なかちんのアウトドア活動記

一児の父ですが少ない休みの日に細々とアウトドアを楽しんでおります。つたない内容かもしれませんがご了承下さい。

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超軽量でコンパクトなクッカー エバニューのTi220 NH Demitasseデミダスカップの使用レビュー

f:id:naka350z:20211011010309j:image エバニューのチタンクッカーシリーズは多種多様な製品展開しており使いたいスタイルに応じて好みの大きさのクッカーを選択できる素晴らしい商品ラインナップで私も何種類か持っておりますし、更に追加で購入したくなってしまいます。

 今回紹介しますのはそんないろいろな製品がある中で最小クラスの大きさのクッカー"エバニュー Ti220 NH Demitasse"です。

 

製品の特徴

1、飲み物を飲むのに最小限の大きさの220mℓ

2、チタン製で超軽量

3、持ち手すらないハンドルレス仕様

 

公式サイトの情報

Ti 220 NH Demitasse

品番:ECA615

価格:1,760 円(税込)

「酒を呑むのにハンドルは無粋」と宣った、吞兵衛沢ヤの声で生まれた逸品。 ハンドルがないので様々な使い方シーンで活躍します。

サイズ:径75×深さ55mm

容量:220ml

素材:チタン(国内製造)

質量:30g

生産国:日本製

エバニュー公式オンラインショップ / Ti 220 NH Demitasse

 

製品の実測情報

f:id:naka350z:20211011010249j:image まずはこの製品の実測をみて見たいと思います。

 重量はやや公式より重く32gでした⤵️ これはその分頑丈に仕上がっていると思っておきましょう。


f:id:naka350z:20211011010259j:image 次に高さは57mm、直径は底の部分がφ76mm

 

f:id:naka350z:20211011010247j:image 上部のふちの部分がφ81mmでした。

 中の底の部分は1mmほど浮き上がっております。これはよく軽量なチタン製品に多いのですが、やはり真っ平にすると極薄のチタン製品は強度が出しにくくて歪んでしまう可能性が大きいのでこのような加工が多いみたいです。

 気にならないといえば嘘ですが、それでもほとんど引っかかったりする事はありません。


f:id:naka350z:20211011010301j:image 次に容量についてですが、これは製品名がそのまま満水時の大きさになります。

 上記の写真は軽量カップで正確に200mℓを計測して入れた状態です。ご覧のようにこのままでガスストーブなどで湯沸かしをしようとすると沸騰したらすぐに吹きこぼれてしまいそうになってしまいます。

 現実的にはこれだと160〜180mℓぐらいがちょうど良いぐらいでしょう。なのでさすがにこれでではカップラーメン(300mℓ)やカレーメシ(220mℓ)のお湯を一度で作るのは難しいでしょう。

 

実際の使用用途

f:id:naka350z:20211011010254j:image さてこれでだとこのクッカーは全く価値がないのですが、今のところ私は上記のようにセリアの両面アルミロールマットを自作し、それを保温材として巻きつけて使用しております。

 こうする事で中に熱湯を注いでスープや味噌汁、コーヒーなどを飲むのにすごく重宝しております。

 本当にこれを巻くだけで普通なら熱すぎて持てませんが、"ハンドルレスでも持てますし""口をつけても熱くない""そして冷めにくい"と良い事づくめです。

 そして追加重量はたった2g✨でクッカーの緩衝材となり運搬時にもカタカタ音がしなくなります。


f:id:naka350z:20211011010306j:image また冷めた場合には直接再度加温して暖かくできます✨


f:id:naka350z:20211011010242j:image このクッカーを導入するまでは私がテント泊する環境では寒冷なことが多いのでせっかく暖かいコーヒーなどが冷めないようにタイガーの魔法瓶"夢重力"200mℓを持っていっておりました。

 重さはかなり軽量なので不満はなかったのですが、幾分パッキングしにくい大きさでいつもどこに入れようか悩みの種でした。

 でもこのデミダスカップ220だといろいろな隙間に入れたり、クッカーに入れたりと汎用性が高く今ではコーヒー用のエースマグになっております。

 

実際の収納について

f:id:naka350z:20211011010244j:image 最近このデミダスカップを持っていく際の収納を紹介しておきます。

 これの時はストーブはフリーライトのブラストバーナーがメインです。緩衝材としてアルミロールマットをブラストバーナーに巻きつけてカップの中にinしてます。

naka350z.hatenablog.com


f:id:naka350z:20211011010304j:image こうすると隙間がなくなりガチャガチャ動いても音はしません✨


f:id:naka350z:20211011010256j:image あとはこれに自作の蓋をかぶせて完了です✨

 この蓋は多めにお湯を作ってデミダスカップに入れて被せておくと幾分冷めにくくなるかなとちょっと重宝してます。やはり軽さ優先でアルコールストーブを使用しているとまた再度湯沸かししようと思うとめんどくさいのです。

 その点便利さはガスストーブなんですが、ガス缶とバーナーの重さを思うとあまり持って行きたくないので💦


f:id:naka350z:20211011010252j:image その綺麗に収納したデミダスカップをジェットボイルスタッシュにこの様に入れて完成です。これでスタッシュ、ブラストバーナー、五徳のX-mesh、デミダスカップ、アルコール燃料(60ml)を入れて全部で300gです。

 ガスストーブも便利で良いのですが、個人的には155gも重たくなってしまうとやや躊躇してしまう重量さになってしまいます。

 もちろん長期間のアルプス登山とかを思うと燃費計算するとガスに軍配が上がりますが。

 

まとめ

f:id:naka350z:20211011010301j:image 人それぞれに最適なサイズもありますし、どんな計画で使用するかでも最適なカップの大きさは変わってきますので一概にこれが絶対におすすめです✨✨✨

 とは到底なりませんが、それでもこの必要最小限の大きさで30gちょっとの重量ならもう一つこのデミダスカップを持っていくのも十分有用であると私は思います。

 あまり値の高い製品でもないのでぜひ追加で購入かアウトドア好きな人へのプレゼントとして贈ってみるのも良いのではないでしょうか✨