皆さんスリーピングバッグの持ち運ぶ際にはどのようにして運搬しますでしょうか。基本的にシュラフはふわっふわになることで自分から出る暖かい空気をため込むことによって寒い野外でも暖かくして就寝することが可能になります。
しかし、それだけボリュームが増えるということはそのままの状態で持ち運ぶことはいくら大きな車であっても困難になるでしょうし、ましてやテント泊登山や自転車ツーリングなどなら尚更運搬可能な大きさは限度があるのでいかに小さくできるかが重要になってくると思います。
今回紹介しますはそんなシュラフの持ち運びに必須の製品である圧縮袋の代表的な製品であるイスカのウルトラライトコンプレッションバッグMサイズをレビューしていきたいと思います。
公式サイトの情報
まずは公式サイトの情報を見てみましょう。
底とフタには丈夫な素材を、胴にはシリコナイズド・コーデュラを施した軽量コンパクトなナイロンを使用。有効な装備圧縮アイテムです。
平均重量:140g
サイズ :φ18×48cm
カラー :ロイヤルブルー
製品 - ISUKA - イスカ 寝袋・シュラフの専門メーカー -
製品の実測情報
まずは私も持っている製品の実測をみていきたいと思います。重量は134gとなっております。
製品名にウルトラライトと入っておりますが、普段いかに荷物を軽く小さく快適に過ごす製品があるか色々考え検証しているタイプの人間からするとこの製品を購入して初めて持った時に軽い✨って感じたことは一度もありません。
最低気温が0℃想定の場合でもシュラフは325gほどのナンガのミニマリズム180しか使用しませんので春から秋口のテント泊だとモンベルのULスタッフサック2Lに適当に入れてオルトリーブのウルトラライト防水スタッフサックにグイって押し込んで圧縮するだけなのでこの手のコンプレッションバッグはあまり使用頻度が多くないのです。
まぁ一応メーカーがウルトラライトと言っているので軽いのでしょう✨
製品の構造について
次にこのコンプレッションバッグの構造を簡単に紹介したいと思います。
このバッグはコーデュラナイロンを使用した比較的丈夫なリップストップ生地(ブルー)に、さらに頑丈なコーデュラファブリックのキャップが上下にあり、下側は縫い付けられているような構造になっております。
残念ながらスタッフサックにはシリコンコーディングされておりますが、防水性は皆無ですのでザックに収納する場合は雨天が予測される場合にはナイロンなどに入れてあげてさらにザックカバーなどを使用して防水対策する方が賢明だと思います。
下側は中に入れたシュラフを引っ張りやすいようにループ状になっております。
あと感動したのが、私が今まで購入したコンプレッションバッグの中でこのイスカの製品は圧縮する際にこのとても丈夫なベルトが四方からぐるりと周回しており、強靭な力を加えても全く壊れる気配がないのが素晴らしいと感じました。
テント泊を始めた最初の頃にグラナイトギアのコンプレッションバッグを購入したのですが、これはベルトの付け根の部分がキャップに縫い付けられていただけなので、10回ほど使用してくるとなんとそこから引き裂けていき、最終的には千切れてしまい破損してしまいました。
ほんとショックでした。確か4,000円近くしたはずなのにこんな簡単に壊れたら山行中だとパッキングできなくなるやんと憤ったものです。
しかし、このイスカの製品だと壊れる可能性は極めて低そうだなと感じました。まぁその代わり140gとちょっと重いのですが・・・
コンプレッションベルトはこのように先端がループになっており、カラビナなども掛けられそうになっております。
またバックルから外すことも可能ですのでどこか一箇所外してあげるとキャップはかなり被せやすくはなります。
あとコンプレッションベルトとは別に上下に一箇所づつDリングがついておりますのでこれにカラビナやロープなどでザックの外付けや、自転車、オートバイなどに引っ掛けてつけることが可能になっているのかなと思います。
まぁ私はあまりそんなバッグの外にデカいものをつけておきたくはないのですが、やはりそれがあるだけで助かるって人はおられるでしょうね。
収納の仕方
では次にこのコンプレッションバッグに入れられるであろう最大サイズのシュラフの入れ方を紹介いたします。
このシュラフの詳細はこちらをご覧ください。
しかし入れる前から巨大すぎますね😅さすが-40℃近く対応のシュラフです💦
普通の人はこんなの入れようとはチャレンジする気も起きないでしょうね。
①シュラフを足元側から入れていく
コンプレッションバッグの使い方は至って簡単です。ただひたすら足元側から力技で入れていくだけです。
ただこれさすがに巨大すぎて普通の方法では入ってくれません💦
スタッフサックに入れる際に360度ぐるりと四方八方から底になるべく押し込んでいくようにしていきます。
本当にその時になるべく底に少しでも多く入れられるかが最後の時の苦労に変わってきます。
②最後に立って手首の付け根で押し込む
ここまでなんとかいきましたが最後のもう一押しができておりません。
ここで立ち上がって手首の付け根で体重を使用してもう一押し入れていきます。ここで重要になってくるのが最初のスタッフサックの底にいかに入れられているかなのです。
もうこの状態になってしまうと上からいくら体重をかけて押し込んでもそこまでは入ってくれませんので可能な限り最初に手を抜かずにしっかり入れておきましょう。
※この写真のは適当にやってしまい底に詰め込み出来なかったのできちんと収納出来なかった状態です💦
③ドローコードを締めてキャップをかける
そして次になるべく体重をかけたままコードを引っ張ってコードロックが解けないうちに括ってしまいましょう。
④ベルトを締めていく
次にコンプレッションベルトを締め上げていきます。
この時にただ力任せにベルトを引っ張るのではなく手首で体重をかけて、少しベルトが緩むのでその時にコンプレッションしていくと締め付けやすくはなります。
この時縦横交互にやっていくと多少は均等に圧縮はできるかとは思います。
⑤コンプレッション完了
これで圧縮が完了になります。これで圧縮前よりは6割ほど小さくはなったかと思います。
全長は33cmとなんとか60〜70クラスのザックのそこの部分に収納可能な大きさにはなるかとは思います。
少し形が歪ですよね😅でも仕方ありません。対応範囲を遥かに超えたシュラフでしょうからこうなってしまいますね。触った感じでではカッチかちになってしまっております。
ちなみに先日紹介しましたマウンテンハードウェアのファントムアルパインを収納したらちょうど良い大きさぐらいな感じでいけると思います。
収納可能なシュラフのサイズ
次にこのシュラフに入れられる大きさについてみていきましょう。
ちなみにこれはあくまで個人的に感じたサイズ感であって人によっては多少違うかとは思います。あと化繊だろうがダウンだろうがほぼシュラフの重さでサイズの違いはおおよそ把握可能かと思いますので購入する時はそれを参考にしていただければ良いかと思います。
600g以下・すかすかなサイズ感で使用バッグが大きく違うでしょう。コンプレッションしてもほとんど意味のないほど余るかと思います。ダウンパンツなどテント場でしか使用しないモノも入れてしまいましょう。
800g以下・少しスタッフサックにゆとりがあり、毎回コンプレッションベルトは限界まで使用するでしょう。若干性能を持て余し気味になるかと。
1,000g以下・ジャストサイズでこのコンプレッションバッグの性能を最大限に活用可能な大きさになると思います。コンプレッションベルトも頑張れば限界まで締め上げるかと思います。
1,200g以下・スタッフサックにしまうのに結構苦労する大きさになってくると思います。圧縮サイズも大きくなってくるのでもう一つ上の大きさのLサイズが良いかなと感じるかもしれません。
1,400g以下・完全に使用するコンプレッションバッグの大きさが小さすぎます。賢明に頑張ればなんとかいけるかもしれませんがバッグの破損もあり得る大きさになってくるとは思います。
ちなみに上記のMHWのシュラフは977gと1,000gクラスの大きさでちょうどやりやすくて適したサイズだとは思います。
以前持っておりましたナンガのオーロラ600DXは結構大きくてまた生地も40デニールとガサガサしていたのでやりにくくて収納するのにはかなり苦労する大きさでした。
またイージスマックスのウルトラ(1,490g)はめちゃくちゃ必死に頑張ればなんとか可能な大きさです💦
まとめ
イスカのコンプレッションバッグのレビューは私がしなくてもいくらでも出てくるでしょうが、いざ使用してみようと思うと自分のシュラフは入れれることが可能かどうか不安に思う方もおられるでしょう。
しかし、実際に使用してみて厳冬期用の馬鹿でかいシュラフでなければ大体1,000g前後の製品が多いでしょうからこのイスカのコンプレッションバッグMサイズを購入していれば十分対応可能ではとは思います。
軽くはありませんが、丈夫でコンプレッションしやすい安定したバッグだと思いますので最初の購入に考えてみてはいかがでしょうか✨