なかちんのアウトドア活動記

一児の父ですが少ない休みの日に細々とアウトドアを楽しんでおります。つたない内容かもしれませんがご了承下さい。

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世界最軽量のテント泊用ザック ハイパーライトマウンテンギア スタッフパックの徹底レビュー

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 先日、北アルプス表銀座縦走路のテント泊に持って行きましたザックを紹介したいと思います。

 タイトルに大げさな事を書きましたが、でも本当にこれで無事テント泊をこなせる事ができたらまさしく世界一軽量なテント泊に使用できるザックである事が証明できるかなと思い購入してから半年ほどが経ち何度も近くのキャンプとかでテント泊に使用したりしてましたが、アルプスで使ってこそのレビューだと思い機会を待っておりました。

 

 

●スペック

製品名:Hyperlite Mountain Gear Stuff Pack

重量:128g

容量:30ℓ

サイズ:約H45cm×W25cm×D13cm

素材:DCF11(旧キューベンファイバー)

開閉:ロールアップ式

 

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輪ゴムでまとめてますが実測で128gほどです。

 

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ロールアップを3回ほどで閉めると高さがおよそ45cmぐらいになります。


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幅はだいたいフレームがわりにマットを入れておりますがそれが25cmでこのバッグとジャストのサイズになります。


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厚みはおよそ13cmぐらいでなかに入れるマットにもよりますが私はだいたい11cmぐらいの入れるスペースができます。


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背面の長さは34cmぐらいです。

 

●特徴

その1:完全防水

 もともと防水性が極めて高いDCF(Dyneema Composite Fabrics)を糸を使用せずに超強力なキューベンテープで止めて筒形に成形してますが、どこにも穴がないことによって水の侵入が極めて少ない仕様になっております。

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残念ながらまだ私はこのザックでは最長で2時間ぐらいの雨の中でしか使用した事がありませんが、幸い浸水はまだ経験しておりません。

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 しかしこの様に一番上にマジックテープや少し固めの芯材が入っていれば不意に解けたりせずに良いのですが軽量化に特化しすぎて省かれているのが残念です。ここは自分で一工夫するか大雨の時は私はここにビニール袋でも被せようと思って使っております。

 

 

その2:超軽量

 もともとキューベンファイバーは生地の厚みに対して重量が非常に軽く、多少厚めの生地でもかなり軽く仕上がります。

 このスタッフパックは少し耐久性をとり厚手のDCF11(同じハイパーライトマウンテンギアのディリゴ2のフライはDCF8でフロアはDCF11になっているみたいです)を使用しております。

 しかしやや丈夫にしているのに重さが128gとめちゃくちゃ軽く、なかに何も入れずに背負うと空気の様に何も感じません。

 

 

その3:丈夫な作り

 普通こんな軽さならすぐにどこかからほころびが出てきて壊れていきますが思った以上にタフな作りになっております。

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 ザックのショルダーベルトの部分が3重ほど補強されていてベルトを引っ張っても思った以上に頑丈でびっくりしました。

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 今回、表銀座縦走路の山行で水1.5ℓと2泊3日の食糧と行動食も混みでパッキングして総重量が7.26kgでしたがもっと身体に特に肩の部分に食い込むのかな?と思っていましたが想像以上に快適に歩く事ができました。

 以前、私は山と道のminiを買ってデザインが気に入って使っていたのですが僅か2kg後半ぐらいから背負いにくい感じ、4kgぐらいだともう相当背負いにくく、6kg超えるともう限界で全くダメで200m歩くだけでギブアップで全く私の身体に合わなく衝撃を受けました。よくみんなこんな背負いにくいので山行行くなと尊敬しておりました。

 なにせ本当に相性が全くダメで売り払ってしまいました。デザインがカッコよく収納しやすく使いたかったのにめちゃくちゃ悔しかったです。

 それに比べてこのハイパーライトマウンテンギアのスタッフパックはなんかちょっと壊れるかもしれませんが10kgぐらいは背負えそうに思えてきます。まぁ単純に疲れるのでそんな重量にしませんが。

 

 

その4:超コンパクトになるf:id:naka350z:20200923035943j:image

 ものすごく軽いので小さくなるのは当然だと思いますが、このコンパクトになるというのは私にとって非常に助かります。

 というのもテント泊で出かけた時皆さんザックってテントの幕の中で結構邪魔になりませんか?

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 広いディリゴの中でも適当に荷物を広げると物が溢れ、そこに60ℓぐらいのザックだと邪魔で私にはストレスになってきます。

 人によっては、いやザックは脚元にクッションとして引くから問題ないよっていう人もいますがそれでもテント内で過ごさざるおえない時はその分狭くなるので私はなんとかコンパクトにしたく思っておりました。

 しかしこのスタッフパックは丸めると握り拳ぐらいなのですごくテント内で過ごす時に快適になります。マットもクローズドセルマットやエアーマットのフルサイズを使う事ができ就寝しております。

 私の場合今回のアルプスには山と道のULPad15+のLサイズを持って行きました。移動中は少し邪魔に感じますがやっぱり自分にはエアーマットより寝やすくて、断熱性が高く、そして傾斜地でもずれ落ちないのでとても良かったです。
naka350z.hatenablog.com

  ちなみに通常の持ち運びはザックのショルダーベルトの一番下にドローコードを付けてそこにマットを取り付けており、

 

 狭い箇所はこの様にザックの表に付けて狭い箇所はこの様にして通りやすくしていました。

 

 

●実際に使用してみてイマイチな点

その1:背中が蒸れる

 背面がやっぱりなにも工夫されていなく、またキューベンファイバーなので生地が保水しないため少し運動量が上がると汗の逃げ場がなくなり途端に背中が蒸れてきます。

 ただどのみち山行にいき、気候の良い時期だと急登に差しかかるとやっぱり汗だくになってしまうので、テン場に到着して設営して落ち着いたら制汗シートで身体を拭いて着替えたらいいかと割り切って背中の汗は諦めています。ちなみに山と道のminiを使った時は背面が異常に熱く感じきつかったです。やっぱりミニマリストパッドを背面に持ってくると暑すぎてかなりしんどいです。

 ちなみに汗だくになってもキューベンの生地だと水をぶっかけてタオルで拭いてやればきれいになります。

 

 

その2:ショルダーベルトがいまいち

 このベルトはクッションがいっぱい入ってというタイプじゃないので背負っていると少し食い込んできますが、総重量がそんなにいかないので個人的にはあまり気になっていません。

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 それより残念なのは、チェストベルトがあって欲しかったです。しかし後付けで他の市販品をつけたりしてもベルトに固い芯材が入っていないので固定してもしっくりこなく結局外してしまいました。

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 後この部分が一番上からあると色々吊り下げたりできて便利だったのでもう少しここは改善して欲しく思います。

 

 

その3:破れる

 このザックはキューベンファイバーにしては厚手の生地を使っていますが、それでも薄い生地には違いないのでちょっと破れる危険性はあるでしょう。

 私は山行から戻ってきて2、3度下りで尻もちをついてしまっていたので帰ってからザックをよく見てみたら少し裂けている箇所が一つできておりました。この生地は擦れには強くても、鋭利なものが当たるとさすがに弱いみたいです。早速モンベルの補修テープで穴は塞いでおります。

 ザックの保護と上からの浸水対策で次回はザックカバーを使おうかなと思っております。

 

 

その4:水が浸透してくる

 キューベンファイバーは水にすごく強い生地じゃないのかなって思うかもしれませんが、さすがに一日中豪雨に晒されているとちょっと生地が濡れてきてるなって感じてしまいます。ただそんなに水分は入ってこないので、他の濡れ対策とあわせると全く問題ないと思います。

 絶対に濡らしたくないシュラフと着替えとダウンウェアは、私はオルトリーブのスタッフサックに入れています。他にも防水サックやジップロック、ナイロン袋などを使用してると全く問題ないと思います。


naka350z.hatenablog.com

 

 まだ私の使ってきた中では一度も濡れたことはありませんでした。

 

 

●まとめ

 一番最初に買うきっかけは普段使いやアタックザックとしてならとてもいいなと思っての購入でしたが、ふとこれでテン泊装備を詰め込み行けたらめちゃカッコいいな思い出し、実際に近場でのキャンプや野営などでは十分使用できておりました。

 しかしやっぱりこれで北アルプスに行ってみたいって思いが強くなりなんとかいけないだろうかと装備を創意工夫して私なりの答えが出てきて、0℃以下の気温に対応可能の装備で表銀座の山行の食糧計画も算段がついたので挑戦の意味も兼ねて行ってみました。

 結果的に十分行けるなと経験は積む事ができました。一番の収穫は7kg以上の装備になっても意外に背負いやすく、またザックが壊れる事もなかったのが素晴らしかったです。テントをディリゴではなくトレイルシェルターなどでしたらもっと軽くできるでしょうが、快適性もいるのでこの装備でパッキングしました。

  正直言ってあまり人におすすめできるテント泊用のザックではないですが、中身を厳選していけば十分対応可能なザックだと理解して頂けたら嬉しいです。

 

 

 

 

HyperLite Mountain Gear Dirigo2の北アルプスでの使用レビュー

f:id:naka350z:20200918124855j:image 先日9/13(日)〜9/15(火)にかけて表銀座縦走路の登山に行ってまいりました。今日はその時の北アルプスでのハイパーライトマウンテンギア・ディリゴ2の実際の使用レビューをしたいと思います。

 せっかくなので今回、表銀座縦走路に行きましたので後日数回に分けてどの様な山行だったのかブログにしてみたいと思いますが、今日は念願だったアルプスでのディリゴを使う事ができましたのでどのような感じで使用できたかレビューしたいと思います。

 

●今回利用したテント場

1泊目 燕山荘(えんざんそう)

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テント場情報

張数:40

利用料金:1,000円

テント場標高:2,700m

テント場立地:稜線

幕営地の広さ:自由に選べ若干広め

水場:1ℓ 200円

トイレ:テン場利用者専用の無料あり

幕営利用札返却:入口外の脇にあり

テント場の傾斜:比較斜めな箇所ばかり

ペグの刺さり易さ:やや刺しにくい

地面の状況:細かめの砂礫

2020年度の利用方法:事前にネットでの予約

宿泊当時の最低気温:5℃

 

2泊目 槍ヶ岳山荘(やりがたけさんそう)

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テント場情報

張数:30

利用料金:1,000円

テント場標高:3,070m

テント場立地:稜線

幕営地の広さ:区画管理でかなり狭い

水場:1ℓ 200円

トイレ:テン場脇100円

幕営利用札返却:フロント

テント場の傾斜:比較的に水平な箇所が多い

ペグの刺さり易さ:かなり刺しにくい

地面の状況:砂礫

2020年度の利用方法:例年通り先着順

宿泊当時の最低気温:2℃

 

 以上が私が利用してわかった情報になります。やはり写真や本で見るだけではわからない情報が多すぎました。少しでも参考になれば嬉しいです。

 

●実際に設営してみて

1泊目 燕山荘(えんざんそう)

f:id:naka350z:20200918133754j:image 当日は列車と中房温泉行きのバスの時間の乗り継ぎの影響で登山開始が14時になってしまい、燕山荘の受付に着いたのが16時半になってしまい当日テント泊をする人の中では私が1番最後でした。

 燕山荘から見た、テント場の全景の写真ですが既にいっぱい貼ってありもうないのかなと最初思いましたが山の裏側にもう半分広いところがありそちらのほうにゆったりと貼ることができました。ただやはり山荘側の方が日の出を見るのにちょうどよくそちらの方が一番人気みたいでした。

 

f:id:naka350z:20200918133802j:image 設営完了✨やっぱりめちゃかっこいい^o^

トイレに来た人が気になって見にきたのでもっと見ますか?と言ったらいいんですか?となりそこから少し談義がはずんでしまいました。


f:id:naka350z:20200918133758j:image この角度からが最高👍


f:id:naka350z:20200918133809j:image 近くにトイレがあるので風向きによって少し臭ってきます\(//∇//)\


f:id:naka350z:20200918133814j:image 誰も周りにはいませんでした。


f:id:naka350z:20200918133806j:image ちょっとガスってますが燕岳と一緒に見えます。

 

f:id:naka350z:20200921102209j:image 前室で問題なく普通にご飯開始です。

カレーメシと豚汁で^ ^


f:id:naka350z:20200921102213j:image 寝る前にパシャりと一枚

 

 写真でもわかるとおり若干傾斜していましたが、山と道のマットのおかげでずれたりすることもなく割と快適に寝ることができました。これが普通のエアマットだとキューベンファイバーのフロアとの組み合わせで多分下にずれまくって気になって少し寝にくかったと思います。

 

 

2泊目 槍ヶ岳山荘(やりがたけさんそう)

f:id:naka350z:20200921102847j:image 2日目の宿泊地は槍ヶ岳のすぐ麓の槍ヶ岳山荘と決めていたので、良い場所でありたく燕山荘を5時45分に出て、少し早めに歩いてきたので結局12時ちょうど位に到着しました。

f:id:naka350z:20200921102901j:image そのおかげで1番だったみたいで絶好の槍ヶ岳が見えるロケーションの場所を選べました。

 遠目から見ると少しゆとりのある幕営地のように見えましたが、


f:id:naka350z:20200921102906j:image 実際に張ってみると長辺側が長すぎてあまりうまく張れませんでした。やっぱり槍ヶ岳のような狭い所では海外メーカーのテントはあまり想定されていない大きさで設営に少し苦労します。実際に中で使用すると日本のメーカーより中の長さが大きくて快適に過ごせて良いのですがこういった場所でなら少し不利な条件になってしまいますね。


f:id:naka350z:20200921102855j:image すぐ近くに張られたテント達ですがやっぱり全員モンベルでした。


f:id:naka350z:20200921102851j:image 少し上から全体をとってみるとこのように結構な広さに見えてしまいます。両側に全室があるので便利なのですが少し設営箇所を選んでしまいますね。


f:id:naka350z:20200921102844j:image 設営したディリゴ2の中から見える槍ヶ岳が最高です👍


f:id:naka350z:20200921102840j:image 全室での調理は少し石がゴロゴロしていますが問題なくお湯は沸かすことができました。


f:id:naka350z:20200921102837j:image 槍ヶ岳を背景に食事風景をパシャリと✨

 

●まとめ

 今回の山行でディリゴを使って北アルプスに行きましたが最低気温は2度位でまた風が弱かったので全く問題なく大丈夫でした。

 弱点を挙げるなら非自立式のテントなのでペグダウンに長さが必要で、さらに日本メーカーのテントより長編側が20センチ長いので狭いテントサイトだと良い場所を探し出すのに少し苦労するのだなとわかりました。

 しかしそれを差し置いても周りがモンベルのテントばっかりの中ハイパーライトマウンテンギアのキューベンファイバーのテントは非常に目立ちまたかっこよくとてもよかったです。

表銀座縦走路 2泊3日の計画 2020年9月13日〜15日

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 今年は新型ウィルスの影響で思う様な山行計画が立てられませんでしたが何とか仕事の休みといけそうなルートを考えだし 、登山を再開してからの憧れでありました表銀座縦走路に行くことにしました。

 明日仕事が終わってから出発する予定ですが、荷物がまとまりましたのでどのようなパッキングになったか紹介したいと思います。

 

 

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  予定としましては中房温泉登山口から入って、燕山荘でテント泊、翌日は槍ヶ岳まで行きその近辺でテント泊、最終日は新穂高温泉まで戻って高山で泊まって翌日始発で帰る計画を立ててみました。

 

 電車とバスの乗り継ぎがそんなに良くなく登山開始が14時ぐらいになってしまいそうですが初日は短いコースですので頑張ってみます。

 

 

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 まずはすべてパッキングしてみた状態になります。

まずはザックの中に何を持っていくかみて行きたいと思います。


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 まず1番下に入れるシュラフやインシュレーションと着替えを入れた状態です。

スタッフザックは以前にも紹介したオルトリーブのドライパックの3ℓを使います。

 

naka350z.hatenablog.com

 


この中身は

1、ナンガ ミニマリズム180

2、omm mountain raid pants

3、omm mountain raid fotpod

4、モンベル ジオライン クールメッシュ ロングスリーブ

5、100均 タイツ

6、靴下

 

naka350z.hatenablog.com

 想定気温は-5℃ぐらいまでならなんとかいける想定です。 

 

 

 


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 次はストーブ、クッカー類は

1、フリーライト ブラストバーナー

2、エバニュー  チタンポッド500

3、ミニューク X-MESH STOVE

4、リンデン パウチ容器

5、アルコール 燃料 150cc

6、ビッグ スリムライター

 

 以上を入れて308gです。本当はプリムスのウルトラバーナーを持っていこうかなと思いましたがあえてアルコールストーブのブラストバーナーを北アルプスで使ってみたくなったのでこちらにしてみました。

 そんなに重量が変わらなく使いやすいのでガスバーナーのほうが楽だと思いますがちょっと挑戦してみます。

 

 

 

 


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●食料

1、カレーメシ×4食分

2、豚汁×2食分

3、ココア×4本

4、ソーセージ×3本

 

●行動食

1、カロリーメイト×2本×6

2、チョコレート×2枚

3、ようかん×6本

4、塩タブレット

5、ポカリスエット×2袋

 

 以上をまとめてみて重量が1,791gです。

 

 

 


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 ファーストエイドキット

 

 

 


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●テント設営関係

1、タイベックシルバー

2、チタンペグ20cm×8本

3、ストックの延長アダプター

 以上で317gです。正直ペグは使わなくても岩などを使って固定ができるかなと思いますが一応持っていきます。

 

 

 

 

 

●テント
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 テントはやはり軽い、雨風に強く、設営しやすいHyperlite Mountain Gear Dirigo2で行きます。ようやくアルプスで使うことができるのが非常に楽しみです。

 

naka350z.hatenablog.com

 

 

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 次にこれはomm roter smockのXSサイズです。

暑いか寒いかちょっとわかりにくい感じの天気なのですぐに取り出せるようにあえてそのままザックの中に突っ込みます。

 化学繊維のインシュレーションですので濡れても全く問題ないので雑に扱えるのがとても助かります。

 


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●レインウエア

1、モンベル ピークドライシェルXS

2、モンベル バーサライトパンツ

で2つ合わせて261gで重量以上にコンパクトで助かります。

 

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●小物関係

1、フォッジルズ ボウル

2、モンベル ドライタオル

3、ウエストバンド(テントを腰に巻きつけて運ぶ用)

 

 

 


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●マット

1、山と道 UL Pad 15+ L

2、エバニュー ULPad

1つで充分ですがフレームレスのザックなのでフレーム代わりにエバニューのパットを入れています。これだけだと夜が絶対に寒いので山と道のロールマットを持っていきます。ハイパーライトのスタッフサックは傷防止と雨が濡れるのを防ぐためにかぶせています。

 

 


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●ザック

 次にザックですがハイパーライトマウンテンギアのスタッフバッグになります。

 普通はアタックザックなどに使うようなものですが意外に丈夫そうなので今回のテント泊に使用してみます。

 

 

 

 

●実際にパッキングをしていきます
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 まずエバニューのマットにフォッジルズのカップを挟み込んでザックのフレームとして背中側に入れます。
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 もう一つ薄いマットを補強がわりに入れてその中の一番下にまずオルトリーブのスタッフサックを入れます。

 


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 次にその上に食料とストーブを入れたクッカーを置いていきます。

 

 


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 次にタオルとファーストエイドキットと翌日以降の行動食を入れます。

 

 


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 次にその上にテントを置きます。

 

 


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 その次にグランドシートを置いて

 

 


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 その上にインシュレーションとレインウエア、行動食を置いています。

 

 


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 以上を入れて重さを測ってみると4.74kgになりました。

 

 


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 行動中のサコッシュには行動食とライトや休憩の時に使えるようなシートを入れています。

 

 


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 初日が雨予報なので一応軽量な折り畳み傘を持っていきます。

 

 

 


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 次に水は全部込みで1,725gで空にした容器の重さが149g

およそ1.5ℓの量です。あまり猛暑にはならなさそうですし途中入営業小屋も多いのでこの量で充分かなと思います。

 

 


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 以上を全てパッキングして持ってみると7.26kgになりました。

 水もサコッシュも食料、行動食も入れてこの重さなら快適にいけるのではないかなと思っております。

 

 

この装備で表銀座を堪能してきてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

チャイルドトレーラーでの乗鞍エコーライン輪行の旅 その4

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 今回は最終回で高山駅までほぼ下りの行程とそこから自宅までの輪行の旅です。

 と申しましてももうしんどかったのであまり写真は撮っていなく紹介だけにはなってしますが、最後までお付き合いください。

 

 

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 12時50分に畳平を出発してだいたい6〜8%ぐらいの傾斜で降っていきます。

 上の写真の区間まではかなり気持ちの良いところでいいのですが、途中から高山市側になると割とすぐに眺望の良い区間は終わりそこから10%以上の傾斜の区間が頻繁に出てきます。

 西側の方は距離は短いですがその分斜度がかなりきついので私はあまり好きではないです。

 

 カーボンホイールを装着してましたので本当に下りはしんどかったです。休憩をとったりしてホイールの放熱をしながらしましたけど、結局歪んでしまいました。

 妻もかなり苦労して途中歩いて降ったりして予定以上に時間がかかってしまいました。

 

 ただもう高山駅まで残り20kmぐらいの地点まで来ると緩やかな傾斜であとは比較的楽に行けましたが、それ以上に7月19日で15時ぐらいだったので34℃ぐらいで暑くて辛かったです。

 

 そしてようやく16時前に高山駅に到着です。予約していたトヨタレンタカーに行き名古屋駅まで乗り捨てでの移動です。

 本当は特急での輪行だったのですが1週間前に大雨で高山本線が土砂崩れで一部不通で特急列車が使えなく代替案でレンタカーの乗り捨てで名古屋駅まで移動する事にしました。

 所要時間も金額もあまり変わりませんでしたが、若干レンタカーの乗り捨ての方が料金が高くなりましたがそれでも高速バスの輪行が難しいので結果として良かったのではないかなと思いました。

 ただ疲れた体で運転するのはめんどくさかったです。

 

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 名古屋までは電車より高速道路で行く方がちょっと早いみたいです。

 でもできれば全部電車輪行で行ってみたかったですが。

 

 そして21時前に名古屋駅に到着しレンタカーを返却してすぐに新幹線への乗り換えです。

 わりとすぐに広島行きののぞみ号がありそれに乗り込み姫路駅で降りて帰ることができました。

 姫路駅には23時前に到着し無事自宅に帰ってくることができました。

 これにて長かったチャイルドトレーラーでの輪行の旅が終わりです。しんどかったですけど天気に恵まれて本当に楽しい旅になりました。

 

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 最終日の走行データです。

休憩も入れるとトータルで8時間ぐらいの行程になりました。

 

 最後はだいぶん簡潔になりましたが終わりまで読んで頂きありがとうございました\(//∇//)\

 

 

 

 

 

 

チャイルドトレーラーでの乗鞍エコーライン輪行の旅 その3

f:id:naka350z:20200903230108j:image 前回まで紹介しましたのが初日の宿までの行程を紹介しましたが、今回はいよいよこの輪行の旅のハイライト、乗鞍エコーラインの地獄のヒルクライムを紹介して行きたいと思います。

 

naka350z.hatenablog.com
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 さてではなぜ地獄のヒルクライムかといいますと、普通の方ならロードバイクでエコーラインを登坂するだけでしんどいと思いますが、なにせ今回は子供も載せての旅行ですのでその重さが加わり尋常ではないしんどさになります。

 具体的にいいますと、

1、チャイルドトレーラー本体 12.2kg

2、5歳児の重さ       18.0kg

3、家族の着替えや飲食物など 10.0kg

合計            約40.0kg

 もの重さになります。

f:id:naka350z:20200904005532j:image それをこの様に後輪のクイックリリースの車軸のところに取り付けるのでバイクパッキングとはまた違った重さになり、上り傾斜になると引っ張っている感じが相当につらく感じてしまいます。ただがむしゃらに漕ぐだけでは上手にトレーラーを引くことができなくなってしまうのです。シートポストに20ℓぐらいの容量のシートポストバッグを付けてダンシングする様な感じと似ている様には思います。サドルバッグとかに重い物をつけると立ち漕ぎしにくいのと同じだと思います。

 ちなみに具体的な傾斜の体感としてのしんどさつらさは

 

1% ちょっとしんどいなぁ〜(*´-`)

2% 割としんどい(*´◒`*)

3% 結構つらい(*´ω`*)

4% しんどいきつい(*´Д`*)

5% めちゃくちゃしんどい(>人<;)

6〜7% 激遅だけどなんとか登れる(時速3〜4km程度)

8%以上 もう無理押して歩いた方が早いし

10%以上 子供に降りてもらって一緒に歩く

 

 というぐらいのつらさです。一応断っておきますけどヒルクライムかなり好きな方ですがそれでもしんどくなってしまうぐらいです。

 

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f:id:naka350z:20200901014413j:plain それではスタートします。6時半ぐらいに朝食をとり着替えてちょうど7時半に宿を出発しました。

 

 

f:id:naka350z:20200903230108j:plain 走り始めて15分ほどですぐに乗鞍岳が超快晴の中見えてきました。まだ1kmぐらいしか走っていないですがすでにもう妻に離されてちょっとつらくなってきました。しんどいです。この先が思いやられます。

 


f:id:naka350z:20200903230105j:image 平日ですので登ってくるライダーが少ないです。

9時25分 途中の三本滝のゲートで売っていた自販機で買ったマッチをちょうだいと子供がせがんできたので止まって渡します。

やっぱりめちゃくちゃしんどいですが8%以上の傾斜はちょっと歩きながらでも登っています。こうやって見えてくる景色が近づいてくるのはちょっと嬉しいです。

 

 


f:id:naka350z:20200903230117j:image 10時45分に15km地点にある位ヶ原山荘に到着です。

標高2,350m地点あと5kmほどです。ジュースを飲んで補給です。

f:id:naka350z:20200903230053j:image なんかここまでくるともう少し頑張ればゴールがちょっと見えてくるな〜って思います。ここで後ろからきたライダーの方がえ〜子供載せて上がっているのですか。とやっぱり呆れられた声をかけられました。

 他にも抜いて行った人からも嘘っ子供が乗っているの!?とやはり声をかけてくれました。

 

 

 


f:id:naka350z:20200903230049j:imagef:id:naka350z:20200903230057j:image 11時15分 17km地点ようやく森林限界付近にきました。所々傾斜がやはりきつく時々歩いてしまします。あと3kmほどです。

 

 


f:id:naka350z:20200903230045j:image 11時40分 19km地点ようやく県境のてっぺんが見えてきました。もうヘロヘロですがあともう少しです。

 


f:id:naka350z:20200903230101j:image 11時55分 ようやくようやくゴールです。Vサインしてますがもうヘロヘロです。お腹が空いてきたので早く食堂にいってご飯食べたい気分です。

 上り始めてからゴールまでおよそ4時間半もかかってしまいました。最悪ずっと早めの歩くスピードぐらいかなと思っていましたがやっぱりそれぐらい時間がかかってしまいました。

 やっぱり畳平はちょっとひんやりするのであったかいご飯で栄養補給ですね。

鍋焼きうどんを食べてあったまりました。

 

 


f:id:naka350z:20200903230112j:image さて12時50分ご飯を食べ終わってこれからダウンヒルになります。その前にお決まりの場所での写真撮影です。まぁほとんど人からは特異な視線でみられておりました。

 

次はいよいよほぼ下りのみで高山駅までの行程です。

チャイルドトレーラーでの乗鞍エコーライン輪行の旅 その2

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 さて前回は事前計画編として大まかなルート選定と輪行の列車検索をして、あまりみなさんが知らないであろうチャイルドトレーラーについて簡単に説明しましたが、今回は1日目の宿泊先までのルートを紹介したいと思います。

 

naka350z.hatenablog.com

 

前回の計画編はこちらをご覧ください。

 

 

 

 

●荷物と自転車の詰め込み

 

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 さてここから新幹線と特急列車を使って輪行をして行きますが、まず上の画像をよくみて頂かないとわかりくいかと思いますが(ホワイトバランスが悪く見え辛くてすみません)、子供の座る背もたれの部分はバックルを外しますと広い荷物のせにすることができますので輪行の際は、右端にバイクフライデーのポケットロケットを完全に入れてしまっております。そしてヘルメットとビンディングシューズそしてベージュのケースに家族分の着替え一式とオレンジ色のバッグにお菓子や飲み物をや小物関係を入れています。

 そしてチャイルドトレーラーの車体の前の方に補助輪みたいな物が両側に付けていますがこれをつける事によって駅構内や列車内での移動が相当快適にできることができます。

 また妻のロードバイクだけの画像はありませんが、構内などの移動中はこのトレーラーの上にロードバイクを乗っけてまとめて私が運んで移動して行きました。

 

 

 


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 ちなみにこのトレーラーは空の状態でおよそ40ℓほどのスペースがありまして、

 

 


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 この様に荷物を積み込んで自転車での走行中はしております。

 

 

 

●家からの出発

 そして出発の30分ほど前に家を出てゆっくり姫路駅まで移動です。歩いて10分ぐらいですが、相当余裕を持っての行動です。

 

 始発の6:00ちょうど発ののぞみでまずは名古屋駅まで移動です。自由席で車両の一番端で後ろにロードバイクを置いてチャイルドトレーラーはご覧の様にドアのところにおかせてもらいました。検閲できた車掌さんにおかせてもらっていることを伝え事前に途中の停車駅の新神戸、新大阪、京都駅がどちら側が開くか教えていただきその都度、他の利用者の邪魔にならない様に移動をしました。といっても一度動かしたらあとは大丈夫でしたが。

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 この様にジャストフィットな感じです。ドアの出入りもギリ両側が1cmづつで通れるぐらいの幅でした。ですがあまり混雑した時間帯には利用はしたくないです。

 

 

 予定通り名古屋駅までついて、乗り換えが30分ちょっとあったので次の特急列車の乗車券を買ってたりしてましたらちょっとして8:00ちょうど発の特急しなのがきました。

 特急列車でも新幹線と同じ様に乗り継ぎ松本駅まで乗ります。2回ほどトレーラーの移動を済ませてゆったり木曽川越しの景色を眺めていましたらいつの間にか松本駅まで到着です。


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 松本駅到着です。快晴で暑かったです。少し遅れて特急列車が着いたので一本後の列車に乗り換えです。

 


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 新島々駅行きのホーム待ちです。

 

 


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 松本電鉄での車両はワンマンで後ろに広いスペースがありましたのでここにトレーラーとロードバイクをおかせていただきました。

 


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 11:15に新島々駅に予定より少し遅れて到着です。

ここから待合所みたいな広めのスペースがありましたのでそこを利用させてもらって走行する準備をしました。準備をしていましたらアルピコ交通と運転手の人が何人か来て非常に物珍しそうに見て今からこれで走るのかと驚いた様子で聞いてきたのでそうですがんばりますといろいろ話していました。この国道は非常に交通量が多いから気をつけて走ってねとアドバイスをもらいました。もちろん重々承知していたのでしていたので最強に明るいリアライトを準備して取り付けていきました。

 

https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/flare/

 

 3年ほど前に購入したのでもう新しくモデルチェンジしたタイプになっていますが超強力なライトと非常に目立つ光パターンで後を光らせてくれるので、狭い真っ暗なトンネルの中でも安心して走行することができます。

 

 

●走行開始

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 ちょっとスタートが遅くなってしまいましたが予定通り白骨温泉を経由したルートで行ってみようかなと思い、駅に着いてから30分ほどして準備が完了して走り始めました。

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 走り始めて1時間もしないうちに途中の道の駅 風穴の里に着いたのでここでお昼ご飯です。写真はとっていませんでしたが、暑かったのでざるそばを頼んで美味しくいただきました。

https://fu-ketsu.com/wp/syokujidokoro/

冷やしトマトも売っていたのでかぶりついて途中の補給食として袋売りのトマトも購入しました。

トマト好きにとっては最高の補給食です。

 

 

 

 

白骨温泉
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 さて時間に余裕があるかなと思って白骨温泉によって行きたいなと思って行ったのですが、事前に結構急な傾斜の県道なのはわかっていたのですが、チャイルドトレーラーでは想像以上に過酷なところでして思っていたより1時間ほど遅くになってしまい、結局着いたのは16時前でした。

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 グーグルのストリートビューでみてもらってわかるでしょうが狭くてしんどかったです。自転車で行くことは今後あまり行きたくはないなって思ってしまいました。

 

 案の定もう16時だと売店が空いているぐらいで他には特に何もなくアイスとジュースだけ飲んで乗鞍高原まで向かいました。

 

 

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 白骨温泉乗鞍高原までも5kmくらいですが、やっぱり過酷な道で結局着くまで2時間位かかってしまいました。途中ハイエースに乗った親切な方が車に乗って行きますかと誘ってもらいましたが、あと1時間位で行けそうだったので魅力的なお誘いでしたがお断りさせてもらいました。でも正直乗って行きたかったなぁと後で思ってしまいました。

 

 

 

乗鞍高原に到着
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 結局18時半ぐらいに目的地の民宿に到着です。

遅くなってすみませんと宿の人に挨拶して、自転車を置くところを聞いたところ、えっ自転車とチャイルドトレーラーできたんですか・・・・・とやっぱりめちゃくちゃ驚いでいました。結局冬にスキー板などおく場所が空いておりましたのでそこに置かせていただきました。

 そしてすぐに着替えて夕食を頂き、楽しみにしていた温泉を堪能して初日の疲れをとりすぐに寝てしまいました。翌朝も早起きして朝風呂を堪能してこれから続く地獄に備えました。

 

 

本日の走行データーです。

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次は畳平までの走行を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャイルドトレーラーでの乗鞍エコーライン輪行の旅 その1

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 皆さんはチャイルドトレーラーというものはご存知でしょうか?今、日本国内で自転車に乗れない子供を連れて行く場合は子供のせ電動自転車などのキャリアシートを取り付け子供を載せるのが一般的かと思いますが、世界的に見るとそれはマイナーで欧米などではチャイルドトレーラーと言って子供を載せてトレーラーを自転車の後輪などに接続して牽引して行く方法がメジャーな様です。

 自転車のシートーに子供を載せる場合は高い位置にあげないといけなくそれだけ転倒のリスクがあるため危険ですが、このチャイルドトレーラーだと自然と低い位置にくるので転倒のリスクはほぼありません。

 またフレームに囲われているので万一接触などの事故の時にもトレーラーのフレームが断衝材になり乗っている子供の安全が確保される様になっております。

 ただ欠点もありましてその構造上横幅が広くなり牽引した状態では狭い歩道は物理的に走ることが難しく、日本の狭い道路事情ではかなりリスクのある交通状況の中車道脇を走行せざるおえない時があります。

 しかし子供を載せて走っているととても面白がってすごく快適に乗ってくれていてくれます。その分牽引して走る大人のライダーには尋常じゃない負荷がかかり例え真っ平らな道路であっても相当しんどく疲れてしまいます。

 

https://www.riteway-jp.com/bicycle/burley/

 

 こちらのサイトをご覧になった方がかなり詳しく書いておりますので、そこをみた方が理解が早いと思います。ただ走行感覚がかなり軽いと言っていたりする人が見受けられますが、私の個人的な意見は絶対嘘やんと思いました。確かに巡航速度に乗ってしまって平地で無風や追い風などの状況ではそんなに苦労はないかもしれませんが、ほんのたった1%の傾斜になるだけでも如実に重くなってきます。そこから1%傾斜が上がるごとに倍々にしんどくなって行き5%もの傾斜になるともはや普通の自転車だと15%ぐらいの傾斜の様なしんどさになってくる様に感じてしまします。

 ただ安全に快適に長距離を子供を連れて行くにはこれ以上の方法はありませんので自転車で一緒に走ってみたいと思うパパさんには唯一無二の選択だと思います。まぁはっきり言って地獄の修行ですが・・・・・

 

 さぁそこでです。この旅を計画する前に一度姫路駅から鳥取駅までこのチャイルドトレーラーで子供を載せて引っ張って、妻は自分のロードバイクに乗って、国道29号線を通って行ったことがありましてそれならなんとか乗鞍の畳平まで走ることができるのではないかと思い立って計画を立てることにしました。

 

 

 

●事前計画

 まず最初に思い立ったのは車で乗鞍高原まで行ってピストンで帰ってくる方法でしたが、乗っている軽自動車では相当無理をしないと載らなかったのでそれならいっその事電車で輪行して松本駅まで言ってしまえばいいじゃんと思いつきすることにしました。

 以前鳥取まで行った時は帰りしも走る予定でしたが昼から雨の予報だったため普通電車で輪行して帰ってきたことがありましたので行けるんじゃないかと思いました。

 ただ問題なのが、新幹線と特急列車にロードバイク輪行で載せることはできますが、チャイルドトレーラーを新幹線に載せることができるのかなという心配がありました。そこで調べたのが新幹線と特急列車の扉の幅でした。

 それによると約70cmの幅でして、鳥取に行った時に使用していたのは二人乗りのチャイルドトレーラーで幅が76cmだったので一人乗りだと66cmになるので買い換えることにしました。ただ結論から言って実際に乗る時はギリギリであとでわかったことなのですが、車椅子対応の号車にしたら扉の幅が広かったので書い直す必要はありませんでした。

 さて松本駅まで行くタイムテーブルですが、

 

姫路駅  のぞみ 82号  6:00発

名古屋駅          7:23着

     特急しなの3号    8:00発

松本駅           10:07着

    上高地線新島々行 10:10発

新島々駅         10:40着

 

 と最短ルートで出ましたが、松本駅での乗り換え時間が短いので次の列車でもいいかなという計画を立てました。

 そしてそこから新島々駅で到着後、妻のロードバイクと自分のバイクフライデー ポケットロケット プロとチャイルドトレーラーを連結させて走行準備をする感じにし、

 そこから乗鞍高原までは30kmちょっとだったので時間が余裕があるので白骨温泉によってあわよくば一旦そこで日帰り入浴をしてから乗鞍高原に行こうかというルートで計画しました。

 調べた距離ですと33.7kmでした。

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 翌日はヒルクライムにどれぐらいの時間がかかるか検討がつかなかったので朝一に食事をしてからすぐに出る計画でお昼は畳平の売店で食べてそこから一気に高山駅まで行く計画を計算しました。

 調べた距離ですと72.4kmでした。

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 ちなみに最終電車で姫路まで帰る場合は

 

高山駅  特急ひだ20号 18:47発

名古屋駅         21:03着

     のぞみ107号      21:10発

姫路駅          22:31着

 

 と高山駅での最終に間に合えば十分かなと計画を最初は立てましたが・・・

 後述しますが、台風の影響による大雨のため高山本線が不通になってしまい高山でレンタカーを借りて名古屋で乗り捨てる事に変更しました。

 

 

 

 

●事前準備荷物編

 今まで紹介してきました乗鞍高原まではテント泊装備で行っていましたがさすがに家族3人ではきつ過ぎますし、乗鞍高原で疲れを取りたかったので中心部の観光センターに近い旅館こだまという場所にしました。

 

http://www.ekodama.com/

 

 ですので荷物といっても主に着替えがメインであとは補給食と子供のおやつぐらいで、パンク修理道具を持って行くぐらいでした。だた結果としてなんやかんやでおそらく飲み物も入れると10kg近くにはなってしまった様に思います。サイクルウェアと予備の着替えぐらいでしたが結局重たかったです。

 

 

●まとめ

 以上がおそよ二年前の2018年7月下旬に行った時の記憶を思い起こして書いております。まぁこんなチャイルドトレーラーなんかで日本最高峰の道路地点まで行こうとする酔狂な人はそうそういないかとは思いますが、バカなことをした人の記事だと思って暖かい目で続きを見守ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リベンジ青春18きっぷを使って乗鞍エコーラインへの輪行の旅

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 2週間前にも出かけましたが、乗鞍高原温泉にもまた入りに行きたくなり天気予報で十分確認して晴れ予報だったので思い切って行ったばかりでしたが、リベンジもかねて再度青春18きっぷを利用していく事にしました。

 

naka350z.hatenablog.com

 

 

 

●出発 

 電車の時間は前回と全く同じで出かけて行きました。

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 発車10分ぐらい前に姫路駅のホームに到着です。

 

 ここから前回と同じ乗り継ぎで出かける事にしました。

  

姫路 04:59 発

米原 08:22 着

   08:33 発

大垣 09:05 着

   09:11 発

名古屋09:43 着

   09:46 発

中津川11:07 着

   12:00 発

松本 14:21 着

 

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 途中、中央本線沿いの木曽川付近からの写真

晴れていて明日も良さそうな予感をさせてくれました。

 

 

 

 

naka350z.hatenablog.com

 

 

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 今回はちょっと重いですがよりコンパクトになりそうだったので普通のロードバイク用の輪行袋を使用してみました。ちょっとダボダボでしたが余裕を持って入れることができ楽ちんでした。

 写真は中津川から松本行きの列車ですが車内は空いていたので横向きに置いてもゆったり座れました。やはり普通のロードバイクではこの様な座り方はできないのでとって楽ちんです。普通のロードバイクだと新幹線や特急列車などでしか長距離の輪行はしづらいかと思いますね。

 

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 松本駅までもう少しで到着でしたが100円ショップに寄りたかったのと、また列車が発車まで20分近くの待ちがあったので塩尻駅にて下車です。

 しかし組み立ている最中にタイヤの空気を入れ忘れていたので、自転車屋によって空気を入れて買い物をして出発しました。

 

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 14:40出発して前回より若干早めに乗鞍高原温泉に到着です。と言っても10分ぐらいですが。

 

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 今回は写真を撮ってみましたが、松本から高山までの国道158線のトンネル内の写真です。

 もう本当に暗い狭い道がガタガタ濡れている、後ろから迫って来る大型トラックが爆音をあげながら迫ってきて超絶的に怖いです(>人<;)

 

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 乗鞍高原に着くと安堵できます。

温泉に入って翌日に備えてゆっくりして疲れをとりました。

 

 

 

 

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 今回は前回の失敗を踏まえてちゃんと気象情報を調べていました。やっぱり麓の天気は普通の天気予報で十分ですが、畳平まで行くのでしたら山岳用の天気予報の 『てんきとくらす』の情報を見る必要があります。前回はこれを怠っていたので酷い目に会ってしまいました。

 https://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=21150009&type=15&ba=tk

 上のアドレスが乗鞍岳畳平の予報になります。参考にしてください。

 

 

 ●準備

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 前回と同じ場所で寝泊りをし、翌朝目覚ましをかけていましたが今回もその前に起きてしまいました。30分ぐらいでさっさと全て片付け撤収してすぐ近くの観光センターの駐車場に行きそこで朝ごはんをとり少し肌寒いのでホットコーヒーで温まって夜明けまで時間を潰しておりました。

 

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 今日は思っていた以上に快晴で4:30過ぎですが乗鞍岳の剣ヶ峰が綺麗に見えていました。

 


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 明るくなってきたのでかなりぬる〜く準備運動をかねて登って行きます。

 

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 途中休暇村のすぐ脇がガス溜まりの様になっていて幻想的になっていました。

 

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 三本滝のゲート脇のそばから日の出を迎えます。

 

 

●スタート 

 そして6時ちょうどになってゲートが空きます。今日は絶好の天気ですがちょっと頑張って前回よりもどれぐらい早く登れるか挑戦です。

 

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 前より10分ぐらい早く中間地点の位ヶ原山荘に到着です。まだまだ余裕でしたのでそのまま一気に上がって行きます。

 

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 本当に今日は絶好の快晴の天気で最高です。いつかは紅葉の綺麗な時に来たいですね。

 

 

●ゴール

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 そして前より12分ほど早く日本最高峰の道路地点到着です。

ゲートからジャスト1時間ほどで上りきりました。

 

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 そこから2分ほどで畳平に到着です。

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 今日は7時の段階で気温13℃です。登山者が少し着込んでいる中私は汗だくで休憩です。

 

 長居したい気分でしたが、いつまでもゆっくりできないのでレインウェアを着て下山です。そこから一気に松本駅まで走ってしまいます。

 

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 およそ60km標高差2,200mの下りを2時間20分ほど走って松本駅に到着です。

輪行準備をしてすぐそばのマクドナルドで10:30発の電車まで休憩です。

 

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 午前10時ぐらいでもう気温33℃です。暑過ぎて外には出たくないです。

 

 

 ●帰宅

 そして時間通りに姫路駅まで18きっぷ輪行でまた帰りました。

 

松本 10:30 発

中津川12:54 着

   13:20 発

名古屋14:35 着

   14:45 発

大垣 15:17 着

   15:37 発

米原 16:12 着

   16:17 発

姫路 18:50 着

 

 松本駅から1本あとの12時台発車の列車だとどうやらゲリラ豪雨でダイヤが乱れていたみたいで早めに帰ってきて正解でした。

 やはり乗鞍エコーラインは快晴だと本当に素晴らしいコースで最高です。できれば今年もう一度行きたいなっと思ってしまいます。

 

 

バイクフライデー ポケットロケット プロの輪行の仕方

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 私は今現在4台の折りたたみ自転車を所有しておりますが、長い距離を走りたいなと思う時にはだいたいこのバイクフライデーのポケットロケットプロを電車などで輪行する事が多いです。そこで今回はこのポケットロケットの輪行の仕方について話してみたいと思います。

 いづれこの車体についての走行性能などについては話たいと思いますが、まずはこのメーカーの説明からしてみたいと思います。

 

 

 このバイクフライデーというのはメーカー名ではなく製品名の扱いであり正確にはグリーンギアサイクリングという会社になります。個人的にはハイパーライトマウンテンギアの様なガレージメーカーの立ち位置になると思っています。主に小径車作っておりだいたいがクロームモリブテン(通称クロモリ)を使用してハンドメイドにてオーダーを受けてから使用者の体格に応じてセミオーダーで製造しております。普通折りたたみ自転車は折りたたみの制約上フレームサイズを選択することができませんが、このメーカーは大体大まかに2センチ単位でのフレームサイズを指定することができますので、ロードバイクのようにその人の体格に合った車体を作ることができます。なかなか折りたたみ自転車でそんなサイズを選ぶことができるメーカーがないので非常に稀なメーカーだと思います。

 

 そして今現在主にこのバイクフライデーで選択できる車種は以下のようになります。

 

 

●ニューワールドツーリスト

●ニューワールドツーリスト ライト

 主に世界中を旅することにターゲットをおいた車体で耐久性と快適性を追求したモデル

 

●ポケットロケット

●ポケットロケット プロ

 主にオンロードでの速さを追求したモデルでバイクフライデーのなかで最速になります

 

●ポケットラマ

●ダイヤモンドラマ

 主にオフロードでの使用を想定した車体でマウンテンバイクに近いモデルになります

 

●パキット

 軽量で街中での使用をメインにした軽さを追求したモデルになります

 

 以上が主に選択できる折りたたみモデルになります。

 ただ問題なのが国内で取り扱いのあるショップがかなり限られており片手で数えるぐらいしかないでしょう。私が購入したのが大阪にあるイトーサイクルさんになります。そして折りたたみの特性上メンテナンスに経験が必要になってくると思うので、よほど手慣れた人以外は直接輸入購入するよりは取り扱っているショップでの購入が良いかと思います。

 

 

 私の購入したモデルはモデルを選ぶ時に迷いましたが、1台目に普通のロードバイクを使用しており、2台目の購入で軽量さにもこだわり高額にはなってしまいましたがポケットロケットのプロを選ぶことにし、コンポーネントも最高グレードのdura-ace R9100にせっかくならという事でしました。そのおかげでライダーウエイト86kgの制限はありますが総重量で9.15kgと自転車の素材でかなり重い部類になるクロモリなのにこの重さを実現できました。

 さすがに9kgぐらいの重さですと駅構内を車体を持ち歩く時には非常に快適に移動する事ができます。折り畳み自転車で輪行したことがある人にはわかるかと思いますが、一般的な重さである13キロ位ですと持ち上げ運ぶのはかなり重く非常にしんどくなるでしょう。私のイメージでは以下の様に思っております。

 

●13kg〜12kg

 かなり重く階段を上り下りして移動するとヘトヘトになる。構内の移動が多い駅は避けたい重さです。

 

●12kg〜11kg

 わりと重くてショルダーベルトをつけていると肩に食い込む感じで移動はわりとしんどい。駅構内の移動はあまりしたくない。階段の上り下りも疲れる。

 

●11kg〜10kg

 軽くなってきて駅構内の移動はなんとか可能である。階段の上り下りも負担にはなりにくくなってくる。

 

●10kg〜9kg

 軽い。構内の移動はだいぶん楽になってくる。でも長い距離の移動はやはりしんどくはなってくる。

 

●9kg〜8kg

 かなり軽く長い距離を移動してもあまり負担にならない。階段の上り下りもあまり疲れないです。

 

 というイメージでしょうか。もちろんコロコロをつけて転がす事ができれば楽なのですが、今現在ではそれをすると厳重注意されてしまいますので御法度です。マナーの悪い乗客が増えてしまうと輪行自体ができなくなってしまうので絶対に正しいルールを順守するようにしましょう。

 

 

 

 

 それではここからポケットロケットの輪行の仕方を説明してみたいと思います。

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1、まずは写真の様に左クランクを前にします。

※もしこれを逆にしてしまうとなんと後ろブレーキを外したり、それでも無理ならチェーンをカットしないと戻す事ができなくなってしまいます。

 

 

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2、そしてギアの位置は7〜8速ぐらいのやや外目にしておきます。

 

 

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3、次に前輪を外します。

 

 

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4、次にシートポストの下にあるクランプを解除し

 


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5、シートポストを倒します。

 


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6、そして後輪をグルっと回し込みたたみます。

 

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 するとこのようになります。

 

 

 

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7、次にハンドルポストのクランプを解除して

 


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8、ハンドルを引き抜きます。

 


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9、私は保護カバーとして使えそうな物をホームセンターで売っていたのでそれを保護具として被せております。

 


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10、次にフロントフォークを90度ひねり

 

 

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11、折りたたんだシートポストの間とホイールの間にドロップハンドルの先を差し込んで
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12、ハンドルを2箇所ほどバンドで固定してずれないようにします。

 

 

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13、そして外していた前輪を車体に引っ付けて3箇所ほどバンドで固定して折りたたみの完成になります。

 だいたいここまででおよそ5分近くになります。

 

 

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 私は持ち運びしやすい様にサドルのレール部分とシートポストのクランプ部分にショルダーベルトをつけて
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 このように肩掛けできる様にしてます。いくら軽量で約9kgぐらいと言っても駅構内を手で持って移動することはしんどすぎて現実的ではないのでショルダーベルトをつけて肩に担ぐようにしてます。そうすることによって格段に移動が楽になります。

 

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 あとは輪行袋を被せてあげると完成です。ここまでで私の場合で10分以内と言うところです。妻のロードバイク輪行準備すると15分はかかってしまうので少し早いぐらいでしょうか。

 

 

 しかしここで非常に重要なのですが、輪行準備の時間は誤差の範囲かもしれませんが実際に電車内に持ち込むとあまりの大きさの違いに戸惑うと思います。

 普通のサイズのロードバイク輪行袋に入れて車内に乗るとあまりの大きさに非常に心苦しい思いをしてしまいます。

 それがこのポケットロケットですと以下のサイズになります。

 

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横72cm


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高さ56cm


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幅27cm

 

 と結構なコンパクトさになり合計155cmで宅急便の160サイズになります。

 

 

 

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 このサイズなら縦に置くとクロス転換シートの間に入ってそこに座る事が可能なので移動がとても楽にできるのです。

 これが普通のロードバイクなら車両の端まで歩いて車内の一番端っこで立ったままでないといけないので電車に乗っている間に座って休憩する事がとても難しいのです。この違いは天と地の差があるでしょう。

 

 

 

 

●まとめ

 あまりにマイナーすぎるメーカーの折りたたみ自転車で参考にならないかもしれませんが走行性と軽量性とコンパクトさを高次元で兼ね備えた類稀なる製品だと思います。もし機会がある様なら是非その性能を体感してみて欲しいと思います。

 

 

 

 

 

超軽量 レインウェア モンベル ピークドライシェルのレビュー

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 去年販売開始したGORE-TEX シェイクドライを表生地に使用しましたレインウェア、モンベルのピークドライシェルを購入しました。

 それまでは好日山荘で購入しましたバーグハウスのGORE-TEXを使用したモデルを使用しておりました。

 たびたび使用しておりましたが、UL好きの自分としては重量が280gで持ち運びの際もあまりコンパクトにならなかったので、次第に納得できなくなり追加で軽量レインウェアを買うことに決めました。

 まず最初に候補になったのは同じモンベルのバーサライトジャケットでした。

 何度か試着し、いつ購入しようかな〜と悩んでいたところ、隣を見てみると一緒に陳列しておりましたトレントフライヤーも目に入り、これも軽くて良いなとなりました。

 そしてさらにその隣に置いてありました、このピークドライシェルが目に入り何だこの独特な生地のレインウェアは!?

 となり試着しこれは面白いプロダクトだなと考える様になり一旦帰宅してから検索使っている人のレビューとかないのかなと思い色々検索しましたがあまり参考になりそうなのが見つかりませんでした。

 正直なところ耐久性に不安がありましたが、私の使用条件ならなんとかクリアできるかなと思いまして、このピークドライシェルを購入することにしました。

 

 

特徴

 まずこのレインウェアの特徴ですがモンベルのホームページの情報が一番詳しいので以下そのデータを見ていただいた方がわかりやすいかと思います。

 

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128632

 

 

ピーク ドライシェルUnisex

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品番#1128632ブランドモンベル

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商品情報

メンブレン(防水透湿性素材)を外側に配置した、ゴアテックス シェイクドライ™を使用したモデルです。圧倒的な透湿性を誇り、激しい運動時にもウエア内を常にドライで快適な状態にキープ。恒久的に保水しない表面により、水分を含んで重くなることがなく、速乾性にも優れています。荷物の少ない軽登山やスピードハイクなどで真価を発揮します。

仕様

【素材】ゴアテックス シェイクドライ™
耐水圧50,000mm以上、透湿性80,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値)
【平均重量】185g
【カラー】ガンメタル(GM)
【サイズ】XS、S、M、L、XL、U/S(海外モデル)、U/M(海外モデル)、U/L(海外モデル)、U/XL(海外モデル) (男女兼用)
【収納サイズ】7.5×7.5×15cm
【特長】K-Mono CUT/ジッパー付きポケット1個(左胸1)/車のライトなどを反射して光るテープ(フロントジッパー)/スマートソーイング/スタッフバッグ付き
【機能】トライアクスルフード/ロールアップフード/アクアテクト®ジッパー/運動性を高める独自のパターン/立体裁断(肘)/アルパインカフ/浸水を防ぐ接着加工/裾の調節機能

機能

トライアクスルフード

ロールアップフード

アルパインカフ

運動性を高める独自のパターン

浸水を防ぐ接着加工

アクアテクトジッパー

裾の調節機能

 

詳細情報

ピークドライシェルの素材の特徴<ゴアテックス シェイクドライ>

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メンブレン(防水透湿性素材)を外側に配置した特殊な生地を使用することで、雨を簡単に振り落とすことができ、水分を含んで重くなることがありません。ゴアテックス メンブレンを使用したモデルの中で最も優れた透湿性を備え、ウエア内を常に快適な状態に保ちます。

ピークドライシェルの生地

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防水性と動きやすさを追求した、独自のカットパターン「K-Monoカット」

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画像をクリックすると拡大します。

スタッフバッグ付き

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コンパクトに収納でき、携行に最適です。

独自の縫製技術「スマートソーイング™」

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生地の縫い合わせの余分な部分を取り除くことで軽量化し、シームテープ処理を施して防水性を確保。また、表に縫い糸が露出しないため強度にも優れ、非常にしなやかな着心地です。

ピーク ドライシェルのスタッフバッグ(サイズと重量)

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注意事項(38-178)

【ご使用上の注意】
本製品は表地の保水を防ぐため、防水透湿素材を外側に配置した特殊な構造になっています。他のものとの摩擦により、生地の破損や光沢が生じる恐れがありますので、荷物の少ない軽登山やスピードハイクなどで使用してください。また、鋭利な岩角等で強い摩擦や衝撃が加わった際に生地の破損を招く恐れがあります。ご使用にあたってはこれらの点についてご理解頂き、製品に極端な負荷が掛からないようにしてください。

注意事項(38-145)

【ご使用上の注意】
本製品は超軽量・コンパクトを実現するために極薄素材を使用しています。
そのため生地に強い圧力がかかると、メンブレン(防水透湿素材)の特性上、生地の表面が黒くなることがありますが、防水透湿性に影響を与えることはありません。

 

 

 

 

 ここからは私が実際に計測した物になります。

重量

 173g

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 私が購入したのはXSサイズで本来なら中に着込むことを見越してワンサイズ上の物が良かったかもしれませんが、私は夏季登山の使用や自転車での使用を想定してジャストサイズを選びました。

 それでも中には薄いインシュレーションなら着ることは可能の大きさではあります。体型は165cmの50kgで結構細めなのですがたぶん55kgぐらいまでの方はSサイズが良いでしょう。

 

耐水圧

 ゴアテックスファブリックのものはだいたい50,000mmある物が多いですがこのピークドライシェルも同じく50,000mmもあるので十分でしょう。

 

 

透湿性

 ご存知の様にゴアテックスファブリックの特徴は透湿性もすごいのが特徴ですが、透湿性にだけで見るとゴアテックス以上のメンブレンはいろいろあり例えばですが、e-ventなどが有名でしょう。

 ちなみにこのピークドライシェルは80,000g/24hと通常のゴアテックスの倍ぐらいあります。

 

 

●表生地

 通常ゴアテックスのレインウェアはゴアテックスメンブレンを表生地と裏生地で挟み込んで一枚の布になっています。

 しかし、このピークドライシェルはメンブレンがそのまま表生地に使用してあり見た瞬間から何だこのツルツルの生地は!?ってなるかと思います。

 そして最大の特徴は本当にこのメンブレンは水を掛けても、水につけても全く保水せずに、例え水滴がついたとしても振り払ったり拭いたりすると何もなかった様に水分が落ちて保水することがありません。

 

 

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※水をかけてみたらこの様に水玉がコロコロと現れる感じになります。

 

 

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※振り払うとこの様にすぐ吹き飛んでいきます。

 

 

実際の耐水性能

 まだ実際には大雨の中での使用ができていないのでお風呂場でシャワーを浴びて試してみました。

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 およそ5分ほど浴びてみてみた結果この様になりました。よく見ていただけると本当に生地が全く水分を含まないので本当に感動しました。

 実際にゴアテックスなどのレインウェアを着た人はお解りかと思いますが、雨を実際に浴びて受けても外側から染みてくることは少ないかと思います。

 問題なのは行動中に汗をかき始めて蒸れてきた時にいくら耐水圧と透湿性がすごくても表面の生地に水分が付きそれが薄くべちゃ〜っと馴染んで広がってしまうと、いくら透湿性が高くてもその水の幕がゆく手を阻み内側の蒸気を逃す事ができません。

 ですのでレインウェアは物凄く高価だろうがお手軽品だろうが毎度使用後にきちんとメンテナンスして表生地に水分がコロコロしてすぐに落ちてくれる様に維持する必要があります。

 ですがこのピークドライシェルは恒久的に水を保水しないのでとても素晴らしく思います。

 

 

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 裏側からみてみるとこの様になっておりました。激しくシャワーを受けていたので顔まわりから少し入ってきてしまっていましたのでその水分がついていたみたいです。表生地からは全くでした。

 このレインウェアは実際に着てみてもらうと分かりますが着用した瞬間からまるで外と空気が循環しているんじゃないかなって思うぐらい通気性があるように感じます。

 先日実際に乗鞍エコーラインに行った時少し雨の中着用しましたが、少しだけの雨でしたが十分すぎる性能で下りの使用でしたがすごく快適な使用感でした。本来はヒルクライムでないともっと性能が分からないのでそれはまた機会に試してみたいと思います。

 そしてその帰りぎわに電車の中でやホームの乗り換えなどで羽織っておりましたが、32℃ぐらいでもそこまで暑さを感じずに着れる事ができたのは、やはりこの通気性の良さのおかげなのでしょう。

 しかし逆に考えると登山の時の稜線では防寒性はちょっと低くなるかと思いますのでこれも追って検証してみたいと思います。

 

 

実際の着用感

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 実際に着てみた感じでは私の体型としてはXSでも中に長袖のインナーと薄手のインシュレーションを着ても特に着膨れして動きづらいとはならなかったです。

 この辺の着用した感じはモンベルのショップで試着して試した方がいいと思います。ただ個人的に気になったのがフードの包まれ感が少なく暴風雨の時は顔まわりが少し心許ないと感じます。これも実際に着て違いを見た方がいいでしょう。

 ストームクルーザーはやはりどんな嵐でも耐えてみせるって言う安心感があります。

 ピークドライシェルはより行動中の快適さに重点を置いて周りを見やすいように顔まわりは浅くなっています。

 やはり使用条件がファストハイキングやトレイルランニングにかなり偏っておりますので仕方ないでしょう。

 

 

まとめ

 このピークドライシェルはゴアテックスファブリックのドライシェルを使用した製品で、この生地を採用した商品はまだ多くなく、さらにあったとしても5万ぐらいと強度が弱い製品にその金額を出すのは非常に躊躇します。

 しかしそこはやはり庶民の味方モンベルで出るとおよそ半額の値段で買うとこができるのは非常にありがたいです。

 また不具合があってもすぐに近くのショップで相談できるのはとてもこころ強く安心して使用できるのは嬉しい事です。

 やはりレインウェアは生命に関わる製品ですのでプロのいる店でしっかり相談しながら安心して使用できる物を購入できるのはとても素晴らしい事だと思います。

 個人的には耐久性の面ではまだまだ未知数ですが色々使っていってどれぐらい耐えれるのかみていきたいと思います。また追って報告したいと思います。

 

 

※追記

 購入から9ヶ月ほど使用し、今シーズンの冬用メインシェルとして11月下旬ぐらいからほぼ毎日使用しております。

 耐久性に関しては今現在でも特に擦れたり破れたりといった感じは出てはおりません。

 

naka350z.hatenablog.com

 昨年に行きましたこの時は朝から下山までずっとガスガスで、強い雨が降ったり、弱まったりと、全く天候に恵まれませんでしたが、耐水圧、透湿性は完璧でいっさい不満点はありませんでした。

 テント泊の荷物を総重量6kg以内ぐらいに抑えての登山でしたが、ショルダーベルトの負荷のかかる部分に問題もなく大丈夫でした。

 おそらくもっと重量が増えると今度は腰で荷重を支えるザックになってくると思いますので、よほどの大荷物でない限りは大丈夫かと思います。

 耐久性に関しては引き続き経過を見て行きたいと思います。

青春18きっぷを使って乗鞍エコーラインへの輪行の旅

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 乗鞍エコーラインそれはロードバイクに乗っている人ならいつか行ってみたいと思う人は多いのではないでしょうか。

 標高3,026mの乗鞍岳までは一般的な登山者はアルピコ交通の路線バスもしくは観光バスツアーなどによって標高2,702mの畳平までいっきに上がれてすぐ側にはお花畑が広がっており、そこからすぐに山頂まで登山をすることができ初心者や体力に不安な人でも夏の天気の良い日には手軽に3,000m峰に挑戦できる素晴らしいところです。

 

 

f:id:naka350z:20200811031758j:image※こちらは岐阜県側のスカイラインになります

 乗鞍の畳平までは岐阜県側のスカイラインか長野県側のエコーラインの二方向から登れますが両方登ってみた感じは私のおすすめは絶対に長野県側から行くのがおすすめします。 

 

 本当に素晴らしい景色で最初に2017年に行ってからリピーターになってしまい毎年必ず1回は行こうとはまってしまっております。ちなみに今回で5回目の訪れになります。何度か行くうちになんとか安く旅費を抑えることはできないかなと思い考えついた結論は、青春18きっぷを使ってなら安く行くことができるなとなり昨年も実はその方法で行っておりました。

 

 

 

 ここから参考になるかどうかわかりませんが私の行った工程を紹介してみたいと思います。

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事前にジョルダンの乗り換え案内18きっぷ用で検索したところ

 

姫路 04:59 発

米原 08:22 着

   08:33 発

大垣 09:05 着

   09:11 発

名古屋09:43 着

   09:46 発

中津川11:07 着

   12:00 発

松本 14:21 着

 

 と出てきました。本当は姫路05:53発新快速の米原行きでも間に合うのですが遅延のリスクと乗り換えがしんどくなるのでひとつ前の列車で行くことにしております。

 

●事前準備

 輪行の旅はしたことある人にはわかるかと思いますが本当に細々したものがあり結構な荷物になってしまいます。ですので私の好きなウルトラライトの道具と技術が生きてきます。ロードバイクで走るならいかに軽量化できるかそして持ち運びもコンパクトにできるかが快適にライドするにはとても重要なのです。

 今回私がまとめました荷物を紹介しますのでひとつの例として参考にしてみてください。装備はテントを張っての野宿で外食やコンビニを利用してなので火器類は持って行きませんでした。

 

 naka350z.hatenablog.com

 

 

●テント泊関係

・テント クロスオーバードーム2

シュラフ ナンガ ミニマリズム180

・マット イナーシャ ミニマリスト

・着替え インナー・タイツ・くつ下

・グランドシート タイベックシルバー

・小物関係 アイマスク・耳栓・モバイルバッテリー・充電ケーブル・短パン・バスタオル・デオドラントシート

 

輪行関係

・自転車本体

輪行袋

・固定用バンド

・ショルダーベルト

 

●自転車ライド関係

・フロントライト・リアライト

・ガーミンフェニックス5X

モンベル ボトルホルダー

・シェルト サコッシュ

・パンク修理グッズ

・レインウェア 上下

・自転車ロック

 

●電車移動時

・ゼロサンダルシューズ

・ハイパーライトマウンテンギア スタッフバッグ

 

●ライド服装

・サイクルジャージ

・ビブショーツ

・インナーウェア

CW-X ジェネレーター

・ヘルメット

ビンディングシューズ

・サイクルグローブ

 

 大分軽量化を意識して道具を厳選してみましたがそれでもやはりこれぐらいの荷物にはなってしまいます。本当は宿屋に止まったりした方がもう少し荷物が少なくいけるでしょうが、ただ寝るだけで朝早くに出発しないといけないので、ささっと寝ることができ夜明けとともに行動ができる、テント泊はある意味手軽で便利かなと思います。

 以上の荷物をまとめてみると輪行中の持つザックの重さはおよそ3kgほどでおさまっております。靴は電車に乗っている間ビンディングシューズでは非常に苦痛ですので替えの靴が必要になると思いますが、私はテン場で使ったりできるようにと以前購入していたゼロシューズのサンダルを駅構内の移動用に使用してみました。使わない時は若干重いですが思った以上に快適でよかったです。

 

 

 

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 出発したのは2020年8月6日(木)の早朝4:30過ぎにに家を出て最寄りの姫路駅に到着し

 

青春18きっぷを購入 12,050円にて購入。

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 始発の列車に乗り約3時間30分の移動です。

 

 1時間ちょっとしか寝ていませんでしたので道中は乗り慣れている神戸線の路線ですしほぼ寝ていました。

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 列車の車内の乗車中は座席の脚元に折りたたみ自転車を縦に置きそこの間に足を入れて座っておりました。隣に座った人に若干はみ出しておりすみませんでした(*´-`)

 

 米原に到着してすぐ向かい側に列車が到着し大垣までになります。

 

 大垣に到着し階段を上り下りしホームを移動し新快速豊橋行きにのり名古屋まで移動です。

 

 名古屋駅に到着し1本後の列車でも大丈夫でしたが、中津川駅でゆっくり待ちたかったのでギリギリの乗り換えで快速 中津川行きに乗車します。

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全く遅れなく定刻通り中津川駅に到着。

暑いです。

マスクもして風もなく晴れていたので汗が吹き出してきます。

 次の松本行きの列車が12時ちょうど発で1時間ほど時間があるので外のコンビニに買い出しに行き時間をつぶしていました。

 

11時50分ぐらいに松本行きの列車が入ってきてようやく乗り込みます。

ここから2時間20分の鈍行の列車旅が始まります。去年も乗りましたけどここの区間は川沿いの綺麗な景色を眺めながらアルプスの山々を見れたりしゆったりとした列車の旅ができる、とても素敵なところと思います。

 JR西日本に比べJR東海の車両は1両1両にお金をかけた乗り心地のすごくいい綺麗な車両でとても羨ましく思います。さすが新幹線でいっぱい売り上げがある会社の車両はグレードが全然違うなと思いました。

 車内の乗車率は3割から4割程度で皆ゆったりと乗れていたので座席に折りたたみ自転車を置いていても全く迷惑になることもなく旅することができました。

 

 

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 そして2時間20分ほど経ち定刻通りようやく松本駅に到着です。

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 もやっていて山があまり見えませんでしたが松本に来たなぁって言う景色が広がっていました。

 ゆっくり堪能したいところですが時間がないのでささっとライドの準備です。

 

 

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 展開すること自体は2分もあればできるのですが、走行中はリュックを背負いたくないのですべてのものを自転車に取り付けるいわゆるバイクパッキングの準備に時間がかかってしまいます。もちろんバイクパッキング用のシートポストバックも購入して持っているのですが、ヒルクライムなどをするときにどうしてもバックの後ろの方が振れてしまい乗りにくいので最近はほとんど使っていません。もちろんそのバックの中にいろいろ掘り込んでいたら比較的早くパッキングが完了するのですが、走りやすさと重さも考慮して写真のような感じにたどり着きました。

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 ドロップハンドルの部分にオルトリーブのドライバックを装着し、サドルの後ろの部分に小物関係を入れたブロンプトン輪行袋用のバックを流用しています。これが結構取り付きやすく適度に大きく軽く扱いやすいので非常に重宝しています。

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これが全部装着した時の写真です。かなり軽量な感じでまとまっているんではないでしょうか。

 

 

 

 準備が完了し、そしてここから乗鞍高原まで自走です。

 結局電車が着いてから走り始めるまで約30分ほど時間が経っていました。

 

 

スタートしたのは14:53です。

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ここから松本電鉄新島々駅まではあまり登りのない平坦の道ですが、そこからが非常に難所の区間になります。距離や勾配は個人的には大したことはないのですが、国道で交通量も結構多く道もかなりボコボコの区間もあり、トンネル内が非常に狭くいつも濡れており、トラックなどが近づいてくるとかなり遠くても爆音が響いてきて相当プレッシャーになります。トンネルの数も正確には数えておりませんが10個以上はあり疲労がたまります。可能であるなら避けて通りたい区間です。

 

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 新島々駅の近くに最後のコンビニがありそこで休憩と食料の補給をします。乗鞍高原では食事できるところは多少ありますがあまり当てに出来ないのでもっていく方が賢明です。

 

 

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 途中に道の駅風穴の里がありここでトイレ休憩と水を補給します。ちなみにもう少しだけ道の駅から進むと道路脇に水を汲める場所があります。

 もう少しスタート時間が早ければここで昼食もできるのですが私の着いた16:20ぐらいだともう全て閉店してました。

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標高のわかりやすい地図があり参考になります。

 

 そしてここから本格的な地獄の区間になります。トンネル本当に怖いです。リアライトは絶対に必須の装備です。忘れると生命の危機に関わります。絶対に持っていきましょう。

 

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途中に梓ダムがあり絶景を堪能できます。でもまだまだトンネルは続きます。そこから3つほど抜けると乗鞍高原への分岐に着きます。そこから結構なヒルクライム区間になり分岐地点が標高1,100mで乗鞍高原が1,450mと少ししんどい区間が続きます。しかし個人的には交通量が1/5以下になるので気はかなり楽になります。

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 まだ乗鞍高原まで3kmほどありますが遠くに乗鞍岳が見えてきました。

 

途中リカーショップが17:30閉店間際に開いていて少し補給しようやく目的地の乗鞍高原温泉に着きました。

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 乗鞍温泉は何度か利用してますが白濁の湯で本当にいいところです。白骨温泉はもっと秘境感がありさらに素晴らしいですがアクセスが悪いのであまり行けていないです。2年前に行った時は結局どこの日帰り温泉にも入れませんでした(*´-`)

 

 

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 入浴後適当に進み本日の野宿の場所に到着です。案の定撤収時に蚊にすごく刺されてしまいました。何か対策を考えないと行けませんね。

 

 

 

 

 

 

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 翌朝4時前に目が覚めてしまい少し早いですが準備してヒルクライム決行です。およそ20km標高差1,250mの工程です。

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 三本滝までゆっくり登ってきて(途中熊らしき物音はありましたが)ここにゲートがあり、6時開門まで休憩です。本当は岐阜県側に降りたいのですが崖崩れで通行止めなので今日はまたここまでUターンしてきます。

 しかしここで最大の過ちを犯しておりました。きちんと準備段階でレインウェアを持ってきておりましたが、すぐに登って降りてくるから大丈夫と想定しましたが、後述しますが悲惨な目に遭ってしまいました。荷物は乗鞍高原センター付近にデポしていたのでかなり軽量で素早く登る準備はできていたのですが。

 

 

 

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 そして6時開門して登り始めます。上はガスっているから気をつけてと門番の人に教えてもらいまして、挨拶をしていきます。下の方が景色が良く見えてよかったです。装備はパンク修理グッズぐらいでほとんど持っていなかったですし普段ローラー台でよく乗っていただけに相当順調に上って行きました。

 

 

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 途中標高2,350mにある位ヶ原山荘にテント泊装備は持ってない違いはありますが去年より15分も早く到着です。まだまだ開店まで時間がありますし天気があまり良くないのでさっさと通過です。しかしここから徐々に天気が悪くなってきておりもう少し先の森林限界まで行ってみようと前に進みます。

 

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 晴れているとこんないい景色なんですがね(*´꒳`*)

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森林限界を超えてくるとやっぱりガスっており怪しい雰囲気になりゆっくりと様子を見ながら行きます。まあ大丈夫かなと思ってそのまま一気上まで行こうと決心しペダルを進めて、

 

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 ちょうど今回の工程最高地点2,706mに到達したって思った瞬間です。

 一瞬にして風速20m/sぐらいの暴風雨を食らってしまいいっきに身体がびしょ濡れです。思わず「うわぁ〜」と声が出てしまいました。とりあえず物陰に隠れて少し考え込みます。

 畳平まであと500mぐらいで晴れていれば一瞬で付いてしまいますが、売店に逃げ込むのにも辿り着けるか不安になりもうこれならとっと撤退した方が良いと判断して逃げ帰りました。

 

 なんとか麓の乗鞍高原センターまで降りてきましたが指先が紫色になっており少し低体温になっておりました。心底レインウェアを置いてきてしまったことを後悔しました。

 温泉に入りたかったですが開店まで時間がありこれなら松本まで降りた方が暖かくなると判断しデポしていたレインウェアを着込んでホットコーヒーを飲み少し落ち着いてから一気に下界の松本駅まで降りて行きました。

 

 

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 頂上が7:11でそこから60km以上離れた松本駅到着が10:08と休憩入れて3時間の走行でした。下りはやはり早いですね。

 ちょうど電車が10:30のが乗れそうでしたのですぐ輪行準備をして汗だくになりながら5分前に電車に乗ることができました。

 着替えは途中お手洗いでさせてもらいました。汗だくのままだと周りに迷惑ですので(*´-`)

 

 

 松本駅からまた青春18きっぷを使用し姫路駅まで戻ります。

 

松本 10:30 発

中津川12:54 着

   13:20 発

名古屋14:35 着

   14:45 発

大垣 15:17 着

   15:37 発

米原 16:12 着

   16:17 発

姫路 18:50 着

 

 とおよそ8時間超の工程です。お金があるなら特急と新幹線で帰りたいですが電車旅も好きなのでこれで帰宅しました。

 

 長かったですが無事定刻通り姫路駅まで帰ってきて歩くのもしんどいのでぱっぱと自転車を組み5分ほどで家に帰りました。

 

 やっぱり家に帰ってくるまでが旅ですね。今回は天候が優れず残念な輪行の旅になってしまいましたが全体的に楽しめた旅になりました。

 チャンスがあれば今年もう一回乗鞍に行ってみたいです。

 

 

 

ネイチャーハイク バッグパック Rock 60L+5L Backpack レビュー

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 本日はAmazonで購入しましたネイチャーハイクのバッグパックを紹介したいと思います。

 

 

 このザックはぜつえんアウトドアのぜつえんさんが紹介しておりました物で

 

https://www.zetuenlife.com/entry/amazon-ts-2007

 

 一目見た瞬間からこれはいいなと思い直感的にこの値段でならバーゲンプライスだと思いすぐに購入することにしました。

 

 

 

 それでは細かい作りをいろいろ見ていきたいと思います。

私は発送まですぐでしたのでアマゾンで購入しましたが翌々日には到着して6,900円で買うことができました。

 同じくアリエクスプレスでも購入できる様ですが金額はほぼ同じぐらいで海外発送ですのであまり魅力的にはなりませんでした。

 

アリエクスプレスならこちらになる様です。

 

https://ja.aliexpress.com/item/4000836381566.html

 

 

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製品の説明

ブランド: naturehike

名: rock シリーズ 60L ハイキングバックパック

モデル: NH19BP095

材料: 耐引裂性 420D ナイロン生地

重量: 約 1.16 キロ

最大荷重: 15 キロ

容量: 60L

サイズ: 26cm × 18cm × 53cm

色: 黒

 

上記の情報はアリエクスプレスの掲載しておりましたものです。

 

 

 

 ここからが私が実際に見たものになります。

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 まず私の持っている一番大きいシュラフであるイージスマックスのウルトラを入れてみてMaxの大きさをイメージしてみました。画像で見た以上に実物は大きく感じます。正直背面長のサイズがワンサイズしかないのはマイナスポイントです。欧米人をメインターゲットにしているので私みたいな165cmで50kgの体型だとかなり大きいです。同じ容量で重たい物を想定した場合はグレゴリーのディバ70 Sサイズの出番ですね。ただ夏山装備で適当にザックの中に放り込んでさっさといきたい場合はこのザックの作りは非常に良い様に思いました。

 私の持っている装備でテントをヒルバーグのソウロとかにしても内容量が食糧・水込みで10kgぐらいで4泊5日ぐらいで十分行けそうですのでこのザックの想定重量15kg以内には十分であると思います。

 ちなみに大型ザックで一番重要なウエストベルトはクッション自体はしっかり厚みのある物でしたが流石にグレゴリーのバルトロやディバに比べると貧弱です。

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 ただここからは私の個人的な思いなのですが最近の装備でテント・シュラフ・インシュレーション・マット・ストーブとクッカー・食料を軽量性を少し考えた物を揃えるだけであまり高額でなくとも十分軽くできると思うのでザックの重さを含まずに10kg以内で十分可能であるとは思います。

 ですのでこれぐらいのウエストベルトの作りでも一般的な夏山のアルプスのルートだと十分問題ないとは私は思っております。もちろん超軽量でコンパクトにできればザックの重さはもっと軽量な物を選択できるでしょうがそれにはお金もかかりますし、パッキング技術もだいぶん難しくなると思うので、このぐらいのゆとりある大きさのバックパックの中に放り込んでパッキング可能なのは初心者には重要なことだとは思います。

 

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 このザックを最初に背負って一番最初に感動したのがこのショルダーパッドについているポケットでした。

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 このポケットはパッドに直接縫い付けられていてそしてサイドと底がメッシュになっており理想的な作りで大きさも500mlのペットボトルがちょうど入る大きさ(これ以上容量が大きくなるとバランスが悪くなる)

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 でコードもついておりスマホコンデジを入れるには申し分ないと思います。欲を言えば両方についていたら個人的には嬉しかったです。

 

 


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  次にウエストベルトのポケットはグレゴリーのバルトロとかに比べると比較的大きく私のiPhone Xもちょっきし入りました。まぁここには行動食とゴミを入れるのが一番いいのではと思います。

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 そして安い金額で購入したのであまり期待しておりませんでしたが、ウエストベルトのバックルはこんな感じでかなり質感がよくとても良かったです。ジッパーも滑らかに動きとても使いやすいです。

 

 

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 次にザックのサイドポケットですが私は持っておりませんがナルゲンの1Lのボトルがジャストサイズの大きさかと思います。

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 参考までにコンパクトにまとめたハイパーライトマウンテンギアのディリゴ2を差し込んで見たら意外に行けました。実際には片方にボトルで、もう反対はテントポールがいい使い方だと思います。

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 そしてコンプレッションベルトもしっかりしており、しっかり絞れる様になっていましてさらにこのバックルもウルトラライト系のメーカーでよく使われておりますパーツでとても使いやすいのがついておりました。

 

 

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 次はトレッキングポールを刺したりする時に使いやすい様にループがついており、ショックコードで落ちない様に簡単に使える工夫がしておりました。もちろん左右にあります。

 

 

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 そしてこのザックの1番の特徴でもあるメッシュのポケットがかなり使いやすいです。伸縮性のあるメッシュ生地に入り口がきちんとゴムバンドでなっているのでとても使いやすく参考までにディリゴを放り込んで見ました。容量は5Lほどで濡れたレインウェアやインシュレーション・ウインドシェルなどが一番使いやすいでしょう。

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 そしてその上にありますネイチャーハイクのロゴの裏にもポケットがあり、山と高原地図がすっぽりと入る深さでしたので、ヘッドライトやファーストエイドキッドを入れるに一番使いやすい大きさかなと思います。上のコードを止めていましたら落ちる心配もないと思います。

 

 

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 上にはクローズドセルマットを固定するのにちょうどいい長さのコードがついておりますので使いやすいと思います。

 

 

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 次にメイン気室へのアクセスですが一般的な雨蓋式の物ではなく、個人的に好みのロールクロージャー式のタイプです。

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 この様に巻き上げて左右でバックルで止めるので中の荷物が多い時でも落ちる心配は少ないです。

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 またあまり使わないでしょうがこの様にも閉じることはできますがすっきりした見た目にならないので私は使わないでしょう。

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 Maxまで伸ばすと90cmぐらいまでなり相当大きな容量になります。

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 中には何もポケットはなく、ハイドレーション用の固定フックもついていないのは若干惜しいです。個人的には使うことはないので問題ありませんが、必須の人は対策が必要でしょう。

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 ポケットがついていない代わりにアルミのフレームが入っており首の部分はカーブがついており結構体にフィットするサイズ感だと思います。

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 中にディリゴ2を放り込んでみたいサイズ感で幅35cmぐらいまでなら横に入れるのは可能な大きさかと思います。

 

 

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 背面は自転車用のザックみたいに背中に隙間が空くタイプではありませんが、メッシュ素材で必要十分のクッション材で背負いやすいとは思います。

 

 

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 ザックの身体へのフィッティングはそれぞれウエストベルト、ショルダーパッド、チェストベルト、肩上部にもありかなりしっかり密着できる様にはなっております。

 

 本当に正直購入した金額から考えると相当クオリティが高いと思います。

そして驚いたのが縫製のほつれが1箇所だけぴょっこと出ていただけでそれ以外は大手メーカーと何ら遜色のない縫製で変な匂いもなくびっくりしました。

 元々の定価はどうやらこの倍ぐらいみたいでアンダー7,000円でこのクオリティは衝撃を受けました。普通のテント泊ならこれで絶対十分だと思います。

 他の人にも十分勧めれる物だと思います。これでさらにレインカバーも付属しております。

 

 

●まとめ

 正直注文するまでは若干不安な部分を思っておりましたが、過去にネイチャーハイクの製品は今までにテントはVIK1にopalus3を購入してものは値段を考えたら少しいいのですが生地がだいぶん値段なりでちょっと期待外れであっただけにこのザックは購入して良かったと思っております。個人的にはこれは夏のアルプスに行くにはもっとウルトラライトに装備重量を削って行くのでこのバッグは徒歩キャンプや輪行キャンプなどに使用したい物だと思いました。