HyperLite Mountain Gear Dirigo2の雨天時の使用レビュー
先日出かけた際に雨が降っていてハイパーライトマウンテンギアのディリゴ2の雨天性能を試すには絶好かと思い新神戸駅から徒歩で40分ほど歩いて簡単にですがキャンプしてきました。
場所は新神戸駅から北に登山道を登って行き市ケ原という場所でデイキャンプに使用する方が多いみたいで、土日とかになるとテント泊で利用する方もいる様です。私がいったのは平日でさらに雨でしたから利用者は誰もおりませんでした。
河川敷の少し広場になっているところでしてソロテントが約10張ほどでいっぱいになる感じであまり大きくはないと思います。すぐそばにトイレと自販機がありさらに土日には売店も営業している様です。
到着した時間が買い物とかによってからでしたので夜10時以降になってしまっておりました。ですがやはりDirigo2は設営がしやすいですのでペグが刺しにくいところとわかっていましたので持って行かずに石だけを使用して設営しました。小雨でしたが約10分ほどでできました。やはり悪天候時でも設営しやすいのはだいぶん助かります。
●当日の天気
当日の天気ですが割としっかり雨が夜間には降っておりました。
これは朝方に明るくなってきたので中から撮ってみました。跳ね返りや浸水は一切なかったのですがこれだけの湿度ならどうしても結露が発生するのでそれが滴り落ちてきて少しフロアに降ってきたりはしました。
もう一つ問題点がありましたが白色のテントはあまりなくものすごくカッコ良いのですが虫が多い時期になり最初の使用でしたがコバエやいろいろな虫が寄ってくるのであまりメッシュを開けての使用ができにくかったです。
●テント内での過ごし方
フロアの広さはこうなるのでやはり1人で使用するのが一番ゆったりで雨でもかなり快適な空間になります。2人での使用はぴったりって感じですね。フロア長が223cmだとシュラフが頭側も脚元側も触れなくちょうどっていう長さに思います。やはりこれががもう10cm短いとちょっとシュラフは触れてしまうでしょう。
ちょっと散らかっていますが左からハイパーライトマウンテンギアのスタッフバッグ・モバイルバッテリーとフリーライトのブラストバーナーとアルコール燃料・アイマスク耳栓にジップロックに細かい備品・浄水器と食料を入れているサコッシュ・キューベンのスタッフサックに着替えという感じにはなっています。
●撤収
撤収時も雨が降っておりましたが、普通のシルナイロンのフライシートですと水をとても含んでしまいますがキューベンファイバーの生地ですと畳む前に一度思いっきりバッサバサと振り水分を飛ばしてから折りたたんで行くと思ったよりはコンパクトにしまう事はできました。
●まとめ
結局設置から撤収までの使用時間は8時間ぐらいでほとんどの時間雨が降っており時折雨脚が強い時がありましたが全くもって大丈夫でした。本当にキューベンファイバーは雨にめちゃくちゃ強く、テントの形状もとっても風に強いので素晴らしいと思います。もっと雨が降り続く状況を踏まえるといいのですが、なかなかその様な時間がないので今回経験したぐらいしか今後もあまりないように思ってしまいます。もし今後あるなら嵐の様な時に稜線のテン場で経験してみたいなと思っております。