ネイチャーハイク バッグパック Rock 60L+5L Backpack レビュー
本日はAmazonで購入しましたネイチャーハイクのバッグパックを紹介したいと思います。
このザックはぜつえんアウトドアのぜつえんさんが紹介しておりました物で
https://www.zetuenlife.com/entry/amazon-ts-2007
一目見た瞬間からこれはいいなと思い直感的にこの値段でならバーゲンプライスだと思いすぐに購入することにしました。
それでは細かい作りをいろいろ見ていきたいと思います。
私は発送まですぐでしたのでアマゾンで購入しましたが翌々日には到着して6,900円で買うことができました。
同じくアリエクスプレスでも購入できる様ですが金額はほぼ同じぐらいで海外発送ですのであまり魅力的にはなりませんでした。
アリエクスプレスならこちらになる様です。
https://ja.aliexpress.com/item/4000836381566.html
製品の説明
ブランド: naturehike
名: rock シリーズ 60L ハイキングバックパック
モデル: NH19BP095
材料: 耐引裂性 420D ナイロン生地
重量: 約 1.16 キロ
最大荷重: 15 キロ
容量: 60L
サイズ: 26cm × 18cm × 53cm
色: 黒
上記の情報はアリエクスプレスの掲載しておりましたものです。
ここからが私が実際に見たものになります。
まず私の持っている一番大きいシュラフであるイージスマックスのウルトラを入れてみてMaxの大きさをイメージしてみました。画像で見た以上に実物は大きく感じます。正直背面長のサイズがワンサイズしかないのはマイナスポイントです。欧米人をメインターゲットにしているので私みたいな165cmで50kgの体型だとかなり大きいです。同じ容量で重たい物を想定した場合はグレゴリーのディバ70 Sサイズの出番ですね。ただ夏山装備で適当にザックの中に放り込んでさっさといきたい場合はこのザックの作りは非常に良い様に思いました。
私の持っている装備でテントをヒルバーグのソウロとかにしても内容量が食糧・水込みで10kgぐらいで4泊5日ぐらいで十分行けそうですのでこのザックの想定重量15kg以内には十分であると思います。
ちなみに大型ザックで一番重要なウエストベルトはクッション自体はしっかり厚みのある物でしたが流石にグレゴリーのバルトロやディバに比べると貧弱です。
ただここからは私の個人的な思いなのですが最近の装備でテント・シュラフ・インシュレーション・マット・ストーブとクッカー・食料を軽量性を少し考えた物を揃えるだけであまり高額でなくとも十分軽くできると思うのでザックの重さを含まずに10kg以内で十分可能であるとは思います。
ですのでこれぐらいのウエストベルトの作りでも一般的な夏山のアルプスのルートだと十分問題ないとは私は思っております。もちろん超軽量でコンパクトにできればザックの重さはもっと軽量な物を選択できるでしょうがそれにはお金もかかりますし、パッキング技術もだいぶん難しくなると思うので、このぐらいのゆとりある大きさのバックパックの中に放り込んでパッキング可能なのは初心者には重要なことだとは思います。
このザックを最初に背負って一番最初に感動したのがこのショルダーパッドについているポケットでした。
このポケットはパッドに直接縫い付けられていてそしてサイドと底がメッシュになっており理想的な作りで大きさも500mlのペットボトルがちょうど入る大きさ(これ以上容量が大きくなるとバランスが悪くなる)
でコードもついておりスマホやコンデジを入れるには申し分ないと思います。欲を言えば両方についていたら個人的には嬉しかったです。
次にウエストベルトのポケットはグレゴリーのバルトロとかに比べると比較的大きく私のiPhone Xもちょっきし入りました。まぁここには行動食とゴミを入れるのが一番いいのではと思います。
そして安い金額で購入したのであまり期待しておりませんでしたが、ウエストベルトのバックルはこんな感じでかなり質感がよくとても良かったです。ジッパーも滑らかに動きとても使いやすいです。
次にザックのサイドポケットですが私は持っておりませんがナルゲンの1Lのボトルがジャストサイズの大きさかと思います。
参考までにコンパクトにまとめたハイパーライトマウンテンギアのディリゴ2を差し込んで見たら意外に行けました。実際には片方にボトルで、もう反対はテントポールがいい使い方だと思います。
そしてコンプレッションベルトもしっかりしており、しっかり絞れる様になっていましてさらにこのバックルもウルトラライト系のメーカーでよく使われておりますパーツでとても使いやすいのがついておりました。
次はトレッキングポールを刺したりする時に使いやすい様にループがついており、ショックコードで落ちない様に簡単に使える工夫がしておりました。もちろん左右にあります。
そしてこのザックの1番の特徴でもあるメッシュのポケットがかなり使いやすいです。伸縮性のあるメッシュ生地に入り口がきちんとゴムバンドでなっているのでとても使いやすく参考までにディリゴを放り込んで見ました。容量は5Lほどで濡れたレインウェアやインシュレーション・ウインドシェルなどが一番使いやすいでしょう。
そしてその上にありますネイチャーハイクのロゴの裏にもポケットがあり、山と高原地図がすっぽりと入る深さでしたので、ヘッドライトやファーストエイドキッドを入れるに一番使いやすい大きさかなと思います。上のコードを止めていましたら落ちる心配もないと思います。
上にはクローズドセルマットを固定するのにちょうどいい長さのコードがついておりますので使いやすいと思います。
次にメイン気室へのアクセスですが一般的な雨蓋式の物ではなく、個人的に好みのロールクロージャー式のタイプです。
この様に巻き上げて左右でバックルで止めるので中の荷物が多い時でも落ちる心配は少ないです。
またあまり使わないでしょうがこの様にも閉じることはできますがすっきりした見た目にならないので私は使わないでしょう。
Maxまで伸ばすと90cmぐらいまでなり相当大きな容量になります。
中には何もポケットはなく、ハイドレーション用の固定フックもついていないのは若干惜しいです。個人的には使うことはないので問題ありませんが、必須の人は対策が必要でしょう。
ポケットがついていない代わりにアルミのフレームが入っており首の部分はカーブがついており結構体にフィットするサイズ感だと思います。
中にディリゴ2を放り込んでみたいサイズ感で幅35cmぐらいまでなら横に入れるのは可能な大きさかと思います。
背面は自転車用のザックみたいに背中に隙間が空くタイプではありませんが、メッシュ素材で必要十分のクッション材で背負いやすいとは思います。
ザックの身体へのフィッティングはそれぞれウエストベルト、ショルダーパッド、チェストベルト、肩上部にもありかなりしっかり密着できる様にはなっております。
本当に正直購入した金額から考えると相当クオリティが高いと思います。
そして驚いたのが縫製のほつれが1箇所だけぴょっこと出ていただけでそれ以外は大手メーカーと何ら遜色のない縫製で変な匂いもなくびっくりしました。
元々の定価はどうやらこの倍ぐらいみたいでアンダー7,000円でこのクオリティは衝撃を受けました。普通のテント泊ならこれで絶対十分だと思います。
他の人にも十分勧めれる物だと思います。これでさらにレインカバーも付属しております。
●まとめ
正直注文するまでは若干不安な部分を思っておりましたが、過去にネイチャーハイクの製品は今までにテントはVIK1にopalus3を購入してものは値段を考えたら少しいいのですが生地がだいぶん値段なりでちょっと期待外れであっただけにこのザックは購入して良かったと思っております。個人的にはこれは夏のアルプスに行くにはもっとウルトラライトに装備重量を削って行くのでこのバッグは徒歩キャンプや輪行キャンプなどに使用したい物だと思いました。