精密加工具合からはそれぐらいの値段になっても致し方ないと思えるでしょう。

 もちろん単にお湯を沸かすだけならガス缶を持っていき小型で性能の良いストーブが多種多様販売されているのでどんなクッカーを使っても十分すぎるほど簡単に湯沸しが可能かと思います。

 しかし、そこからもう少し軽く、そしてコンパクトにしていこうと思うと一気に難易度が高くなっていき固形燃料やアルコール燃料のどちらかになり、より使いやすいアルコール燃料が良いな、それにあうクッカー、五徳、ストーブなど色々あれこれと思案試行錯誤してより自分が使いやすい組み合わせを模索していかないといけないと思います。

 ですが、このW.R.Cookerを導入する事でとても軽量で非常にコンパクト、そして非常に良い燃焼効率、これだけでかなり使えるアルコールストーブの選択肢の幅が広がるのでいろいろなことが可能になるかと私は思いました。

f:id:naka350z:20220928033401j:image 人それぞれ食事内容や使う回数、湯沸し量など千差万別でこれ‼️といった明確な答えはありませんが、ちょっとでも現在の装備から軽量化したいのなら現状これ以上に優れた一人用の製品はないと思いますので少しでも気になれば購入してみては如何でしょうか✨✨✨