北アルプス5泊6日の縦走テント泊登山の計画
北アルプスの縦走テント泊。これは登山を楽しんでいる人にとっては非常に憧れるワードではないでしょうか✨✨✨
今年の夏山登山計画なのですが、溜まっていた有給消化をしないといけない都合もありましてかなり無理だろうなと諦め気味に申請をしてみましたらなんと6日間もの連続した夏休みを取れることになりましたので、それならとせっかくなので以前から恋焦がれておりました裏銀座縦走路と高天原温泉を入れ込んだ縦走計画を練ってみました。
山行計画日程
7/24(日)〜7/30(土)
私の仕事のシフトの都合で7/24の日曜日の朝7時までの勤務になり、そこからすぐに準備をして行動を開始する予定で現段階では計画中であります。
そして7/30の土曜日の夜20時からの勤務のため実質7日近い山行計画が可能となっております。
正直ここまで休みが取れるとは思っておりませんでしたので長くなってしまうと普段中々行くことのできない場所にどうして行きたくなってしまうので確定ルートが定まらず非常に困ってしまいます。嬉しい悩みでもあるのですがね・・・
登山口までの移動方法
当初は新幹線、特急を利用した計画を練っていたのですが、これだけ時間が出来てくるとわざわざ高額な電車代を出さなくても青春18きっぷを使用した移動ができそうなので可能な限り普通列車を使用した移動方法を考えてみました。
細かすぎてほとんど見えないでしょうが、性格的にかなり綿密な計画をするタイプなのでmacの表計算ソフトにて登山口までのアクセス時刻表を自分なりに作ってみました。
普通の人は新幹線や高速バスなどを利用してのアクセスでしょうが、私はわりと電車に長時間乗ったりするのも好きなタイプでまたかなり運賃も節約可能な18きっぷをメインにした時刻表で考え中です✨
1日目の日程
モルゲンロートの鷲羽岳めちゃ綺麗っすよね😆
すみません脱線しました。まずは初日のアクセスですが、3年前に計画したときは台風接近のため天気とくらしで予報を見てみますと標高3,100mの風速34m/sの爆風のため泣く泣く折立からのルートに変更した苦い思い出がありました。
その様な出来事があったため今年はどうしても絶対に裏銀座を通ってみたくなりそうなると必然的に入り口が高瀬ダムになってしまうためここまでのルートは現在では確定しております。
で、色々考えてネットで情報も調べたりしたのですが、なんせタクシーもしくは毎日アルペン号のバスでしかアクセス出来ないのがこのルートの大きな足枷になっております。
信濃大町駅に特急あずさが到着する時間帯などですとタクシーの乗り合わせが可能性が高く行けそうではありますが、そんな不確定な要素で無駄な出費もしたくないなと色々思案しておりました。そして思いついた案が以下の4パターンでした。
①、新幹線、特急を使用して一番乗車客の多い時間(信濃大町駅11:15着)に行きタクシーの乗り合わせに賭ける。
②、もし上記の①で無理なら徒歩で高瀬ダムまで歩いて(22kmの5時間)みる。もしくはヒッチハイクに賭けてみる。
③、①の時間で到着してみて扇沢行きのバスに乗車してなるべく近くのバス停まで乗車してそこから歩いて(17kmの4時間)みる。
④、これが全く盲点だったのですが、七倉山荘にテント泊し、ここのサービスで乗合タクシーサービスを利用してのアクセス。これだと料金が1,900円で利用可能で行けます。
そこで非常に色々思案してみたところこの結論に行き着きました。
1、烏帽子岳には興味はそれほどない。
2、烏帽子小屋のテント場どうしても宿泊する必要はない。
ということで、④の選択肢を使い、18きっぷと乗り合いタクシーの利用で運賃を節約し、翌朝AM3:00に行動開始すれば当日中に三俣山荘もしくは黒部五郎小屋にまでいけるのではと考えに至りました。
ちなみにこれコンパスのサービスを利用して計算してみると、AM4:00に高瀬ダムをスタートして裏銀座を通って水晶岳、鷲羽岳を通った場合三俣山荘にはタイム倍率1.0倍で18:55着と算出しました。
普通はテント泊装備で考えるものではないでしょうが、私の場合は下りは非常に遅いのですが、登りメインだと0.7倍ぐらいで歩いているので三俣山荘、もしくは黒部五郎小屋にまで頑張って次の日に行ってみようと計画中です✨
現在計画中のルート
少し大まかなルートではありますが、現在のところ思っている行ってみたい感じの場所を盛り込んだルートを考えてみました。
今回の山行計画では目的の優先度では①高天原山荘泊、②裏銀座縦走路、③黒部五郎岳がどうしても行ってみたい場所なのでそこをメインにしております。
1日目→家から信濃大町駅まで→乗合タクシーにて七倉山荘→テント泊
2日目→深夜起床で3時に出発→烏帽子小屋→裏銀座縦走路→水晶岳→鷲羽岳→三俣山荘泊or黒部五郎小屋泊
3日目→黒部五郎岳→太郎平→薬師沢小屋→大東新道→高天原山荘泊
4日目→雲ノ平→双六岳→西鎌尾根→槍ヶ岳→東鎌尾根→ヒュッテ西岳泊
プラン2
続いて2つ目のプランですが、程々登山はしておりますが実はまだ立山方面には行ったことはなく、3歳ぐらいの時に行ったことはあるらしいのですが全く記憶にないのでこの山域にも行ってみたい思いもありましてこちらを通ってみるルートも考えてみました。
1日目→家から信濃大町駅まで→乗合タクシーにて七倉山荘→テント泊
2日目→深夜起床で3時に出発→烏帽子小屋→裏銀座縦走路→水晶岳→鷲羽岳→三俣山荘泊or黒部五郎小屋泊
3日目→黒部五郎岳→太郎平→薬師沢小屋→大東新道→高天原山荘泊
4日目→温泉乃沢→赤牛岳→読売新道→奥黒部ヒュッテ→平の渡し→五色ヶ原泊
6日目→下山→立山黒部アルペンルート→富山→帰宅
という計画ですが、ちょっと4日目の平の渡しの時間に間に合うか微妙ではあるので手間の奥黒部ヒュッテで泊まって翌日に渡船にするかもという感じですね。
まとめ
いずれにしましてもこれだけ休みが取れるのは滅多にない事なので安全には十分気をつけて無理のない範囲で天候が悪ければ無理をする気も起きませんし、予備日もあるので上記のどちらかのプランで山行をしてみたいと思います。
次は今回の山行で準備した装備一式を紹介したいと思います。