ウエストバッグで行く北アルプス最奥地の縦走テント泊登山 その1
以前からずっとずっと行ってみたかった北アルプスの絶景縦走路である裏銀座ですが、有休を利用して普段なかなか行けないルートも通ってみて色々歩いてみたいと思い計画しました。
今回の登山はけっこうたくさん歩きましたので4回かぐらいに分けて紹介して行きたいと思います。
最初はまず出発から、前泊地の七倉山荘までを紹介したいです。
YAMAPに詳しいルートなどを載せておりますので良ければ見てみてください。
先日北アルプスに行った時の山行記録です。ヤマップにアップしてますのでどんな感じだったのか参考になれば幸いです😊
— なかちん (@naka350z) 2022年7月29日
ウエストバッグで行くテント泊登山 高瀬ダムから裏銀座縦走路、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳からの高天原山荘への記録 https://t.co/ixfZgflfXz #YAMAP pic.twitter.com/ozrr9py1Zo
装備重量について
最初この装備を組んで計画したのはそもそも2泊3日程度で短い期間にはやく歩いてしまおうかなと準備していたのですが、想定以上に休みがもらえてしまいそこまでスマートにできなかったのですが、それでもせっかくならこのウエストバッグを利用したテント泊登山をしてみたい思いでなんとか全てをパッキングする事ができました。
前日に完全に準備して重量を計測してみたところ5.27kgとなりました。全てのアイテムは下記の記事に詳しく載せておりますので参考にしてください。
登山口までのアクセス
それではここから裏銀座の玄関口である高瀬ダムのある長野県大町市までどのように行ったか紹介して行きます。
まぁあまり興味ない人や参考にならない人もおられるでしょうがお付き合いくだされば嬉しいです。
今回の登山で裏銀座の入口である高瀬ダムですが、本当にここまでのアクセス方法はかなり悩みました💦
本当に本当に悩み、悩みに悩みぬいて色々散々考えての今回の方法でアクセスしてみることにしました。
なんせ高瀬ダムまで行く手段がタクシーしかなく、そしてマイナールートであるために信濃大町駅から他の登山者さんとタクシーの乗り合わせがあまり期待できない💦
そうなると信濃大町駅〜高瀬ダムのタクシー代約10,000円を一人で払わないといけないってなるとちょっとお財布にキツいと思ってしまいました。もちろん一度行くと私の場合だと毎年は行ける機会がないのでそれぐらいのお金を払っても良かったのですが、色々考えてみてみるともっと安価にアクセスできる方法を発見しましたので、実際にその方法を検証してみたくて今回紹介する方法にしてみました。
ちなみにどれぐらい節約可能になったのか姫路駅からの金額の差を計算してみました。
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新幹線利用 |
18きっぷ利用 |
0 |
2,410 |
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特急料金 |
15,130 |
2,890 |
タクシー代 |
10,000 |
1,900 |
合計 |
25,130 |
7,200 |
※新幹線、特急列車は指定席利用
※18きっぷは5回分利用で12,050円ですが1回あたりの金額で計算
※時間の都合上、中津川〜塩尻間は特急ワープを利用
以上で金額差は17,930円とかなり大きくなりました。正直これぐらい違ってくると別に新幹線とかをわざわざ使わなくても良いかなとなってしまい、行きも帰りも18きっぷを基本にして行くことにしました。
しかしいざ地図で見てみるとやはり信濃大町までは遠いですね😂
●新快速乗車
それでは実際に移動して行きます。夜勤の仕事を終えてすぐに着替えて準備し、朝マックの買い出しをしてから電車に乗車します。
到着は9:55です。198kmを2時間34分でアクセスしてくれる激速い普通列車です😂関西人御用達の列車です✨
やはり最高速度130km/hで移動できると楽ちんっす✨
大垣駅発 10:41 → 名古屋着 11:13
名古屋発 11:24 → 中津川着 12:40
というわけで時間通りトラブルもなく12:40に難関の中津川駅につきました。
やはり18シーズン中の日曜日の米原駅と大垣駅の乗り換え混雑はとても利用客が多いですね。こんな中70Lクラスの大型ザックではめちゃ邪魔になっちゃいますね💦 やはりウルトラコンパクトにしてたら電車を使うと気苦労が少なくて快適です✨
中津川から塩尻方面へ行く列車ですが、普通列車は1日に10本程度しかなく時間によっては結構待たないといけない場合もあります。
そして七倉山荘行きの乗合タクシーの最終発の16:30に間に合わせるにはここ中津川で待つと無理なのでここから塩尻まで特急列車を使用してのいわゆる特急ワープを使用することにしました。
中津川発 12:49 → 塩尻駅着 13:54
料金は乗車券と特急券を購入して2,890円です。この区間94.9kmと100km以下の距離なのでちょうどお得な区間に思います。これが松本まで使うと4,570円と1,680円も上がりますし乗車しても対して変わらないので塩尻駅まで使いました✨
しかしやはり乗っていてすごく快適でダメですね💦乗り過ごさないよう起きておくのが大変でした😂
14:21 松本駅に到着です。
この後15:24発の信濃大町駅行きまで少し時間があったので一度改札を出て昼食を食べることにしました。
あまり歩き回りたくなかったので結局手頃な場所にてとろろ蕎麦を注文です。美味しかったです✨
16:21 信濃大町駅駅に到着です。
ちょっと長かったですねぇ〜でも電車に乗っているのは好きな方なので結構楽しかったです♪
駅についてコンビニや売店で何か購入しようかと思ったのですが、思ったような店がなくて困ってしまいました💦 やはり松本駅にて何か購入してくれば良かったと反省です。
付いてすぐにタクシーの運転手の方が声を掛けてきたので写真を撮り忘れておりましたのでグーグルストリートビューからお借りしました。
乗合タクシーは入口を出て右手側にすぐ待っていてくれました。おそらくすぐにわかるでしょう。
乗合タクシー利用のパンフレットはこちらです。
便は3つあり、私は最終の16:30を利用しました。運転手さんにお聞きしましたらだいたい早いものが多く、この時間は珍しいそうです。
案の定といいますか、やはりこの日のテント泊利用は私だけでした。
●七倉山荘到着
まずは正面入口に入って靴を脱いで左手に入って受付です。
最初ここは「しちくら」と読んでました。正しくは「ななくら」だったのですね。
テン場の料金は入浴料込みで1,980円です。お風呂の時間は時期によって違うかもですが、案内された時は18:30までとのことでした。
左手の扉から入ると売店と食堂がありまして美味しそうだったので食事をしたかったのですがもう受付終了してました😰 17時には終わっていたのでしょうか。
登山者用の駐車場です。ぼちぼちの大きさですかね。最大50台ほど止められそうな大きさに感じました。
ここのテントサイトは建物右手の脇に小さな広場がありここになります。
最大で15張程度でしょうか。他にも張れそうな場所がありましたが基本はここになるみたいです。
というわけで入浴前にさっさと設営して行きます。
なのですが、やってしまいました😭 横着して適当にやっていたらフライシートのループ付け根の紐が解けてしまい取れてしまいました。
さすがに一瞬フリーズしてしまいました💦 これテント泊もうできない…
でも一応応急処置で熊鈴を噛ませて輪ゴムで巻きつけてペグダウンしてみました。本当は1.5cmぐらいのスーパーボールみたいなのが良かったのですが、それでもなんとか形にはできました。
こうやってみるとそんなテントなのかな?と思ってしまうかもしれませんね。
ちなみにここが高瀬ダム行きのゲートです。マイカー規制と時間帯規制がありタクシーが入れるのは早朝5:30からです。
ちなみに歩いてだといつでも入れるみたいです。上高地の釜トンネルは完全に閉まってしまうのでそれに比べれば助かりますね。
トイレは右の建物の奥にあるのがトイレ棟です。温水便座完備でびっくりしました✨
というわけでこの日はトイレに行き、歯磨きをして19時にはさっさと寝ることにしました。明日は予定では3時には七倉山荘を出発予定です。
まとめ
まずは初日の七倉山荘までのアクセスを紹介しました。
次は登山初日の行程を紹介します。予定では3時に出発して黒部五郎小屋に16時〜17時には到着予定でしんどければ三俣山荘に変更予定です。
黒部五郎小屋までコースタイムで18時間オーバーの長丁場。しっかり寝て明日に備えます😊
北アルプス5泊6日の縦走テント泊登山の装備一覧
先日の記事で紹介しました北アルプスの縦走テント泊計画ですが、本日はその際に持っていきます装備を紹介していきたいと思います。
今回のパッキングコンセプトはウルトラライトならぬウルトラコンパクト✨でのウエストバッグを使用したテント泊登山です。
総重量の計測
まず初めに装備を一纏めにしてパッキングして重量を計測してみました。
水500mlで少なめになっております。実際にはもう少し持っていくことになりますが、それで計測してみましたら5.11kgとなりました✨
かなり軽量にはなりましたが、もっと軽くしようとしますとマットはフリーライトのマイクログラビティ、ザックはHMGのメトロパック、など嵩張ってしまうものを使うことでもう500g近くは軽く出来そうではありましたが、今回のコンセプトはウルトラコンパクトを目指して考えてみました。
装備の一覧表
今回持って行く装備を重量も併せて一覧表を作成してみました✨
食料は少ない様に見えますが、かなり少食で燃費も良い体質で基本的に山小屋での昼食やおやつの時間、テント場に到着した際にはカップラーメンで補給する予定なのでこれぐらいで可能であろうと思い準備してみました。
装備の詳細な紹介
まずはバッグと外付けしているものです。
バッグはオスプレーのサヴ5です。
外付けしているものたちです。左から
①、山と道ミニマリストパッド50cm×25cm
②、小物入りケース(ファーストエイド、アルコール燃料、歯ブラシ、カラトリー、オイルマッチ)
③OMMのヘイロースモックとヘイローパンツ
④OMM Core Hoodie
⑤OMM ソフトフラスク500ml
サイドポケット収納
続いて右ポケットと左ポケットに収納したものです。
左ポケット
②イナーシャ ピローX
右ポケット
①モンベル EXライト ウインドパーカ
②石巻用の細引き
③RSR アルコールストーブ
④エバニュー ウォーターキャリー1.5L
⑤レザーマン スクイートPS4
⑥5050Workshop マイクロライト
⑦フリントライター
⑧マタドール レジャーシート
メイン気室
次にメイン気室に入れている装備品ですが、ここに一番大きなものを入れております。
①ノルディスク フットプリントとポール、打刀ペグ16cm×5本
②ノルディスク ロフォーテン1ULW
③無印良品 モバイルバッテリー10,000mAhとカイロ
④ミュニーク X-Mesh Stove
⑥エバニュー チタンマグポッド500
⑦シュラフが入っているスタッフサック
テントはノルディスクのロフォーテンを今回の使用に選びました。
やはり異次元なコンパクトさと軽量性、非自立式ですがダブルウォール式と全室もあり中も快適、欠点は全長がやや長いのと圧倒的な室内高の低さですね😅
でもそれが慣れればなんとかなり中が暖かくなりやすいのでとても気に入っております✨
そのシュラフをモンベルのULスタッフバックを使い1Lサイズにまでコンプレッションし、そこにエバニューのチタンマグポッド500とFD400チタンカップを上下から被せて収納しております。
モバイルバッテリーは無印の10,000mAhを選びました。かなりカツカツでしょうが凄く節約していけばなんとか可能かなと思っております。基本的にずっと機内モードですね💦
使用就寝具
そして今回持っていきますシュラフですが今回はこれを選んでみました。
①ナンガ ミニマリズム180
②エンライテンド イクイップメント トリッドフード
シュラフはナンガのミニマリズム180、長期縦走なので化繊シュラフのOMMのMountainRaid100でも選んでも良かったのですが、想定最低気温5℃ぐらいかなと思いコンパクトなこのミニマリズムにしてみました。
また本来の使い方とは違いますが、エンライテンドイクイップメントのトリッドフードは足先に被せてダウンシューズに使います。
これを1Lのスタッフサックの中に収納します。もう技術というか力技ですよね・・・💦
行動食・食事関係
今回は長期縦走になるので本来はもっと行動食が多くなりそうですが、おやつの時間は小屋でのカップラーメン、昼食時間帯には山小屋のランチと現地での補給をかなり利用しようと計画しております。
また実際にはもう少しだけ追加で食料が増えるかもですが、現時点で準備したものを紹介します。
まずはSAMAYAのDCFバッグ1Lの中に収納したものです。
カロリーメイト2本 × 7個
ようかん × 4個
カレーメシ × 2個
これを東急ハンズで購入しました、スターツのマグネット式のバックルですぐに装着できる様にしてみております。
これを荷物のバランス上お腹側に来る様に装着します。背中側に持ってくると流石に重すぎてウエストバッグのベルトが食い込んでしまうのでその対策です。
続いてサコッシュ風にしたバッグの中身の食事です。左から紹介します。
ようかん × 2個
フィットチーネグミ × 2個
クリーム玄米ブラン × 2個
カロリーメイト × 5個
フリーズドライ豚汁 × 3個
おやつのグミですが、グミ大好き人間(特にガブリチュウ。これがないと死んじゃいます🤣)なのでグミの中ではこれが一番コンパクトに収納できそうだったので選んでみました。
そして味噌汁などを飲みたくなるのですが、これはセブンイレブンで購入しましたフリーズドライ製の豚汁(@108円)を選んでみました。
一昨年に表銀座に行った時はコンビニで販売しておりますカップタイプの豚汁の中身を持っていきましたが、確かに美味しかったですがその後の銀色のパウチのゴミが邪魔になってしまった反省から今回はやはり王道のフリーズドライにしました😅
後、行動食の玄米ブラン、カロリーメイトは以前にも記事にしました軽量化のススメにありましたパッケージと包装袋を全て取り除きビニール袋を開いて風呂敷みたいに包んでそれぞれを個装しました。
準備になかなか時間がかかりますが、カロリーメイトの箱から出すだけだとアルミ泊の個装の袋のゴミが嵩張って邪魔になるのが嫌なのでポリ袋にしました。
これだと食べた後でも非常にゴミがコンパクトになり軽くなるので山行に行く際はこの方法でいつも行っております。
まとめ
というわけで今回の北アルプス縦走計画の準備してみましたものを紹介しました。
総重量5.11kgと普通ならザックとテントだけでこの重さになってしまうほどですが、軽量な製品、その中でもとりわけウルトラコンパクトになるものをメインに選びパッキングしていきました✨
ウエストバッグでの北アルプス縦走テント泊✨今回はこのコンセプトで登山を堪能してみたいと思います。ちなみにウエストバッグで使うのが疲れてくるとボディバッグみたにたすき掛けにしても使ってみようかと思っております。
この後しばらくブログの更新は難しくなるでしょうが、次回は何度にも分けて今回の山行記録を紹介していきたいと思います✨✨✨
北アルプス5泊6日の縦走テント泊登山の計画
北アルプスの縦走テント泊。これは登山を楽しんでいる人にとっては非常に憧れるワードではないでしょうか✨✨✨
今年の夏山登山計画なのですが、溜まっていた有給消化をしないといけない都合もありましてかなり無理だろうなと諦め気味に申請をしてみましたらなんと6日間もの連続した夏休みを取れることになりましたので、それならとせっかくなので以前から恋焦がれておりました裏銀座縦走路と高天原温泉を入れ込んだ縦走計画を練ってみました。
山行計画日程
7/24(日)〜7/30(土)
私の仕事のシフトの都合で7/24の日曜日の朝7時までの勤務になり、そこからすぐに準備をして行動を開始する予定で現段階では計画中であります。
そして7/30の土曜日の夜20時からの勤務のため実質7日近い山行計画が可能となっております。
正直ここまで休みが取れるとは思っておりませんでしたので長くなってしまうと普段中々行くことのできない場所にどうして行きたくなってしまうので確定ルートが定まらず非常に困ってしまいます。嬉しい悩みでもあるのですがね・・・
登山口までの移動方法
当初は新幹線、特急を利用した計画を練っていたのですが、これだけ時間が出来てくるとわざわざ高額な電車代を出さなくても青春18きっぷを使用した移動ができそうなので可能な限り普通列車を使用した移動方法を考えてみました。
細かすぎてほとんど見えないでしょうが、性格的にかなり綿密な計画をするタイプなのでmacの表計算ソフトにて登山口までのアクセス時刻表を自分なりに作ってみました。
普通の人は新幹線や高速バスなどを利用してのアクセスでしょうが、私はわりと電車に長時間乗ったりするのも好きなタイプでまたかなり運賃も節約可能な18きっぷをメインにした時刻表で考え中です✨
1日目の日程
モルゲンロートの鷲羽岳めちゃ綺麗っすよね😆
すみません脱線しました。まずは初日のアクセスですが、3年前に計画したときは台風接近のため天気とくらしで予報を見てみますと標高3,100mの風速34m/sの爆風のため泣く泣く折立からのルートに変更した苦い思い出がありました。
その様な出来事があったため今年はどうしても絶対に裏銀座を通ってみたくなりそうなると必然的に入り口が高瀬ダムになってしまうためここまでのルートは現在では確定しております。
で、色々考えてネットで情報も調べたりしたのですが、なんせタクシーもしくは毎日アルペン号のバスでしかアクセス出来ないのがこのルートの大きな足枷になっております。
信濃大町駅に特急あずさが到着する時間帯などですとタクシーの乗り合わせが可能性が高く行けそうではありますが、そんな不確定な要素で無駄な出費もしたくないなと色々思案しておりました。そして思いついた案が以下の4パターンでした。
①、新幹線、特急を使用して一番乗車客の多い時間(信濃大町駅11:15着)に行きタクシーの乗り合わせに賭ける。
②、もし上記の①で無理なら徒歩で高瀬ダムまで歩いて(22kmの5時間)みる。もしくはヒッチハイクに賭けてみる。
③、①の時間で到着してみて扇沢行きのバスに乗車してなるべく近くのバス停まで乗車してそこから歩いて(17kmの4時間)みる。
④、これが全く盲点だったのですが、七倉山荘にテント泊し、ここのサービスで乗合タクシーサービスを利用してのアクセス。これだと料金が1,900円で利用可能で行けます。
そこで非常に色々思案してみたところこの結論に行き着きました。
1、烏帽子岳には興味はそれほどない。
2、烏帽子小屋のテント場どうしても宿泊する必要はない。
ということで、④の選択肢を使い、18きっぷと乗り合いタクシーの利用で運賃を節約し、翌朝AM3:00に行動開始すれば当日中に三俣山荘もしくは黒部五郎小屋にまでいけるのではと考えに至りました。
ちなみにこれコンパスのサービスを利用して計算してみると、AM4:00に高瀬ダムをスタートして裏銀座を通って水晶岳、鷲羽岳を通った場合三俣山荘にはタイム倍率1.0倍で18:55着と算出しました。
普通はテント泊装備で考えるものではないでしょうが、私の場合は下りは非常に遅いのですが、登りメインだと0.7倍ぐらいで歩いているので三俣山荘、もしくは黒部五郎小屋にまで頑張って次の日に行ってみようと計画中です✨
現在計画中のルート
少し大まかなルートではありますが、現在のところ思っている行ってみたい感じの場所を盛り込んだルートを考えてみました。
今回の山行計画では目的の優先度では①高天原山荘泊、②裏銀座縦走路、③黒部五郎岳がどうしても行ってみたい場所なのでそこをメインにしております。
1日目→家から信濃大町駅まで→乗合タクシーにて七倉山荘→テント泊
2日目→深夜起床で3時に出発→烏帽子小屋→裏銀座縦走路→水晶岳→鷲羽岳→三俣山荘泊or黒部五郎小屋泊
3日目→黒部五郎岳→太郎平→薬師沢小屋→大東新道→高天原山荘泊
4日目→雲ノ平→双六岳→西鎌尾根→槍ヶ岳→東鎌尾根→ヒュッテ西岳泊
プラン2
続いて2つ目のプランですが、程々登山はしておりますが実はまだ立山方面には行ったことはなく、3歳ぐらいの時に行ったことはあるらしいのですが全く記憶にないのでこの山域にも行ってみたい思いもありましてこちらを通ってみるルートも考えてみました。
1日目→家から信濃大町駅まで→乗合タクシーにて七倉山荘→テント泊
2日目→深夜起床で3時に出発→烏帽子小屋→裏銀座縦走路→水晶岳→鷲羽岳→三俣山荘泊or黒部五郎小屋泊
3日目→黒部五郎岳→太郎平→薬師沢小屋→大東新道→高天原山荘泊
4日目→温泉乃沢→赤牛岳→読売新道→奥黒部ヒュッテ→平の渡し→五色ヶ原泊
6日目→下山→立山黒部アルペンルート→富山→帰宅
という計画ですが、ちょっと4日目の平の渡しの時間に間に合うか微妙ではあるので手間の奥黒部ヒュッテで泊まって翌日に渡船にするかもという感じですね。
まとめ
いずれにしましてもこれだけ休みが取れるのは滅多にない事なので安全には十分気をつけて無理のない範囲で天候が悪ければ無理をする気も起きませんし、予備日もあるので上記のどちらかのプランで山行をしてみたいと思います。
次は今回の山行で準備した装備一式を紹介したいと思います。
ULにおすすめなスタッフサック モンベルのULスタッフバッグの使用レビュー
テントやシュラフ、またはダウンジャケットなどを持ち運ぶ際に大体の方は使用しているかもしれませんが、今回紹介しますのはモンベルから販売されております超軽量なスタッフサックであるU.L.スタッフバッグをレビューしていきたいと思います。
商品の情報
U.L.スタッフバッグ 1L
価格 ¥880(税込)
品番 #1133130
商品情報 5種類のサイズを展開し、小物の収納からウエアの収納まで、サイズによって幅広く対応する軽量スタッフバッグです。バックパックに収納した際もデッドスペースができにくい、丸底デザインを採用しています。 防水性はありません。
仕様 【素材】20デニール・バリスティック®ナイロン・タフタ[はっ水加工] 【重量】6g 【カラー】オレンジ(OGRD)、グレー(SHAD)、ホワイト(WT) 【サイズ】∅9×16cm
モンベル | オンラインショップ | U.L.スタッフバッグ 1L
商品の実測情報
次にこの製品の実測情報を見ていきましょう。
まず重量ですが1Lサイズの製品で5gと非常に軽量になっております。
次に採寸した大きさですが、長さが22cm
幅が14cmほどになります。
次に使用方法ですが、シンプルに収納したいものを中に入れて、
コードロックで絞っていきます。このモンベルのロックはシンプルで、スライドさせ易いのですが勝手に解けたりすることもなく結構しっかりロックしてくれます。
ただ一度取ってしまうとなかなか元に戻すにはかなりコツの入りそうな作りには感じてしまいます。
スタッフサックの大きさに
次にこのスタッフバッグの実際に荷物を入れた際のサイズ感を紹介してみたいと思います。
公式サイトに詳細なサイズが記載されておりますのでこれをみてもらうとしまして、実際に入れたらどうなるのか?何を入れられるのか私の使用方法を併せて説明していきたいと思います。
このスタッフサックはお気に入りすぎて全サイズをコンプリートしております。上の画像は参考に実際にものを入れてみて並べてみました✨あまりこんなに持っている人は少ないでしょうね・・・
0.3L
OMMのヘイロースモックとヘイローパンツのレインウェア上下の収納や、OMMのCORE HOODIEや、テムレスのウインター02などを入れております。
なかなかこの様な小さいサイズの収納袋はないので個人的にすごく重宝している製品です。
0.5L
1Lサイズと0.3Lサイズの中間の製品で使いやすそうかなと期待して購入したのですが、非常に半端なサイズで1Lだとダボダボで持て余すからもう少し小さい方が良い。でも0.3Lだと入らないってことでこの0.5Lを導入してみたのですが、はっきり言って個人的には必要ない大きさでほぼ0.3Lと体積的に差が感じられず、全く無用の長物でした💦
どうせなら0.6〜0.7Lサイズだと使い勝手がありそうに思うのですが、それでも非常に半端になるでしょうからやはりこの容量のスタッフサックはあまり意味がないかもしれません。
1L
0.3Lと同じく非常に出番の多いサイズです。
私の使うパターンはOMMのCORE JACKETやCORE LINER、などの保温着はもちろんのこと、上級スキルになりますが、2Lや3Lのスタッフサックに入れた上でこの1LのスタッフサックにOMMのマウンテンレイド100やナンガのミニマリズム180といったシュラフの収納に使用しております。
ダウンシュラフだとおそらく350g以下の製品だとこの1Lのスタッフサックに収納可能だとは思います。
コンプレッションサックを使用すれば良いのでは😅ってツッコミがありそうですが、個人的にコンプレッションサックのバンド、バックルの部分がザックに入れる際に気になって嫌なので私はこの様な圧縮方式を使っております。
でも結構収納するには慣れや力技が必要になってくるので誰にでもおすすめできる方法ではないです。
2Lと3L
個人的にはほとんど大きさ的な違いがなくあまり明確に使い分けはできておりません。大体の場合は2Lの収納袋にミニマリズムやマウンテンレイドを一度入れてその後1Lのサックに入れるための補助として活躍しております。
実際に使用した感想
では実際に使用してみて感じたこの製品のメリット、デメリットを紹介したいと思います。
メリット
1、超軽量で丈夫
20デニール生地で結構薄いのですが、かなり酷使しているものもあるのですが、生地自体が破れたりはしていないです。ただパンパンにした場合、縫い目の部分から破れていきそうな袋も出てきておりますのであまりに過度な収納はちょっと難しいかもしれませんが、でも破損したとしてもモンベルですぐに買い替え可能ですので私は気兼ねなくガンガン使っております✨
2、使いやすいサイズ感
個人的に中途半端に感じるサイズもありますが、0.3Lと1Lは本当に重宝しておりこれを使うことで非常に私好みのパッキングの補助として大活躍しております✨
デメリット
1、やや高い
コスパ抜群なモンベルの製品ですが、やはりただの収納袋に800円〜1,000円はちょっと高価ですよね。でもこれに似た製品はありませんので私はこのスタッフサックのヘビーユーザーになっているのですが。
2、もう少しラインナップが欲しい
個人的には後もう少し、0.65Lと5Lぐらいのサイズが欲しく、他にも10Lや15L、20L、30Lといった大きさがあれば非常に嬉しい限りです。
もちろんモンベルにも大きなサイズの収納袋はあるのですが、生地が分厚くて重くなるので、このシリーズの大きなものを欲しいところです。
まとめ
スタッフサックは多種多様な製品がありますし、シュラフやダウン製品などを購入すると必ずついてくることなどが多いですが、このモンベルのULスタッフバッグはわざわざ1,000円ほどの金額を出してでも購入する価値は私はある製品であると思っております。
自分に合う大きさのものをひとつ選んでみてこのバッグの良さを体験してみて欲しいと思います✨
キャンプやテント泊登山におすすめな温度計 エンペックス サーモマックス50の使用レビュー
みなさんはキャンプやテント泊登山などの時に温度計は持っていきますでしょうか?必須装備ではありませんし、なんとなく体感でこれぐらいの気温かなぁ〜🤔 って想像はできるとは思いますが、やはりあった方が良いものだとは思います。
今回紹介します温度計は私が普段愛用しておりますエンペックスのサーモマックス50をレビューしていきたいと思います。
温度計が必要な理由
絶対に必要なものではありませんのキャンプやテント泊などの装備一覧には入っていないことが多いと思いますが、私は以下の理由でテントで寝泊りする際には使用しております。
①単純に今何度か知りたい状況の場合
まず最初に行動中やキャンプ場で活動している場合にどれぐらいの気温か理解するために必要かと思います。
例えばですが、街中で歩いている場合にあなたは今現在の気温を正確に返答できますでしょうか?おそらくほとんどの人が大雑把な数値で正確には当てられないでしょう。まして気温の感じ方は個人差がありますし、風速、湿度など他にも暑さ寒さの感じ方に影響を与える要素がありますので本当に難しくなるかと思います。
ですが、一つ正確な温度計があるだけで今これぐらいの気温だから熱中症にならないように水分補給をしっかりしておこうとか、思ったより気温が下がってきているから一枚ウインドシェルを羽織って暖かくしようといった目安ができるのはとても大きいかと思います。
これが温度計がないと自分の思い過ごしかなと我慢したりして体調を崩してしまう原因になりかねませんのでやはり屋外で活動する際は必要だと思います。
②就寝時の寒さの感じ方の目安に
次に必要な理由がテントで就寝する際にシュラフとマットを使用しますが、その際に今日は思ったより寒くなかったなぁ〜や、今日は寒すぎてほんの少ししか寝られなかったということが色々な季節や標高の高い場所のキャンプ場を利用した時になることがあるでしょう。
もしここで温度計を持っていっていなくて初めて利用したキャンプ場で寒くて寝れなかった場合に後からここのキャンプ場は何度まで下がったのか?と調べることが非常に難しいと思います。
近くの場所の街の過去の実況データを見ても全く参考にならないことがほとんどではないでしょうか。理由としては観測所の設置場所は街中にあり、キャンプ場はそこから10km以上は余裕で離れている場合がほとんどでしょうし、山中にありますので標高も高く、地形的に冷え込みやすいところもあったりします。
なので観測所の数値より5℃低いとかは当たり前として、10℃近くも違ったりするともういくらキャンプ慣れしてきた私でもその日利用した場所の気温を正確に当てることは困難に思います。
そして最も重要なのがその日持っていった装備では寒かったのか、暖かく十分だったかのかという経験の蓄積に当日の気温データが必須になるということです。
オートキャンプ場などの利用ですと色々と保温着の予備を持っていくことは容易いですが、全ての荷物を自分で持っていかないといけないテント泊登山になると一気にハードルが上がってしまいます。あれもこれもと持っていくと重くなることはもちろんですが、ザックの占有スペースも増えてしまうので他に持っていきたいもののために使えなくなるのが困ってしまいます。
一番最初にテント泊する場合にはわからないのは当たり前ですが、やはり自身の経験は非常に大切なものですのでそれを無駄にしないためにも温度計の使用は必須だと思います。
③後日友人知人に会話する時のために
最後ですが他人に先日キャンプに行ったのですよ〜って会話になった際にその方からそのキャンプ場いつか行ってみたいですけどどうでしたか?ってなった場合に寒くなかったですか?と聞かれることは多々あると思いますが、ここで温度計を使用していないとその人の肌感覚でしか返答できませんので何にも参考にならなくなってしまうでしょう。
ほんと暑さ寒さの感じ方は千差万別ですし、体調によっても違いますから温度計の数値は信用できるものだと思います。
以上の理由で温度計は必要な装備であると私は思います。
エンペックス サーモマックス50の情報
次にこのエンペックス サーモマックス50の実測情報を見ていきましょう。公式サイトの情報を見てみましたがカタログに簡単に載っている程度でしたので見てみたい方は下記のアドレスから拝見してみてください。
定価は1,320円ですが、私が購入したのは2021年の1月でその時は1,337円で購入しておりました。今現在ではAmazonにて871円とだいぶんお安くなっております😥 予備にもう一つ買っておきたい感じですね。
色は黒、黄、青、クリアの4色ですが個人的にはみた感じクリア一択で実際に購入してみてこの色を選んで良かったと思っております。
まずは大きさですが、直径は5.4cm
厚みは1.7cmほどになります。
大きさ的には掌にすっぽりおさまる大きさで大きくもなく小さくないちょうど良い大きさですが、個人的にはもう2回り小さいともっと気軽に持ち運びができそうに思います。
次に実測重量ですが、これは最初についていたストラップから使いやすいものに変更したので少し軽量になっておりますが20gと持った感じはかなり軽く思います。
文字盤の構造はストラップを持ってちょうど0℃が頂点にくるようになり、10℃単位で赤い線、1℃毎に目盛があり、赤い指針が細いので1℃の間のさらに細かい温度もわかるようになっております。
白いケースにシルバーの文字盤、赤いメモリに、赤い指針で非常に気温を一目で認識できるようになっております。無印良品のデジタル温度計も持っていくことがありますが、このアナログ式の文字盤は非常にわかりやすくて気に入っているポイントです。
裏側はご覧のように何もなく、通気口の小さな穴が6箇所あるだけになっております。
次に中の構造を確かめるためにネジを緩めて開けてみました。ストラップの交換は蓋を開けてからになります。
詳しいことはわかりませんが金属プレートとゼンマイの金属との温度差を利用して針が動く仕組みになっているみたいです。
ちなみに単純な仕組みですが、個体差か運搬時の衝撃などで針が正確に指していないとのレビューもみましたが、私の使用しているものはかなり正確に表示してくれている様には感じます。
エンペックス サーモマックス50の長所
①正確で判別しやすい
まずこの非常にみやすい文字盤と針の色と形は非常に気に入っており個人的には理想的な組み合わせでシンプルで一瞬で理解でき、さらに1℃単位でもわかるので非常に良かったです。デジタルだとさらに詳しく表示されますが、個人的にはこれで必要十分だと思います。
これを購入する前にモンベルのルーマジップという温度計を購入しましたが一般的な赤い液体温度計で小さかったので正直パッと見では5℃単位ででしか判別できず到底実用的に使えるものではありませんでした。
なのでこの正確に見やすいこのサーモマックス50を初めて使った時は非常に感動しました。
後重要なのがこの表示範囲が-50℃〜+50℃と広範囲なのも嬉しかったです。まぁ実際にはそんな振り切ってしまう場所には絶対に行きたくはありませんが、厳冬期のテント泊をする場合ですと寒すぎて表示できないこともあるので、このサーモマックス50は余裕のある表示で良いと思います。
②軽量、コンパクトである
次に温度計なんて大きいものはそうそうないとは思いますが、それでも見やすい文字盤なのにコンパクトで軽量なのはなかなか優れていると思います。
③濡れても大丈夫 今まで何度か雨の中で使用したりしてきましたが、濡れて故障したりは今のところは起こっておりません。表示されている気温も濡れていても正確に示されていたと思います。
もちろん金属製品ですので濡れたままにしておくとサビついて正確に表示しなくなるかもしれませんが、今のところ不具合はありません。まぁ安価な製品ですのできちんと表示されなくなったら買い直すのが賢明かと思いますが。
サーモマックス50のイマイチな点
①やや大きい
基本この温度計は素晴らしいものだと思っておりますが、少ない不満点をあげるならまずこのやや大きなサイズ感が少し扱いづらいなと思います。
個人的には文字盤の大きさはそのままにケースの部分の縁をもっと薄くできればさらに良くなると思うのですが、これは致し方ないでしょう。
②耐久性に不安がある
次に耐久性ですが、これはやはり液体式温度計に比べるとどうしても強い衝撃が入ったりすると針が折れたりズレたり、サビついたりするでしょうからそこが長期ロングトレイルなどで使用するなら故障してしまうかもしれない点でしょう。
実際に使用した感想
次にこのエンペックス サーモマックス50を実際にテント泊で使用した時の感想を紹介したいと思います。
ぶっちゃけ無積雪時ならどの温度計でも問題はないでしょう。ですが上の写真の様な厳冬期の使用だとちょっと困ることもおきます。
今季キャンプに行きました厳冬期の八ヶ岳の黒百合ヒュッテでのテント泊の時ですが、この日最低気温は-20℃をほんの少し割り込んでおりました。
別に猛烈な寒波が来て記録的な寒さになったわけではなくちょっと冷え込んだだけの時でこれですので・・・😅
これが予備で持っていっておりました無印良品のデジタル温度計はLow表示で計測不能、液体温度計だとテント内に置いていて-17℃表示・・・😅 もう少しで計測範囲を超えてしまいますね。
なのでやはり余裕のある表示だとこんな時でもきちんと何度まで下がったかわかるのでありがたいのですよね。
この日はもう14時〜15時ぐらいのテント設営時で既に-15℃ぐらいでしたのでほんとこれで温度計がなかったらただただ寒いって震えているだけで身体に感じる異変を気付かなくなってしまうかもしれませんので、温度計は必須だと思わされました。
また昨年の奥穂高岳〜北穂高岳と登山に行き穂高岳山荘にテント泊した際にももちろん持っていきました。(左から奥穂高岳、鞍部に穂高岳山荘、涸沢岳です)
この時は夜間に少し雨が降りテントにつけていた温度計はしっかり濡れましたが問題ありませんでした✨
次は今年の2月下旬に行った竹田城跡が見える絶景の野営地にてテント泊した際です。
無印良品の温度計も持っていきましたが、問題なく表示ができる範囲内でしたが、最低気温は-10℃ぐらいでしたのでやはりデジタル表示でもいいですが、やはりこのサーモマックス50の方が見やすくて安定感があり良いですね。
まとめ
温度計ってやはり必須なものではないのですが、やはり一つ持っていると絶対的な指標ができ何をするにも目安ができて非常にありがたいものになるのは間違いないと思います。
このエンペックスのサーモマックス50は今現在の価格では1,000円もしないものですでのぜひ気になった方はひとつ購入してみて使ってみるのはいかがでしょうか✨✨✨
コンパクトで寝心地の良い枕 クライミットのピローXの使用レビュー
装備を軽量化していく際に必ずしも必要ではないもののひとつに枕が上がってくるかと思います。軽い製品でも100g前後で多少なりとも収納スペースを使ってしまうものですので極論着用していた衣類などを折り畳むかスタッフサックなどに入れてしまうと意外と使えてしまうものでもあるのです。
なので私も持っていくか行かぬかいまだに迷うこともありますが、今回紹介します枕はそんな悩みを解決してくれるであろうとても良い製品でありますクライミットのピローXを紹介したいと思います。
公式サイトの情報
まずは公式サイトの情報をと思ったのですが、全く詳しくありませんでしたのでムーンライトギアさんのサイトの情報が一番わかりやすかったのでまずはこちらからご覧になってください。
KLYMIT Pillow X
安眠の秘密はXの溝 わずか55gのウルトラライト枕
枕。ウルトラライト精神にのっとるのであればハイドレーションボトルを膨らましたり 靴を変わりにしてみたり…と、ザックの中にあるアイテムでまかなうことでとことん軽量化にこだわるべき!と言いたいところですが、効果的な体力回復を図らなければならない山の夜にはやっぱり寝心地の良い枕で安眠することはとても大切です。
ですがいつでも平坦なテントサイトで寝れるという保証がない山の中では、 枕があっちにいったりこっちにいったりと テントのフロア生地の相性が悪いときはツルツルと滑り朝まで位置が決まらず落ち着かず寝れなかったという話はよく聞きます。
このPillow Xの特徴は名前の由来にもなった中央のX字の溝。 これは上下左右どこに頭の位置がずれてもズズッと中央に頭を引き戻してくれる特別なデザインになっています。これにより横向きでも仰向けでもテント内で枕が何処かにいってしまうことがなくなりストレスを感じることなく快眠ができます。 一息で膨らますことができ、高さと柔らかさの調整が簡単なのも魅力の一つです。
SPEC / 商品スペック
サイズ 38 cm x 28 cm x 10 cm
重量 55g
素材 トップ:30Dポリエステル ボトム:75Dポリエステル
カラー ■Red
COLUMN コラム
100cm程のショートサイズのマットと組み合わせれば あとは膝より下はザックで対応すればいいので冬用の寝床として使用して手放せなくなっています。 またこの枕の寝心地の良さを知ってから同社のOZONEを使ってみるのもいいかも。 一度寝てみると手放せなくなるとてもコンパクト(重要!)になるウルトラライトギアだと思います。 writing / Chiyo
製品の実測情報
次に私の持っております製品の情報を見ていきましょう。最初に説明しておきますが、この製品は以前持っておりました同社のイナーシャオゾンについております枕だったのですが、なんだか使いにくかったのでハサミで切って枕とマットを分割して使う様にしたのでカラーが違うものになっております。ですが素材は全く一緒のものではあると思いますので今回似た様な製品ということで紹介しております。
まず実測した重さは64gとなりました。これには極小のカラビナを2個付けており3gほど重くはなっておりますが、それでも公式よりは重たいですね。
次に空気を入れる前の状態では横幅が47cmです。
縦が39cmとなります。ちなみに厚みは1mm程度で広げた状態ではA3の用紙みたいな印象になります。
私の場合ですと持ち運びはそのまま広げた状態でザックの背面に差し込むこともありますし、上記の様に三つ折りにしてからもう少し畳んだりとザックのどこにでも収納が可能なので適当に荷物をパッキングしていく際に生じたデッドスペースの差し込んだりすることが多いです。
使用方法
使い方はシンプルです。先日も紹介しました同メーカーのイナーシャミニマリストパッドとほとんど同じバルブで左に捻って緩め引き上げて空気を吹き込んでいきます。
私の場合で軽く3回ほど吹き込むと完了してパンパンになります。
実際に膨らませた状態の大きさも計測してみたところ横幅が35cmとなりました。
縦が28cmほどになりました。ほぼB4サイズの用紙の大きさです。
使用する際には大きくの小さくも感じないジャストサイズといったところでしょうか。
ピローXの特徴について
このクライミットの枕の最大の特徴は名前にもなっております通り×字になった壁室構造で中央が完全に圧着されております。
空気は周囲から伝わっていって膨らんでいく様になっております。多くのピロー製品が中央部分が凹んでいる構造ですがこれは単純ですがあまりみない構造になっております。
ですがそのシンプルな作りなのに頭を乗せても中央のくぼみにすっぽりと収まってくれて少々頭を動かしても元の位置に戻ってくれるので比較的寝やすいかとは思います。
ちなみに私はそれでも就寝中に枕が動いてしまって気になるのでこの様に極小のカラビナフックを取り付けてショックコードを使ってマットに取り付ける様にしております。
使い時は手間なのでもうコードロックを通して引っ張り調整するだけにしております。
実際に使用してみた感想
最近使うことの多い枕はこのクライミットのピローXかニーモのフィッロエリートのどちらかなのですが、単純な寝心地の良さですとニーモのフィッロエリートですが、パッキングした時の大きさがほぼ倍ぐらいの大きさになってしまうので荷物のコンパクトさを優先したいテント泊の際に、このピローXを使うことが多いです。
さて実際の寝心地ですが、このコンパクトさと重さを思うと非常に良いと私は思っております。
中央がX字に窪んでおり頭を支えやすいと言いましてもサイドスリーパーにはやや使いにくいとは思いますし、頭を動かすとグワんとエアーマットと同じく音がしてしまいますし、空気を動く感触はどうしてもしてしまいます。
なので寝相の良くない人にはやはりいまいちに感じてしまうかもしれません。あと就寝中比較的寝相は良いとは思っているのですが、それでもシュラフに入ってこのピローXを使用すると何度もあちこち行ってしまったりしたので何かしらマットと連結できる様に対策をした方がストレスなく就寝できるのはないかと思います。
私の最近のコンパクトさに極振りした装備の場合ですとピローXにイナーシャのミニマリストパッドを使用して足元には行動着を詰め込んだオスプレーのウエストバッグを置いて就寝します。フルサイズのマットに比べると快適ではないですが、それでもこの最小限のコンパクトさと重量を思うと十分寝心地は良いとは思っております。
なんといってもこのザックのウエストポケットの部分にマットとピローが収納可能なほどのコンパクトさですので😊 下手したらピローを入れただけでいっぱいになるかもしれないのでその部分に両方が入っているなんて普通は思わない人がほとんどでしょう。
この写真は先日新たに購入した登山靴のモンベルのアルパインクルーザー2300の試し履きを兼ねて行った時の装備内容です。
写真の右側(ソフトフラスク側)のポケットにイナーシャミニマリストパッドとピローX、レザーマンのスクウィートPS4と5050ワークスのマイクロライトを収納しております。
装備内容なコンパクトさを最優先して現状可能な限りできる極振り仕様なのでこれで営業小屋をちょこちょこ利用し北アルプス2泊3日のテント泊が可能な内容になっております✨
近くの山でJR曽根駅からすぐに行ける山の高御位山(たかみくらやま299m)でしたので、わりと暑くて汗だくだくになってしまいましたが、それでも背中に荷物を背負ってないってすごく腕の可動域が大きくて岩場を登りやすくて、汗を掻いても背中が蒸れないので非常に良かったです✨✨✨
まとめ
装備を極限まで切り詰めようとすると着ていた服や、タオルなどあるものをスタッフサックなどに収納してしまえば就寝は可能ではあります。
実際に何度もそれを試みていたのですが、やっぱり空気注入式のエアーピローがあった方が頭がちょうど支えられてストレスが減りたった60gの重量が増えるぐらいならやっぱり枕を持っていった方が良いとの結論に至り最近のテント泊の場合は毎回持っていく様になりました。
ピロー製品は本当に多種多様なものがあり安いものでは1,000円〜2,000円ほどで購入できてしまいますが、枕は快眠のためには決して妥協してはいけないものですのでここは思い切って高額な製品を購入する方が個人的には絶対良いかとは思っております。
過去にAmazonで比較的安価で評価が良さそうな製品を購入して2、3回ほど使ってみましたが、やや軽量、やや小さめ、そこまで良くない寝心地と使用してもたいしてそのピローを使ってもメリットがなかったためそれならと、行動着をスタッフサックに入れて使用する方法をとっておりました。
でもやっぱり購入金額が高くなっても専用の寝心地の良い枕を買う方が圧倒的に快適になるので今では多少の装備重量が増えても使う方法に落ち着いております。
枕は絶対に必要なものではありませんし、好みのばらつきを多い製品のですので一概にこれは絶対に良いとはなりませんが、このクライミットのピローXをこのレビューを参考にして頂いて使ってみてはいかがでしょうか✨✨✨
肌寒い時の行動着に最適なOMMのCore Hoodieの使用レビュー
以前にも紹介した事のあります化繊ジャケットのOMMのCORE JACKETですが、とても愛用しており冬場は普段着としても常日頃から使っております。とても暖かくジャケットタイプなので使いやすいのですが、汗をかきやすいタイプなので保温力が高く行動着として使用するのでは雪山でしか使用できないと思ってきたためもう少し保温力のないタイプが欲しくなりましたので、近くのショップ(ハイマートベルクさん)に買い物に行った際に販売されていたこのOMMのCore Hoodieを購入してみました。
実際に使用してみてとても良かったので実際の使い勝手を含めてレビューをしていきたいと思います。
公式サイトの情報
ムーンライトギアさんホームページより
OMM Core Hoodie
今までの固定概念を覆す 攻守で使いたおせる革新的ウエア
注目の新素材であるPRIMALOFT® ACTIVEを大胆に使った Coreシリーズがついに登場。 湿った低温化で激しく動き続けるOMMの想定する環境は日本の秋冬の様々な山で有効。あなたのパフォーマンスを最大限に引き上げる革新的なシリーズが登場。
Core Hoodieはフード付きミッドレイヤーでMサイズ115gという驚異の軽さにまず驚きますが バスタオルのように肌触りが抜群に良く、糸が保水せず汗を体側に二度と戻さない性質から積極的に地肌の上に直接着れる点が他のアクティブインサレーションネイキッド系 (生地のままミッドレイヤーを作る) ウエアと異なる部分です。
これによりインナーに余分なファーストレイヤーを入れる必要がなくなり、さらに就寝時は薄手のシェルと合わせればフリースをそのまま着ている感覚でインサレーションウエア自体を排すことができるようになり合計で200gレベルの圧倒的な軽量化をユーザーにもたらしてくれる魔法のようなウエアです。
特徴1 汗を外へ外へと追い出す
糸自体に水分を含まず汗と熱気を体側から外にどんどん押し出す性能で汗がえりからの不快感、寒さを全く感じず動き続けることができるのが最大の特徴。速乾性能にも優れるのでベースレイヤーはメリノウールというハイカーの固定概念すら覆す万能さを持っています。
特徴2 高い通気性能
ストライプ上に起毛したブロック状のセルを編み込んでいるのでalphaなどに比べ涼しい外気の取り入れが得意。単体使用で15度付近から0度付近まで一枚でこなすことができ悪天候時もハードシェルの地厚さ、透湿性能の兼ね合いの調整で幅広い状況下でオーバーヒートしない適温の状況を維持してくれます。
特徴3 最高の肌触りと保温性能
実際に素肌に着ることができるポイントは肌が喜ぶ柔らかさを持っているからに他なりませんがリラックスできる包まれる感覚も見逃せません。 ウインドシェルを合わせるだけで一気に暖かい体温を留まらせる保温モードに切り替わり、インサレーションウエアとしても活用できます。薄手の生地ながらしっかりとした暖かみをもたらす点ではさすがPRIMALOFTの本領発揮だと感じる部分です。 着用していないかのような軽い着心地とともに攻守のバランスが見事な万能ウエア。ハイカーもランナーも要注目の秋冬ウエアの登場です。
SPEC / 商品スペック
サイズ 身長(cm) 胸囲(cm) ウエスト(cm) 重量(g)
XS 155-162 80-86 70-76 95
S 162-173 86-92 76-81 105
M 173-183 92-102 81-86 115
L 178-188 102-110 86-92 125
素材 PRIMALOFT® ACTIVE 75g
カラー ■Blue/Orange ■Black ■Black/Blue
※サイズ選びの参考として Sサイズ (172cm/62kg 中肉中背)ジャストフィット Mサイズ (172cm/62kg 中肉中背)ゆったりフィット ※サイズ感はあくまで目安となります。 ※実際の着衣長は下図とサイズ表を参考にしてください。
COLUMN コラム
アクティブインサレーションとしての活用では、ENLIGHTEDのCopperfield Wind Shirtとの組み合わせでフード付きのアクティブインサレーションで驚きの168gを実現。
これは真冬のBikepackingの活用例としてはファイナルアンサーじゃないかと思える組み合わせ。素晴らしいです。フードの形状も邪魔にならずしっかり首元と頭部を保温してくれるので安心感あります。
とにかくめちゃくちゃ使う人の想像力を掻き立てる道具だなと感じます。最高! writing / Chiyo
製品の実測情報
それではまず私の購入したこのCore Hoodie(XSサイズ)の実測を見ていきましょう。
重量は100gとなりました。公式よりは若干ですが重いですね。まぁ誤差の範囲というところで💦
ですが、Core Jakcetでも十分軽量だなと思っておりましたが、やはりこのCore Hoodieだとそれ以上に軽量に感じ相当軽く感じます。
あとCore Jakcetの時でも十分知っておりましたが、やはりこのフリースを直に着用するっていう感覚が非常に心地良くてずっと着ていれそうに思います。やはり肌に直接当たる製品はこういった心地良さって非常に大切ですよね✨
次にこのCore Hoodieの特徴ですが、ジッパーレスのフードタイプになっております。首元はこの様に生地をクロスさせているだけの簡易的なものになっております。私は今までこの様な感じになっているのは見たことがないですね。
軽量化になって良いのですがもう少し個人的には寒い時に対応可能な様に首元を絞る様な機構が欲しかったですね。
次にこのCore Hoodieに採用されておりますのがPRIMALOFT® ACTIVEの75g/m2でCore JakcetのPRIMALOFT® ACTIVE 125g/m2に比べて薄手の生地になっております。
写真ではわかりにくいですが、日の光に写すとスケスケに見えるかと思います。やはりジャケットに比べて薄手になったので強度は弱く感じるのは否めないでしょう。
実際、割と簡単に繊維がほつれてしまったりとより丁寧に使用するように心がけないといけないでしょう。
収納性について 次にこのCore Hoodieを使用しない時の収納性を見てみたいと思います。なんとこの製品はXSサイズというのもありますが、モンベルのULスタッフサック0.3Lに収納が出来てしまいます。
まぁ結構キチキチですのであくまで最小でこのぐらいのサイズになるのだとの目安程度に思って頂けたらいいでしょう。PRIMALOFT® ACTIVEってすごく気に入っているのですが、ダウンウェアみたいな圧縮率がなくてなかなかコンパクトにしにくいのがデメリットになってしまいます。
プラスαな使用方法
さてここで余談なのですが、私がこのCore Hoodieを非常に重宝しております別の使い方をひとつ紹介したいと思います。
テント泊にて就寝する際に困る事の多くが足先と下半身の冷えなのですが、本来であればダウンパンツなどを持っていくのが最適な方法かもしれません。
ですが、普通のタイプで300g、軽量なものでも200g程度と余分な荷物になる事は間違いないのです。私も最初は下半身の冷え対策でダウンパンツを持って行っておりましたが、正直テント場についてからしか使用することができませんのでなんか良い軽量化方法はないかなぁ?🤔 と色々思案しておりました。
そこで今からそのプラスα的な使い方を紹介していきます。
私が今現在使っているのが上記のものです。Core Hoodieと100均で購入した厚手のストッキング(53g)と、モンベルのハットクリップになります。それでは使い方を説明していきます。
まずタイツを着用して、袖の部分に足をいれていきます。
そしてなるべく上まで上げていくのですが、体型によっては難しい方もおられるかもしれませんが私の場合ですときちんと入ってくれておへそのあたりぐらいにはCore Hoodieの裾がくる感じになります。
そのままだとお腹周りがずれてしまうのでここでハットクリップを活用して上記の写真のように手繰り寄せていきます。またフード部分もだらんと下がってしまうのでこの様にストラップに引っ掛ける様にしております。
さすがにテント場で誰か他の利用者さんがいる状況ではうろうろできませんので、就寝時には使用しませんが、外に出る際はこの上にレインパンツなどを履いて隠す様にはしております。
実際に使用してみた感じでは0℃近くの気温で以下の就寝環境で寒さの感じ方を体験してみました。
マット⇨山と道 ULPad15+ Sサイズ
枕 ⇨クライミット ピロウX
インナー⇨モンベル ジオラインクールメッシュ
アウター⇨モンベル EXライトウインドパーカ
タイツ⇨100均ストッキングとCore Hoodie
ダウンシューズ⇨ENLIGHTENED EQUIPMENT Torrid Hood
以上の様なセッティングだと実験してみた環境ではそこそこ寝れそうだなと感じれました。具体的に言うとつま先の冷えはやや感じ、寒くなりそうな場合にはTorrid Hoodにカイロを投入しても良いでしょう。下半身はCore Hoodieの通気性のおかげで体温がシュラフまで行き渡り思っていた以上に暖かくなる様に感じました。
また上半身はクールメッシュとウインドパーカだけですが、ミニマリズムは上半身部分は保温力があるのでこの組み合わせでも私は問題なかったです。マット越しの冷えもULPad15+なので0℃ぐらいだと十分でした。
実際に使用してみた感想
次に実際このCore Hoodieをテント泊にて使用した時の感じを紹介したいと思います。
以前に行きました(3月22日)テント泊の時に使用しましたが、この時に行動着にジオラインクールメッシュの長袖を着用して、その上からポロシャツを着ただけで、テント場についてからこのCore Hoodieを着ました。
そのままでは寒くなるのでその上からOMMのHalo Smockを着て過ごしました。この日は到着しての気温が-1℃で風速が8m/sほどでしたが、Core Hoodieのフードを被ってHalo Smockもジッパーを完全に締め切ってしまいましたら結構暖かく感じて良かったです。ですのでこの様な環境で使用した経験から夏のアルプスのテント泊登山の使用でも十分対応可能だなと体感できました。
この日のテント泊の時のパッキングですが、Core HoodieはHalo Smockの中に入れて一緒に丸めてザックのコードに外付けしてすぐに使用できる様に持ち運びをしました。
外付けはあまりスマートではないので使用したくないのですが、やはりレインウェアやインシュレーションはすぐに使用できないといけないものですので色々と考えた結果ザックの背面に外付けするのが一番簡単だなとなりました。
まとめ
このOMMのCoreシリーズの製品は化繊ダウンを採用したもので単体では非常に軽量ですが、ダウン製品として考えると尋常ではない通気性のため風の強い稜線上などで使うと全く保温力がなくてただただ寒いだけになってしまいますが、たった一枚のウインドシェルやレインウェアを上から羽織るだけでとても暖かくなってくれます。
そして羽毛ダウンだと濡れてしまうと山行中に乾燥させる事は困難ですが、このCore Hoodieは薄めのロフトと速乾性のある繊維のため多少濡れた程度だと自身の体温で次第に乾燥してくれますし、例え濡れたとしてもある程度の保温力があるので非常に安心感があります。
もちろん化繊ダウンの殿堂ジャケットであるパタゴニアのナノパフフーディーも非常に良いと思いますが、Core Hoodieは非常に優れた通気性のため行動中に着用していてもオーバーヒートにならず、汗ばんで濡れてもすぐに乾燥してくれて、寒くなればポケットに入れているウインドシェルをサッと羽織るだけで良いってなるともう個人的にはこれだけで予備の着替えも持って行かなくて良いので本当に装備の軽量化になってくれて非常に助かっております。
ただ本当に枝とかに引っ掛けるとすぐにほつれてしまうので藪漕ぎなどは十分慎重に行かないといけませんが、大きなデメリットは本当にそれぐらいなので興味のある方はぜひ購入して試してみてはいかがでしょうか✨✨✨
圧倒的に小さなエアマット クライミットのイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドの使用レビュー
キャンプやテント泊などで必要不可欠なマットですが、一般的に多くの方が使用しているのが空気を注入して使用するエアマットやインフレータブルマットが主流かとは思います。
しかし、私の場合は普段テント泊での登山などですと寝心地、断熱性能、展開撤収性能、故障リスクを総合的に判断すると使用するマットはクローズドセルが多くなってしまうのです。主に以下な感じで使っております。
厳冬期⇨山と道 UL Pad15+ Lサイズ
無積雪期⇨山と道 ミニマリストパッドとフリーライト マイクログラビティー
という使い方が多いのです。全然これでも十分私には寝心地が良くて快眠できるのですが、ミニマリストパッドとマイクログラビティーは折りたためてザックの中に収納可能で嵩張りにくいのですが、それでもたまに行く事のある自転車キャンプの場合ですとこのクローズドセルタイプは一気にハードルが上がってしまうのです。
そこで今回紹介しますのはそんな荷物のコンパクトさを最重要視する場合に使用しております唯一のエアマットであるクライミットのイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッド(SHMWver)をレビューしていきたいと思います。
公式サイトの情報
KLYMIT / Inertia O Zone UL Minimalist / black / 12,500 yen+tax
このアイテムは、送料無料にてBASEカートでクレジットカードで通販可能コチラ→ 8/16現在、完売しました!次回再生産の予定はありません。
独特なフォルムとその寝心地の良さで一躍ファンを増やしたクライミット社のヒットモデルイナーシャオゾン。軽量でありならがも幅広でピローも付き、そのラグジュアリーな寝心地で自分も愛用していたが、どうしても自分の一番好きなオーバーナイト泊の山行スタイルであるファストパッキングやライトウェイトなハイクであると、まだまだ嵩張りや重さを感じていた。また、軽さでいうとクライミットの最軽量モデルであるInertia X-Lite(イナーシャエックスライト)があるが、どうしてもこれまた自分の愛用するダウンキルトや羽毛量が少なく薄いスリーピングバッグと併用するとなると、地面からの底冷え、そして、自分のような上半身ガタイゴツい系の人間には横幅が狭過ぎて、就寝中にどうしても肘が地面についてしまい、寒さで目が覚める事もしばしばあった。そこで、自分のファストパッキングなどのスタイルに合うライトウェイトという軽量をテーマに第一に考えながらも、ラグジュアリーさも絶妙なバランスで取り入れたモデルとしてSHMWがクライミット社に別注をかけ、ネーミングもそのまんまの200gを切った実測値僅か180gのMinimalist(ミニマリスト)というBESTなインフレータブルスリーピングパッドとして発売!
SOLD OUT!実測180gの最軽量コンパクトで快適な寝心地のエアマット KLYMIT / Inertia O Zone UL Minimalist:Sky High Mountain Works
製品の実測情報
それではまず私が持っておりますこのマットの重量を測ってみましたところ185g(輪ゴム込み)の重さになりました。
最初に断っておきますが、今回紹介いたしましたこの製品は芦屋市にありますショップ、スカイハイマウンテンワークス(SHMW)さんにて買い物をしに行った時に偶然入荷しており購入したのですが、この製品はかなりストイックなこだわりを持ってSHMWバージョンとして数量限定で製作されたもので、残念ながら現在では完売しており再販の見込みもないようです。辛うじてフリマアプリなどに使用しない方が高い金額で出品をしたりされておりますのでどうしても入手したい方は一応入手は可能ではあります。
絶版品を紹介するのは躊躇ったのですが、私にとって現状これよりコンパクトで軽量で寝心地の良いマットはないのでレビューしてみることにしてみました。
製品の収納サイズについて まずこのマットを限界まで空気を抜ききって最小まで小さくした場合の大きさを計測してみました。
横幅は10.5cm
縦は5.5cm
厚みは4.5cmとなりました。
この圧倒的なコンパクトさのためこの様に先日紹介しましたウエストバッグのオスプレーサヴ5のサイドポケットにエア枕と一緒に収納が可能になるのです✨
以前ニーモのテンサー20Sを持っていたことがありましたが、それも比較的コンパクトになりましたが、このイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドはこの様に丸めると本当に小さくなってくれます。
同じぐらいの重量の製品であります、イナーシャ X ライトやサーマレストのネオエアーウーバーライトだともしかすると同じぐらいにコンパクトにできるかもしれませんね。
マットの大きさについてまずは広げた状態のマットの大きさは108cmで
横幅は62cmとなりました。膨らませておりませんので当然ですよね。ここから実際に空気を入れてみます。
空気の入れ方はぴょんと突き出たバルブ形状になります。最小限のサイズ感で良いのですが、若干邪魔に感じたり、バルブの付け根が影響を受けてパンクしないように気をつけて使わないといけませんね。
使い方は簡単です。右に捻って緩めて引っ張り上げて空気を入れて、一杯に入ると押し下げて左に捻って終わりです。あとこのイナーシャシリーズですが、独特な空気の入り方をしているのもありわずか4、5回膨らませるだけでパンパンになってくれます。
これが以前持っておりましたニーモテンサー20Sだと確か20回以上しないと膨らませられなかったので本当に辛かったです。半身用でそれなので全身用は補助道具がないと無理ですね💦
では実際に膨らませた状態での長さを計測してみましたところ97cmとなりました。
次に幅は50cmでした。標準的なエアマットの幅でしょうがこのサイドがしっかりと空気で支えているので横にズレる事もなく安心して就寝が可能かと思います。
実際に使用した感想
装備を軽量化する上でほぼ必須な条件になる事の一つが半身用のマットを使用する事だと思います。例えばですが、一番使用者が多いであろう軽量エアマット、モンベルのULコンフォートシステムエアパッド180と90を例に出してみましょう。
180cm⇨504g φ11×20cm ・ 90cm⇨286g φ8.5×20cm
となっており重量差は218gとなっております。それぞれ就寝環境は個人的な好みの差が非常に大きく出来てきますが、装備が少し重くなっても、ザックの中のスペースが占有されても少しでも快眠できる環境が欲しい人にはこの200g強の重さは我慢可能になるかもしれません。
ですが、装備の軽量化には飛び道具的な物はテント以外になく、細かな重量を少しずつ削減して達成可能な事ですのでこのマットの重量差218gは意外に大きくなってくるかとは思います。
そして最初は少し快眠できないかもしてませんが、何度か就寝していくと意外に短い半身用のマットで下半身にザックを置いてだと次第に寝れてくると思います。
このイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドを使用する際は上の写真にありますが、枕に同じクライミットのピロウXを使い、脚の部分にザック?(ウエストバッグ)のオスプレーサヴ5に中に日中使用しておりましたパンツとシャツなどを入れて嵩高を増やしてそこに足首を載せて就寝するスタイルにしております。
実際に使用した時ですが、気温が-5℃ぐらいになってしまいましたが、そこまで冷え込むとは全く想定しておりませんでしたので、シュラフの対応温度は問題なかったのですがこのイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドしか使用しておりませんでしたので腰と背中の底冷えがキツくてあまり寝れませんでした💦
でも足元はウエストバッグに載せて地面から離れていた事もあり足先の底冷えはありませんでした。これは大きな経験になったかと思います。
個人的に思うのがこのイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドだけの使用だとシュラフをナンガのミニマリズム180を使用して条件で7〜8℃ぐらいまでは地面からの冷気を感じずに問題なく就寝でき、5℃ぐらいが下限温度になってくると思います。
その場合の対策として山と道のミニマリストパッドをカットした25×50cmをブースターとして持っていく様にしております。
次に寝心地ですが、変わった形になった形状ですがこれがきちんと身体にフィットして個人的にはすごく寝やすく思います。本来私はエアマットはすごく苦手で、ニーモのテンサーを持っていたのですが、少し動くだけでマットがグワァんとなり音もなったりと非常に不快に感じてしまいほとんど使うことがありませんでした。
でもこのイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドだとエアマットが苦手な私でも非常に快適に就寝可能なので装備をとにかく小さくしたい場合には非常に重宝しております。
ただエアボリュームが少ないのでサイドスリーパーには少し相性が良くないかとは思います。
撤収方法
最後に収納の仕方を説明しておきます。と言いますかただ空気を抜いて畳むだけなのですが・・・
でもこれ実は私が使うウエストバッグに収納するにはかなりコツが必要になってしまいます。私のやり方なのですが、上の写真の様に最初4cmほどの位置で下から順番にパタパタと巻き上げていきます。
で、この時に非常に苦心するのが空気が抜けきらないことが非常に多くなってしまうことなのです。普通のザックに収納する程度なら問題ないでしょうが、完璧に空気を抜こうとすると一度畳んで、再度また広げ直してまた巻き直すという手順が必要になってしまいます。
でもそうする事でかなり空気を抜くことができ最初に紹介した様な10.5cm×5.5cm×4.5cmのおよそエアマットとは思えない様なコンパクトさになってくれます。
まとめ
非常にマニアックな製品で人によっては扱いづらいエアマットになってしまうかもしれませんが、20Dというとても薄い生地を使用した製品で軽量性に特化したマットで、個人的には自転車でのキャンプやウエストバッグでのテント泊登山などに非常に重宝する圧倒的コンパクトさで非常に気に入っております。
この製品自体はもう新品で入手する事はかないませんが、フリマアプリの活用や、代替え製品のクライミットのイナーシャX-Liteやサーマレストのネオエアーウーバーライトなどで対応するかになってしまうでしょう。
でもほんとこの製品は大活躍しておりますので今シーズンの北アルプスのテント泊登山にはこのイナーシャ オゾン UL ミニマリストパッドを持っていって就寝してみたいと思います。あとは耐久性があれば嬉しいのですが、SHMWの情報では意外にガシガシ使用してもタフだというの拝見したの大事に丁寧に使って長く愛用してみたいと思います✨
超軽量なダウンシューズにもなる追加フーディー ENLIGHTENED EQUIPMENT Torrid Hoodの使用レビュー
みなさんは寒い時期などにはダウンジャケットなどを使用するかとは思いますが、フードの付いたタイプを使用したりしますでしょうか?私も何点かダウンジャケットは持っておりますが、どちらかというとフードがないタイプを使用することが比較的多いです。
しかしやはりフードがありますと想定以上に寒くなった時に際に被ると非常に暖かいものです。ですがフードってあると使っていない場合は邪魔になったり、スタッフサックに入れたりすると嵩張ってしまうものです。
なので私はフードレスタイプのダウンジャケットを使うことが多いのですが、今回紹介します製品はそんな寒い際のお守りとして活躍できるENLIGHTENED EQUIPMENT(エンライテンド イクイップメント)のTorrid Hood(トリッドフード)を紹介レビューしていきたいと思います。
公式サイトの情報
ENLIGHTENED EQUIPMENT Torrid Hood
キルト寝袋派の強い味方
冷気をカットする単体フーディー Torrid Hoodは僅か39gの頭部と首の保温フーディー。 キルトや頭部のないハーフバックと組み合わせをすることで冷気を遮断し、冬でも快適に眠ることができるアイテムです。
10Dの同社独自のナイロン素材に、2oz /yd² の厚みのCLIMASHIELD ™APEXを使用し濡れに強く 使用後の洗濯も行える手荒に使えるのが魅力の化繊フードです。 フード付きのダウンジャケットの下に合わせてブーストさせる使い方も真冬は有効。 額の上から首後ろにかけてショックコードが斜めに通っていることで 高いフィット感を実現しています。
首元にスナップボタンが3箇所。しっかりと首元を保温させつつ暑ければ空気を通してあげたり温度調節も容易です。 通常のフードジャケットやニット帽は肩のツッバリや締め付けが多少あり 実際このフードを使ってみると柔らかく顔を包まれる感覚は比較にならないほど快適なことに気づきます。マミー型の寝袋にも是非使ってみてください。
キルト寝袋に挑戦したい方が足踏みする理由の一つに頭部の寒さはどうか? というのがあります。このアイテムの登場により、積極的に選んでもらえるのではないかと思います。ブースターとしても最高に気持ちがよい使い心地です。
SPEC / 商品スペック サイズ Small:46-51cm Medium:51-56cm 重量 39g (Medium) 素材 表地:10D Ultralight nylon 中綿:2oz /yd² CLIMASHIELD ™APEX カラー ■Burnt Orange/Charcoal 備考 Handmade in Winona, Minnesota
COLUMN コラム
今までニット帽やジャケットのフーディーで頭部は補っていましたが、 この Torrid Hood の登場により断然キルトの寝心地がグッと上がりました。 特に柔らかく、同社のジャケットと同様のフワッと暖かな感触はつけた瞬間から気持ちよくつけ心地が快適。 39gで拳よりも小さく収納可能なので持ち運びやすいのも利点。 インナーにも着れるアクティブインサレーションの登場で OMMのスーパーソニックなどフードなしモデルとの組み合わせもいいですし、 肩や首は太い血管が多くしっかり温めることで体感もかなり変わってきますので 快眠→次の日のアクティブ山行の動きっぷりにも関わるのでぜひ試してみて欲しいアイテムです。 writing / Hattori
ENLIGHTENED EQUIPMENT / Torrid Hood
製品の実測情報
それではまず私の購入しましたこのトリッドフードの重さを測ってみたところ38gほどになりました。サイズはSなのですがMサイズとはほとんど重量は変わらないのかもしれませんね。
製品の構造について
続いてこのフードがどの様な仕組みになっているのかみていきましょう。
このENLIGHTENED EQUIPMENTのTorrid Hoodに採用されております中綿は化繊ダウンの2oz /yd² CLIMASHIELD ™APEXが使用されております。普段よく使用する化繊ダウンがOMMに採用されておりますプリマロフトが多いのですが、このCLIMASHIELD ™APEXも重量に対して化繊にしては嵩高が多く感じます。
この広げてみてもらっただけでも十分膨らんでいる様には感じてもらえるかとは思います。
次にこのフードにはスナップボタンが首元に3個つけられておりまして使用する際には都度ボタンを外してからとめていきます。
この首元は暖かさ、軽量性を重視して調整幅はありません。なのでS・M・Lの中から自分にあったサイズを選択する必要があります。ネットでの購入だといまいちサイズ感を確認して購入することができないのが難しいところです。
あと脱着時にかなりしっかりとボタンがとまっておりますので片手では難しく、両手でする必要があります。個人的にはもう少し弱めで片手で少し強く引っ張るだけで外せれる方が良かったのですがね。
そしてこのフードの後ろ側にはコードがきておりまして装着後ここを絞ることで行動時でも顔まわりに隙間を無くす事で視界が確保しやすくできる様にしたりできます。
ほんの少しの工夫ですが、これがあるだけで圧倒的に使いやくすなっております✨
装着したイメージ
では実際にフードとして使用した場合を見てみましょう。
モデルはOMMのマウンテンレイドジャケット君にやってもらいました😃
ご覧の様にしっかりとフィットしてコールドスポットが出来にくくなっております。実際に寒い時に少し使用してみましたがやはり頭と首元が温くなるのでかなり快適に感じます。重さ38gで握り拳ぐらいの大きさのものでこの快適さができるのなら寒い時には積極的に持って行った方が良いでしょう。
ただ例え0℃ぐらいでも行動中だと汗っかきな自分にはすぐにオーバーヒートしてしまうので主に厳冬期の登山かもしくはテント泊の時などの停滞時にしか使用しないでしょう。
後ろ側からみた場合です。きちんと密着しているのがお分かりかと思います。
サイドから見た場合です。この様にコードがおでこから首筋にかけて斜めに通っております。あまりこの様な絞り方って見ない様に思いますね。
でも簡単ですが非常に実用的な感じだと思いました。
最後にコードをキツく絞ってみました。この様にかなり密着可能ですので風が強くても冷気は侵入しにくいですし、化繊ダウンなので濡れも気にしなくて良いので荒天時でも非常に安心して使用することが可能だと思います✨
ダウンシューズとしての使用
テント泊登山やバックパックでのキャンプなどにですと荷物の軽量化をしたい方は多いかとは思いますが、荷物を小さく軽くするなら軽量なものを購入するか、兼用できるものを準備することが重要となってきます。
そこでシュラフで就寝する際に私が必須装備として持っている物の一つがダウンシューズになります。快適使用温度から10℃ぐらい高い場合ならまだ大丈夫なのですが、それより気温が下がると脚先の冷えがいつも辛くて絶対にダウンシューズを使わないと快眠することが不可能なのです。
その対策として今までは重量級の製品が多いダウンシューズの中でも超軽量になるネイチャーハイクの製品を愛用しておりました。
この製品は68gでとてもコンパクトになり良かったのですが、今回このENLIGHTENED EQUIPMENTのTorrid Hoodを購入してみてダウンシューズとして使用可能なことに気づきましたのでその詳細を紹介したいと思います。
使い方は上記の写真の様にただ足先をフード部分に突っ込むだけです。
そしてこのフードのすごく良いところがこの様にコード部分がかかとに来るので絞ってあげると就寝時も中でズレる事なく使用できるのです。
残念ながらダウンシューズの様に自由に動かせないので快適性は全くないですが、普段愛用しているシュラフはナンガのミニマリズム180なので足先に向かってかなりシェイプしている形状なので私は特に不便に感じませんでした。
ちなみにこのフードをダウンシューズがわりに使用するメリットは、
1、超軽量コンパクト
重さが38gそして拳ぐらいの大きさなので持ち運びも簡単です。普段はミニマリズムのシュラフと一緒のスタッフサックに入れて持ち運びしております。
2、思った以上に暖かい
次に重要な保温性能ですが、これは両足が揃って入れておりますので暖かい空気が行き渡りますので、38gという重量なのに最初に想定していた以上に暖かく感じます。体感的にはネイチャーハイクのダウンシューズよりは少し保温性は劣る程度かと思います。
そして寒くなった場合でも普通のダウンシューズだとカイロが2枚必要なのですが、このフードだと1枚で済みます。個人的にはこれも非常にありがたいメリットでした。何気にカイロって小さくて薄いですが、1枚でこのトリッドフードと同じ重量で38gもあるのでこの軽量化の恩恵も多いかと思います。
3、濡れを気にしなくて良い
シュラフの中に入れて使用するのであまり関係はないのですが、それでも足裏からは発汗はありますのでこの化繊ダウン使用っていうのは恩恵がありますし、家庭用の洗濯機で洗えるのも助かるポイントです。
続いてこのフードをダウンシューズがわりに使用するデメリットは、
1、身動きが取れない
まず写真で見てもらった様に足先の自由は全くなくなります。ですので例えば封筒型シュラフやモンベルのダウンハガーみたいにストレッチ性のあるシュラフで身動きが取れるシュラフを使用している方には非常に不便に感じるかと思います。
私の場合は痩せ型な体型もあってミニマリズムみたいな細くシェイプしたシュラフの方がコールドスポットも出来にくいのでこちらの方が好みなのもあってあまりデメリットには感じませんでした。
どうしても受け入れられない人にはやはり普通のダウンシューズの方が良いかとは思います。まぁ使っているうちに慣れますけどね💦
2、脱ぎ着が手間である
次に個人的に一番不便に感じる点が就寝時にトイレなどに行きたくなった際の脱いだり、再度着用したりするのが手間に感じてしまいます。
普通の使い方ではありませんので脱ぐ時は問題ないのですが、再び着用する時にシュラフの中に脱ぎっぱなしにしたりすると探し出すのが面倒ですし、着用時もたまに顔を出す部分からつま先が出てしまうこともあるので場合によってはスムーズに出来なくてストレスに感じるでしょう。実際に何度かイラッと感じた事はあります。
まとめ
非常にニッチな製品で使用用途がイメージしにくいと感じる方もおられるかもしれませんが、さらなる装備の軽量化を進めたいのでしたらこのENLIGHTENED EQUIPMENTのTorrid Hoodを使う事で寒さを犠牲にすることもなくフードレスのシュラフやキルト、もしくは足先のブーストアップに使用可能なとても有能な製品だと思いますので参考にして頂ければ嬉しいです✨
テント泊登山!?が可能なウエストバッグ オスプレー サヴ5の徹底レビュー
みなさんは登山の時や自転車にウエストバッグ(ウエストポーチ)などは使用したりしますでしょうか?特にスポーツタイプの自転車などに乗る際はバックパックを背負ったりすることで簡単に荷物を持ち運ぶことは可能になるかとは思います。
しかし、前傾姿勢の深くなるタイプ、特にロードバイクなどになりますといくら快適に工夫しているバックパックを使用しても長時間のライドになってきますと背中が蒸れたり、肩が凝ってきたりととても不快になってしまいます。なのでたまにロングライドをしたりする際は私は極力バックパックを背負わずに済む方法で走るようにはしております。
今回紹介しますウエストバッグはそんなスポーツタイプの自転車に乗る時に非常に便利なオスプレーのサヴ5を徹底的にレビューしていきたいと思います。
公式サイトの情報
サヴ5 ¥7,260 (税込)
マウンテンバイク用に開発されたランバースタイルのバイクパックがモデルチェンジ。通気性に優れたエアスケープバックパネルは、背骨に沿うようにカーブすることでライディング時の腰への負担を防ぎます。スナップ式のボトルポケット、サングラス/携帯ポケット、キークリップを搭載。内部のストレージには、自転車ツール専用の整理機能も付いています。生地は、ブルーサイン認証を受けた高品質のリサイクル・ハイテナシティ・ナイロンに、PFCフリーのDWRコーティングを採用。
商品説明
・エアスケープバックパネル ・スナップ式のボトルポケット×2 ・サングラス/携ポケット ・インターナルツールオーガナイゼーション ・ツールポケット ・キークリップ ・反射テープ付きブリンカーライトアタッチメント ・サイドジッパーポケット×2
容量 5リットル 外寸 縦18×横23×奥10cm
素材 メイン=ブルーサイン認証リサイクルド600DPETポリエステル、PFC-free DWR アクセント=ブルーサイン認証リサイクルド400Dハイテナシティナイロン、PFC-free DWR ボトム=ブルーサイン認証リサイクルド400Dハイテナシティナイロン、PFC-free DWR 重量 0.38kg
サヴ5(1サイズ クラレットレッド): オスプレー | ロストアローオンラインストア
商品の実測情報
まずはこのウエストバッグの重さですが公式とほぼ一緒で385gとなりました。ショックコードを付けたままなので少しだけ増えております。
重量だけでみると軽量なウルトラライト系のザックより重いぐらいになってしまいます。
製品の構造について
まずはこのオスプレーのサヴ5がどの様な機能があるのか色々みていきたいと思います。
このウエストバッグは大きく分けて3つのポケットと2つボトルケージから成り立っております。正面から見ますとダブルジッパーでアクセスが可能なメインコンパートメントである容量5Lがあり、その両側上下にバックルがついており装着した時にここを絞って身体に密着させて揺れにくくできる様にできます。
次に背面側にはエアスケープバックパネルと両側にはメッシュのパネルになっており非常に空気が循環できる様に工夫させております。
まだ気温30度以上の様な暑い時期での使用はしておりませんが、25℃ぐらいで少しだけ汗ばむしょうな時に使っても十分快適に装着ができる様なっているなと感じました。
次にこのウエストバッグの最大の特徴であると思いますサイドポケットについてです。
容量の大きなウエストバッグはあるかと思いますが、この製品で私が一番気に入ったポイントがこの非常に大きく使いやすそうなサイドポケットになります。
この部分だけをみるともうテント泊用の大型ザックのサイドポケットをそのまま取り外してきたのではないのか?と思うほど使いやすそうに思い一気に惚れ込んでしまいました。
自転車で乗っていたりするとここに財布や小物、スマホなどを入れたり、補給食を入れたりと大活躍できるかと思います。
またこのサイドポケットとメイン気室の間にはボトルを差し込めるようにスナップ式のボトルポケットが両側に配置されております。
もちろん使用中にボトルが落下しないように底にはバンドがついております。
だた実際に両側に自転車用のボトル2本差しで使ってみたのですが、痩せ型の体型もあってかこのウエストバッグを腰に密着できず何度も試行錯誤してみましたがどうもしっくりきませんでした。
実際に使うにはまずは試してみる方が良いかとは思います。
次にメイン気室の上部にありますジッパーを開けるとちょうどスマホなどを収納するのに良さそうな大きさのポケットがあります。
次にジッパーを開けて内部にアクセスしてみました。
このようにウエストバッグにしてはとても大きく(5L)て、2つに別れたメッシュポケットもあります。おそらくここには鍵や工具などを収納するのに付けられているのでしょう。
続いて背面側に戻りましてこのサヴ5の下側には反射材付きのループがありここにリアライトなどを取り付けたりできるようになっております。
次にこのバッグの本来の使い方にはありませんがこのバックルの付け根の部分にループの隙間があり、ここに1mほどのショックコードを8の字状の通してみました。
こうすることでライド中に使用していたレインウェアやウインドシェル、またはダウンジャケットなどをすぐに挟むことができ非常に便利になります✨
ウエストバッグのみでのテント泊登山について
ではここから本題に入っていきます。このウエストバッグのオスプレーのサヴ5を購入した本来の目的はこのバッグだけを使用してテント泊登山に行けないかな?🤔 と思い立ったのがきっかけでもありました。
以前紹介しました製品でオルトリーブのアクセサリーパックがあるのですが、それを使用してロングライドなどでテント泊には出かけたりしたことはあったのです。
以前からも度々このバッグを使い去年は乗鞍高原や蒜山高原などに輪行してテントとシュラフ、マットぐらいを持っていき宿泊をしたりして楽しんでおりました。しかし、輪行でのロングライド程度だと近くにコンビニがあったり、入浴施設や食堂などがあるので着替えと寝床だけ用意すれば良いのでかなりハードルが低いなと私は思っております。
バイクパッキングが流行っておりますが、全てを用意していき楽しむというスタイルもあるかと思いますが、どちらかというと私の場合は乗鞍高原や蒜山高原などに輪行などを活用していきある程度走って、そこで美味しいものを食べて、温泉に入ってみたいなと思っているのです。
ただこの方法だと街が近くにあったり、売店やコンビニがすぐ近くにある場所ですと問題なくても全てを持っていかないといけないテント泊登山ってなると一気にハードルが上がってしまいます。色々考えていたのですがいまいち良い方法がなくて、ウエストバッグだけを使用したテント泊登山は頓挫しておりました。
しかし、ふと近くの登山用品ショップにてこのオスプレーのサヴ5を見た瞬間にこれはマウンテンバイク用の製品だけど工夫次第でテント泊に使えるのではないのか✨✨✨ と一気に思う様になりこのウエストバッグを購入することにしてみました。
なんかウエストバッグだけをスマートに纏めたものを付けた人が実はテント泊で来ました✨って凄くないですか?😊 そんなロマンに憧れて今回この壮大な計画をめちゃくちゃ色々試行錯誤して自分なりに最適解が見つかってきましたのでこれから詳しく紹介していきたいと思います。
パッキング内容について
それでは今から今回のパッキングした装備の内容について詳しく紹介していきたいと思います。
ちなみに今回の想定装備は無積雪時で最低気温がおおよそ2、3℃程度で0℃を下回らないほどの場合で見ております。紹介順はそれぞれの収納場所毎にみていきたいと思います。
●メインコンパートメント まずは一番大きな気室でありますこのメインコンパートメントに収納したモノを左上から紹介します。
1、アルミホイルとアルミ保温シート
2、エバニュー チタンマグポッド500
3、ミュニーク X-MESH Lサイズ
4、ノルディスク ロフォーテン1ULW
5、ナンガ ミニマリズム180
以上をまずチタンポッド500にミュニークの五徳とアルミホイルを巻きつけてそれにアルミ保温シートをかぶせ、それを一番底に入れます。ギリギリジャストサイズで入ってくれます。
そしてその上にスタッフサックに詰め込んだシュラフを置いてジッパーを閉めていきます。ただ本当に容量ギリギリですので手のひらで可能な限りチャックを近づけて閉めていきます。適当にやるとこのジッパーが破損してしまいそうなので都度慎重にやらないといけないかなと感じます。
収納が完了しました。その上にあるジッパーの部分には打刀ペグ16cmを入れてみました。テントと一緒に収納可能でしょうが今回はここに入れてみました。
●左サイドポケット 次に左側のサイドポケットから収納したものです。
1、イナーシャ Xピロー
3、レザーマン スクオートPS4
これをまずはピローを底に入れてその上にかなりコンパクトにまとめたミニマリストパッドを入れていきます。もうこれだけでほぼ容量が一杯になってしまいますが、辛うじてマルチツール程度は収納ができます。
ここに入れるのに一番苦労するのがこのバルブをどこに持ってくるのか?🤔 という感じですね。フラットな形状のものだとまだやりやすかったでしょうがね。
●右サイドポケット
次に反対側の右ポケットに収納するモノです。
1、RSRアルコールストーブ
2、モンベル EXライトウインドパーカ
3、エバニュー ウォーターキャリー1.5L
4、シートゥーサミット ウルトラシルデイパック
5、MSR ガイライン×1本
以上になります。
左の奥側からアルコールストーブの中にウインドパーカを入れて、真ん中にウォーターキャリーを、右にアタックザックと細引きを収納してます。
後述しますが、水は無印良品のプラスチックボトル330lmを2本体制で行くつもりなのですが、水場が少ないルートではこのエバニューのウォーターキャリーをMSRの細引きを利用し、カラビナを使ってサコッシュみたいにして持ち運ぶ計画です。
●左右ボトルケージポケット 続いてこのサヴ5のボトルケージに収納するものです。
まずは左側ですが、こちらには無印良品の自分で詰める水のボトルを使用しております。本当は最初にロードバイクなどでライドするときに使用したりするキャメルバッグのポディウム チルがありましたので、それを差し込んでみて使用したのですが、残念ながらボトルの形状が当然丸い為思った以上にウエストバッグの横幅が広がってしまったため体に密着することが出来ませんでした。
最初にパッキングしてみたときの写真が残っておりました。上の写真とよく見比べて頂くと左右に対して広がっているのがわかるかと思います。
その為、細身の私の場合には通常のボトルの場合だと身体に密着は無理でして、試しにこの装備で街中を1時間歩いてみましたがやはりしっくり来なかったためこのキャメルバッグのボトルは諦めることにしました。
そこで色々何かないかなぁ〜🤔 と必死になって探しておりましたが、無印良品に立ち寄った際にふとこのプラスチックのボトルが目に留まりました。これは少し容量は少ないですが、わりと薄くて角が丸くなっているので持ちやすく、無印良品の製品クオリティで、そして大量に販売されているので汚れたり、紛失してもすぐに買い替えが可能となるとこれだ✨✨✨となり導入してみることにしました。
ちなみにこのウエストバッグには片側しか利用しておりませんが、もう一本はパンツのポケットに入れて持ち運びを考えております。実際に1時間ぐらいの登山の時に使ってみましたが、大きさも350mlで大きすぎずにこの形状が本当に素晴らしく、またポケットにスルンと入ってくれるため、上りの際でも気になる事はありませんでした。
やはりポケットにあるとアクセスが非常に良い為すぐに立ち止まって補水可能なのが良かったです😊
続いて右側のボトルケージ部分の収容したものを左上から紹介します。
1、モンベルのULポーチSサイズ
2、ジップロックSサイズ
3、ファーストエイドキッド
4、キャンドゥのオイルマッチ
5、ペーパーフィルターとデオドラントシート
6、無印良品の折りたたみ歯ブラシ
7、USBケーブル(iPhone用とtype-c用)
8、キャンドゥのモバイルバッテリー(4,000mAh)
9、アルコール燃料100ml
以上をなるべく薄くなる様にしてジップロックに入れてULポーチに入れてケージに差し込みます。ポイントとしまして薄くできればできるほど身体に密着可能になります。
ちなみにジップロックのままでも大丈夫したが、見栄えがよくなかったためこのモンベルのULポーチに収納することにしました。
●外付けの収納について 次に外付けで持ち運んでいるものについて紹介します。ここには本当にすぐに使用するものを用意しておきたいのでレインウェア関係のものがメインになります。
1、OMM HALO SMOCK
2、OMM HALO PANTS
3、OMM CORE HOODIE
以上を丸めていきフード部分に詰め込んでコード部分に挟み込んでの持ち運びをします。また寒い場合の保険としましてミニマリストパッドを四つ折りにしていた部分を一つだけカット(50cm×25cm)して持っていくことにしました。
やはりショックコードをつけておりましたら簡単に外付けが可能になるのですごく楽ですね✨
●ウエストポーチについて さてこれまではウエストバッグ本体の収納でしたが、ここで食料などの持ち運びの問題があります。それを考えた末に至った結論が下記の方法になりました。
まずバッグについてですが、SamayaのDCFのスタッフサック1Lに食料関係を収納して持っていくことにしてみました。ちなみに今回の紹介する内容は1泊2日想定ぐらいの食事量です。左から収納していったものです。
1、モンベル マイクロタオル スポーツ
2、カロリーメイト2本×4個と羊羹
3、エバニュー デミダスチタン220
4、カレーメシ(チタンカップの中に入れております)
5、ユニフレーム シリコンスプーン
6、ENLIGHTENED EQUIPMENT Torrid Hood
以上をとりあえずこのDCFスタッフサックにフルに入れるために収納してみました。私は比較的低燃費な体質な様でそこまで過剰に補給食を用意しなくても大丈夫みたいなので、小屋の売店などを上手に活用すると2泊3日は十分可能でしょうし、場合によってはなんとか3泊4日の北アルプスのテント泊もギリギリできるかとは思います。
以上を詰め込んだスタッフサックをお腹側に持ってくる様にしました。
取り付け箇所は本来はボトルの落下防止のために設置しているコードの部分にカラビナを使ってつけることにしました。
なぜ背中側ではなく前に持ってくるの?と思いでしょうが、荷物の重量バランスを取るためです。背中側におくと後ろ側にばかりに集中してしまうため歩きにくかったのです。
ですが上記の様に前に持ってくると一気に重さの感じ方が変わり歩きやすくなりました。また足を比較的上げる様な場所に差し掛かってもそれほど気になるほどではありませんでした。
パッキング完了
以上の装備の重量を計測してみたところ3.63kgとなりました。
水が350mlと1泊2日程度の少量の水と食料しか含んでおりませんが思ったほどは軽くはなりませんでした。それでも一般的な軽量と言われているものよりは大幅に軽いかもしれませんが😅
今回はとにかくコンパクトさが第一条件で、次いで快適さと軽量さを考慮して装備を選んで行きました。
実際に使用した感想について
というわけで先日に記事にて紹介しました電車にてアクセス可能な段ヶ峰・フトウガ峰に行った際の使用感について述べてみたいと思います。詳しい場所については下記の記事を参照してください。
この日(2022/3/22)は住まいの姫路市内は午前中家を出発する前までに雨が降っていたのですが、登った山は標高1,082mで10cm以上積もったみたいで積雪は20cmぐらい残っておりました。
この時使用したテントはこれも先日紹介しましたモンベルのULボックスツェルトです。こちらもかなり詳しくレビューしましたのでぜひ見てください✨
では実際にこのオスプレーのサヴ5をテント泊に使用してみた感想ですが、腰に荷重がかかってお腹が食い込んで苦しくなったりするのかな?とも思いましたがそんなことも特に感じず、また肩に背負わないってかなり楽だなと実感しました。
ただ走ったりすると上下にウエストバッグが激しく揺れるのでトレランには向かないでしょう。でも自転車に乗車するのでしたらダンシングしてもそこまでは気になりませんでした。
なのでスピードハイクや自転車に乗る時は背中が蒸れませんし、肩に負担が来ないのでロングライドなどでは本当に重宝はするかと思います。バイクパッキングも楽で良いのですが、個人的には自転車を輪行したり、またはコンビニなどに補給で立ち寄る際には盗難などを気にしてしまうのでそのままウエストバッグとして身体につけて置けるのは安心感が高くなると思います。それに輪行だと出発前にいちいち自転車にバッグをつけたりするのは面倒でもあるのでその楽さも嬉しいポイントです。
あと本当にウエストバッグだけで登山をして本当に腰が痛くなったりしないのか?となりますが、場合によっては肩からボディバッグの様に斜めがけすることで負担を分散させることができると思います。その時も荷物は軽量なので肩にそこまで食い込むこともありませんでしたので結構楽には感じました。
あと余談ですが上記の写真は当日泊まったツェルトの内部の様子ですが、このウエストバッグに着ていた服を詰め込んで就寝時に脚を乗せるように使用しました。それだと脚が地面から距離ができていつもなら冷気を感じるところですが、この時は足先の冷えはあまり感じませんでした。ただ翌日の朝起きた時は-4度ぐらいにまで下がってしまい背中の底冷えがキツくて熟睡ができませんでした😅
まとめ
ウエストバッグだけでテント泊登山なんて普通の人は絶対に考える事はないかとは思うでしょうが、以前からバックパックを使用しないで山行に行く事はできないものかな?🤔 と考えてはおりました。ですが本当に偶然このすごくパッキングしていっても荷物の重量バランスが取れて外付けにも対応可能そうなウエストバッグに出会い一気にぜひこのバッグを使用してテント泊登山に出かけてみたい✨ と一気に考える様になりました。
本当に四苦八苦しながら色々パッキングの方法を考えてあれやこれやと考え抜いた末現段階での最善の方法にたどり着きました。ですが少し装備品が変わるだけで大きく変わったりしますし、対応温度域や行く山域、補給拠点、水場などによって今回の装備では不十分でしょうから考え直すことも必要になってくるでしょうが、今年の夏は今回のパッキング内容をベースにして1泊2日もしくは2泊3日程度の北アルプスにテント泊登山に出かけてみたいと思います✨✨✨
超軽量ウインドブレーカー モンベルのEXライトウインドパーカの使用レビュー
肌寒い時期やちょっとしたお守りなどに何かとあれば重宝しますウインドブレーカーですが、軽量な製品ですと言っても100g以上はあるものが多い中今回紹介しますのは圧倒的に軽量でコンパクトになりますウインドシェルパーカーのモンベル EXライトウインドパーカをレビューしていきたいと思います。
商品情報
独自の超軽量・極薄素材を使用したウインドシェルです。細部に至るまで徹底した軽量化を追求。風の侵入を防ぎながらも、こもりがちな熱気を効果的に放出し、激しい運動時でもドライな着心地をキープします。ポケッタブル仕様で手のひらに収まるほどの収納サイズを実現し、トレッキングやランニングなどで活躍。風によるばたつきを抑えるため、ややタイトなシルエットです。
仕様
【素材】7デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ[はっ水加工]
【平均重量】56g
【カラー】ダークグレー(GRBL)、レッド(HRD)、ブルー(TWBL)、ホワイト(WT)
【サイズ】XS、S、M、L、XL (男女兼用)
【収納サイズ】11.5×8×4.5cm
【特長】ベルクロ付きポケット1個(右下内1〈ポケッタブル収納用〉)/ジッパーがあごに当たらない仕様/ベンチレーター(脇部分)/フードの顔まわりのフィット感の調節が可能 機能 ジッパーがあごに当たらない仕様
7デニール バリスティック エアライト® イメージ画像 世界最高レベルの超軽量・極薄素材 肉眼では見えないほどに細い糸を最先端技術で織り上げた極薄シェル素材です。極めて高い次元で超軽量と耐久性を両立した素材です。使用する部位によって厚みを使い分けています。 EXライトウインドジャケット・パーカの機能 イメージ画像 画像をクリックすると拡大します。 ベンチレーション イメージ画像 脇部分に換気効率に優れた換気口を備えており、衣服内の蒸れを素早く排出します。 生地の特徴 イメージ画像 シェルが薄くゼッケンも透けるので、大会などで便利です。 (着用商品はEXライトウインド ジャケット Men'sのホワイトです) お手入れ 洗濯について 洗濯表示の見方(新・旧洗濯表示をご確認いただけます) ネットを使用してください。 プリント部分にアイロンを当てないでください。 アイロンがけの際は当て布を使用してください。 この商品が属するカテゴリ クロージング>ウインドシェル>超軽量ウインドシェルジャケット アクティビティ>トレッキング>ウインドブレーカー アクティビティ>トレイルランニング>トレイルラン
商品の実測情報
まずはこの製品の重さをみてみましょう。購入したのはホワイトのSサイズで52gでした。公式サイトでは56gとなっておりますが、おそらくMサイズの重量ですからワンサイズ小さめなのでほぼ公式重量と全く一緒だと思います。
製品の構造
まずこのウインドパーカの生地は驚異的な細さの7デニール繊維を使用したバリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ[はっ水加工済み]で作られており向こう側が透けて見えてしまうぐらいの薄さになっております。カラーリングにもよりますが、特にホワイトは中に着ている服がスッキリ見えるほどになってしまうでしょう。
フード部分は内側からコードを引っ張ることで顔まわりを絞れて暖かい空気を逃げにくくする事ができます。ただこのコードが内側にあるため行動中には邪魔になりにくいですが、使用するには一度ジッパーをおろしてからでしかできないので結構面倒には感じます。
後このフードの形状なのですがかなり大きめにカッティングされておりヘルメットを装着したままでも着衣可能かとは思います。しかし自転車用ヘルメットで試してみたらジッパーが完全には締め切ることはできませんでした。ご参考になれば嬉しいです。
このウインドパーカは徹底的に軽量化されておりポケットがないのですが、内側に一つだけありここを利用して使用しない時に収納する事ができます。
後、このウインドパーカは裾にゴムやコードなどがついておりません。なので私は少しだけミシンで縫って加工してみました。
また背面側には両サイドに反射材があり夜間歩く際に視認性が向上する様になっております。私がこのホワイトの色を購入したのは街中でも着用するのと夜間歩く時に使用したいためこの白色にしてみました。
収納時の大きさ
このモンベルのEXライトウインドパーカは本当に圧倒的に軽量なため当然コンパクトにまとめる事が可能となっております。
公式のサイズでは11.5×8×4.5cmとなっており上記の様にパッカブルになっているポケットに収納するとおおよそ公式通りの大きさにはなったかと思います。
で、私がさらに思ったのが極限まで小さくするとどこまでできるのか?となりアタックザックとして使用しておりますシートゥーサミットのウルトラシルナノデイパックの収納袋を取り外してこのウインドパーカの収納用として流用してみることにしました。
先ほどのまとめたものを二つ折りにして入れてみました。ここからさらに力技でねじ込んでいきます。
なんとか収納できました。この様にめちゃくちゃコンパクトになりました。
私は小さめな手ではありますが卵より一回り大きいぐらいなサイズ感になるかとは思います。あまりに小さくするとどこに収納したか迷子になりそうですね💦
実際に使用して良かった点
次に実際にこのEXライトウインドパーカを使用してみて良かった点ですが、
①超軽量でコンパクトになる
ウインドシェルって登山などに行く際にはレインウェアを持って行くので正直あまり必要でないことも多いと思います。
しかし、やっぱりレインウェアとは別にウインドブレーカーを持っていると便利なのですよね。ソフトシェルのレインウェアでも十分着心地は良いのですが、やはりそこは専門分野であるウインドシェルだと風を遮るのに特化しているのでその分着心地もレインウェアより圧倒的に良いので特に小屋泊やテント泊などでゆっくりしている時間に着ていると身体が楽になってくれると思います。
②入手しやすく手頃な金額
次にこの製品の購入金額ですが、10,120円でまた全国展開のモンベルショップにて購入可能ですので試着してから購入できるのは嬉しいところです。
本当はもう少し軽量な製品であるENLIGHTENED EQUIPMENT(エンライテンド イクイップメント) Copperfield Wind Shirtを購入したかったのですが、倍以上の金額なためお手頃なモンベルのこのEXライトウインドパーカにしました。
ENLIGHTENED EQUIPMENT / Men's Copperfield Wind Shirt
何かの拍子で販売しておりました買ってしまうかもしれませんが・・・
③暖かくて使いやすい色 このウインドシェルは白色で派手な見た目になりにくいので街中でも使いやすい色かなと思い購入しました。本当は山行中にも使用したいのでオレンジも良さそうでしたが、あまりに目立つのでちょっと普段使いには難しそうでしたので断念しました。
あとこの製品を購入したのが2022/4/4なのでまだ最低気温5度ぐらいしか経験しておりませんが、ベースレイヤーにモンベルのジオラインクールメッシュの長袖、インナーにフリース製品であるOMMのCORE HOODIEを着て上からEXライトウインドパーカを羽織れば十分暖かったのでこれで十分夏のアルプスのテント泊登山などででも使用が可能だなと思いました。
またテント泊で就寝する際にシュラフに入ってベースレイヤーの上にこのウインドシェルを羽織って使用してみようとも今のところ計画しております。
実際に使用していまいちな点
①フード周りの形状が良くない ヘルメットを使用することを前提にしたカッティングのためでしょうが、私には顔まわりのサイズ感がスカスカでもう少しピタッとなってくれた方が良かったのになぁ〜とは感じました。
またコードも内側にあるため使いにくいです。とても使いにくいです・・・そして絞った後も帽子をかぶっていたらまだ良いのですが、被っていない状態だと隙間が開くのでどうも私はしっくりこなく思ってしまいます。
②裾が絞れない コンセプトとして風を防ぐだけなのは理解できますが、やはり個人的には裾の部分にゴム紐を縫い付けておくか、ショックコードで絞れるようにしておいて欲しかったと思います。
軽量化のためか、コストの問題なのか、はたまたそういったコンセプトではないからなのかは定かではないですが非常に残念に感じてしまいます。
個人的にはこのEXライトウインドパーカの一番のデメリットだなと私は感じました。なので下から暖気が抜けないように上記の写真のように少し生地を摘んでミシンで縫い合わせてみました。
おかげで中にフリースを着込んでこのウインドパーカを羽織れば十分暖かく、感覚的には移動中であれば0度ぐらいでも暖かくは思います。でも流石に0度で立ち止まっての休憩とかになると寒くは感じそうですが・・・
③防水性はあまりない このバリスティック エアライト®ナイロン・リップストップは生地にはっ水加工はされておりますが、あくまで急場の雨を凌ぐ程度のものなので簡易的なレインウェアにもならないでしょう。
一応小雨の時に傘を差さずに試してみましたが、撥水はきちんとしてはくれました。ただ時間雨量2、3mm程度の強い雨では難しそうですし、撥水しきれなかったら生地に簡単に染み込んできそうには思いました。
まとめ
ウインドシェルはそれこそ幾数多のブランドから数えきれないほど販売されておりますし、このモンベルのEXライトウインドパーカよりも好みのデザインがあったり、さらに軽量な製品があったりと購入するには迷ってしまうことでしょう。
しかし、このウインドシェルは超軽量で暖かく、購入しやすい金額、豊富なサイズ展開とカラーリング、数多くある販売店舗と、とても手に入れやすいのが本当に良いと思います。
ガレージメーカーの製品の方がさらに高性能なシェルがあったりしますが、やはりすぐにSOULOUTになったりしていつでも購入できなく、また高価なことも欠点かと思います。
本当に軽くてめちゃくちゃ小さくなってくれるのでぜひお守りとして一つ購入してみて普段から鞄の中に入れておき持ち運んでみてはいかがでしょうか✨✨✨
ヘッドライトにもなる超小型ランタン 5050WORKSHOP MICROLIGHTの使用レビュー
キャンプやテント泊登山などの時などには必須装備になりますランタンですが、今回紹介します製品は既存製品の中でも抜群の小ささとヘッドライトにも使用可能になる超絶便利な5050WORKSHOPのMICROLIGHTをレビューしていきたいと思います。
製品の情報
手のひらサイズのパワフルな極小フラッシュライト&ランタン。
フラッシュライトは4段階の明るさ調節が可能で最大350ルーメン(インスタントモード)の明るさ。
ランタンは昼白色と電球色の切替が可能でそれぞれ3段階の明るさ調整ができます。 70ルーメンと小さいながらもしっかりとした明るさを確保。
本体にはマグネット内蔵でちょっとした作業などでも活躍します。 付属品のクリップを併用して帽子のつばに取り付ければヘッドライトとしても使えます。 蓄光ボディなので、ライトを消した後も本体が光ります。
■ACCESSORIES ・専用USB-Cケーブル ・ユーザーマニュアル ・マルチクリップ
■COLORS ・WHITE
■SPECS ・サイズ:H64×W16×D16mm ・重量:約20g ・素材:ABS樹脂 ・色温度:ハンディ 白色、ランタン 暖色/ 昼白色 ・防水レベル:IP44
製品の実測情報
まず実測の重量は20gと非常に軽量で、大きさも小指ほどのサイズ(H64×W16×D16mm)ととても持ち運びやすく思います。
逆に小さ過ぎて適当にポケットに入れてしまうと行方不明になってしまいそうに思ってしまいます。
次にこのライトの構造を少しみていきましょう。
まずこのボディは防水レベルがIP44となっており水に対する効果は、いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けないとなっておりおそらく暴風雨でなければ問題なく使用可能なレベルかとは思います。
まぁそんな時に真っ暗闇の中を移動するなんて無謀でしかないので、やはり多少の雨に対応できるぐらいで十分でしょう。
右にカラビナなどをつけれる回転式のDリングがあり、この頂点部分はマグネットが内蔵されていて色々な物につけれる事ができます。例えばワンポールテントなどを使用しているのでしたらその真ん中のポールにくっつける事ができるでしょう。
そして左側の黒いのがスイッチになっております。使用方法は1秒ほど長押しするとインスタントモードで先端のフラッシュライトが強力(350lm)に点灯します。
通常のフラッシュライトを使用するのは素早く2回クリックすると点灯します。しかしちょっと反応はシビアで本当に素早くクリックしないといけませんので少しコツが必要には感じます。
点灯した後は最弱(15lm)→弱(30lm)→中(60lm)→強(150lm)を押す毎に切り替わっていきます。長押しすると消灯します。
次にランタンモードの使用は3回素早くクリックをして点灯します。同じく点灯した後は強(70lm)→中(30lm)→弱(15lm)を白色と暖色をそれぞれ繰り返していきます。
フラッシュライトはこの様になっております。
充電はここのキャップを開けると端子口が出てきます。USB-Cが採用されていますが、ただ一点注意しないといけないのがここのボディ部分が少し膨らんだ形状のため通常のタイプCのケーブルですと6mmのため届かないので付属しているケーブル(7mm)を使用する事になります。
なのでそれ専用にケーブルを使用したり持ち歩くのも無理なので私は差込口の膨らみをヤスリで削りました。これで普通のタイプCのケーブルも使う事ができる様になりました。
最後にこのマイクロライトの最大の特徴だと思っておりますクリップですが、これは金具によってつけたり外したりと簡単にできる様になっております。
後嬉しいのがこのクリップ本体に装着すると段差がほとんどなくなる様に工夫されており持ち運ぶ際もほとんど気にはならなく非常に良かったです。
●稼働時間について
それぞれのライトの強さ(ルーメン)とおおよその使用可能時間を表にまとめました。
|
フラッシュライト |
ランタンライト |
最強 |
350lm 0.2h |
ー |
強 |
150lm 1.5h |
70lm 1.5h |
中 |
60lm 2.5h |
30lm 2.5h |
弱 |
30lm 3.5h |
15lm 6.5h |
最弱 |
15lm 8.0h |
ー |
やはりこの超小型のボディなので採用されているバッテリー容量は少なめなのでしょう。ちなみにおおよその充電時間は2時間とその分早く完了できるかと思います。
●キャップへの取り付け
個人的にこのマイクロライトの使用が非常に気に入った点がこのクリップを使用して帽子に取り付け可能か点になります。
参考に使用したこのOMMのカムレイカキャップは完全防水キャップなのですが、ツバが短めのため通常の位置で取り付けるとオデコに当たってしまうので上記の様にすると干渉しなくなります。
この使用方法が非常に便利でしてヘッドライト(以下ヘッデンと呼んでいきます)として使用可能になります。
室内で使用したので明るく見えますが最弱の15lmでも非常に明るく見えて夜間にテント内で食事をしたりとか就寝前に過ごす時間とかにはめちゃくちゃ便利で良かったです。
やはりランタンだとライトの光が届かない死角ができますが、これだとヘッデンがわりに使用可能なので本当にノンストレスでよかったです。
やはりコンパクトなヘッデンでも普通は80g近くあるでしょうし、何より装着した時の感触が私は非常に苦手で、またすぐに取り付けも難しいのでこの帽子をかぶるだけで使用可能なのは想定していた以上に楽でまた取り付けた時の重さもほとんど感じなくてノンストレスです。
ただ一点不満なところはこの使用中に光る緑色のライトがヘッデン使用時に地味に気になってしまう点です。
対策としてなるべく光が視界に入らない様にキャップに取り付けておりますがそれでも少し気になってしまうのでそこが唯一不満な点ですね。
●蓄光素材を採用した本体
次にこのマイクロライトは蓄光材を使用しているので日が暮れてきたり、使用中に光っていた緑色の光を蓄積していくため消灯後も上記の様に光ってくれます。まぁと言っても夜中に起きた時に探すには光っていないですが。
それでも日光を浴びた直後ですと上の写真の様に強力に光ってくれて何かと散らかりがちなテント内でも一発で発見できるためめちゃくちゃありがたいです。
これだけ明るいと1時間ぐらいは光続けてくれる様に思いました。
ライトの強さの比較
参考までにそれぞれのライトの強さの違いを見ていきたいと思います。
最初は最弱15lmの場合の見え方です。これだと別にテント場で足場の悪い場所でも夜間トイレに行ったりするのにも十分問題ないレベルです。
次が弱の30lmです。これぐらいだとやや道のわかりづらい登山道でも行動可能な明るさかなとは思います。
次に中の60lmの場合です。
最後に強の150lmの場合です。これだと不明瞭な樹林帯でもなんとか行動可能な明るさなのかなとは感じます。まぁ夜間に樹林帯を一人で行動するのは小心者の私には無理なので緊急時にぐらいでしょうが・・・
次にランタンモードの明るさについてです。それぞれ強(70lm)の強さで見てます。
まずは暖色系のライトの場合です。
次に白色系のライトの場合です。
個人的には暖色系のランプの方が好きですね。白色系はほとんど使うことはなさそうに思います。
まとめ
ランタンやヘッドライトなどは使用環境や使用目的などによって非常に良い製品でも使いにくくなってしまうために一概にこれが最強だ。とはならないのが難しいところではありますが、今回紹介しました5050WORKSHOP MICROLIGHTは本当に個人的に素晴らしくて、①超小型で超軽量、②ヘッデンにもなる、③蓄光ボディが地味に便利と実際に使用してみて非常に恩恵を感じました。
似た様な小型の製品は多数あるかとは思いますが、2泊3日程度の使用ならなんとかギリギリ使用時間も持ってくれそうなので今のところ最強のランタン兼ヘッデンで装備の軽量化に大いに貢献してくれております。
ちょっと手短に荷物の軽量化をしてみようかなとお考えの人がおりましたら3,960円と微妙に高いですが金額以上に素晴らしい製品だと私は思いますのでぜひ装備の一つに加えてみては如何でしょうか✨✨✨