登山やバックパック用のテントには自立式と非自立式、結局どっちが良いのか?
テントが欲しい。ってなった時皆さんは何を基準に選択されますでしょうか?
10年や20年ほど前ですとあまり選択できる種類は多くはありませんでしたが、今現在では多種多様で本当に多すぎるぐらいにいろいろなテントが販売されております。
その中でまず大きく別れるのが以下の2種類だと思います。
●ベースキャンプ型テント
●持ち運び型テント
まずはそれぞれの特徴を見てみたいと思います。
①ベースキャンプ型テント
まずこちらのタイプは主にオートキャンプ場などの車をサイトなどに横付けしてテントを設営する多人数用の大型テントと思って頂ければ良いでしょう。
このタイプのテントはいわば住居でいうところのリビングと寝室がセットになったものも多く、設営には手間と時間が必要になってきますが完成するとそれは何もなかったフィールドにまさに家が出来上がるので居住性や利便性が非常に高いものが多いと思います。
例) スノーピーク ランドロック
コールマン タフスクリーン etc
が代表的な製品としてあがってくるでしょう。
しかし、このタイプのテントは快適性は良くていいのですが如何せん持ち運ぶ際の収納サイズと重量が非常に重くてこれを使用するには車のすぐ側か、ワゴンなどで運搬するしか手段はないかと思います。
さすがに手で持ったり、背負ったりは距離にもよりますが非現実的でしょう。
②持ち運び型テント
このタイプのテントはバックパッカーや登山などをする人が使用するもので、何よりも軽量性に重点をおいたテントになります。
テント泊登山などに使用される方は持参する荷物が非常に多くなってしまいます。
1、テント 2、マット 3、シュラフ 4、クッカー 5、バーナー 6、着替え 7、食料・行動食 8、充電器などの小物 9、ファーストエイドキット
などが大まかなメインとなる荷物になるでしょう。これだけの荷物があるとザックの中はパンパンになってしまいますので、その中で一番の荷物になるテントをどこまで重量を削減できるかが快適な行動計画につながってきます。
そこで代表的な軽量タイプのテントを上げてみたいと思います。
例) モンベル ステラリッジテント
ヒルバーグ ソウロ etc
などが挙げられると思います。一般的には総重量4.0kg以下のものが個人で持ち運ぶ際の上限の重さです。
と言われるみたいですが、個人的には厳冬期の雪山の使用を除くと2.0kgより重くなると相当キツいなと感じてしまいます。
実際現在所有しておりますヒルバーグのソウロは総重量が2.4kgなのとパッキングした際に大きさがデカくて登山などの持ち歩く行程のテント泊には使用する事がかなり少ないです。
シングルかダブルか
そして次に選択するのが、雨よけの生地1枚だけのシングルウォールタイプ、もしくはフライシートに通気性のある生地にテント内が水浸しにならないためのバスタブ構造が合わさったフロアのあるインナーテントの二重構造になっているダブルウォールタイプの2種類になります。
●ダブルウォール型テント
これは非自立式ダブルウォールテントで世界最軽量クラスのノルディスクのロフォーテン1ULWになります。
よく見て頂くとわかると思いますが、緑色の極薄フライシートから透けて中の黄色いインナーテントが見えているのが分かります。
初心者や普通に使用する目的の方は特別な理由がない限りダブルウォール式一択だと思います。
●シングルウォール型テント
この上記の二つのテントはそれぞれ自立式シングルウォールテントのヘリテイジのクロスオーバードーム2と非自立式のヘリテイジのトレイルシェルターになります。
やはり通気性のあるインナー生地を省いているので私が使用するには快適性がかなりないので使用する事がどんどんなくなり、結果的に売ってしまいました。
もちろん使用する想定環境や行動計画によってはこれらのテント(シェルター)はとても有用性があるのですが、私には結論としてほぼ合いませんでした。
いっときは工夫次第で快適に使用できるかな?と試してみましたがトータル的な重量でよくよく考えて見るとノルディスクのロフォーテンとほぼ一緒と思ってくるとそれなら快適で前室のあるロフォーテンがやはり良いなという結論になりました。
色々とシングルウォールテントの良さを紹介されている方もおられますが、快適性はいくら超高級素材を使用しようがダブルウォールタイプに勝る事はありませんので。
まずは自立式テントと非自立式テントの説明に入る前に私のテントを購入し今現在も使用しているものと、持っていたけど売却してしまった製品を一度紹介しておきます。
最初に断っておきますが、売ってしまった製品はどれも良い物ばかりでしたが、私の想定使用状況にマッチしなくなったために売却したものがほとんどです。
ちなみに打消していない製品は今現在も所有しているものになります。それではそれぞれのカテゴリー毎に紹介していきます。
私のテントの遍歴
●自立式×ダブルウォール
・ビッグアグネス フライクリーク
軽くて良かったのだがUSブランドはシリコンコーティングが使用不能なのでベトつきやすくてフライシートを広げにくく、さらに半自立式で設営がけっこう煩わしかったので売却しました。
・MSR ハバハバNX
自立式でとてもカッコよかったのだが同じくややフライシートがベトつきやすく、全く軽量ではなく収納時も大きかったので経年劣化が出そうになる前に売却しました。
・ヒルバーグ ソウロnaka350z.hatenablog.com
・ヒルバーグ ウナnaka350z.hatenablog.com
・モンベル ステラリッジテント1型 naka350z.hatenablog.com 超王道テントなので一度使用してみたく購入しましたが、確かに性能は値段を考えると良く出来てますが、使用者があまりに多すぎるので没個性になりやくさらにテント場で見つけにくそうなのでかなり熟慮した結果売却することに。
●自立式×シングルウォール
・ヘリテイジ クロスオーバードームF
軽くてコンパクトで良いがテント内は結構狭くてさらに狭そうなロフォーテンより快適にすごせないのに失望して、決め手は入り口側に向いてあぐらをかこうとすると私でも膝がウォールに当たるのがストレスになったので売却しました。
・ヘリテイジ クロスオーバードーム2naka350z.hatenablog.com こちらも軽くて室内が広くて良いのですが、通気口の部分にネットが付属してないので虫が入ってきやすくて締め切って使用する事が多く快適性が悪く、自立式のメリットを見出せなかったです。アルファルトやコンクリートの上に設営するなら良いのですが、そんな行動計画が皆無に思いましたので売却しました。
・ネイチャーハイク VIK1
性能と非常に安価で前室があり良かったのですが、もっとハイスペックなテントを多数使用しているのでわざわざ性能の低いこのテントを使用する機会がないので友人に譲りました。
●非自立式×ダブルウォール
・ノルディスク ロフォーテン1ULWnaka350z.hatenablog.com
・ネイチャーハイク オパルス3naka350z.hatenablog.com 3人用で比較的軽量で良かったですが、MRSのカーボンリフレックス3があればいらないと思うようになり売却しました。やっぱりネイチャーハイクのテントの縫製はお値段なりにしかならないので所有している価値もありませんでしたので。
・MSR カーボンリフレックス3naka350z.hatenablog.com
・ノルディスク テレマーク2ULWnaka350z.hatenablog.com
・ノルディスク スゥワルバードSI1naka350z.hatenablog.com
超強力な耐風性がありましたが、少しだけ重くてあまり使わなさそうだったので売却してしまいました。
・ヒルバーグ アクトnaka350z.hatenablog.com
・ヒルバーグ エナン
●非自立式×シングルウォール
・ノルディスク アルフェイム12.6
・ヘリテイジ ストックシェルター
通気口なしタイプでしたので息苦しくなるなと思い設置してあるトレイルシェルターに買い換えるために売却しました。
・ヘリテイジ トレイルシェルター
何度か使用したのですが、TJARのような超ストイックな山行計画をする事がありませんし、ストックを普段の登山では持っていく事が少ないし、ディリゴ2があれば出番がないと思う様になったので売却しました。
・hyperlite mountain gear dirigo2
以上の紹介したように入手したり手放したりした経緯になります。
これからもわかる通り基本的に設営が簡単で、快適性があり、前室があるモデルが大半となっております。
これをふまえた上で次からはなぜ非自立式テントを推奨していくのか紹介していきたいと思います。
■自立式テントと非自立式テント
さてここから本題に入っていきます。よく初心者向けに最初にテントを購入する際に色々と製品の紹介がされておりますが、そのほとんどが自立式×ダブルウォール式のテントになっております。
もちろん今までいろいろな種類のテントを購入してきて使用した経験からすると、初心者の人からおすすめはどれが良いですか?と質問がくると返答は無難に2人用(インナーテント幅120〜130cm)の自立式ダブルウォールテントを選んで答えます。
やっぱりソロキャンプで使用して、時にはテント泊登山などに使用してみたい、万が一2人で宿泊する場合もある、となると基本それが無難な製品になると思ってしまいます。
しかし、あえて今回私は別の意見を述べてみたいと思います。
結論から言うと私のおすすめは非自立式テントになります。
ではなぜ非自立式テントが良いのか。それは最大の長所は軽量性とコンパクトさに尽きます。
いろいろと荷物の多くなる中でこの軽さという持ち運び時に負荷になりにくく、そしてポールが最小限に済むことによる荷物をパッキングする際の自由さが私にとって非常にありがたいポイントになります。
また非自立式テントの製品にはトレポ(トレッキングポール)を使用する事で設営可能になり邪魔なテントポールを省略することの可能なモデルもあります。トレッキングポールは人の体重を補助するぐらいの強度があるので普通のテントポールより強靭な性能があるので損傷するリスクも低いです。
ひとつ例として自立式テントの代表格であります、モンベルのステラリッジテント1型と非自立式テントとしてノルディスクのテレマーク2ULWを見ていきます。
・ステラリッジテント1型の総重量は1,345gになります。
対してノルディスクのテレマーク2ULWはペグは入っておりませんが、総重量914gになります。
そしてここで私が結構気になってしまうのがテントポールの存在です。
上記の大きさを比較した場合に少しわかりにくいかもしれませんが、かなりポールの大きさが違ってくるのです。
また重量もステラリッジのポールは360gに対してテレマークのポールはカーボンという優位さはありますが、108gと圧倒的に軽量です。
これをザックにパッキングすると私は必ずテント本体とポールは別々に収納していくのでこのポールの大きさが意外と効いてきますし、ポールの重量差は1本と2本とではどう頑張っても差がなくならないのです。
というのも自立式は絶対に2本使わないことには立てる事が不可能で、それに対して非自立式は1本で設営が可能となります。ここにどうしても埋めることのできない違いがあるのです。
かと言って耐風性や耐雨性に大きな違いはありませんのでそれならより軽いほうが良いとなり、最近ではほぼ非自立式のテントばかりの使用となっております。
次に非自立テントの良い点と注意しなければいけない点をみていきたいと思います。
非自立式テントの良い点
1、非自立式でも耐風性は強靭 最強のテントメーカーとして広く認知されておりますヒルバーグですが、そのラインナップの中で最も強靭なブラックレーベルにありますテントにも非自立式の製品は含まれております。
もちろんヒルバーグの製品ですので極地である南極や超高山帯6,000m以上のところでの使用を前提にしたものばかりです。
出典元
ブラックレーベル - Hilleberg(ヒルバーグ)公式サイト by エイアンドエフ
その様な日本ではまず経験することのないような過酷な環境でも最後の砦として機能するテントなのに自立式ではなく非自立式が採用されております。
なのできちんとした設営ができれば非自立式でも全く問題ない事は証明されております。
2、設営が簡単な製品が多い ポールが1本の製品が多いので雨や風が強い場合でも風上側をしっかりペグダウンしてからポールを1本通しての設営で完了する事が多いです。
上記のヒルバーグのアクトも設営には手間取る事はほぼありませんでした。
3、撤収がとても早い 設営がはやいという事は撤収もはやくて楽ちんです。
同じくアクトの撤収する際もガイラインを緩めて、ポールを抜いて、四隅のペグを抜いて丸めて、スタッフサックに入れて終了です。
雪中テント泊ですので余計な汚れも気にしないので2分ほどで終わります。多分近くの人はぇっ?もう片付け終わってるよ!!と思う事でしょう。
撤収が早いと玄人感がすごく出て良いと思います。
4、自立式でも絶対にペグダウンは必要 たまに初心者の方は勘違いをしている場合もありますが、ポールだけで立つ自立式のテントでもペグダウンは絶対に必要になってきます。
上記のテントはヒルバーグのウナですが、やはり絶対にペグダウンは必要になってきます。
5、ペグダウンが絶対にできない場所は滅多にない 非自立式テントでペグダウン出来ずに難儀する場合もありますが、 上記の様なサイトであってもそこらじゅうにあります石を利用して巻きつける事で自立式テントでなくてもきちんと設営する事は可能です。
少しだけ要領が必要になってきますが、公園などにて一度石を利用しての設営などを練習すれば問題なくできると思います。
逆に自立式テントだろうがこの様なサイトでも強風が吹く可能性はありますので絶対に重しなどでテントが吹き飛ばされないように対策する必要があります。
非自立式テントで困る事
1、ペグダウンが必須なので設営面積が必要 非自立式の場合は基礎の土台となるフロアの4隅にペグダウンと、耐風性を上げるためにガイラインを張る製品がほとんどです。
と言いますか自立式テントでも省略する事は不可能ですが。でもやはり自立式に比較してやや長めにガイラインを伸ばす必要の製品が多いので上記のようなサイトや厳冬期の雪山での設営になるとやや困ることがあります。
ですが自立式に比べて多少時間が必要なだけであって、設営不能な事はそうそうありませんそこまで気にしなくても良いかとは思います。
2、ガイラインが外れると倒壊の危険性がある
非自立式のテントはガイラインでフライシートなどの空間の形を保っているものがあったりしますので、混雑したテントサイトでの使用は場所によって人の往来が多くなります。
視界も悪い夜間などにガイラインに引っかかってしまい外れてしまい、中の空間が潰れてしまう恐れがあります。
対策としては可能ならあまり人の往来がない場所を選択するようにするか、ものすごく反射するガイラインの使用や、追加でライトなどをつけるなどの対策がおすすめです。
もし仮に前室で調理中に倒壊すると火事になる危険性がありますのでご注意を!!
3、フロア面積がやや大きい
非自立式テントの場合は主に海外メーカーの製品が多いので大柄な体型の欧米人を対象にしたフロア長があります。なのでアルプスのような狭いテント場を想定した場所が少ないので、ゆとりのある空間を想定した製品が多くなっています。
ですので居住性はやや良いのですが、連休や紅葉時期などの超人気サイトでは四苦八苦してしまう可能性もでてきます。
4、製品の選択肢が少ない
基本的に国内メーカーが取り扱っている軽量な山岳用テントは自立式のドーム型テントが大多数で、非自立式のテントとなると国内ではツェルトなどがメインとなってきます。
それに対して海外メーカーの製品となると、かなり多種多様な非自立式のテントが販売されているので製品を選択する場合に迷うことがあるかもしれません。
非自立式テントを使用するための対策
1、強力なペグを準備する 非自立式テントを必ずペグダウンするためにも地面への貫通力に優れたペグを別途準備するのがベストです。
もちろん純正のペグでも強力なものはありますが、やはりそれ専用の製品を購入する方が良いと思います。
中でもオススメなのが五寸釘みたいな形をしたネイルピンペグが良いと思います。
この製品はチタン製で20cmもの長さなのに1本18gと軽量なのに釘に近いぐらいの貫通力があるので非常に重宝して使用しております。
ちなみに私は軽量化とコンパクトさを優先して最初についていたオレンジ色のガイラインをとって赤色のビニール紐をつけております。
こうすることで芝生の中でもすぐに見つけることができますのでお勧めです。
赤色は自然界の中でも少ない色ですので判別しやすくて他の人が蹴つまずくこともなくなりやすいと思います。
ちなみに地面がけっこう硬いところでがんばって打ち込んだ時に1つだけ負けてしまって歪んだことがありますが、単純な形をしているので曲げて戻すことも簡単でした。
naka350z.hatenablog.com もう一つお勧めしたいのが以前レビューでも紹介しましたが、打刀と言うステンレス製のペグがありますが、これも超強力な攻撃力を持っておりますので使用できない場所はほぼないと思います。さすがにアスファルトには無理ですが・・・
でもめちゃくちゃ攻撃力はあります。ただ上記のチタンに比べると重量が倍ぐらい違うので最近はやや出番が少なめになっています。
2、細引きを用意する
次に私がお勧めしたい方法が別途準備しなければいけませんが、ガイラインもしくはショックコード(ゴム紐)を利用して石などに巻きつける方法です。
これはショックコードが1つで重量6gと非常に軽いのでひとつのテントに10個、また予備として3つ4つ追加で持っていたとしても100gにもなりません。
あまり大きな負担にはなりませんので、とてもオススメな方法だと思います。
私が一番簡単かなと思うのがショックコードの方を用意して石などに巻き付けてコードロックを締め付けて後はカラビナで引っ掛けて止めるだけで完了となります。
ちなみに石が見つからない場合でもあまり風が吹かないような場所だと、大きめな木を使ったりとかして固定することも可能になりますので楽ちんかと思います。
風上側のほうは念のために二重に設置して対策するのも良いと思います。
3、設営の練習をしておく いくら設営しやすく対処したとしてもいきなりこれで設営のやりにくい場所でテントを設営するにはリスクがあるので、まずは公園などで大きめな石などを使って建ててみる練習をするのが良いかと思います。
これはテント本体に直接ショックコードを取り付けしておいてすぐに石に巻き付けれるように対策済みにしております。
もちろんペグを使った練習も良いでしょうが、ペグはぶち込んだら良いだけなのでそんなに困らないかなとは思います。
非自立式テントの選択肢
ここでは日本国内で一般的に入手可能な非自立式テントをひとまずあげてみましょう。
調べても良さそうでしたのですが、ぜつえんアウトドアさんが非常に詳しく丁寧に多種多様に一覧にしておられますのでそちらを見たほうが確実に早いでしょう。
出典元
軽量ソロテント300個以上を比較!あなたの欲しいテントが見つかる! | ぜつえんアウトドア
そこから日本国内で購入することのできる非自立式テントをピックアップさせて頂きました。
基本的にはシングルウォールでも前室が設定しているものとダブルウォール式の製品を紹介しております。
○TERRA NOVA レーザーパルス1 ダブル 非自立 485g 525g ¥65,780 非メッシュ
○Nordisk ロフォテン 1 ULW ダブル 非自立 490g 565g ¥132,000 非メッシュ
○MSR カーボンリフレックス1 ダブル 非自立 660g 790g ¥69,300 メッシュ
○Big Sky International Wisp 1P MV ダブル "非自立 (トレポ)" 665g ¥35,200 メッシュ
○Tarptent ProTrail ダブル "非自立 (トレポ)" 690g ¥49,500 メッシュ
○Six Moon Designs LUNAR SOLO ダブル "非自立 (トレポ)" 740g ¥46,200 メッシュ
○LOCUS GEAR Khufu HB ダブル "非自立 (トレポ)" 750g ¥58,000 メッシュ
○ZEROGRAM INYO TIPI ダブル "非自立 (トレポ)" 750g 1240g ¥63,800 モノフィラ
○Nordisk テレマーク 1 ULW ダブル 非自立 770g 220㎝ ¥132,000 非メッシュ
○KAILAS Dragonfly Cuben 2 シングル+前室 非自立 770g ¥88,000 防水
○Pre Tents Soloist ダブル "非自立 (トレポ)" 790g 1009g ¥45,100 メッシュ
○HYPERLITE Mountain Gear DIRIGO 2 ダブル "非自立 (トレポ)" 794g ¥121,000 メッシュ
○Nordisk テレマーク 1 LW ダブル 非自立 830g ¥99,000 非メッシュ
○MSR カーボンリフレックス2 ダブル 非自立 840g 990g ¥84,700 メッシュ
○TERRA NOVA レーサーコンパクト1 ダブル 非自立 860g 970g ¥57,200 ハーフメッシュ
○Nordisk テレマーク 2 ULW ダブル 非自立 880g ¥154,000 非メッシュ
○ZEROGRAM Thru Hiker 1p ダブル 非自立 947g 1076g ¥53,900 メッシュ
○Nordisk テレマーク 2 LW ダブル 非自立 950g ¥110,000 非メッシュ
○Tarptent MoTrail ダブル "非自立 (トレポ)" 964g ¥50,600 メッシュ
○HILLEBERG エナン ダブル 非自立 970g 1200g ¥90,200 非メッシュ
○Luxe Mini Peak II ダブル "非自立 (トレポ)" 1000g 1500g ¥15,400 ハーフメッシュ
○Tarptent Rainbow ダブル 非自立 1020g ¥57,200 メッシュ
○HELSPORT Ringstind Superlight 1 ダブル 非自立 1040g ¥104,500 非メッシュ
○Naturehike Taga 1 シングル+前室 非自立 1060g ¥11,900 撥水
○Nordisk テレマーク 2.2 LW ダブル 非自立 1100g ¥132,000 非メッシュ
○TERRA NOVA レーサーコンパクト オールシーズン1 ダブル 非自立 1110g 1440g ¥64,900 ハーフメッシュ
○HILLEBERG アナリス ダブル "非自立 (トレポ)" 1200g 1400g ¥83,600 非メッシュ
○LOCUS GEAR Khafra HB ダブル "非自立 (トレポ)" 1210g ¥71,800 メッシュ
○Naturehike Taga 2 シングル+前室 非自立 1215g ¥13,900 撥水
○Luxe Sil Hexpeak V4 ダブル "非自立 (トレポ)" 1260g 1344g ¥19,800 ハーフメッシュ
○THE FREE SPIRITS LIBRA 2 ダブル "非自立 (トレポ)" 1290g 1420g ¥32,780 メッシュ
○HILLEBERG アクト ダブル 非自立 1300g 1700g ¥81,400 非メッシュ
○Tarptent Rainshadow 3 ダブル 非自立 1330g ¥70,400 メッシュ
○Naturehike Force UL2 ダブル 非自立 1350g メッシュ
○FJALLRAVEN Abisko Lite 1 ダブル 非自立 1380g 1650g ¥82,500 メッシュ
○TERRA NOVA レーサーコンパクト オールシーズン2 ダブル 非自立 1420g 1700g ¥72,600 ハーフメッシュ
○THE FREE SPIRITS YOTO PRO ダブル 非自立 1420g 1550g ¥68,200 メッシュ
○Pre Tents Mega ダブル "非自立 (トレポ)" 1450g 1700g ¥68,200 メッシュ
○HILLEBERG アンヤン2.0 2 ダブル 非自立 1500g 1700g ¥99,000 非メッシュ
○Snugpak イオノスフィア ダブル 非自立 1520g ¥27,280 メッシュ
○tent-Mark DESIGNS パンダライト ダブル "非自立 (トレポ)" 1550g 1940g ¥25,080 メッシュ
○WILD COUNTRY ゼフィロスコンパクト1 ダブル 非自立 1570g ¥19,800 メッシュ
○EXPED Vela I extreme ダブル 非自立 1600g 2000g ¥57,200 非メッシュ
○Nordisk スゥワルバード 1 SI ダブル 非自立 1700g ¥66,000 非メッシュ
○Luxe Sil Hexpeak F6e ダブル "非自立 (トレポ)" 1750g 1834g ¥28,300 非メッシュ
○Naturehike OPALUS 2 ダブル 非自立 1800g ¥19,900 非メッシュ
○Luxe Sil Hexpeak F6 ダブル "非自立 (トレポ)" 1830g 1914g ¥23,800 ハーフメッシュ
○WILD COUNTRY ゼフィロスコンパクト2 ダブル 非自立 1850g ¥24,200 メッシュ
○FJALLRAVEN Abisko Shape 2 ダブル 非自立 1900g 2320g ¥99,000 非メッシュ
○Luxe Peak Arch ダブル 非自立 1900g 2080g ¥23,500 ハーフメッシュ
○Luxe Mini Peak XL ダブル "非自立 (トレポ)" 2000g 2215g ¥23,100 非メッシュ
○Luxe Mini Peak XL Silver White ダブル "非自立 (トレポ)" 2000g 2215g ¥16,900 非メッシュ
○HILLEBERG ナロ2 ダブル 非自立 2000g 2400g ¥110,000 非メッシュ
○Snugpak ソロ ダブル 非自立 2000g ¥19,580 メッシュ
○tent-Mark DESIGNS パンダ ダブル "非自立 (トレポ)" 2260g ¥22,330 メッシュ
○HILLEBERG ナマッジ2 ダブル 非自立 2300g 3000g ¥118,800 非メッシュ
○VAUDE Arco 1-2P ダブル 非自立 2300g 2400g ¥22,000 メッシュ
○WILD COUNTRY フーリーコンパクト2 ダブル 非自立 2450g ¥26,400 メッシュ
○DOD ライダーズワンポールテント ダブル "非自立 (トレポ)" 2600g ¥19,400 メッシュ
○Naturehike Cloud Tunnel ダブル 非自立 2600g 非メッシュ
○Snugpak スコーピオン2 ダブル 非自立 2700g ¥42,680 メッシュ
○WILD COUNTRY フーリーコンパクト2 ETC ダブル 非自立 3100g ¥35,200 メッシュ
○DOD ショウネンテント ダブル "非自立 (トレポ)" 3200g ¥29,800 メッシュ
○HELSPORT Fonnfjell Pro 2 ダブル 非自立 3220g ¥101,750 非メッシュ
以上になりますが、後半はどちらかというとベースキャンプ型のテントが多い感じになっております。
まとめ
非自立式テントというと設営が少し難しくて初心者にはハードルが高いのではないのではという印象を持っている方が多いかもしれません。
しかし、それは10〜20年前にはその様なテントとなると日本ではまずツェルトしか選択肢がなかったのが影響しているかもしれません。
確かにツェルトだと設営には経験とコツが必要になり、それならどこでも確実に建てることのできる自立式のダブルウォールテントになるなと思うようになって、皆さんは一様に使用してきていたと思います。
ですが近年本当に上記でも紹介したように各メーカーからいろいろなタイプの非自立式テントが出てきておりますし、ガレージブランドからも大手メーカーでは出来ないような意欲作がありますので本当に迷ってしまうと思います。
そして私が一番魅力的に感じるのが自立式ダブルウォールだとどれもほぼ同じ見た目の製品が多い中、非自立式テントになると似たような形がとても少なくて混雑したテント場でもすぐに見つけられるなど非常にユニークなものが多いのが良いと思います。
全ての人に勧めれるわけではないのは重々承知しておりますが、魅力的な製品が本当に多いのでぜひ気に入ったタイプの非自立式テントを見つけて素敵なテント泊にしてみてください。