なかちんのアウトドア活動記

一児の父ですが少ない休みの日に細々とアウトドアを楽しんでおります。つたない内容かもしれませんがご了承下さい。

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2021年ヒルバーグの新作テント ヘラグスとソウロのブラックレーベルが発表

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 ヒルバーグのソウロ『Hilleberg Soulo』やはりソロテントとしてはこれ以上に強風などの荒天時に安心して使用できるテントはなかなかないと思います。

 しかしヒルバーグにはご存知の様にさらに強度の高いブラックレーベルのラインナップもあります。

 その中今現在2020年段階ではヒルバーグのソロテントの中にはブラックレーベルが選択肢になく、より過酷な気象条件の中で行動するには2名以上のテント『スタイカ4.0kg』『ナマッジ3.0kg』『タラ4.2kg』があるのみでした。

 1人で行動するには大きくまた重くなってしまうし、インナーテント内の空間が無駄に空き寒くなってしまうのでやはりソロテントのブラックレーベルが登場して欲しいなとは感じておりました。

 

 

2021年新作発表

 先日、ヒルバーグの新作発表の翻訳されている方のビデオを拝見して知りましたが、来年のラインナップに新たにレッドレーベルのカイタム2、カイタム3の軽量版の『Helags 2』と『Helags 3』『Soulo BL』が紹介されておりました。

 詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=78Ws18BfopA


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●『Helags 2』と『Helags 3』
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 新たにラインナップされたこの『ヘラグス』は今のイエローレーベルでは『アンヤン』がありますが、居住性が少し低いのでより室内空間の快適さを求めたタイプを開発した様です。

 同じ形のレッドレーベルの『カイタム』があります。

カイタム2 3.1kg

ヘラグス2 2.4kg

 とおよそ0.7kgの軽量化になっているみたいです。

 

 

 

●Helags 2『ヘラグス2』
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 もう少し詳しく見てみましょう。

全長420cm×全幅160cmぐらいにはなるでしょうか。

 このサイズだと完全に3シーズンの最低気温15℃ぐらいまでの温暖な時期のオートキャンプ場向きの規格だと思います。

 夏のアルプスでは大きすぎて、寒くて使いにくいという印象です。

ほぼ同じサイズのカイタムとの比較

ヘラグス2 2.4kg

カイタム2 3.1kg

 になるのでピンポイントでこの様なサイズ感のテントを探している人には良いでしょう。

 両側に前室があるので出入りや夜間のトイレの時も同伴者に迷惑をかけずに扉を利用できるのは良い点です。

 このインナーテント内の大きさなら2名でもかなり快適な大きさだと思います。夕方や朝はこのメッシュでかなり快適には思います。

 

 

 

●Helags 3『ヘラグス3』
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 次に3人用のヘラグス3を見てみましょう。

全長420cm×全幅210cmぐらいにはなるでしょうか。

 このサイズでなら3人の利用でも十分快適なサイズだと思います。

 中には3人用と言っても中の幅が160cmとかだと緊急時に3人利用できますという物がありますのでヒルバーグのこの中の大きは絶妙なサイズ感だと思います。

カイタム3は前室ありのGTモデルしかラインナップしておりませんでした。一応それと比較はしてみます。

ヘラグス3        2.6kg

カイタム3GT 4.1kg

 あまり参考にはならない比較ですね。

しかしこの大きさで、総重量2.6kgは良さそうには思います。

 

 



 

●ソウロ ブラックレーベル

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 さてここで本命の登場です。

 ソロテントでブラックレーベルが出てくれたら面白いのになとずっと思っておりましたらなんと来年にソウロの強化バージョンが出ることになりました。

 

ヒルバーグ ソウロBL

フライシート ケルロン1800

インナーテント フロア 100デニール

ポール DAC Featherlite NSL 10.5mm

 

などが主な変更点でしょう。さらにペグもVペグからY字のペグになどが違う様です。

 

重量

ソウロ レッドレーベル  総重量 2.4kg

ソウロ ブラックレーベル 総重量 2.8kg

 と400gの重量増で収まっております。

 

 総重量でみますとナマッジの3.0kgとあまり変わらないかもしれませんが、非自立式のナマッジと自立式のソウロですとやはりこう言った荒天時や極地での使用だと自立式のメリットは大きいと思いますので、やはり軽めのソウロで登場するのは嬉しいポイントだと思います。

 

 あとは価格面だと思いますが、今のソウロが96,000円ですが、ブラックレーベルになるとおそらく10,000円の価格上昇で106,000円ぐらいかもしれません。

 

 

 

まとめ

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 いずれにしてもヒルバーグのテントは大変高価ですが、長期間利用できる物ですので、本当に自分に合うテントを吟味して完璧にマッチするとそれ以上の物は代替えできない素晴らしい物になると思っております。

 正直なところ日本国内での使用なら現状のソウロでも十二分に対応可能で私の実力ではブラックレーベルのテントを必要とするルートにはいくことはできませんので買い換える必要はないでしょう。