北アルプス表銀座縦走路1泊2日での弾丸テント泊登山 前編
今年は一度どうしても行きたかった裏銀座縦走路のテント泊登山を実行できとても満足していたのですが、それほど天気が良くなく少し消化不良な感じもあったためやはりもう一度機会があれば北アルプスにテント泊登山に行きたいなぁ〜っと思っておりました。
ただその時にまとめて休みを取得した影響か仕事が週1に近いような休みでなかなか連休なんて無理でグリーンシーズン中にもう一度行くのは無理かなぁ〜と半ば諦めておりました。
事前計画
しかしある時ふと思い立ち一度電車バスでの利用でなら、もしかして結構頑張ればなんとか1泊2日でもコース次第ではいけれるかなと計画しだし、時刻表とにらめっこして綿密に乗り継ぎ計算し、そして2年前に行ったことのある表銀座を歩いた時の実測時間などを振り返ってみて”こ・れ・な・ら・い・け・る・の・で・は😆”と数少ない休みを利用して出かけてみようと案の一つとして浮上してきました。
●計画日程
2022年9月14日(水)〜9月15日(木)
この日9月14日は夜勤上がりで休み、翌15日は22時からの夜勤、というシフトでしたのでもし実行したら相当しんどいですが可能であることが判明しました。
しかし、交通費3万円近く出して実行するにはせっかくなら天気が良い時が良いなと前日までギリギリ悩んでいたのですが、直前になって松本市の天気が晴れ☀️、てんきとくらすでは槍ヶ岳が水木とオールAってなるとこれは行かないと後で後悔するかなとなり出かけてみることにしました。
前回は旅費節約や時間もあり18きっぷを利用しましたが、今回は何せ時間が全くないので姫路から新幹線などを利用しての移動手段にしました。
備忘録のために今回かかった金額を載せておきます。
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姫路〜穂高 |
高山〜姫路 |
乗車券 |
8,030 |
7,480 |
新幹線特急券 |
3,400 |
3,400 |
1,100 |
1,100 |
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バス乗車代 |
1,500 |
2,200 |
合計 |
14,030 |
14,180 |
以上で28,210円との計算になりました😢自家用車だと軽自動車なので高速代、燃料代は安く済むため新穂高温泉までですと高速料金往復とガソリン代@170円15.0km/Lの燃費計算往復1,000kmでそれぞれ合算すると25,000円ほどとちょっと安くいけそうなのですが、縦走はできませんし、何より仕事終わりに運転し、帰ってきてまた仕事なので車内で寝れる公共交通機関の利用の方が楽なので今回は自家用車では行きませんでした。
装備内容
今回は1泊2日の弾丸ツアーでテント場でゆっくりする時間もないため必要最小限の組み合わせにしました。おおまかな装備内容は以下のとおりです。
ザック ハイパーライトマウンテンギア メトロパック1800
テント ノルディスク ロフォーテン
マット フリーライト マイクログラビティー
ストーブ RSRアルコールストーブ
クッカー ジェットボイル スタッシュ
レインウェア OMM ヘイロースモック、ヘイローパンツ
ダウンウェア OMM Core Hoodie、モンベル EXライト ウインドパーカ
などが大きなもので後はファーストエイド、その他細々した小物たちです。ヘッドライトは5050ワークショップのマイクロライトで行きました。
食料は時間もあまりないため豚汁×2個、カレーメシ×1個、カロリーメイト2個入り×6個、ピュレグミ×2個、クッキー×1個、ぐらいでそんなに持っては行きませんでした。
水を入れた最終重量ではありませんがおよそ3.5kgほどになりました。
登山口の中房温泉へ
9月14日(水)朝8時に勤務を終了し、8:26発のぞみ96号に乗車です🚅
やっぱ新幹線速くて楽チン😂でも快適すぎて名古屋で絶対に乗り過ごさないようにしないといけませんね😰
朝マック🍔を買い込んで車内で食べながらの移動です。
名古屋駅もちろん定刻通り到着です。
次は10:00発特急しなの7号に乗車です✨
予定通り松本駅に12:07に着き、12:19発の大糸線に乗り換え12:48に無事穂高駅に到着です。
そして駅を出てすぐ左側に中房温泉行きのマイクロバスに乗車します。
2年前は1,800円でしたが、今回は1,500円になっておりました。平日でしたのでおよそ20名ぐらいと程々な感じでした。
ぱっと見てテント泊は6、7名といった感じでした。まぁ私は小屋泊利用の人よりシンプルで小さいザックのため誰もテントだと思っていないでしょうが・・・💦
登山開始
予定通り13:50ぐらいに中房温泉登山口に到着しました。ここからいよいよ北アルプス3大急登合戦尾根に登山開始です。
13:55 スタートです。ちなみにバス利用者20名近くの乗車でしたがこの時間から登山する人はやはりおりませんでした💦
ここからの時間は備忘録みたいなものですのであまり参考にしないでください。
14:08 第一ベンチ到着
14:21 第2ベンチ到着
14:38 第3ベンチ到着
14:40 最初に見えた景色です。快晴で感激です✨
15:10 合戦小屋に到着です。
大天荘まで行く予定なので早めに登ってきましたが1時間20分ほどで来てしまっておりました。
とりあえずここでカルピス1本だけ飲んで5分ほどで出発しました。
15:32 燕山荘が見えてきました✨
テント場です✨もうほんの少しですね😊
景色が綺麗すぎます😂
15:43 燕山荘に到着です✨
がんばりました💪予定よりやや巻き気味の1時間53分とかなりの速度できました😅
やはり他の人のをみていますと体力に自信がない人は5時間や6時間ぐらい必要みたいですね。決してこの時間を見てこれぐらいで行けるのだと間に受けないでくださいね🙇♂️
燕岳超綺麗です✨前回も行きませんでしたし、今回も時間がないので断念します。いずれ登ってみたいです😅
燕山荘のテント場一昨年利用しましたがこうやってみるとここで泊まりたいってなってしまいます😅でも大天荘も絶景みたいですのでそこまでもう少し頑張っていきましょう。
槍ヶ岳が綺麗に見えました✨
やっぱり綺麗です✨
正面に大きく山が見えるなぁ〜って思いましたらあれが本日の目的地大天井岳です💦
ちょっと遠く見えて若干凹みます😂今が16:24なので何時に着くのかって思ってしまいます💦
ほんと綺麗な稜線で最高です✨
17:15 大天井岳分岐地点に到着です。
ここから登って後もう少しですね。
振り返ってみてみるとやはり絶景✨
17:32 大天荘到着です✨
中房温泉から3時間40分ほどで到着しました😄暗くなる前に設営したかったのでかなり頑張って登ってきました😂
にしても早すぎましたね。コースタイムでここまで8時間ちょうどですがだいぶん飛ばしてきたのでスピード違反で捕まりそうなぐらいですね🤣
でも私は本当に下りが苦手で登りが得意なのであくまでこれぐらいの時間で行った人がいるのだね程度で参考にはしないでください🙇♂️
ここまで来てすぐにテントを設営したかったのですが、まずは明るい内に大天井岳に登っておきたくさくっと行ってみることにしました。
17:39 200名山 大天井岳(2,922m)登頂です。
およそ7分で登ってこれました。天気は晴れですが、やはり飛騨側の方がガスっててあまりくっきりと景色は見れませんでしたので写真だけ撮っておりました。
山頂で日の入りを見る人に見ないのですか?と言われましたがさっさとテントの設営に移りたかったので日の入りは見ませんでした💦
しかし本当に綺麗な景色で良かったです😊また天気のいい日にゆっくりきたいものです。まぁでもおそらくそんなゆっくりすることは性格的に無さそうですが😂
テント設営
受付(2,000円)を済ませカップ麺とコーラを購入して次はテントの設営です。
しかしここ大天荘のテント場ほんと思っていた以上に広々していて絶景で素晴らしいところですね✨
西側は槍の穂先が見え、東側は安曇野市内を眼下に広がっており最高でした✨これは何度も来たくなる素晴らしいところですね😄
18:03 テント設営完了です。
今回も超軽量、超コンパクトで快適なダブルウォールテントのノルディスクのロフォーテンです。
ほんとはモンベルのULボックスツェルトを持ってこようかなとも思ったのですが、電車での移動でストックを持っていくのがめんどくさくてやめてしまいました。
しかしこのようにサイトの端に設営しましたが、ご覧の様にテントと街並みが一緒に移り込んですごく良かったです😊
この日はもう持ってきたカレーメシでご飯を食べるのがめんどくさくて結局売店で購入したカップラーメンとカロリーメイトだけ食べて就寝することにしました。
まとめ
今回は初日の移動からテント場までの行程の紹介をしましたが最初に計画を立てた時この大天井岳まで来るのは明るいうちに来るのは難しいかなとも思っておりましたが、無事山頂で夕日も見れ、暗い中テントの設営もしなくて済みました。
ほんと姫路駅を8時過ぎに出てから1日でここ大天荘までテント泊装備で来ようと計画を考える人なんて絶対にいないでしょうね。ですが、天候の変わりやすいアルプスで連続した晴天ってあまりないものでそこに休日が重なるとなんとか1泊2日で行けないものかなと思い立って今回実行してみることにしました。