北アルプス百名山全山縦走テント泊登山 装備編
いよいよ近づいてきました北アルプスの百名山縦走テント泊登山ですが、先日登山計画を紹介させて頂きましたが今回は大まかに何を持っていくか紹介していきたいと思います。
追記
この度無事北アルプスの全ての百名山を走破できましたのでこれから何回かに分けて紹介したいと思います。
使用ザック
普通の縦走登山ですと普段は軽量化にけっこうこだわりますが、さすがに今回は長期縦走というのもあり大きめのザックであるハイパーライトマウンテンギアのウインドライダー2400を選択しました。
普段はほぼ雪山専用な感じで使用していたのでグリーンシーズンにこの子を連れ出すのは実は初めてです✨
でもやはり実測値805gで最大荷重18kg(そんなに背負えませんが😭)、そして完全防水の製品なので安心感が最強です✨
使用テント
この長期縦走で選択したのは現在のところエーステントであるsamayaのradical1(693g)にしてみました。
厳冬期も使用可能な自立式完全防水の世界最軽量テント👍(財布もそれ以上に超軽量化可能ですが😂)もはやこのテントですと何の不安要素もありません✨
実際に実戦で何度も使用した感想ではポールをスリーブに抜き差しするのがやりにくいのと撤収時にDCFの欠点でもあります圧縮率の悪さがあってあまりコンパクトにしまいにくいのが挙げられますね。
それ以外の欠点はテント自体には責任はないのですが、超高額製品なだけにテントを破損させたくないのでポールが折れたりしない様に気をつけたり、スリーブ部分を突き破らない様にしないといけない事でしょうか。
あとこれだけの製品なので盗難に遭わない様に絶対に何時間もテントから離れたりしない様にしないといけない事ですね。普通ならベースキャンプとしてテントを設営後荷物をデポしてアタックに行ったり出来ますが、それを長時間するのが不安になる事ですね💦
使用するフットプリントはシックスムーンデザインのタイベックシートS(100g)をradical1のフロア面積に合うようにカットしました。軽量なのに撥水性が良くて石などの鋭利な角が擦れても破れにくくて素晴らしいです。
今回持っていくペグはMRSのカーボンステイク×4本(23g)今まで何度もテント泊に持っていっているのに未だに実践使用はなしなので今度こそは使います✨
使用シュラフ
続きまして使用する寝袋ですが、今回は最後の方にシルバーウィークの穂高あたりをいきたいので最低気温を-5℃想定として持っていく製品を選択してみました。
右上から順番に
①OMM MountainRaid100
②OMM MountainCore125(フリース部分のみ)
③OMM CoreSocks(自作)
④山と道 アルファライトパンツ
⑤エンライトイクイップメント トリッドフード
⑥ネイチャーハイク ダウンシューズ
⑦SOL エスケープライトヴィヴィ
おそらくマウンテンレイド100とコア125の組み合わせで0℃が快適温度、冷え込んだ時の予防としてエスケープライトヴィヴィをブーストとして使用する予定です。
長期縦走なのでダウンシュラフの選択肢は一切ないですね。やはり濡れても安心、すぐ乾く、シュラフに入っている時の気持ちよさはこのCoreシリーズの最大のメリットですね。軽いけどあんまり圧縮できないのがやや欠点ですが。
あと就寝時やテント場で着用するアルファライトパンツ、CoreSocks、ダウンシューズ、保険としてトリッドフードです。個人的にはつま先からの冷えが一番辛いのでやや重くなってもここは多めに持って行くことにします。カイロもいいのですが、一枚40gなのでもし仮に10枚も持って行くとそれだけで400gですからその分装備にかけた方が効果が高いかと思います😄
使用マット
続いて使用するスリーピングパッドは軽量さと寝心地のバランスを取って山と道のULPad15+にしてみました。Lサイズだとちょっと大きくなってしまうなと感じてメルカリで衝動買いしていたSサイズにしてみました。でもこれ製品誤差なのか公式の131gより30gも重く160gぐらいだったのでハズレ商品ですが😭
あと寝袋の中に入れて使用するパッド、山と道のULPad15(25cm×40cm 12g)を下半身用として使用します。ちなみにこれはテント内ではアルストを使用したりする時にテーブルとしても使用します👍 個人的に良い活用方法だと思っております✨
使用レインウェア
次に使用する雨具ですが、普段は収納性と軽量性を重視してOMMのヘイロージャケットを使うのですが、今回はさすがに長期間なので普通のレインウェアにしました。
まぁでもかなり軽い部類であるモンベルのピークドライシェル(177g)です。GORE-TEXのメンブレンが直接表面に露出しているので耐久性は低いのですが、2年半使用してそんなにダメージがないので今回の縦走でも十分だとの判断で持っていきます。
レインパンツですが、これは経験上別にGORE-TEXでなくても十分なので軽量性と汚れても良いとの判断でモンベルのバーサライトパンツ80g(初期型)にしました。
それとここで紹介しますが、防寒着のインサレーションはOMMのCoreHoodie(105g)です。0℃近くぐらいまでならレインウェアを着用すれば個人的にはこれで十分でしたので軽量性と収納性も考慮してこれを選択しました。
使用火器類とその他
最後にクッカーや火器、そしてその他の雑貨関係を見ていきましょう。
荷物はザックの中でバラバラにならないように無印良品で購入したトラベル用のサックで一つにまとめて収納するようにしてみました。
中に入れている製品は広げてみました。今回のクッカーはジェットボイルのスタッシュです。それにエバニューのチタンデミダスカップ220をスープや味噌汁を飲むように、持ち運びは中に今回使用するアルコールストーブのフリーライトのブラストバーナーとRSRのアルストの二個持ちにしてみます。燃料はバーゴの燃料ボトル(250ml)に予備で100ml。
写真に載せているのは右上からジェットボイルスタッシュ(131g)、燃料ボトル(224g、101g)、小物入れ(計493g)、パスタソース×5個(250g)、モバイルバッテリー(無印良品10,000mAh×2個 計386g)とケーブル、シリコンの容器(3coins 100g)、洗濯ハサミ×2個、ボディーシート、枕(イナーシャ ピローX 63g)、エバニューウォーターボトル1.5L(39g)、熊鈴(39g)、ヘッドライト(5050ワークス マイクロライト 21g)、マルチツール(レザーマン スクィートPS4 56g)、キャリーザサン ソーラーパフ(91g)。
続けて白色のULポーチに入れている物たちですが、右上から温度計、髭剃り(短くカット)、スタッシュのハンドル、予備の靴下(ストッキング生地みたいなモノ)、アイマスク、歯ブラシ、貼るカイロ(保険として)、下の段にいって、ハーフパンツ(SHMWオリジナル)、インスタントコーヒー、アルミホイル、絆創膏、ガムテープ(白色)、オイルマッチと包帯、アルスト用計量カップとビニール袋、デミダスカップ、アルスト2種
以上なところです。
以上をパッキングしてみてあとはもう少しだけ細々したものも追加になるでしょうが、とりあえずは仮計測で水抜き、食糧行動食込みでジャスト9kgになりました。
水はまだこれからですが、普段はこの半分のくらいの重さなのでさすがに水入れて10kgオーバーになりそうなのでちょっと辛いですね😭
ベースウェイトは?
これらの持っていくアイテムたちをまとてめ食糧をのけて計測してみたところおおよそ5.4kgとなりました。正直普段持っていくものに比べて非常に重くなってしまうのでまだギリギリまで悩み中のものがいろいろありますが、基本的なものはこれで決まっていますので一旦これで終わりたいと思います。もちろんこれには入っておりませんがストック1本とヘルメットは装備中のアイテムとして除外しております。
次回は準備した食糧をできれば紹介したいと思います。