6月中旬の中央アルプス 空木岳から木曽駒ヶ岳への縦走登山 前編
中央アルプス、アルプスには度々訪れておりますが、そのほとんどが北アルプスで実はまだ中央アルプスには行ったことがありませんでした。
今回、平日なのですが連休が取れましたので雪のなさそうな空木岳から木曽駒ヶ岳への縦走の計画で行ってみることにしました。
事前計画
マイカーで行く方が時間が出来き良かったのですが、今回は使用できませんでしたので公共交通機関だけで中央アルプスに行くことに決めました。
あまり交通費はかけたくありませんでしたので新幹線と特急を使わない方法で行けないかなと色々考えておりました。
そこで最初に思いついたのが中央本線の木曽福島駅まで行き、そこからコミュニティバスに乗り換えて、大原上のバス停まで。
そこから歩いて登山口まで行き木曽駒ヶ岳7合目避難小屋泊もしくは木曽駒ヶ岳頂上山荘まで行って見ようと考えました。
でもそれだと帰りの最終日の3日目に空木平避難小屋ぐらいからだらだら降りて行くのもめんどくさい。
と悩みに悩んで、結局当日の朝に計画変更して上の地図のルートの空木平避難小屋に1泊目、翌日空木岳に登り、そこから木曽駒ヶ岳まで縦走して木曽駒ヶ岳頂上山荘にでもテント泊、最終日にゆっくりと駒ヶ岳ロープウェイで下山とする事にしました。
当日の天気予報
事前に調べた天気は以下の通りでした。
6/16(水)☁️→☔️
6/17(木)⛅️
6/18(金)⛅️→☔️
ぐらいな感じで気温も日中は10℃で、夜は頂上山荘だと氷点下行くかどうかぐらいかなと少し雨が降るぐらいで強い雨ではないですし、風も弱いので良いなと決行する事にしました。
装備重量
中央アルプスはほぼテント泊できる箇所がなく避難小屋泊がメインになってきますが、頂上山荘でテント泊をするかも?という事でテントも準備して食糧行動食込みで5.0kgジャストになりました。
水は腰に水筒(エバニューのウォーターボトル)を巻きつけていく作戦のため含んでませんが登山口近辺で給水していく作戦にしました。
主要装備
テント ノルディスク ロフォーテン
シュラフ OMM Mountain Raid 100
マット 山と道 ミニマリストパッド
フリーライト マイクログラビティ
クッカー ジェットボイル スタッシュ
バーナー フリーライト ブラストバーナー
レインウェア モンベル ピークドライシェル
保温着 OMM コアジャケットを上下
ファーストエイドキッド
その他小物
食糧行動食
カレーメシ×2食
カロリーメイト×4箱
ようかん×4個
ソーセージ×3本
お菓子
スープ×3個
ココア×4本
以上が大まかな内容です。それを2、3ヶ月前に購入してましたハイパーライトマウンテンギアのメトロパック1800(28ℓサイズ)にパッキングして準備しました。
YAMAPの活動記録
最近はヤマップを使用してほぼ登山に行ってますのでそちらの行動記録も参照していただければと思います✨
空木岳・木曽駒ヶ岳の縦走登山 https://t.co/4IyjxH0BeN #YAMAP pic.twitter.com/eaVS9pfn2q
— なかちん (@naka350z) 2021年6月17日
登山口まで
というわけでこの日は始発から行動開始しましたが、電車での移動中でもどうしようか色々悩んでました。結果以下の時間で移動する事にしました。
JR姫路駅 4:59発
⇩ 1,520円
JR大阪駅 6:30着
阪急高速バスターミナル 8:30発
⇩ 5,100円
駒ヶ根ICバス停 13:39着
というわけで姫路駅に始発で出発してましたので大阪駅でバスの発車まで少し長めにゆったり時間を潰す事になりました。
阪急梅田のマクドナルドで朝食です。
バスに乗るとあまりぼりぼりと食べれないでしょうから今のうちに腹ごしらえです✨
緊急事態宣言中のためバスは減便で運行状況は上記の通りになっておりました。
というわけで8:30定刻通りアルペン伊那号(箕輪行き)に乗車です。
登山を再開するまでほぼ縁がありませんでしたが、このバスに乗車すると中央アルプスめちゃ近く行けるので便利ですね。
今後何度か利用して中央アルプスに行くのにとても良さそうに思いました✨
到着まで5時間以上あります。スマホのバッテリー節約のためにもあまり使用できませんのでぼーっと外の景色を見たり、うつらうっつらと居眠りしながらいきます。
けど名阪自動車道の工事の影響で渋滞があり予定到着時刻より遅れるみたいです。
大まかなルートはこうですかね?マイカーで行った方が早いですが縦走が難しくなりますからやはり公共交通機関を使う場合は色々な登山口へおりる事が出来るのは良いですね。
14:16 予定より渋滞の影響などでおおよそ40分ほど遅れて到着です。
もう少しで夏至なので日没まで時間はありますが、空木平避難小屋まで行くにはちょっと40分の遅れでも痛いです💦
菅の台バスセンターから空木平避難小屋まで山と高原の地図ではコースタイムで415分とほぼ7時間です。
到着が21時ってなるときついですが、登りの場合はテント泊の荷物でもこういうコースだと私はいつも事前に調べた時でもコースタイムの×0.6〜×0.7ぐらいな感じなので問題なく歩いていければ日没前には空木平避難小屋に到着できるでしょうが、このあと雨が降ってくる予報なので天候次第では手前にあります池山小屋に泊まる予備案で行く事にしました。
近くのバス停の写真です。この時もっと詳しくきちんと見ていれば良かったのですが、ロープウェイ運休のお知らせが貼ってありました💦
これを知らずに後々ひどい目に会う事になるとはまだこの時は想像しておりませんでした💦
登山開始
というわけでロープウェイを使って降りるか、木曽駒ヶ岳から中央本線の木曽福島駅方面に下山するかこの時まだ決めかねていましたが、上の青線のルートで今回は行く事になりました。
14:37 菅の台バスセンターの付近を少しショートカットして登山開始です。
14:53 駒ヶ根高原スキー場の駐車場です。おそらく普通のマイカーはここで止めて空木岳への登山が一般的でしょう。
このまま一応もう少し上の林道終点まで道はありますが、ジムニーなどの車が良さそうでしょうし、今年度は林道が工事中のため上までは行けないみたいです。
林道終点までは基本このような感じでずっと登っていきます。
登山客がほとんどいなかったのかクモの巣がまとわりついてくる感じがして不快でした。
暑かったので半袖でしたが、アームカバーを付けて対応しました。持ってきていて正解でした✨
林道はほぼこんな感じなのでしょう。
ちょっと我が家のマイカーのラパンちゃんでは厳しめですね💦
15:38 林道終点に到着です。
コースタイム 1:30のところ1:00で到着
もうこんなに上がってきていたのですね。駒ヶ根市内が唯一見えました。
15:58 タカウチ場到着
30分のところ20分でした。
池山小屋までは基本こんな感じで登っていきます。
難しい箇所もなくさっさと行きます。けどここの間で雨が降ってきました。強くは降っていませんでしたし、樹林帯で無風だったので折りたたみ傘をさしていきます。
16:26 池山小屋の水場に到着です。
40分のところ28分でした。
ここで水分補給です。多分空木平避難小屋で水分補給できると思いますが、地図には水場マークがありませんでしたので念のためにここで1.5リットルちょっと補給していきました。
でもここの水はちょっと細くて10分もかかってしまい若干タイムロスな気分でした。
途中なんか白いでっかいキノコがありました。このキノコなんなんでしょうか?
17:33 大地獄と小地獄区間に到着です。
あまり下調べせずにきていたので、大地獄は思った以上に鎖場や梯子がありちょっとびっくりしました。
でも慎重に行けば特に高度感もなく個人的には問題ありませんでしたが、小学生や初級者をいきなり連れてくるにはちょっとおすすめ出来ないなと思いました。
急いでいたので上の写真は小地獄の通過時のものです。
小地獄と迷い尾根の間には少し崩落箇所がありました。少し注意して通過です。
17:51 迷い尾根到着
18:09 ヨナ沢の頭到着
池山小屋からコースタイム2:30のところ1:44でした。
この後もう少し登るとまだ雪が残っているのかと見てなんか嬉しくなりました。
明日めちゃ苦労させられるハメになるのにこの時は呑気なものでした💦
18:42 空木平避難小屋手間の分岐到着です。
コースタイム1:30のところ0:33でした。って絶対そんな時間かかんないと思います💦
普通に行って1時間ぐらいじゃないでしょうか。
とうとう空木平にきました。雨でガスガスです。手前にあるところでテント張れる感じですね。
張りたくもなっちゃいますが、中央アルプスは木曽駒ヶ岳だけ幕営可能ですからね💦
でも避難小屋は多いし多分登山者もあまり多くはない感じはしますね。
小屋手前に普通に川が流れていてここで汲めましたね💦
下から持ってきた水はただの重りでした💦
18:57 無事空木平避難小屋に到着です。
かなり綺麗な小屋で嬉しいです。どうしましょう?こんな時間について先客の方に迷惑にならないかな?と恐る恐る開けましたが、誰もいませんでした💦
平日で雨予報の影響でしょうか?ぼっちでの避難小屋の利用って正直かなり寂しかったです💦
というわけで真っ暗闇になる前にさっさと食事です。
今回はジェットボイルのスタッシュのクッカーにアルストの組み合わせでブラストバーナーを持ってきました。
この組み合わせめちゃよかったです✨
550mlほどの少し冷たい水が17ccのアルコールでぶくぶくと沸騰できました。
燃費抜群ですし、火力が強くてこの組み合わせ最強じゃないでしょうか✨
で沸騰したお湯を使ってチキンラーメンメシとコーンスープとココアを飲んで温まりました✨
まとめ
再三悩んで悩んで駒ヶ根インターから空木平避難小屋までのルートできましたが、およそ4時間半ほどでこれて強い雨にはならず無事到着してよかったです。
明日は少し天気はお昼までは良さそうな予報でしたので日の出前に出発して空木岳に行きそこから絶景の稜線歩き、そして木曽駒ヶ岳に行く予定です。
でもひどい事が待っていようとはこの時はまだ知る由もありませんでした💦
テント泊登山やキャンプにとてもおすすめのモバイルバッテリー 無印良品のUSB用モバイルバッテリー MJ-MB1のレビュー
みなさんモバイルバッテリーは何かしら持っていることは多いと思いますが、今回は私が使っておりますおすすめの無印良品のUSB用モバイルバッテリーMJ-MB1を紹介したいと思います。
製品の情報
USB用モバイルバッテリー MJ-MB1
コンパクトで大容量のモバイルバッテリーです。残量をLEDで確認できます。
充電式リチウムイオン電池 3.63V 10000mAh スマートフォン(iPhoneやAndroid)などへの給電ができます。 パソコンなどのUSB端子を利用して充電が可能。
消費税込3,990円
商品番号 82943955
原産国・地域 中国
外寸 サイズ:幅6.2×奥行2.2×高さ9.6cm
重さ:約195g
型名 MJ-MB1
主な機能・性能
充電式リチウムイオン電池 3.63V 10000mAh
その他特殊機能
最大出力 18W(DC5V-3A、DC9V-2A、DC12V-1.5A)
付属物情報 microUSBケーブル(専用) ケーブルバンド 取扱説明書
製品の特徴
1、軽量コンパクトなのに大容量の10,000mAh
2、信頼のアンカージャパン製
3、無印良品らしいシンプルさ
製品の実測情報
まず最近のモバイルバッテリーだと10,000mAhとか普通すぎて何も特徴はないかと思います。もっと大容量な製品はいくらでもありますし、安価な製品もAmazonで探せばいくらでも出てきます。
実際私も幾度となく購入してきました。しかし、本当に使いやすく、定格通りのバッテリーが持ち、シンプルで、持ち運びのしやすいコンパクトなモデルってなかなかなく正解にたどり着いておりませんでした。
これは薄くて良いな、でも持ちが悪くていまいち。
これは大容量で良いな、でもサイズが持ち運びにくい。
と幾度となく買っては使わなくなっておりましたが、無印良品から出ておりますこのモバイルバッテリーを購入してみてなんだかゴールに着いたように思いました。
ご覧のように端子はシンプルにOUTとINの2つしかなくこれ以上ないぐらいシンプルです。
でもこれがいいんですよね。持ち運びには色々な機能をつけると形がスッキリせずにま四角になっていなく私は困ることが多いです。
でも無印良品の製品は突起物が一切なく感動しました。これがスタッフサックに入れたりするとすごくパッキングしやすくて収納しやすいのです。
そしてこのシンプルな無地のホワイトがさらさらして、手に持つととても気持ち良いのです。ずっと持っていたくなるぐらいです。
意外と持ち心地が良くないモバイルバッテリーって多くて携帯して充電するのにそこまで気を使っている製品って少ないと思います。
サイズ感が絶妙で、私の小さめの手のひらでもちょうど収まる大きさです。
付属品について
箱の中には説明書とUBSケーブルとケーブルバンドになります。
ちなみにバンドはこのようにバッテリーに付けれるようになってます。
これも無印らしい品質の良さを感じます。
実測重量は193gと持つと少しずっしり感じる重さになります。
でも10,000mAhのバッテリーだと普通はこれぐらいでしょう。
画像では少しわかりにくいですが、ボタンを押すと青白く綺麗な色でLEDランプが8個点灯します。
残量に応じて減っていきます。
2個減ると25%減って感じですね。細かくわかって便利です。
もちろんデジタルでわかる物もありますが私はこれでちょうど良いと思います。
実際に使用した感想
まだ2泊3日ぐらいまでのテント泊でしか使用しておりませんが、普通に登山時にはスマホ(iPhoneX 2017年モデル)を機内モードにしてYAMAPなどを利用しての行動。
上記のライトの充電1回で、スマホは30〜40%ぐらいに減っての充電を2回ほどしてランプが5個点灯ぐらいでものすごく持ちが良いように感じております。
この感じですと4泊5日ぐらいで節電を意識しながらですと十分持ちそうに思いました。
やはりアンカー製はAmazonなどで販売しております訳の分からない製品とは有用実効mAhが全然違いロス率が少ないと実感しております。
多少高くてもこういったアウトドアアクティビティにはきちんとしたメーカーの物を持っていくべきだなと改めて思いました。
まとめ
正直この10,000mAhのバッテリーに3,990円は少し高額です。
色々な通販サイトなどで探せば同じ値段で倍の容量の製品はいくらでも出てくるでしょう。
でも信頼性があって、シンプルで、持ちやすく、ハイパワーなバッテリーってなかなかないのですよね。
でもフリマサイトなどを見てますと未使用な製品が2,000円以下で販売されていたりしますのでそちらで入手したりすれば非常にお買い得な気はします。
ちなみに私は同製品を2個持っておりまして、最初は1,800円、2個目は1,500円にて入手しました。
個人的にはこんなシンプルなタイプで同じく無印良品で5,000mAhぐらいで重量が120gほどの物があれば1泊2日用に欲しいですが、現状なかったのでこれを当分使いつづけるでしょう。
テント泊登山のランタンやヘッドライトにもおすすめ ボントレガーのイオン 200RT フロントライトのレビュー
今回は自転車用(ロードバイクなどのスポーツタイプ)のフロントライトでありますBontrager Ion 200 RT Front Bike Lightを紹介したいと思います。
このライトはロードなどのハンドル部分に取り付けて使用しますが、私はそれだけでなくテント泊登山の際にランタンに使用したり、ヘッドライト替りに使っておりますがとても便利でしたので紹介したいと思います。
製品の特徴
1、軽量コンパクト
2、必要十分な200ルーメンの光量
3、充電しながら使用可能
公式サイトの情報
小型ながら万能
日中用ライトは、被視認性を高めて安全に走るための最善策。Ion 200 RTは、日中点灯用ライトの実証された安全性を、コンパクトでパワフルなUSB充電式ボディーで実現。特徴的な点滅パターンを採用し、2km先から視認できる。
製品詳細
1、日中に究極の被視認性を発揮する専用デザインのフォーカス、フラッシュ、レンジ
2、高出力CREE LEDによる200ルーメン
3、周囲の環境に合わせて明るさを自動調節する内蔵ライトセンサー
4、Garmin®およびボントレガー ANT+ デバイスと接続し、常にライトを点灯させ、バッテリー状況を監視し、ワイヤレスでライトを操作しよう
5、200LM-1.5 時間、100LM-3 時間、5LM-14.5 時間、ナイトフラッシュ-30 時間、デイフラッシュ-12 時間
6、ハンドルバー、ヘルメット、バイクへ取り付けが簡単
7、Blendr対応のバーマウントも用意 Ion
8、200 RT本体、フロント用Quick Connect ブラケットとマイクロUSB充電ケーブルが付属
詳しくは上記公式サイトの情報をご覧になった方が詳しく理解できると思います。
私はボントレガーのライトはこの200RTを購入する前にこのモデルが出る前に購入した100Rを持っておりましたが、より明るく稼働時間が長くなりそうなこの200RTに買い換えることにしました。
他にもボントレガーのリアライトも使用して自転車で走ったりしますが、本当に後続車に強烈に自車の存在をアピールできるので非常に安心して走行できるのでとても愛用しております。
本当にリアライトのフレア RTを使用するとあからさまに非点灯時より横に避けてくれますし、夜間などは車を追い越す感じでパスしてくれるので素晴らしいと思います。
製品の詳細情報
ご覧の様に見やすくかなりアップで撮影してもこのコンパクトさで形も余分な出っ張りの少ない形状なので持ち運びの際にもストレスになりにくいです。
ボタンはこの上部にあるのみで、押すと点灯し、
①200LM→②100LM→③5LM→④フラッシュ
を繰り替えす様になります。ちなみにデイとナイトは周囲の明るさを感知して自動調整になります。
電源を切る際は長押しになります。
側面にはスリットがあり、サイドからも光が見えて自車の存在をアピールできる仕様になっております。
下部の防水のフタを開けるとmicro USB端子があり充電できるようになっております。
これが以前持っておりましたION 100Rでは充電しながらの使用が出来ませんでしたので、この200RTは充電しならがの使用が可能な点は非常に有用だと思います。
わかりにくいですが、無印良品のアンカー製のモバイルバッテリー10,000mAhと組み合わせております。きちんとバッテリーのボタン部分が点灯して充電中になっております。
飛び出ている突起の部分に付属のフロント用Quick Connect ブラケットを付けたり、上記のクリップはオプション購入したBontrager tail light seat pack clipになります。
これがあるだけで色々なところに付けれるのでとても便利で重宝しております。
実測重量は22gととても軽量です。
次に実測の寸法ですが、横幅が27mm
高さが37mm
厚みが29mm
と非常にコンパクトになっております。
ヘッドライト使用時
次に本来の使用方法とは違いますが、普段私はヘッドライトを使用しての登山がかなり少なく主にテン泊時の移動や調理する場合などぐらいの使用ですがその時の方法を紹介します。
ボールを頭と見立てております。まずこのクリップを付けてそこにショックコードなどを挟み込んでの使用でしております。
すぐに落ちそうに見えますが、意外にずれたり落下したりは今のところはありませんでした。
ですのでこのライトがあるだけでヘッデンとランタンと兼用でき、さらにコンパクトなので非常にありがたいと思っております。
以前紹介してましたこのゴールゼロのライトも非常に良くて、ランタンとしてはとても良いのですが、それだけしか使用できませんし、少し重く、形が収納しづらく最近は出番が減ってきております。
ライトの光量について
次にライトのルーメンの差によっての見え方の違いを紹介します。
洗面台で真っ暗な中検証してみました。はっきりとはわかりにくいかもですがご了承ください。
まずは200ルーメン。点灯時間は1.5時間です。
中心部分がかなり明るくなっているのがわかりますでしょうか。
先日大峰山に行き弥山小屋から八経ヶ岳に夜明け前に行動した際は200を使わなくても十分でした。ただわかりにくい山道なら積極的に200を使用する方が絶対良いと思います。
また自転車用なので光が比較的拡散して脚元も見えやすいのが個人的には嬉しかったです。
次に100ルーメン。点灯時間は3時間です。
さっきよりはやや明るさが落ちまた周囲の明るさが少し弱く見えます。
テント場周辺を移動する際はこの100で必要十分だと思います。
逆に200では周囲のテントにやや迷惑になるかもです。
最後に5ルーメン。点灯時間は14.5時間です。
これは明るく見えますが、実際にはテント内での探し物などに使用する程度でこの明るさでは私は調理などにはやりづらいなと思います。
節電するぐらいにしか基本使用しないでしょう。
ちなみに200ルーメンでどれぐらい実際に点灯するか検証してみました。
結果ほぼ2時間ぐらいと夜間行動するには十分な時間持ってくれるなと思いました。
もちろんオールナイトでなら無理ですが、先ほど紹介したように充電しながら行動できますので使い方によって大幅に選択肢が増えると思います。
まとめ
この200ルーメンのライトで定価が8,030円は正直なところかなり高額に感じるかも知れませんが、非常にコンパクトで持ち運びがしやすく、そして充電しながらの使用が可能な製品はなかなかないタイプだと思います。
ヘッドライトをランタン代わりにしようとしても大きく使いにくい。
かといってランタンを持っていくのはちょっと邪魔になる。
となるとこの製品はとても良い選択肢だと私は思います。もちろん長期縦走時にはキャリー・ザ・サンみたいな製品が良いでしょうが、北アルプス縦走時でもこのライトにモバイルバッテリーがあるだけで正直十分対応可能だとは私は思います。
荷物の軽量化にはこういった細かい部分を兼用したりして、いかに持っていくものがコンパクトにできるかという積み重ねによるものになると思います。
毎度万人に勧められるものを紹介しておりませんが、こういった使い方もできるのかと参考になってくれれば嬉しいと思います。
ULなテント泊のザックにも使用可能なパーゴワークス ラッシュ5Rの使用レビュー
トレイルランニング用のバックパックシリーズ、パーゴワークスのラッシュ(RUSH)ですが、今現在公式のホームページで販売がありますのが以下の容量になります。
30、20、12、7、5、3ℓと計6種類の容量が選べれるようになっております。
今回はそんな中下から二番めに小さなRUSH5Rをウルトラライト(UL)な装備でテント泊登山などに使用しておりますが、その使い勝手とパッキングの仕方などを紹介したいと思います。
公式サイトの情報
rush5r
快適さを追求したレーシングベスト
多くのランナーの意見を取り入れて開発したポケットレイアウトと、独自の調整機構による抜群のフィット感が特徴です。
¥18,700(税込)
付属品 バンジーコード、コードロック
容量 7L(ポケット含む)
重量 250g
サイズ 380X260X100mm
主素材 ストレッチメッシュ
カラー ミッドナイト/スカイグレー
製品の詳細
●ショルダーポケット
まずは詳しく細部の作りを見ていきたいと思います。
このラッシュ5Rが欲しいと思った最大のポイントはこのショルダーベルトのところにペットボトルやソフトフラスクを収納できる作りになっていてとても使いやすそうに魅力を感じて購入したいと思いました。
やはり行動中に都度ポケットからナルゲンボトルやペットボトルを取り出して水分を補給するのは疲れてくると面倒になりますし、ハイドレーションは私は使用しないタイプなのでこの位置に来ると素早く水分補給が可能になりそうなのと、今までこういったタイプのレーシングベストのザックは持っていなかったので購入したいと思った次第です。
いろはすなどのボトルでも柔らかく気になりにくいですが、ソフトフラスクを利用する方が残量が減ってくると体積も小さくなるので、個人的にはこのザックを使用する場合はソフトフラスクをだいたい使用します。
次にこのショルダーベルトのポケットは二重構造になっており、内側にボトルを入れて外側には電子機器やスマホ、行動食やジェルなどを突っ込んでおけるぐらいの大きさがあります。
これはフェイスタオルを丸めて詰めてみて最大の大きさぐらいになると思います。
一番下の部分は少しスペースがありますが、ボトルを入れていると取り出しにくいので私はあまりそこまで入れて使用することはないです。
あとここは収納物が落ちないようにショックコードがついておりそこを絞ることで不意に落下しないようになっております。
●サイドポケット
次にサイドポケットですが右側には主にごみを入れる用の小さなポケットがあります。
ちなみに右側だけで左にはありません。またここは何もついていないので荷物が落下する可能性がありますので、私は基本ごみ以外は入れないようにしております。
まだ落としたことはありませんが。
次にジッパー付きのポケットですが、ここは見た目以上に大きさがあるように思います。
ですのでちょこちょこ使用する小物やモバイルバッテリーや行動食などを入れるようにしたりしております。
あとこのサイドポケットに物を入れすぎてザックを背負っても個人的にはそこまで気にならないかな、と感じるのは良かったと思います。
普通の登山用のザックでウエストベルトにポケットがついてますが容量があるからと物を詰め込みすぎると、そこに肘があたり気になると思います。
それがこのラッシュ5Rだと気になりません。
●背面ポケット
次に背中側のジッパーを開けると薄い物なら収納が可能になっております。
基本的にはここにはハイドレーションを入れたりするみたいですが、流石にそれを入れるとテン泊装備の際には他の荷物に干渉して入らなくなるので、私はここにはフットプリントなどのものぐらいしか入れておりません。
もちろん入れなくても良いですが、背負心地を良くするために入れております。
あとここのジッパーは開け閉めが固くてしにくいです。
●メイン気室
メインの収納の気室ですがここが名前の由来の通り容量が5ℓぐらいになっております。
小さいポケットがひとつあり、鍵などを付けておけるループがあります。
あとハイドレーション用の吊すループもあります。これは背面側と共用になっております。使ったことはありませんが。
あと下の気室の裏側に隠しポケットがあるみたいになっており、マジックテープで留めております。これも使ったことはありませんが。
荷物は上の様に3ℓの防水サックと1ℓのスタッフサックを収納してほぼジャストサイズです。
ストレッチ素材で伸びやすいですが、無理にやり過ぎると生地が破れる原因になるでしょう。
あとこの中にありますこのベルトがマジックテープになっており、これを剥がすことでショルダーベルトの長さを調整することが可能になっております。
普通は一度調整してしまうとあまりいじることはないです。
●下部気室
最後の収納場所で下部にあります気室になります。
容量的にはmax2ℓ程度でしょうが、かなり収納しにくいので現実的には1ℓ程度の大きさでしょう。
私はノルディスクのロフォーテン1ULWを入れてジャストサイズです。
今回行った山行ではこのロフォーテンのスタッフサックに110サイズのガス缶もちょうど収納可能でしたので燃料の持ち運びに良かったです。
普通ならレインウェアの上下を入れる大きさではないでしょうか。
ちなみにここはただの筒状になっておりますのでスカスカな状態だと簡単に荷物が落下するのでジャストサイズのものかショックコードなどで縛る必要があります。
実際のパッキング例
それでは私が実際にテント泊登山に行った際のパッキングをどんな感じで行ったか紹介したいと思います。
持参装備の一覧表
少し見にくいかも知れませんがご了承ください。
私にとって毎度お馴染みのスタッフサックです。
この中にシュラフ、ダウンパンツ、ダウンシューズ、極薄な靴下を入れております。
次にサマヤのDCFの1ℓのスタッフサックにジェットボイルのスタッシュのバーナー、エバニューのチタンマグ300、無印良品の10,000mAhモバイルバッテリー、行動食とカレーメシなどを入れております。
次にこのロフォーテン1ULWのテントのスタッフサックに追加で110サイズのガス缶を入れております。
それをメイン気室と下部気室に収納しております。
そして次にですが、外付けにマットなどを取り付けたいのですが、付属のショックコードがありそれを使用しても良いのですが、これは雑誌の付録(ワンダーフォーゲル)のヘルメットホルダーを持っておりまして、これを少し改良して小さなカラビナを付けることでザックに取り付けております。
そうすることでループに付け外しがしやすくしております。
このラッシュ5Rには小さなループが10箇所以上付いてまして多種多様な外付けに対応可能となっております。
逆に多すぎてこれはどう使えば良いのか?と使い道が発見できないこともあるぐらいです。
トレランなどをする場合ですとストックを使用したりするかもですが、このラッシュ5rはショルダーベルトのソフトフラスクなどのすぐ脇にも取り付けたりすることができるみたいです。
一度試しにトライしてみましたが邪魔ですぐに止めました。
あまりに外付けをやり過ぎると見栄えが良くないし狭い箇所を通り抜けたりする場合に邪魔になるのでできるだけしない様にはしております。
具体的な使い方は公式サイトを見る方が早いと思います。
参考までに私はこのヘルメットホルダーをメイン気室のサイドに付いているところ4箇所のループに取り付けております。
このループがもう5mmほど長ければ個人的には使いやすくは感じました。
私はこのヘルメットホルダーの間に山と道のミニマリストパッドとセリアの両面アルミロールシートを折りたたんで挟んで持ち運びしております。
あと1ℓほどのモンベルのスタッフサックに細々した物を入れてこの様にカラビナに取り付けて運んだりしてます。
結構すぐに取り出しができて便利で良い方法かなと思っております。
あとはウインドシェルやレインウェアなどを取り付けるのはこの様に付けたり、ザックの最下部にもループが付いてますのでそこを利用してレインウェアを収納しておくとすぐに羽織れるので非常に利便性が良い方法になると思います。
実際の背負い心地について
このラッシュ5Rはかなり小さめの感じで、またショルダーベルトを私の体型に合う様に短く調整して使用しております。
ですのでこれを背負うと窮屈な感じになるかもですが、荷物の荷重位置を背中の上部、特に肩甲骨から首筋ぐらいの場所に来る様になっております。
通常テント泊装備のザックなどは重量が重いので腰荷重で背負っていくと思いますが、こういったトレラン系のザックだと容量が小さいので腰中心より、肩甲骨よりやや上部に持ってくると非常に動きやすく思い私はとても行動しやすく感じます。
まぁこんな装備はOMMやトランスジャパンアルプスレースに出場クラスの装備になるぐらいかもですが、でも普段から重量の重い荷物を背負うことのない人なのでとても楽に登山をすることができ、非常に長いコースタイムを歩くことが可能な装備なると思っております。
こうすることで結果的に安全な山行ができるだろうとは思っております。
あと副産物なことなのですが、JRやバスなどの中に乗車した際に荷物がめちゃくちゃ小さいので座席に座っても膝上に抱えて乗ることも可能でしたので、駅構内での移動も合わせて非常に気遣いをしなくて済みとても良かったです。
テント泊装備のザックで公共交通機関を利用した方はお分かりかと思いますが、あのくそデカいザックがあるとまともに座席に座ることもできないことが起こり得ますのでこの小ささは強力なアドバンテージだと体感できました。
一度これぐらいの大きさにまとめて電車やバスなどでテント泊の山行に行ってみてください。たぶん楽すぎて快感になるかも知れません✨
まとめ
トレイルラン系のザックは色々な種類がありますが、この持っておりましたパーゴワークスのrush5rはそこそこの小ささの中に装備内容を厳選し高効率でパッキングをしていくとULやファストパッキングの完成形の最小サイズとして使用可能かなと、試行錯誤をして現段階では思っております。
非常に使いやすくてザック自体の重量も270gぐらいと軽量で、背負った感じもあまり重さも感じにくく、スピードを重視したい場合の登山ではこのザックにパッキングして行きたいなと思わせてくれます。
軽量な装備を考えている人が見ましてもこのザックでテント泊来たのですか?とパッキングを説明するのが私の密かな楽しみにもなっております。
相当な経験と装備を厳選してのパッキングが必要となってきますが、きれいに収納できた時は非常に嬉しく思いますので皆様もこれをちょっとでも参考にして頂いて荷物をコンパクトにできるよう頑張ってみてください。
SOLのエマージェンシーブランケットで超軽量なシュラフカバーを自作してみた
SOL(エスオーエル)のエマージェンシーブランケットは緊急避難具として有名で日帰り登山や小屋泊利用者の山行で常備品として携行してますと言う人は多いかもしれません。
この様なヒートシートになるアルミ製のエマージェンシーブランケットは100円ショップのものから販売されたりしており、登山の際だけではなく天変地異の災害の時にも利用されるので防災グッズに入っていることもあると思います。
そんな中このSOLのエマージェンシーブランケットはとても軽くて、あまりカシャカシャせず、体温の保持率も高いので購入しておりますと言う人も多いでしょう。
今回はそんなSOLのブランケットを使用して一度自作で見よう考えて作ってみることにしました。
あまり耐久性はないでしょうが、お守りとして持っていくのであれば装備の軽量化になるかなとの魂胆です。
製品の情報
1人で使うサイズの非常用ブランケットです。
ポリエチレン素材に高純度のアルミ蒸着加工を施し、アルミ面は体が放射する体熱の90%を反射します。
使うときは簡単に広げられ、音も静かです。
また引き裂き強度が強く、すぐに破けるということもありません。外側のオレンジ色は要救助者を見つけやすいよう、目立つ色になっています。
アウトドアにお出かけの時だけでなく、ご家庭や職場にもご用意いただくと安心です。
●サイズ/142×213㎝
●重量/82g
この製品は、類似の一般的にエマージェンシーシートと呼ばれているポリエステルを生地に使用した他社製品と比べ多くの面で優れています。
●体が放射する熱の90%を保持
●素材がポリエチレンのため非常にしなやかで繰り返しの使用が可能
●ガサガサ感が無く簡単に折りたたむことが可能
●人体に有害な成分を含まず安心して使用することが出来る
●キズが付いた場合もポリエステル生地のブランケットのように裂けてしまうことが無く補修可能
●ポリエステル生地の他社製品に比べ30 ~ 50%薄いにも関わらず強度は他社製品を上まわる
公式サイトの情報
製品の実測値
重量はパッケージから取り出すとかなりコンパクトで実測値で73gとかなり軽いです。
しかしこれは羽織るだけなので体温の保持となるとやはり袋状にした方が間違いなく暖かいとも思いましたので今から自作していきます。
DIY開始
と言いましても特に難しいことはありません。
まず長辺側をシルバーの裏側からテープを貼って筒状にしました。
表からも透明テープで貼った方がさらに良いでしょうが少し重くなりますし、何より畳む際にちょっとコンパクトになりにくいかなと思い片面のみにしました。
次に短辺側の足元の部分を外側から貼り付けていきました。
ここはきちんと隙間なくしていると雨の侵入が防げるかなと想定しきちんとテーピングしてみました。
次にこのままだと入り口側が空いて暖かい空気が外に逃げてしまうのでコードを通して絞れる様にしてみました。
少し1cmほど折り返して紐をとおせれるだけ隙間を空けてその上からテープを貼っていきました。
次に予備で余っていた2mmほどコードがありましたので竹ひごなどにひっ付けてコードを通してコードロックを付けてくくりました。
完成です。時間にして1時間近くかかってしまいましたが綺麗にできたのではないでしょうか✨
やはりここの入り口の部分を絞れるようにできるだけでだいぶん使い勝手が違ってくるでしょう。
実測重量はテープとコードが追加になったので85gとなりました。
しかしこれで暖かさがプラスできるのであればすごく軽量になると思います。
使い勝手について
まず保温性を考えるとタイトなサイズにする方が良いでしょうが、中にシュラフを入れたり、入ったままで使うなら若干大きめも良いかと思い142cmの幅をそのまま使いました。
そのかいもあり中であぐらをきちんとすることができ使いやすいなと思えました。
やはり避難具の使用ですのでずっと座った状態と考えるとこのようになるのは大きいですね。
次にフードコードの部分ですが、MAXに絞って直径が15cmほどになり頭を出しての使用だと十分暖気が外に出ず、冷気も入って来にくいギリギリの大きさになるのではないでしょうか。
実際に試しに中に入ってみると体温が保持されているように感じてとても良さように思いました。
欲を言えば5cmぐらいまでしたら中に完全に入って口元だけ出しての使用ができ相当暖かくはなると思いますが、これで実践で一度使用してみたいです。
収納方法について
このエマージェンシーブランケットは畳みにくくて有名ですがきちんとした封筒型なので思ったよりはたたみやすくはなったかと思います。
まずは半分に折り
もう半分に折ります。
1/4の幅になったら脚元側から丁寧に空気を抜きながらたたんでいきます。
そのままぱたぱたとしていくとこれぐらいの大きさでザックの中にポイってできる大きさになります。
気になる場合ですともういちど空気を抜き直すともう少しだけコンパクトにできるかもしれません。
でも空気の抜けはあまり良くないです。
この自作カバーのメリット
①軽量
実測値85gは軽いです。いつでも持ち歩いておける重量だと思います。
②コンパクト
20cm×6cm×2cmほどの大きさですのでザックのどこにでも収納可能でしょう。
③安価
Amazonで650円ほどで購入してあとは小さなパーツ代だけで済みますので非常に経済的だと思います。
この自作カバーのデメリット
①耐久性がない
何度か使用するとおそらくオレンジ色の部分が剥げてきたりして劣化しやすいとは思います。
しかし保温力にどれくらい影響出るかは不明瞭なので今後実験してみて試したいところです。
②カサカサする
100円ショップなどで販売しているものに比べればマシでしょうが、普通のシュラフカバーに比べるとカサカサ音や感触がして気になって寝れないと感じる人もいるでしょう。
③ 内部結露が発生する
これは温度差が大きくなり、外の湿度が高く、体からの蒸気が出れば仕方ないと諦めるしかないかもしれません。
これは状況により発生具合は違うかもしれませんが検証してみたいです。
まとめ
この空気の抜けが悪いことからも分かるとおり使うと暖かいのですが、おそらく中のシルバーの部分に相当湿気がたまり内部結露がひどいことになるのが想定されます。
ですのでこれをシュラフカバーとして使用するなら結露対策は必須になるでしょう。
具体的に言いますと、呼気からはだいぶん湿気を含んでいますので絶対に息を中に入れないようにする。
もしくは首で縛って頭の部分は外に出すなどの工夫が必要になるでしょう。
またはOMMのマウンテンレイドなどの化繊シュラフを使用すると言うのも非常に良い手段だと思います。
化繊シュラフの使用だと内部結露で濡れても保温力はあまり落ちませんので保温系のシュラフカバーとは相性が非常に良いと思います。
最悪なのが高フィルパワーのダウンシュラフになると思います。
撥水加工を施したタイプは少し分かりませんが、無加工のシュラフでたとえばナンガのミニマリズムなどだととても膨らんで良いですが、逆に言うと湿気てしまうと保温力がなくなってしまうようになります。
ですので一度この自作したシュラフカバーをOMMのマウンテンレイド100との併用でどのぐらい快適に就寝できるようになるか試してまた報告したいと思います。
とても安価にできますので、SOLのシュラフカバーがどんなものか試してみたいと考えている人にとても良いかもしれません。
テント泊登山での食料の軽量化のススメ
テント泊登山✨素晴らしい響きですよね。
夜明け前の瑠璃色の景色は言葉では表現できないほどの感動をもたらしてくれます。
登山を初めて全くの初心者という状態でいきなりテント泊で行く方はほとんどいないとは思います。
まずは住まいの近場の山や登りやすい初級者向けの北アルプスなどはあるかもしれませんが、だいたいの人はまず日帰りルートから始めると思います。
しかし、何度か山に登り出してくると徐々にステップアップしていきたい。
有名な山に登ってみたい。一般登山者の憧れの山であります北アルプスの奥穂高岳や槍ヶ岳に行ってみたいと、だんだん思う様になってくるのはごく自然な流れだと思います。
※日本最後の秘境 雲ノ平山荘です✨
本当にそういった山に行くと自分が住んでいる近くの山域でも十分綺麗な景色を見れますが、奥穂や槍ヶ岳に行くとそれはもう別次元の美しさです✨
ですがその様な3,000m級の山に行くには日帰りは不可能です。必ず泊りなどの山行計画になってくると思います。
そこで非常にお世話になり、ありがたいのが営業小屋の存在です。
営業小屋を利用するとこんな山深い奥地でも寝床と食事が提供されて、遠い山域でもどこまでも入っていくことが可能になります。
しかしながら非常に切実な問題も発生します。だいたいこういった北アルプスなどの営業小屋は1泊2食付きで10,000円というところが相場でしたが、昨今の感染症の影響で宿泊者人数が非常に制限されて完全予約制になり、さらに料金も12,000〜13,000円と値上げしております。
これを3泊4日などの工程を組むとおおよそ1人で4万円ほどの料金になります。
これが夫婦や家族でとなると10万円は超えてしまいますし、お世辞にも山小屋での就寝環境では快眠できる人はごく少数になると思います。
そこでテント泊の手段が出てきます。
みなさん登山をした場合にテントを張って過ごされている方は見たことはありますでしょうか?
こんな山奥までそんな装備を持ってくるなんてすごいな〜と非常に大きなザックを背ったのを見たことがあるのではないでしょうか。
夏の北アルプスなどのテント泊を行きますって方ならパックウェイト(※基本装備に水、食糧などを全て含んだ重量)が15kgで軽い方で、重い人なら20kgぐらいにはなるのではないでしょうか。
これぐらいの重量になりますと普通の小屋泊の人でもヘトヘトで到着するのに、テント泊の荷物になるとおそらくテント場に着くと座り込んで動くこともままならないっていう状態になりかねないでしょう。
そこでまずはテント泊をしてみようかな?と考えている方に私なりに実践しております食料の軽量化と考え方について話していきたいと思います。
はじめに
まずは最初の初歩的な第一歩として今もっている装備は大きく変更せずに、もっていく食事と行動食を軽量化していくところから始めたいと思います。
●食事の内容について
まずは私の考えとしましては、登山の際にどのような食事をしたいかに装備の重量は大きく変わると思います。
ですが初めてのテント泊登山で家庭などで行う様な凝った料理をすること基本的に難しいと思います。
まずはテント泊登山の場合のタイムスケジュールを登山開始から順に説明したいと思います。
08時 登山開始
⇩
11時 昼食
⇩
15時 テント場到着
受付⇨整地⇨テント設営⇨水汲み
16時 調理開始
片付け
17時 休息時間
18時 日没鑑賞
19時 自由時間
20時 就寝
⇩
03時 起床⇨朝食
04時 撤収準備
06時 行動開始
以上がテント泊登山の一般的な時間の使い方になると思います。
※到着時間を15時としておりますが、基本これ以降に到着する時間の計画はリスクが大きすぎるので、これより遅くなる様ですと計画の変更をしましょう。
ここでひとつ注目してください。就寝時間が7時間しかないのに気づきましたでしょうか?
いやもっと寝れるでしょ〜って思う方もいるかもしれませんが、テント泊登山で最初に行くと相当テントの設営、撤収に時間がかかるのは初心者あるあるだと思います。
今では私は設営撤収にだいぶん慣れましたが、最初に設営が完了するまで簡単なテントの方であるビッグアグネスのフライクリークでも30分、撤収は起きてから非常に簡単な食事をするだけだったのに、さぁ行くぞっていう時間まで急いでしたかなと思っても1時間30分ほどはかかりました。
これ超軽量と言われていますビッグアグネスのフライクリークですので。
もしこれが、2kg以上のテントや撤収時に暴風雨などですともっと時間が必要になると思います。
こうしてみると寝る時間をしっかり取れますか?
翌日もまた違うテント場を目指して縦走登山を継続するってなると行動時間が必要になってきます。
総重量20kgぐらいのザックを背ってまたコースタイムの1.5倍の時間ぐらい必要になる様ですと、余裕をみて日の出前には早立ちをしないといけないかもしれません。
でも睡眠時間削れますか?仕事が終わり、前日高速を夜通し運転してきて20kgと普段そんな荷物を担がないのに背負ってきて、ひたすら登りで汗を非常に流してテント場までつきました。
そんな状態で家庭でする様な凝った調理をできますか?
疲れ切った体を休息させるために栄養を摂取して可能な限り眠りに付きたいと思うはずです。
なので私は何度か慣れるまではインスタント食品を利用したお手軽な夕食や朝食を最初のうちは選択した方が良いと思います。
そしてテント泊に慣れてきて行動時間のタイムスケジュールがきちんと把握できる様になってから家庭でもしている様な炒め物や鍋物などの調理に取り組んだ方が良いと思います。
食料の選択
まず最初の軽量化としてフリーズドライ食品やカップ麺などのお湯で戻すものを優先的に紹介して軽量化を目指していく過程を紹介したいと思います。
まずフリーズドライの食事となると1番最初に思い浮かぶのが西尾食品のドライフードシリーズやモンベルのリゾッタシリーズになると思います。
この西尾食品のドライフードシリーズのメリットはお湯で戻すのはもちろんのこと水を入れて30分置いておくだけで食べることが可能なので、最悪燃料が切れてしまったとしてもお湯を沸かすことなく食べれるのはすばらしいと思います。
またモンベルのリゾッタシリーズはお湯で3分、水で5分とさらに短い時間になります。
味の種類も多種多様ありどれを選ぼうかと悩むこともできます。
ただ難点もありましてパッケージを手に取って持ったことがある方はわかるかと思いますが、結構大きさをとってしまいパッキングの際にデッドスペースができてしまい持ち運びしにくいかなと私は思います。
あと私にとって最大の欠点が一食400円以上と言う値段の高さだと思います。
カロリー的にはカップラーメンとあまり変わらないぐらいなのに値段が倍以上してしまうのでコストパフォーマンスが大分悪いなと感じてしまいます。
そこで個人的に非常にお勧めしたいのがカップラーメンと同じく日清食品から出ているカレーメシシリーズです。
このカレーメシは最初登場した時は電子レンジでの調理でしたが5年以上前に仕様変わりお湯で戻せるタイプになり、非常に登山で使いやすくなりました。
西尾食品のフリーズドライシリーズやモンベルのリゾッタシリーズは限られた店舗やネット通販などでしか購入できませんが、カレーメシシリーズはスーパーやコンビニエンスストアなどで販売されているので非常に入手性が高いのもとても良いところです。
また値段もカレーメシシリーズは定価で250円ぐらい、セール中だと200円ぐらいの店舗もあったりとフリーズドライ食品より安価なのがとてもありがたいところです。
さすがに5,6食以上準備するとちょっと高くつくし、登山には必ず予備食も持っていくので余って自宅に帰った際にも気軽に食せる感じになります。
これが一個400円以上のだとおいそれと私は食べれないです。
そして、味の種類も今ではたくさんあり登場しており、カレーだけではなく牛丼の味やカップラーメンメシ、チキンラーメンメシなどいろいろなバリエーションの味があり、どれを持っていこうかと悩むこともできるのが嬉しいところです。
そして山の上でカレーを食べると言うのは結構美味しく食べることができるので、疲れた体には本当に嬉しく感じます。
それではまず軽量化の第一段階としてこのカレーメシを使用した場合のやり方を私の方法で紹介したいと思います。
パッケージのコンパクト化
まずはこれから初めてみたいと思います。
カップを開梱すると半分以上が空間になっております。
①ラップを敷いて上に中身を出します。
美味しくて良いのですが、このルーが時折ダマになって残ってしまうのが残念です。
何か良い方法はないのでしょうか。
②上下から折りたたんでいきます。
③左右から中央に寄せながら丸めます。
この時できる限り四角くなる様にするとパッキングの際にデッドスペースがなくなりさらに良くなります。
完成です。
軽量化ってたいそうに書きましたが、このパッケージ一個で15gぐらいしか重さは変わらないでしょう。
しかし重要なのはそこではないのです。この空になったパッケージと見比べると3個分の違いはあるのではないでしょうか。
この持ち運びの際の大きさの違いが最終的にパッキングする際にザックの容量の選択の違いに大きく変わってきます。
これは後で詳しく説明致します。
●カップラーメンの場合
次にみんな大好きカップラーメンの場合の荷物のコンパクト化した時をみてみたいと思います。
①ラップを敷いて上に中身を出します。
カレーメシと同じくひっくり返して出します。
しかし、どのカップ麺も簡単に動かない様に麺が固定されているので出す際は少しやりにくいかもしれません。
②上下左右から折りたたんでいきます。
ここは特に変わりませんし、形は変えようがないのでただラップで包むだけです。
完成です。
大きさの違いはカレーメシほどではありませんが、半分ほど小さくなります。
ただ一点注意点は、ラップで包むと麺が突き破ってスープの粉が飛び散るのでさらに二重三重にするか、ビニール袋などの少し破れにくい工夫は必要だと思います。
ただ個人的にはカップ麺はあまり持っていきことが少ないです。
なぜかと言うとアルプスなどの山小屋で売店を利用して食事をいただくとほぼカップラーメンなので、お昼の軽食でラーメン、夜にもラーメンと重複してしまうので持参することは少ないです。
ただ行く山域によって営業小屋がない場所にはラーメンがあるとやっぱり温まり美味しいので持っていきたくはなります。
ですので行く山に応じて変更するのが良いと思います。
●カロリーメイトの場合
次に行動食の場合ですが、行動食でまず出てくるのがカロリーメイトなどのエナジーバーになってくると思います。
このカロリーメイトの良いところはどこにでも売っていて値段が安く安売りしている場合も多く、そしてカロリーがほどほどにあり、栄養素も豊富なのはありがたいところだと思います。
ただ食べたことがある方が多いと思いますのでわかるかと思いますが、このパッケージと包装の袋が非常にゴミになるのが面倒に思うところだと思います。
そこで私が行動食として持って行く場合の方法を紹介したいと思います。
まずパッケージから出してしまいます。
次に包装紙から取り出しこれをラップに包んで行きます。
ただこれだけになるのですが、この包装袋が結構嵩張ってコンパクトにしにくいのでクシャってするだけですと当然ですが、上の様にまとめてもこうですし行動中にこんな面倒なことをしたくないです。
ラップ包装前と比較すると重さも大きさも変わりませんが、ラップだと本当にゴミが出にくくてたとえ出たとしてもポケットに放り込むだけで済むので楽チンです。
食料コンパクト化の実践例
それでは実際に昨年に北アルプスの表銀座縦走路の2泊3日で行った際の実際の食料のパッキングを例にどれぐらいコンパクトにできたのか紹介します。
昨年は感染症の影響で満足に小屋は利用できませんでしたが、それでも昼食や軽食、カップラーメンの利用ではカロリー補給ができましたので、準備したのは計4食分と予備になります。
結局カレーメシシリーズの2食は食べませんでした。
私はちょっと食の細い方なので参考までにお願いします。
まず購入してきた時の重量が4個でジャスト500gになります。
大きさはこれぐらいコンパクトになるのでだいぶんパッキングがしやすくなります。
ラップに包んで合計435gと△65gの軽量化です。1個あたり1gほどです。
1gでも軽くってわけではありませんが無視できる重量ではないと思います。
これに初日の分の行動食を除いて追加で
ようかん×4個
スープ・味噌汁×3個
スティックコーヒー×4個
カレーメシ×4個
以上が入って1,020gとなり、さらにこのコンパクトさになります。
これを28ℓのザックに入れるとこの様なコンパクトさで体積を全く取らなくなります。
これにもう少し行動食などを追加で入れてこの様な感じでなりました。
だいたい行動食、ポカリの粉など追加で400gほど足しました。
あとはサコッシュに初日の分の行動食を入れて完了です。
また登山開始直前には麓で可能な限り食事をとっていきました。
まとめ
食料の軽量化をと書き出しましたが、正直そんなに劇的に軽くすることは難しいと思います。
ある程度お腹が膨れて高カロリーなものは重量も重くなりますので。
しかし上の様にひと手間ふた手間と必要になりますが、パッケージをとってしまいラップやナイロン袋に詰め替えることで絶対に持ち帰らないといけないゴミを削減でき、さらにゴミも最小限で小さくできるといいことが多いと思います。
そしてこれだけコンパクトになると使用するザックの容量を大幅に削減することが可能になってくると思います。
当然ですがテント、シュラフ、マットなどの大型の物を軽量なものにすると重量はだいぶん軽くなりますが、それには経験も装備を揃える代金も大きくかかってきます。
それに対して食料を軽量化・コンパクト化するのには対して金額がかかりませんのでまず最初の一つ目としてぜひ試して頂きたいと思います。
テント泊での豪勢な食事も憧れますが、それはグループ登山や十分に経験を積んでからでも良いとは思います。
やはりザックが小さくできるとバッグ自体の重量が軽量化できますので。
たとえばですが、私の持っておりますグレゴリーのディバ70(2.65kg)とハイパーライトマウンテンギアの2400ウインドライダー(0.83kg)とザックの中の荷物をコンパクトにするだけでおおそよ2kgもの軽量化が可能ですし、岩綾帯の通過時とかにもバランスをとりやすくなりますし、首を動かしやすくなるので周りの景色を堪能できる余裕も大きくできます。
頭の後ろまで荷物が来ると上を向くのもしづらいですので。
私が思いますにたとえばですが、以下の一般的な装備で重量を計算してみます。
ザック ウインドライダー 830g
テント ステラリッジ1型 1,350g
シュラフ ダウンハガー#3 800 650g
マット サーマレスト Zライト 400g
クッカー エバニューチタン 500マグ 60g
ストーブ ウインドマスター・ガス缶 270g
着替え・保温着 1,000g
小物・救急具 500g
食料・行動食 1,500g
水 2,000g
以上 8,560g
となります。正直余計なものを持っていかなければ私は北アルプスの夏のテント泊で最近の装備ですと特別軽量なものを購入しなくても十分10kg以下の装備に抑えることは可能だと思います。
多分余計なものが絶対入っていると思います。
極端な例ですが、私は十分この装備の内容でもテント泊(0℃)想定でいけますので、必ず軽量化できる余地は十分あると思います。
ぜひ少しでも身軽になって安全や登山を楽しんでほしいと思います。
近畿最高峰の百名山 大峰山脈の八経ヶ岳へテント泊登山 後編
本日は前回紹介しました続きを弥山小屋から下山までの続きを書いていきたいと思います。
起床
前日は夜勤明けのまま登山に来たので眠くて夜の7時過ぎには就寝しました。
この日は風が少し強くて、テントの中まで冷たい風が入ってきていたので寒さで目が覚めてしまいました。
途中一度目が覚めました。もう一度目が覚めると夜中の2時過ぎで目が冴えてしまいました。
日の出も早くきそうでしたので、4時過ぎには行動開始できる様にと朝食をとり出発の準備をすることにしました。
この日の朝食は前日に売店で購入していましたカップラーメンを食べて、また時間があったのでスティックコーヒーとチョコパイを食べてゆっくりと準備をしていきました。
外の気温が-1℃と少し寒かったのであったかいコーヒーとチョコパイの組み合わせはすごく好きです✨
登山開始
この日は朝から快晴の天気でしたので、4時過ぎにはうっすらと明るくなって来ました。
テントを素早く片付けて、八経ヶ岳の山頂で日の出を見ることにしました。
ルートの紹介
今日は八経ヶ岳に行き少し南に下って明星ヶ岳を経由して、天川川合登山口に戻ることにしました。
最初に今回の下山の行動時間を紹介しておきます。
歩いた距離が少し長いとはいえ上りと下りがほぼ同じ位の時間になりました。
私はやっぱり下りが苦手です。
4:35
弥山小屋から八経ヶ岳まで行動開始です。
コースタイムはおよそ30分ほどのすぐ近くになります。
すでにうっすらと明るくなってきて見やすく歩きやすくなりましたが、日の出に間に合うかと少し不安になりました。
4:50
日の出直前に近畿最高峰に登頂です。
よかったです間に合いました✨
4:52
太陽が出てきました。
5月10日で4:54に日の出です。
やはり山頂の日の出は大分早いですね。
雲がほとんどない晴天でものすごく良い日の出を見ることができました。
これだから登山は泊りで来たいのです✨日帰りでも十分絶景を見れますが、こうやって山頂から日の出を見れるのは泊りででしかできないですので。
しかし初めて奈良県の山に登りましたが本当に秘境感が満載で、またこの山域で1番高い場所からの眺望ですので360度の大展望で本当に素晴らしい景色で感動しました。
アルプスに比べると大したことないだろうと思っていましたが、想像以上に素晴らしい景色で本当に来て良かったと思いました。
ここ山頂から明星ヶ岳方面へ向かいます。
明星ヶ岳へ
しかしここの登山道は倒木が多くてほとんど手をかけていない箇所が多く荒れ放題な印象で、展望もそんなに見通せないのでわざわざ迂回し通らなくても良いかなと私は思ってしまいました。
5:52
狼平避難小屋方面との合流地点、高崎横手出合に到着です。
相変わらず何も景色が見えません。
6:29
熊度(くまど)方面への下山ルートの分岐点です。
やはりここを下っていくのはちょっと行きにくい感じに見えます。
ですが、洞川温泉方面へ直接行く場合にはここから行くと最短ルートにはなりそうです。
6:51
栃尾辻分岐点到着です。
7:29
鉄塔前にあります林道合流地点です。
この少し後に一人だけ登ってきていた登山者にすれ違いました。
晴天で素晴らしい天気でしたが、さすがにGW開けの月曜なのでほとんどいないですね。
8:26
ようやく登山口まで降りてきました。
あまりにしんどくて途中何度も立ち止まって休憩をしておりました。
超軽量装備なのに下山が苦手すぎて苦痛でした。登って来る人と変わって欲しくなる思いでした。
往復コースでしたし、樹林帯で何も見えませんのでただひたすら淡々と降りて行くだけで感動することは何もありませんでした。
8:30
天川川合のバス停に到着です。
① 7:10 毎日
② 7:39 毎日
③10:39 5/1〜11/30の土日祝限定
④11:39 毎日
⑤12:39 5/1〜11/30の毎日
⑥15:12 5/1〜11/30の毎日
⑦15:35 毎日
⑧16:12 毎日
⑨16:32 毎日
⑩18:12 5/1〜11/30の毎日
となっておりまして、もう1時間早ければ7:39に乗れましたが、そんなに早く帰るつもりもなかったので適当に下山してきたのですが、よく時刻表をみて確認すると次のバスが11:39と、まだ3時間もありました💦
とりあえず近くの徒歩5分程度にあります売店でもと歩いて行きましたが、ここのオープンが10時と時間を持て余してしまいました。
結局時間がありすぎたので考えた結果、洞川温泉まで行くことにしました。
洞川温泉行きのバスを待っても歩いて行っても時間は同じぐらいかなと思い散策もかねて徒歩で行くことにしました。
距離は5.4kmで219mの登りで1時間16分の時間とGoogle先生で調べると出てきました。
まぁ普通のテント泊の荷物を持った方は下山してきた後にこんな登り道歩かないですよね💦
でももう気分は温泉♫温泉🎶とウキウキで歩いて行きました。
でも景色は良かったのですが、思いのほか車通りが多くて少し歩きにくかったです。
10:32
洞川温泉センターに到着です。GoogleMapとほぼ一緒の時間で到着でした。
11時オープンでしたので入り口前のベンチに腰掛けて靴と靴下を脱いでまずは休憩しました。
ここの料金は700円でした。
泉質は無色透明の弱アルカリ性で下山後の疲れを取るには最高すぎました✨
やっぱり登山と温泉はセットですよね✨
11:46
温泉の近くにありましたお食事処の四季彩 うえきさんにてランチのお寿司セットを頂きました。
お値段950円でした。美味しかったです✨
12:00
食事を終えてすぐ近くの洞川温泉バスセンターから12:25出発のバスに乗車して近鉄下市口駅まで行き、電車を乗り継いで姫路まで帰りました。
まとめ
※帰りにJR姫路駅で食べました駅そばです✨
今回初めて奈良県の山に登山に行きましたが、想像していた以上に稜線上の絶景は素晴らしくてまた是非機会があると行きたいと思わせてくれる良い登山になりました。
また天候が悪くても良い意味で樹林帯は風雨から遮ってくれるので、頂上に行き天候が回復傾向なら今回私が通った天川川合登山口から弥山小屋までのルートは問題なく感じました。
ただほぼ樹林帯なので最盛夏だと暑すぎて相当汗をかいてしまうので熱中症対策やミネラルの補給対策を充分しないと危険なルートではあると思いました。
片道11キロ位のロングコースでエスケープルートもなく、狼平までは水場もないので食料行動食などは十分に持っていくべきだと感じました。
ここ大峰山脈の八経ヶ岳を含む場所は近鉄吉野駅から熊野本宮大社までが世界遺産登録の大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)の縦走ロングコースがありとても面白そうなのでいずれ行ける機会があればぜひ行ってみたいと思いました。
でもそんな休み中々取れないのですが💦
近畿最高峰の百名山 大峰山脈の八経ヶ岳へテント泊登山 前編
今回は日本百名山で近畿最高峰の大峰山脈にあります八経ヶ岳に一度行ってみたいと思っておりまして、仕事の休みと天候がとても良さそうな日がありましたので行ってみることにしました。
私の住んでおります姫路からですと少しだけ遠く車で行くのが時間的には早かったですが、交通費もそこまで大きく違わないので公共交通機関を利用してのテント泊装備で行ってみることにしました。
基本情報
□大峰山(おおみねさん)
□主峰 八経ヶ岳(はっきょうがたけ) 1,915m
□2004年世界文化遺産登録
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)
※登山をする方には説明不要かと思いますが一応載せておきます。
事前計画
今回登山するにあたり地図を購入してきてどのルートから行こうかと最初に悩みました。
初めて行く場所なのでいまいちどんな感じか掴めなくどのルートが良いのか判断が難しかったです。
本でよく紹介されているのは東側からがメジャールートでそちらからだと問題はないでしょうが、最後はバスでのアクセスでしたのでバス停からすぐにあります川合登山口から登ることにしました。
ちなみにここ川合登山口からテント場のあります弥山小屋までは購入しました山と高原地図記載のコースタイムでおよそ5時間45分になりました。
普通テント泊登山の装備ですと早朝から登り14時〜15時ぐらい到着の少ししんどいルートになるでしょう。
■装備重量
今回は営業期間内の小屋のテント場利用でしたので足りない補給食は若干補える見込みでしたので食事・行動食は予備は多く持って行きませんでした。
上の表は今回の装備をだいたいの重さで一覧表にして作成してみました。
普通のテント泊をする方からすると相当軽量な装備重量かもしれませんが、0℃想定でのパッキングになります。
以上、食料と水を1.3ℓ込みで全ての荷物を持った状態で5.73kgになりました。
あまりに軽すぎる装備重量では危険だというご批判もあるかもですが、行動時間が限られている予定でしたのでパックウェイトを軽く出来るよう試行錯誤しての結果になります。
登山口までのアクセス
というわけでこの日は(2021年5月9日 日曜)朝の8時に夜勤の仕事を終えて着替えをしてからの出発でした。
JR姫路駅 8:55発 新快速 長浜行き
↓
JR大阪駅 9:58着
10:03発 普通 天王寺方面
↓
JR天王寺駅 10:25着
↓
運賃 JR 1,690円
近鉄 930円
以上がまずは電車ので移動になりました。
阿部野橋駅で時間がありましたので330円のきつねうどんを注文して腹ごしらえです。
普通のおうどんでしたがとっても美味しく感じました✨
■バスので移動
次は近鉄 下市口(しもいちぐち)駅から乗り換えで登山口のあります天川川合(てんかわかわい)のバス停まで移動です。
正直このバス停最初読めませんでした。てんかわかわいっていうのですね💦
あまかわかわあいって最初読んでました💦
時刻表ですが、見づらいかもですが撮りましたので一応載せておきます。
今後、感染症の影響や利用者状況によって減便などがあるかもしれませんので最新の情報は必ず確認してください。
私はこの日は12:02に駅に到着してバス停がどこか少しうろうろしたのですが、改札を出てすぐ目の前にバスがドーンと止まってくれますので迷いません。
そしてバス会社の方が案内してくれましたので問題ありませんでした。
ちなみに運賃は下市口駅から天川川合まで1,130円になります。
乗車時間はおよそ小一時間ほどの旅路です。
予定通りの時間で天川川合のバス停まで到着です。
バス停は天川村の観光センターになっており、お手洗いを借りたりして最終準備を済ませました。
観光案内所の方からお声をかけて頂き気をつけてくださいと。
もちろんここで登山届けを提出しましょう。私はインターネットのコンパスにて提出済みでしたのでその旨だけ伝えました。
案内所を南に下るとすぐに交差点です。
村内唯一の信号機らしいです✨
右の車がいる方面に歩いて行きます。
1、2分ですぐ登山口方面の吊り橋になります。
ここからものすごい綺麗な清流がみれました✨
夏に川遊びしたいですね✨
今日は村内からは快晴の天気が見えます✨
でも上の方は15m/sぐらいの予報で登山にはあまり向かない日の予報でした。
登山開始
13:30
というわけで登山口に到着し、登山開始です。
ここを小道を登って行きます。
看板は夏道で弥山まで7時間となっています💦
最初に私の行動時間を参考までに載せておきます。
しかし、装備重量がかなり軽量で、さらに登り区間が非常に速いタイプなので実際にはこの1.5倍から2倍ぐらいの時間は見積もって行動した方が良いでしょう。
ちなみにこれだけ歩いて休憩は0分です。
登り始めです。前もって地形図などで高等線をみてたので分かっていましたが、30分ほどいきなりの急登区間です。
最盛夏にはここには絶対来たくないです。
樹林帯で日陰の中を行動できますが、暑さで死ぬでしょうね💦
基本的にずっと林の中です。
時折、大普賢岳方面が見え少し嬉しくなります。
でもほんのちょっとしか見える場所がないです。
景色を堪能できるルートではありません。
ひたすら登るのみです。
登山口が標高600mでテン場のある弥山小屋が1890mです。
どれぐらい登らねばならないかこのルートを考えている人はよく熟慮してください。
安易な気持ちで総重量が15kg以上のパックウェイトだとおそらく途中で死にます💦
山と高原地図にありました鉄塔です。
林道出会です。
かつて林道だったと表現した方が良い道です。このまま林道を歩けるみたいでしたが、崖崩れがあったりして私は危険だなと判断して普通に登山道のルートを進みました。
大峯奥駈道の稜線がすごく綺麗に見えました。
大普賢岳と行者還岳?でしょうか。綺麗です✨
登山開始から1:30で栃尾辻小屋に到着。コースタイムは2:45みたいでした。
栃尾辻から高崎横手出合まで大きな登り区間はありませんでしたが、頂仙岳などのピークを巻いて行くので少し状態が良くない場所もあったりして初級者にはあまり勧めたくないかなと感じました。
でも大半はこのような穏やかな尾根になっている樹林帯をひたすら歩いて行きます。
正直人通りがすごく少ないので早朝や日没間際や夜間には野生動物、特に熊の出没は注意が必要に感じました。
熊渡(くまど)方面への下山ルートのナメリ谷です。
正直このルートは破線なのでチラッと見ただけでもこれきちんと降りれるの?って感じました。
GPS端末所持者やルートファインディングがきちんとできる人以外は行くべきではないなと思いました。
登山開始から2:35で高崎横手出合に到着です。
コースタイムでは4:20ほどみたいでした。
ここから狼平避難小屋方面へ下ります。
ここで少しアクシデントです。間違えたつもりは全くなくどこでそれたのか全然わかりませんでしたが、すごい廃道な感じのルートで降らせるのだな💦と思っていましたら全く違う沢 (北方面)の逆向きに降りており、5分ほどしてYAMAPの地図で確認したら全く外れていたのですぐに引き返しました。
こういう場合に本当にYAMAPの地図はめちゃくちゃ助かります。
あと引き返す際結構な登りになりまして普通の人だと苦痛に感じるかもしれませんが、私は楽に一瞬で登りきって元に戻れました。
こういう時躊躇なく登り返しできる私の体型は助かります。
16:30
狼平避難小屋手前にあります吊り橋に到着です。
水量が豊富でここでボトルにテント泊で食事などに使用する分と予備の水を補給して行きました。
狼平避難小屋(おおかみだいら)に到着です。
綺麗な小屋です。この日はGW最終日の日曜でしたので小屋利用者は0でした。
横に川が流れていてすごく綺麗な場所でここでテン泊するのも良さそうです。
この日は1人だけテントを張っておられました。
時間がなかったので周りを散策してないですが、快適に張れる数はちょっと少なく感じました。
ここ狼平から弥山小屋までコースタイムで1時間ちょうどです。
途中オオヤマレンゲの株が育っており綺麗な花が咲くのだろうなと思わせてくれました。
見えました✨八経ヶ岳です。弥山までもう少しです。
17:05
弥山小屋到着です。冴えるような青空で感激です。
テント設営
というわけで弥山小屋で受付をしてテントの設営です。
テント場情報
□テント泊 : 1名500円
□張り数 : 20張程度
□水 : 1ℓ 100円
□カップラーメン 300円
コーラ 500ml 300円
サイダー500ml 300円
ビール 350ml 500円?(すみません写メ撮り忘れました)
びっくりしました。かなり安くてすごく助かりました。
●テント設営開始
小屋の入り口真前のやや平ら目の場所に張りました。
あと小さくても良いのでこうしてブルーシートがあると設営が楽ですね✨
で設営完成です。今回はファストパッキング仕様で重量と快適性のバランスが良いノルディスクのロフォーテン1UWLにしました✨
途中の設営写真がありませんが、必要ないぐらいあっという間に設営ができてしまいます。
見ての通りめちゃ背が低いですが、私みたいな165cmの低身長にはなんとかテント内で過ごすことのできるギリギリの室内高です💦
室内高70cm低いっす💦
でも低いのでこの日は風速10m/sぐらいありましたがガイラインを張らなくても行けそうなぐらい耐風性はあります。
設営ができたので次は食事です。暗くなると面倒なのでその前にさっさと食べます。
カレーメシを食べて、そのあとは汚れを取るのも兼ねてコーンスープを頂きました。
あったまる食事最高です✨
カップ麺を購入しましたが明日の朝ごはんにしました。
今回はバーナーの性能をみたくてジェットボイルのスタッシュのバーナー本体だけもってきました。
クッカーは先日レビューしましたエバニューのチタンマグ300です。
ガスが詰め替えて使用したのでただのノルマルブタンでした。
気温5℃ぐらいの外は風速10m/sぐらいでしたのでテントの前室で使用しましたが、火力が上がらず少し温めたぬるま湯をガス缶にかけて火力をUPさせました。
危険なのでマネしないでください。自己責任でしました。
でもこのバーナーヘッドはコンパクトで結構使いやすくて良かったです。
BRS 3000Tも十分ですが、きちんとしたメーカー品を使用したいのであればこのジェットボイルのスタッシュのバーナーヘッドだけ単体使用でも十分に感じました。
さすがに炒め物などの調理は火力が全然たりませんので湯沸かし又は温め直しにってぐらいですが。
食後、弥山山頂まで徒歩3分ほどでしたので歩いて行ってお参りして、景色を少し眺めました。
でも南側しかきちんと見えなかったので少し残念でした。
とういうわけで睡眠をほとんどせずに来ましたので早速就寝して、明日は可能なら少し早起きして八経ヶ岳で日の出をみてみたいです。
後編に続きます。
高品質で可愛いレジ袋 ハイテールデザイン DCFショッピングバッグのレビュー
皆さんはソロキャンプやトレッキングの時に袋は持っていきますでしょうか?
サブバッグやスタッフサックなどを使用するかもですが、今回はとても便利なバッグを紹介したいと思います。
商品の情報
■HIGH TAIL DESIGNS DCF Shopping Bag
■重量 19g
■サイズ 高さ45cm(取手含む) x 幅25cm x マチ10cm
■容量 8L
■素材 Sublimated 1.0 oz/sqyd Dyneema Composite Fabric
■カラー 4種類
https://moonlight-gear.com/?pid=157582754
詳しくはこちらをご覧になってください。
実測情報
横26cm
高さ 32cm (持ち手まで44cm)
マチ幅 11cm
重量 17g
実際に使用してみて
まずこのショッピングバッグですが、DCF(ダイニーマコンポジットファブリック)旧名キューベンファイバーを使用した袋は色々ありますが、その中でこの製品は日本人にとって使用しやすいレジ袋の形状をしているのが最大の特徴であります。
やはり物を入れて運ぶ際にはこの底にマチができるこのレジ袋型はとても便利に思います。
以前ハイパーライトマウンテンギアのディリゴ2を購入した時にテントを収納するスタッフサックが付属しておりましたが、同じぐらいの大きさですが普通の袋形状なので少し使いにくくとてもカッコいいのに使用頻度が多くない状況でした。
そこで以前からレジ袋の形状をしたキューベンファイバー製の袋が欲しかったのですが、実物を見る機会がなくいつか購入できると良いな程度で思っておりました。
しかし、先日大峰山の八経ヶ岳にテント泊登山に行った帰りしに大阪のムーンライトギアさんに伺うとちょうどこのハイテールデザインのショッピングバッグが入荷しておりました。
入荷当日でしたのでこれは運命だと思い色々吟味した結果、このレインボー柄の製品を購入することにしました。
まず実際に触ってみまして厚めの生地を使用しており、軽さより耐久性に主をおいた製品になっておりました。
私の持っておりますハイパーライトマウンテンギアのスタッフパックよりまだ丈夫な生地に思いました。
そしてもうひとつの特徴で、嬉しいのがこのショッピングバッグはキューベンファイバー製ではあまり見かけないカラーリングのデザインをあしらっているのが是非購入したいと思った一番のポイントでした。
キューベンファイバー製のエコバッグだとガサゴソバッグなどがあるみたいですが、ただの無地なのでこのハイテールデザインのエコバッグを見ると可愛い✨欲しい✨ってすぐ気に入ってしまいました。
このウサギさんのデザインにこのグラデーションが一番のお気に入りのポイントです。
ちなみにこの袋の大きさは12号サイズぐらいでコンビニで買い物をするとやや小さめのサイズぐらいの大きさになります。
でも少し買い物をするぐらいならちょうどぐらいで、小さくもなく大きくもなく私には絶妙なサイズ感だと思っております。
人によってはもう少し大きめでもって思うかもしれませんが、ソロキャンプやトレッキングなどで使用するならこれぐらいで十分だとは思います。
レジ袋の形状はやっぱり持ち手がついているので色々な使い方が可能なので利便性を考えるとほんと理想的だとは思います。
荷物を入れた際の高さは26cmぐらいになります。
マチはやはりほとんどないのでお弁当などを入れるには難しいでしょう。
●防水性について
このキューベンファイバーは防水性が非常に優れておりますので、手元にバケツやウォーターキャリーなどがない場合に応急的に水を持ち運ぶことが可能なぐらいの性能はあります。
で試しに水を入れてやってみました。
結果はちょっと難しかったです。少しわかりにくいかもですが、右の下の方の繋ぎ目の部分から少しぽたぽたと漏れてきており、多量に入れると破れてしまいそうには感じてしまいました。
この袋は糸では縫い合わせておりませんが、テープで貼り合わせているのでわずかに隙間がありそこから少しだけ漏れてきているのでしょう。
量的には2ℓぐらいなら大丈夫だとは思いますが、他の容器に移し替えるのがやりにくそうなので私はこの使い方は多分しないでしょう。
しかし、このように水を運搬可能なぐらいの防水性があるので逆に考えると中の荷物は濡れにくくできるので持ち手の部分をくくって使用することができます。
まとめ
正直この製品は購入金額 5,940円と非常に高価ですが、非常に使い勝手が良いですしとても珍しい製品ですのでキャンプや登山などが好きな人にプレゼントとしてあげると非常に喜ばれる物だと思います。
なかなか見かける機会はないかもですがとてもおすすめのショッピングバッグですので是非いかがでしょうか。
軽量で小型なシングルチタンマグ エバニュー チタンマグ300FH REDのレビュー
軽量なシングルマグで有名なエバニューのチタンマグ300を今回は紹介したいと思います。
エバニューのチタンマグと言えば500がメジャーで使用している方も多いとは思います。実際にチタンポッド500は私も使用しております。
超軽量で更なる装備のコンパクト化を考えこのチタンマグ300を使用することにしました。
※上の画像は購入しましたAmazonの物になります。
製品の実測情報
まずは実際に私が使用しておりますこのマグの実測値を紹介したいと思います。
※シリコンチューブが邪魔で溶ける恐れがあったので少しカットして使用しております。
重さは50gと非常に軽量で持ち運びが非常にしやすいと思います。
流石に空気の様に軽いとはなりませんが、手に持っても軽いなぁ〜ってなる重さになります。
次に直径は7cm×高さが7.8cmになります。
エバニューにはこれより小さいデミダスカップ220がありましたが、それよりは個人的にはこれぐらいの大きさがちょうどコンパクトさとお湯を沸かせれるギリギリのサイズ感だと重宝しております。
実効湯沸し量
次にこのチタンマグ300で実際にお湯を沸かせれる容量をみてみます。
300となってますがこれは製品の体積であって、実際に沸かせれる容量ではありません。ちなみに試しにギリギリまで入れてみたところ290mlでしたがこれではすぐにこぼれてしまいますので無理ですね。
実際に沸騰してもこぼれずにいける範囲だと上の写真の量でだいたいこれぐらいになるかと思います。
これを測ってみたところ240mlでした。
私は普段ファストパッキングやUL装備で行く場合にカレーメシを持って行くことが多いのですがちょうどジャストな量が沸かせます。
ただカップラーメンですと追加で沸かすか、濃いめのスープで食すかになるでしょう。
しかし、私はカップ麺のスープを飲み干すのが苦手であまり持って行く事が少ないです。
収納例
私がこれを持っていく際のパッキングを紹介したいと思います。
容量がかなり小さいので中に入れるものは限定されますが、若干数ミリはみ出ますが、ジェットボイルのスタッシュのバーナーヘッドが収納可能で持ち運ぶことができます。
もちろん以前紹介しましたBRSの3000Tなどの極小バーナーでしたら問題なく収納可能です。
あとは充電ケーブルや、フリントライターやその他小物を入れております。
このマグカップには蓋がありませんので100均の両面アルミロールマットをカットしてフタ替りに利用しております。
その後1ℓのスタッフサックに入れて
パーゴワークスのラッシュ5Rのメイン気室に入れて、その上にオルトリーブのULドライサック3ℓを収納してパッキングをしております。
これで超コンパクトなテント泊装備が出来上がります✨
下の部分にはノルディスクのロフォーテン1ULWを入れております。
ガス缶は色々悩んだ末テントのスタッフサックに一緒に収納できましたのでここに入れてみました✨
実際に使用して感じた長所
①やっぱり軽い
実測50gですと本当に軽量でとても良いです。
普通の方がテント泊のザックでいく場合なら、カラビナなどで外付けしてコップとして使うのにちょうど良いサイズ感だと思います。
また温かい飲み物を飲むのにはこのサイズ感のマグは非常に使いやすくて私には便利だと思います。
②コンパクトにパッキングできる
ファストパッキングやUL装備にする場合に何度も試行錯誤して感じましたのが、重量を軽くすることも大切なのですが、いかにコンパクトにできるかも重要だと思います。
やはり荷物が小さいとザック自体が軽くできますし、岩稜帯でも引っ掛けるリスクは低くなります。
また背っていても荷物が揺れる事が少なくなるのも良いメリットだと思います。
③再加熱できる
ダブルマグの300も販売されておりましたが、個人的にはひとつ上の写真のように冷めたらまたバーナーで直火にかけて温めてなおす事の可能なシングルマグが絶対に良いとは思います。
実際に使う時は上の写真のようにアルミロールマットを巻いて使用してあげると少し保温できるので良いかと思います。
実際に使用して感じた短所
①冷めやすい
やはりこのシングルチタンマグをそのまま使用すると冷めるのが結構早い様には感じます。
ですので保温材を巻きつけるか、素早く飲んでしまうか、手間ですが温めなおすのが良いと思います。
②沸かせる量が少ない
やはりこの小ささなので沸かせれるお湯の量は240mlで、これだとカップラーメンを食べたい人には少し小さく思うのでその方はもうひとつ大きめの400を使用する方がいいとは思いますが、ガスバーナーを持って行くなら足りない分を後から追加ででもいけるとは思います。
③汚れやすい
おそらく直火前提の商品ですのでコーティングなどは無加工ですので、指の油などがついてきれいな状態を維持するのは難しいと思います。
ですがそもそもこれはガシガシ使っていってこそのクッカーだと思いますのでそこは気にしない方がいいかとは思います。
まとめ
正直この小ささは使用する人を限定しますが、ULに特化したい人やOMMやトランスジャパンアルプスレースみたいな徹底的に1グラムでも軽くって追い求める人には最下限の大きさかなと思います。
難しいのはその人のスタイルによって本当に必要な容量は違いますし、山行スタイルや季節、期間によっても変わってきますし、実際のフィールドで使用してみないと最適な大きさは判断できないと思います。
ですが、ひとつの選択肢として面白い製品だと思いますの気になった方は購入してみるのも良いでしょう。
高性能なシュラフカバー SOL エスケープ プロ ヴィヴィのレビュー
シュラフの大敵であります濡れや、水没対策として普及しておりますカバー類が多種多様ありますが、そのほとんどが結露による濡れに対応した商品が多いと思います。
そんな中数少ない水没や寝袋の対応温度を底上げするシュラフカバーとして有名なSOL(Survive Outdoor Longer)のエスケープシリーズがあります。
今回はその中で一番値段の高いエスケープ プロ ヴィヴィを紹介したいと思います。
商品の種類
まずエスケープシリーズのラインナップを紹介します。
最軽量モデル
エスケープ ライト ヴィヴィ
販売価格:7,480円
●サイズ/81×208cm
●収納サイズ/φ 8㎝× 15㎝
●重量/ 156g
●本体材質/43gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工
標準モデル
エスケープ ヴィヴィ
販売価格:8,690円
●サイズ/213×81cm
●収納サイズ/Φ11×17cm
●重量/241g
●本体材質/60gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工
高性能モデル
エスケープ プロ ヴィヴィ
販売価格:19,250円
●収納サイズ/φ 11㎝× 17㎝
●重量/ 227g
●本体材質/シンパテックス、リフレクション加工
公式サイトの情報
SOL エスケープシリーズのハイエンドモデルです。
シンパテックスを使用しシーム処理を施し完全防水仕様。
伸縮性もありしなやかでより快適に使用できます。
内側にはリフレクション加工が施されており体温の90%を反射保持します。
単体での使用はもちろん寒冷期はシュラフカーバーとしてもおすすめです。
●収納サイズ/φ 11㎝× 17㎝
●重量/ 227g
●本体材質/シンパテックス、リフレクション加工
販売価格:19,250円
https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100673
製品の実測情報
まずは私が持っております物を紹介したいと思います。
重量は242gと公式の数値よりやや重くなっております。
他の方が紹介している物も同じ様に、公式より重いみたいですので実測重量を参考にしてみてください。
私はほとんど使用していませんがスタッフサック込みで250gになっています。
収納時のサイズ
19cm×φ11cm
となっておりますが、たたみ方によっても大きさが少し変わってくるかと思いますが参考程度にしてください。
●各種実寸
入り口付近の幅は72cm
足元側の幅は54cm
全長は172cm
ジッパーの長さは58cm
可能ならここが止水ジッパーだとさらに防水性能が高くて良かったと思うのですが、普通のジッパーなのでそこが残念です。
フットボックスは立体的に処理されているので脚元側のダウンが潰れることもない様に工夫されております。
このエスケーププロヴィヴィは伸縮性のある防水素材を使用しているので中に入ってあぐらをかいても少し伸びてくれて快適に使用することができます。
もちろん中に入れているシュラフも伸縮性のあるものか大きめのものでないといけないのですが、これのみの場合だと私は窮屈には全く感じません。
エスケープヴィヴィとエスケーププロヴィヴィはこの様にフードをマックスまで絞るとほんの少ししか隙間ができませんのので、寒冷時はとてもありがたいです。
しかしその分コードが長すぎて邪魔にはなります。
このプロシリーズだけはシームテープ処理をして外部の水が入りにくくなっておりますが、2年ほど経っていたら一部剥がれている部分がありましたので、その場合は自分で張り替える対処が必要になると思います。
実際に濡らしてみました
実は今まで使用していて実際に水没する様な状況になったことがありませんでしたので、お風呂場でシャワーをかけてみて実験することにしてみました。
およそ5分ほどかけてみて中に化繊シュラフのOMMマウンテンレイド100を入れてみてみました。
実験してみた結果ほんの2、3滴ほどの雫がついていましたが、漏れていてそうなったのか取り出すときについてしまったのかが分かりませんでしたが、いずれにせよほとんど漏れていることがなくすごい防水性能だと体感できました。
使用している素材のシンパテックスは耐水圧がおよそ20,000mmほどはあるみたいです。
表の生地には少し水気がついていますが、充分防御をしてくれているようには見えました。
表のほうの防御力は実感できたのですが個人的に気になったのが、中のアルミ蒸着をしている部分が触ると結露をしたかのようにしっとりとしていたのでそれが気になりました。
実際に使用した感想
この日はノルディスクのスゥワルバードSI1のテントを使用して宿泊した時で、最低気温が-3.2℃、テント内が-2.4℃ほどになりましたが、カイロを忘れてしまい脚先の冷えに少し苦労しましたが、それ以外はかなり温く使用することができました。
シュラフはOMMのマウンテンレイド100にインシュレーションはモンベルのプラズマ1000ジャケットにナンガのULなダウンパンツに夏用インナーを上下で就寝しました。
マットはヴィヴィの中に山と道のULPad15+を入れて使用しました。
冬場にしてはだいぶん薄い装備かもしれませんがでも本当に寒さは感じにくく非常に良かったです。
やはりマウンテンレイドとエスケーププロヴィヴィの顔のフードコードをキツキツに閉めたので冷気が侵入して来なく安心できました。
ただやはり朝起きるとエスケープヴィヴィのアルミ蒸着の部分の結露が割と発生しており、内部結露は絶対に覚悟しないといけないです。
まとめ
シュラフカバーの製品は個人的に思うに内部結露とは切っても切れない運命だと思います。
もちろん使用する人の体質によって違うものだとは思いますが、私は割と代謝が良く結構体から蒸気が出ているように思いますので、このエスケーププロヴィヴィを使用すると必ず内部結露が発生してしまい、中に入れているシュラフが湿気てしまいます。
最初にナンガのミニマリズム180に使用した時に異常なぐらい結露が発生してダウンがびちゃびちゃに濡れてしまい寒い思いをしました。
ですのでこのエスケープヴィヴィにダウンシュラフを入れて使用する場合は如何に内部結露が発生しないように工夫をする必要があると思います。
具体的に言いますと鼻や口をヴィヴィの外に出して呼気が中で循環しないなどの対策が必要だと思います。
しかし、個人的に思いますのがこのエスケーププロヴィヴィが効果を最大に活かせるのがOMMのマウンテンレイドなどの化繊シュラフを使用する時だと思います。
と言いますのももともと濡れに強い化繊シュラフと内部結露が発生するヴィヴィとは相性が良いと思いますし、シュラフの中の湿度が高くなると同じ気温でも少し寒さの感じ方が和らぐように思いますので、濡れに気を使わなくて良い化繊シュラフはうってつけだと思います。
ですので、このエスケーププロヴィヴィと化繊シュラフにトレイルシェルターやツェルト、もしくはタープ泊やハンモック泊などに非常に有用な組み合わせだと思います。
また超長期縦走などの場合でも濡れに気を使わなくて良い化繊シュラフとの組み合わせはほんと最強だと思っております。
経験がいる装備の組み合わせになるとは思いますが現状これ以上にシュラフのブーストができ水没対策できるカバーはほとんどないと思いますので、欲しい方は自身の使い方を良く吟味した上で購入すると良いかと思います。
世界最小コンプレッションスタッフサック シートゥーサミット ウルトラSIL eVENT コンプレッションドライサック XXSのレビュー
今回はスピードハイク仕様の時に使用したいスタッフサックのシートゥーサミット ウルトラSIL eVENT コンプレッションドライサック XXS紹介したいと思います。
製品の情報
ウルトラシル コンプレッション ドライサック
¥2,750 (税込)
サイズによって、価格が違います。
コンプレッションドライサックを元に30Dウルトラシルで作られた軽量モデルです。eVentなどの機能を流用しつつ、ウルトラシルテクノロジーを採用することで、ギアを軽量コンパクトかつドライに保ちます。
商品説明
超高強度ウルトラシル30Dシリコン高耐久コーデュラナイロン 耐水圧2,000mm
防水シーム(ダブルステッチ&フルテープシーリング)
底面に防水透湿素材eVent
水の浸入を防ぐハイパロンクロージャー
負荷がかかる箇所に補強ステッチ
空気を外に逃がし、水をブロック
70Dコンプレッションドライコンプレッションよりも40%軽量
容量
XXS=1.3~3.3リットル
XS=2~6リットル
S=3.3~10リットル
M=4.5~14リットル
L=6.5~20リットル
重量
XXS=50g
XS=56g
S=75g
M=90g
L=100g
サイズ
XXS/3.3リットル=13×25cm
XS/6リットル=15×35cm
S/10リットル=18×40cm
M/14リットル=20×46cm
L/20リットル=23×50cm
https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gST83361001/
※上記のサイトより参照
実測情報
まず私が購入したのはXXSサイズでして重量は44gと軽量でした。
他にイスカのコンプレッションサックのMサイズを持っていましたのでよりコンパクトにできそうなこのXXSサイズにしてみました。
実際に収納してみました
というわけで今現在私が持っております装備をパッキングしてみました。
①OMM マウンテンレイド100
naka350z.hatenablog.com
②OMM コア ジャケット
naka350z.hatenablog.com
これはDIYしてタイツとして使用できるように変更しました。
③ネイチャーハイク ダウンシューズ
以上を入れてみました。
一番下にダウンシューズ、真ん中にダウンジャケット、一番上にシュラフを置いてみました。
少しきつめでしたがシュラフを横向きに入れてみて上に少しスペースができました。
この状態で3回ロールアップして
バックルで止めます。これは口の部分に芯材が入っているので解けたりしにくくなっております。
パッキング完了です。この状態でも十分コンパクトですがさらにコンプレッションをかけて小さくできます。
このシートゥーサミットのスタッフサックのベルトはひもではなくバンド形状になっているので私はかなり使いやすくて非常に良いと思います。
以前グラナイトギアのコンプレッションサックを持っておりましたが、紐タイプで強く引っ張ると手がすごく痛くなりましたし、バックル部分も大きくて邪魔になり、そこの付け根部分の生地がすぐに破れて本当に使い物にならなくて購入して本当に失敗しました。
でもこのシートゥーサミットのコンプレッションサックは使いやすくて本当に良かったです。
バックルの部分もでっぱりも小さくてザックの中に入れても邪魔になりにくくて良かったです。
コンプレッションをかけて重量を計測してみましたら625gでスケールに載せていてもこのコンパクトさでとても良いです。
このそこの部分にeVentを使用しており、口を閉じてコンプレッションするだけでこの部分から空気が抜けて小さくできます。そして防水素材ですので水が浸水することもないと思います。
最小サイズ
一番小さくした状態で直径がφ12.5cmほどになります。
長さは20cmほどになります。
メスティンのレギュラーと並べても幅はほぼ同じぐらいになります。
ただこういったコンプレッションサック系の製品はどれも一緒ですが、長さは短くなって良いのですが、直径が太くなってしまうのが難点なので収納したいザックの大きさが重要になってくると思います。
実際に収納してみました
ということで今現在持っている一番小さいザックのパーゴワークスのラッシュ5Rにパッキングしてみました。
これだけ小さくなると収納はかなり楽で、下にメスティンを入れるのもかなり簡単にできました。
ジッパーを閉じてみてもこの様にめちゃくちゃ小さくでき良かったです。
防水性能を試してみました
ということで浴槽に2分ほど沈めてみました。
びちゃびちゃになりました。でも表面はタオルで拭くと水分が落ちて撥水性は良かったです。
次に中を開けてみて確認してみると少し中に水が入り込んでおりました。
他に持っておりますオルトリーブのドライサックより少し水が入りやすく感じました。
実験してみた感想としては例えば屋久島などの山域や長期縦走などの場合はオルトリーブの方が良さそうに思いました。
あともう一点気になったのがオルトリーブより複雑な作りなので細かい部分に水が溜まったりして濡れている部分が多くなりそれがストレスになりそうには思いました。
その点オルトリーブの方がよりシンプルな形状なので濡れても拭きやすく乾きやすいと思います。
まとめ
正直なところこのXXSサイズはあまりに小さすぎて普通の人にはおそらくモンベルのダウンハガー#3でも収納に困るぐらいになるでしょう。
なので使い方も難儀するかもしれませんが、トレランやOMMレースなどのコンパクトにできる技能のある人にとっては非常に有用な大きさになるでしょう。
こんな小さなコンプレッションサックは他にはなかなかありませんのでトレラン用などのザックに収納可能な唯一な圧縮スタッフサックかもしれないですね。
けどXSサイズや、Sサイズなどなら普通に使うシュラフや他にもダウンジャケットや着替えも入れるでしょう。
限定的な使い方になるでしょうがおもしろい製品だと思いますので興味があるなら使用してみるのもよいでしょう。