キャンプやテント泊登山などの時などには必須装備になりますランタンですが、今回紹介します製品は既存製品の中でも抜群の小ささとヘッドライトにも使用可能になる超絶便利な5050WORKSHOPのMICROLIGHTをレビューしていきたいと思います。
製品の情報
手のひらサイズのパワフルな極小フラッシュライト&ランタン。
フラッシュライトは4段階の明るさ調節が可能で最大350ルーメン(インスタントモード)の明るさ。
ランタンは昼白色と電球色の切替が可能でそれぞれ3段階の明るさ調整ができます。 70ルーメンと小さいながらもしっかりとした明るさを確保。
本体にはマグネット内蔵でちょっとした作業などでも活躍します。 付属品のクリップを併用して帽子のつばに取り付ければヘッドライトとしても使えます。 蓄光ボディなので、ライトを消した後も本体が光ります。
■ACCESSORIES ・専用USB-Cケーブル ・ユーザーマニュアル ・マルチクリップ
■COLORS ・WHITE
■SPECS ・サイズ:H64×W16×D16mm ・重量:約20g ・素材:ABS樹脂 ・色温度:ハンディ 白色、ランタン 暖色/ 昼白色 ・防水レベル:IP44
製品の実測情報
まず実測の重量は20gと非常に軽量で、大きさも小指ほどのサイズ(H64×W16×D16mm)ととても持ち運びやすく思います。
逆に小さ過ぎて適当にポケットに入れてしまうと行方不明になってしまいそうに思ってしまいます。
次にこのライトの構造を少しみていきましょう。
まずこのボディは防水レベルがIP44となっており水に対する効果は、いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けないとなっておりおそらく暴風雨でなければ問題なく使用可能なレベルかとは思います。
まぁそんな時に真っ暗闇の中を移動するなんて無謀でしかないので、やはり多少の雨に対応できるぐらいで十分でしょう。
右にカラビナなどをつけれる回転式のDリングがあり、この頂点部分はマグネットが内蔵されていて色々な物につけれる事ができます。例えばワンポールテントなどを使用しているのでしたらその真ん中のポールにくっつける事ができるでしょう。
そして左側の黒いのがスイッチになっております。使用方法は1秒ほど長押しするとインスタントモードで先端のフラッシュライトが強力(350lm)に点灯します。
通常のフラッシュライトを使用するのは素早く2回クリックすると点灯します。しかしちょっと反応はシビアで本当に素早くクリックしないといけませんので少しコツが必要には感じます。
点灯した後は最弱(15lm)→弱(30lm)→中(60lm)→強(150lm)を押す毎に切り替わっていきます。長押しすると消灯します。
次にランタンモードの使用は3回素早くクリックをして点灯します。同じく点灯した後は強(70lm)→中(30lm)→弱(15lm)を白色と暖色をそれぞれ繰り返していきます。
フラッシュライトはこの様になっております。
充電はここのキャップを開けると端子口が出てきます。USB-Cが採用されていますが、ただ一点注意しないといけないのがここのボディ部分が少し膨らんだ形状のため通常のタイプCのケーブルですと6mmのため届かないので付属しているケーブル(7mm)を使用する事になります。
なのでそれ専用にケーブルを使用したり持ち歩くのも無理なので私は差込口の膨らみをヤスリで削りました。これで普通のタイプCのケーブルも使う事ができる様になりました。
最後にこのマイクロライトの最大の特徴だと思っておりますクリップですが、これは金具によってつけたり外したりと簡単にできる様になっております。
後嬉しいのがこのクリップ本体に装着すると段差がほとんどなくなる様に工夫されており持ち運ぶ際もほとんど気にはならなく非常に良かったです。
●稼働時間について
それぞれのライトの強さ(ルーメン)とおおよその使用可能時間を表にまとめました。
|
フラッシュライト |
ランタンライト |
最強 |
350lm 0.2h |
ー |
強 |
150lm 1.5h |
70lm 1.5h |
中 |
60lm 2.5h |
30lm 2.5h |
弱 |
30lm 3.5h |
15lm 6.5h |
最弱 |
15lm 8.0h |
ー |
やはりこの超小型のボディなので採用されているバッテリー容量は少なめなのでしょう。ちなみにおおよその充電時間は2時間とその分早く完了できるかと思います。
●キャップへの取り付け
個人的にこのマイクロライトの使用が非常に気に入った点がこのクリップを使用して帽子に取り付け可能か点になります。
参考に使用したこのOMMのカムレイカキャップは完全防水キャップなのですが、ツバが短めのため通常の位置で取り付けるとオデコに当たってしまうので上記の様にすると干渉しなくなります。
この使用方法が非常に便利でしてヘッドライト(以下ヘッデンと呼んでいきます)として使用可能になります。
室内で使用したので明るく見えますが最弱の15lmでも非常に明るく見えて夜間にテント内で食事をしたりとか就寝前に過ごす時間とかにはめちゃくちゃ便利で良かったです。
やはりランタンだとライトの光が届かない死角ができますが、これだとヘッデンがわりに使用可能なので本当にノンストレスでよかったです。
やはりコンパクトなヘッデンでも普通は80g近くあるでしょうし、何より装着した時の感触が私は非常に苦手で、またすぐに取り付けも難しいのでこの帽子をかぶるだけで使用可能なのは想定していた以上に楽でまた取り付けた時の重さもほとんど感じなくてノンストレスです。
ただ一点不満なところはこの使用中に光る緑色のライトがヘッデン使用時に地味に気になってしまう点です。
対策としてなるべく光が視界に入らない様にキャップに取り付けておりますがそれでも少し気になってしまうのでそこが唯一不満な点ですね。
●蓄光素材を採用した本体
次にこのマイクロライトは蓄光材を使用しているので日が暮れてきたり、使用中に光っていた緑色の光を蓄積していくため消灯後も上記の様に光ってくれます。まぁと言っても夜中に起きた時に探すには光っていないですが。
それでも日光を浴びた直後ですと上の写真の様に強力に光ってくれて何かと散らかりがちなテント内でも一発で発見できるためめちゃくちゃありがたいです。
これだけ明るいと1時間ぐらいは光続けてくれる様に思いました。
ライトの強さの比較
参考までにそれぞれのライトの強さの違いを見ていきたいと思います。
最初は最弱15lmの場合の見え方です。これだと別にテント場で足場の悪い場所でも夜間トイレに行ったりするのにも十分問題ないレベルです。
次が弱の30lmです。これぐらいだとやや道のわかりづらい登山道でも行動可能な明るさかなとは思います。
次に中の60lmの場合です。
最後に強の150lmの場合です。これだと不明瞭な樹林帯でもなんとか行動可能な明るさなのかなとは感じます。まぁ夜間に樹林帯を一人で行動するのは小心者の私には無理なので緊急時にぐらいでしょうが・・・
次にランタンモードの明るさについてです。それぞれ強(70lm)の強さで見てます。
まずは暖色系のライトの場合です。
次に白色系のライトの場合です。
個人的には暖色系のランプの方が好きですね。白色系はほとんど使うことはなさそうに思います。
まとめ
ランタンやヘッドライトなどは使用環境や使用目的などによって非常に良い製品でも使いにくくなってしまうために一概にこれが最強だ。とはならないのが難しいところではありますが、今回紹介しました5050WORKSHOP MICROLIGHTは本当に個人的に素晴らしくて、①超小型で超軽量、②ヘッデンにもなる、③蓄光ボディが地味に便利と実際に使用してみて非常に恩恵を感じました。
似た様な小型の製品は多数あるかとは思いますが、2泊3日程度の使用ならなんとかギリギリ使用時間も持ってくれそうなので今のところ最強のランタン兼ヘッデンで装備の軽量化に大いに貢献してくれております。
ちょっと手短に荷物の軽量化をしてみようかなとお考えの人がおりましたら3,960円と微妙に高いですが金額以上に素晴らしい製品だと私は思いますのでぜひ装備の一つに加えてみては如何でしょうか✨✨✨