コスパ最高な超軽量ダウンシューズ ネイチャーハイクのテントシューズの使用レビュー
キャンプやテント泊登山等でシュラフに入って宿泊する際に皆さんは靴下などをどのようにされておりますでしょうか?
厚手の靴下を使用したりして下からの冷えを対策している人も多いかもしれませんが、今回は私がいつも愛用しておりますネイチャーハイクのダウンシューズを紹介したいと思います。
製品の紹介
ブランド:Naturehike
サイズ:
S:
・(長さ)26cm*(高さ)23cm
・ソックス径:12cm
・収納サイズ :9cm*13cm(収納スタッフバッグ付)
M:
・(長さ)29cm*(高さ)15cm
・ソックス径:15cm
・収納サイズ :9cm*14cm(収納スタッフバッグ付)
型番:NH18S023-T
生地&内里:20D 400Tナイロン
充填物:
S:10g ダウン90%
M:20g ダウン90%
重量:約80g 製造国:中国
製品の実測情報
私が購入したサイズはSサイズで実測値通りで長さが26cmで高さが23cmとほぼAmazonの製品紹介情報とほぼ同じでありました。
またダウンの充填量がMサイズより少ないみたいですので実測値で68gほどになります。
私の足のサイズは実測値で右24.0cmと左24.5cmとなっておりまして、左を履くと1cmぐらいはまだゆとりがほんの少しある程度になります。
おそらくSサイズですと快適に使用できる大きさは25cmまでかなとは思います。
暖まった空気が出ないようにショックコードできちんと絞れるようにもなっております。
ちなみにテントシューズの中にはスリッパとして使用可能なモデルや外を(積雪時)歩けるようになっている物もありますが、この製品は残念ながらそのような追加機能はありません。
しかし個人的には別にテント内やシュラフの中で寒さを耐えれればそれで必要十分ですので、いかに軽量で暖かく仕上がっているかが非常に重要だと思っております。
実際に普段いつも使用している状況では替えの靴下に履き替えるか、上記の製品は100円ショップで購入したストッキングみたいな超軽量の靴下に履き替えたりして、ダウンシューズを履いております。
実際の使用感
上記の状態でシュラフをナンガのミニマリズム180を使用してマットを山と道のULPad15+ Lサイズの組み合わせで、だいたい気温が8℃ぐらいまでなら下から感じる冷えはほぼありません。
私は結構脚元の冷えをかなり感じやすいタイプですのでそのような体感にはなります。
同じセッティングでだと5℃以下になってくるとダウンシューズの中に貼るカイロを両足に投入すると(ちなみに低温火傷にならないようにダウンシューズの内側に貼り付けます)その状況ですと以下な感じに思います。
7℃以上 ちょっと暑いかな?
7℃〜3℃ ちょうど良いぐらい
3℃〜0℃ 若干寒さを感じるかな〜
0℃〜-3℃寒さで若干が覚める時があるが寝れる
という感じに個人的には思っております。
もちろんこれは私の個人的な感覚であり、使用しているタイプのシュラフによっても違うでしょうから一概には言えませんので参考程度に思っていてください。
寒さに弱い人は例えばモンベルの女性用のシュラフなどですと足元に多くのダウンが封入されたりしてますし、ナンガですとダウン追加サービスなどを利用して脚元を強化する方法もありますのでそれを検討してみるのも良いかもしれません。
パッキング例
参考までに先月中央アルプスの空木岳・木曽駒ヶ岳の縦走登山に行った際の収納例を紹介します。
まずはトータル重量で623gになりました。持って行った就寝具関係全てで下記の物になります。
●シュラフ OMMのマウンテンレイド100で346gです。これはパッキングしやすいようにモンベルの2ℓのULスタッフサックに収納しております。
●着替えとダウンパンツ 同じくモンベルのULスタッフサックに替えの靴下・ダウンシューズ・OMMのダウンパンツを入れて236gとなっております。
OMMのダウンパンツこれが151gととても軽量で重宝しております。
以前まではナンガのダウンパンツを持って行っておりましたが、これも180gほどと相当軽量だとは思いますが、ダウンパンツをそのまま直履きすると不快ですし、汗ばんで湿気っると困りますので追加でインナーのタイツを持って行っておりました。
さらなる軽量化ということで100円ショップで購入した厚手のストッキングを導入したりと工夫してました。
しかしこのコアジャケットをDIYしてダウンパンツみたいにして使用することでタイツなしで直履きが可能になったので結果として80gほど軽量化できて装備のスリム化も併せてできたのでとてもよかったです。
それに後はダウンシューズと薄手の靴下を入れてのパッキングになります。
これだけの着替えの装備ですと上の様な超コンパクトなザックにも寝袋とシュラフさえパッキングが可能になりますので、この装備内容になってとても自由度が上がっています。
まとめ
シュラフで睡眠を取る時に寒さに強くない人は脚先から来る冷えは耐え難い苦痛かと思います。もちろんそのための工夫として主にこの様な手段があるのではないでしょうか。
・厚手の靴下を履く
・カイロは貼る
・湯たんぽを入れる
・ダウンパンツとダウンシューズを履く
・シュラフのグレードを上げる
・厳冬期用のマットを使う
などがあるでしょう。もちろんとても寒さに弱い人はこれら全てを導入してようやくって人もいるかもです。でも本当に寒さを経験した人にはわかるでしょうが、暑くて寝苦しいのも困りものですが、寒い場合は本当に全く寝れませんので相当苦痛で翌日のパフォーマンスにも影響大ですし、真冬の場合には生命の危機にさえなりかねませんので重要なことでしょう。
またテント内で過ごしている時にダウンシューズを履いていると暖かくていいんですよね✨
でも他のメーカーの製品ですと少し高くちょっと重くなってしまいます。参考にコスパ最高なモンベルで見てみましょう。
・ベーシック ダウンフットウォーマー
・6,380円 ・142g
となっております。もちろん重量が重くなってますが、ダウンの封入量が多いためでもあると思います。ただ私の場合にはここまでの暖かさより値段の安さとコンパクトさでネイチャーハイクの製品を今のところ使用しております。
いずれ機会があればモンベルの製品も使用してみたいですね。ですが、他のメーカーですと当然これより安価なモデルは当然なく、だいたい10,000円近くはするものが多いのではないでしょうか。
ですので初期装備に何かと金額が必要な中でダウンシューズに追加で8,000円も出すぐらいならこのネイチャーハイクにして必要なかった金額をシュラフにまわしてワンランク上のグレードにするというのは良い選択にはなりそうだと思います。
ワンランク上にすると脚先から感じる冷えも改善されるので私は良い選択だとは思います。
ですのでダウンシューズを購入してみたい。でも高くて買えない💦って人には本当におすすめできる製品だと私は思います。もし仮にまだ高性能なダウンシューズに買い換えたとしても冬季に室内での使用としても使うことができるとは思いますので無駄にはならないでしょう。
まだ持っていないのでしたこの機会に購入して快適なテント内を過ごしたり、睡眠環境を作れる様にしてみましょう。