なかちんのアウトドア活動記

一児の父ですが少ない休みの日に細々とアウトドアを楽しんでおります。つたない内容かもしれませんがご了承下さい。

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ロードバイクでの輪行ロングライドの超軽量宿泊装備の紹介

f:id:naka350z:20230508135957j:image 宿泊を伴うロードバイクでの装備はどれぐらいの荷物になりますでしょうか?近年はハンドルバーバッグやフレームバッグ、シートポストバッグなどを車体に取り付けてのバイクパッキングで行うことが多いのではないでしょうか。

 今回はUL(ウルトラライト)系のテント泊登山を堪能している私がその装備や経験を活かして宿泊を伴うロードバイクでの輪行ロングライドをした時の装備の軽量化やコンパクト化を突き詰めていけばどれぐらいの重量で小型化が可能なのかを検証紹介をしていきたいと思います。

 

バイクパッキングの長所短所について

f:id:naka350z:20230508140019j:image まず今回のことを紹介する前に一般的な宿泊を伴うロングライド等でよく利用されているバイクパッキングのメリット、デメリットをおさらいしていきたいと思います。ちなみに私は今からもう5年以上は前にはシートポストバッグや大型のサドルバッグなどを使用してテント泊でのロングライドなどは何度もしたことがありますのでその経験をもとにそれぞれの良い点いまいちな点を述べてみたいと思います。

メリットについて

1、重量のあるリアキャリアを使用しなくても良い

 まず最初にこのバイクパッキングのメリットですが、この方法が登場するまでは基本的に後付けで自転車にパニアバッグなどを設置するためにリアキャリアなどのフレームを付けて、その上でバッグが必要でしたのでフレームとバッグだけで2kgは超えてくる重量があるものでした。

 しかしこのバイクパッキングが登場したことでリアキャリア単体で超軽量なもので500g、普通だと1kgぐらいあるものが必要なくなり、また簡単に車体に取付や取外しが可能になるので今ではとてもメジャーな方法として普及しているかと思います。

 確かにシートポストバッグなどは大容量なものですと17Lクラスがありかなりの荷物が持ち運ぶことが可能にはなります。

2、輪行時にコンパクトにしやすい

 次に思いますのがフレームをつけていないため輪行したりする場合には車体に付けているバッグを取り外して、それぞれ車体とバッグを持ち運ぶ事が可能なのでリアキャリアなどのフレームを取り付けたりしている車体に比べればまだコンパクトかとは思います。

 ですが色々と探せば折りたたみができたり超軽量なリアキャリアもあったりしますので一概には言えませんが。

3、豊富な種類から自分好みのバッグを選択可能

 そして一番良い点が今ではバイクパッキングが一番主流なパッキング方法なのでそれは数多くのブランドから製品が販売されているために自分にあった製品を選択可能な点だと思います。

 私がバイクパッキングを初めてしてみようと思い立った時は選択肢があったのがアピデュラだけで、直後にオルトリーブから新作のシートポストバッグが発売されましたのでそのオルトリーブの製品を購入してみました。

 でも今では本当に安価なものから荒天時にも対応可能な製品まで多種多様にあるので本当に選びやすくなったかとは思います。

 

デメリットについて

1、重量が増加する

 次にこのバイクパッキングをする時のデメリットをみていきましょう。まず最初に一番に上がるのが重量の増加です。最新のオルトリーブのシートパックですと重量がバッグだけで625gもあります。もちろんシートロックシステムや絶対に浸水しない強固な生地を使用したためもありますがやはりかなりの重さであることは違いないです。

 そしてさらにその中にいろいろな荷物を入れていくとこのオルトリーブの製品で耐荷重はおよそ5kgほど。いやぁさすがにそんな重量物をサドルに取り付けるともうかなり走りにくくなってしまいます💦

2、空気抵抗が増える

 次にバッグを取り付けることによる空気抵抗の増加でしょうか。シートパックなどですとまだサドル後方にあるので多少の抵抗で済みますが、ハンドルバーバッグになるとこれはかなり影響が変わってきます💦

 もちろんハンドル部分に取り付けると抵抗は増加しますが、荷物へのアクセスは容易になりハンドリングには影響はでますが、まだ車体をダンシングさせたりする時の影響はサドルバックなどに比べればそこまで影響は少ないとは思います。

 個人的にはサドルバッグを取り付けるぐらいならまだハンドルバーやボトルケージ、フロントフォークにバイクパッキングする方が良いかなと感じております。

3、バッグの付け外しが面倒

 次に思い浮かぶのがトイレや買い物、食事などでバイクから離れる際や輪行する場合などのバッグの付け外しです。

 もちろん車体と一緒にバッグも鍵をしたりしても良いかもしれませんが、不安なのでってことで都度取り外したりしていると、たとえ10〜20秒程度といえど結構手間に感じてしまいます💦

 なので私が使用していた時は食事する時は付け外ししてましたが、トイレやコンビニなどにいく程度だともう外さなくなってしまいました。

4、ペダリングの邪魔になる

 最後にですが主にフレームバッグやシートパックを使用する時に該当することなのですがペダルを漕ぐ際に邪魔になることだと思います。

 オルトリーブのシートパックでしたら大丈夫なのですが、他に荷物を入れやすいからということで大型のシートパックなどを付けたりするとサドル後方にあっても足に当たったりしてペダリングに影響が出たりしますし、またたくさん荷物が入れられるからと大きめのフレームバッグを取り付けると膝の内側に膨らんだフレームバッグが擦れてしまいかなりペダリングする際にストレスになってしまいます。それを避けようと膝を開いて漕いだりすると後々膝を痛める原因にもなりますので良くないですね。

 

 以上バイクパッキングの良い点悪い点を書き出していきましたが、近年は私のUL系のテント泊登山の装備や荷物のパッキング技術が磨かれたことでわざわざ大型なシートポストバッグなどを使用しなくても宿泊装備を持ち運んだバイクパッキングも出来るようになったので、オルトリーブのシートパックは①走行時のサドル後方がグラグラ振れて走りにくい②ダンシングするにはかなり無理がある③バッグの重量が重い④脱着が面倒輪行の時に持ち運びしにくいといったメリットよりもデメリットの方が遥かに大きくなってしまったためこのシートポストバッグは手放してしまいました。

 さて長くなりました、そんなリアキャリアを付けたパニアバッグを使用しない、シートパックやハンドルバーバッグを使用しないといった方法で輪行をしての宿泊ロングライドの究極的な方法を私なりに今から紹介したいと思います。

 

バイクパッキング用バッグを使用しないでの宿泊装備について

f:id:naka350z:20230508140025j:image さて今までバイクパッキングの長所短所を紹介してきましたが、それでは宿泊装備を持ち運ぶのにそんなバッグも使用せずに本当に可能なのか🤔?と普通は思うかもしれません。

 バイクパッキング用のバッグに宿泊装備一式入れるだけでも相当軽量なのにそこからどうやってさらにコンパクトにするのか?しかも輪行バックなど一式入れたうえで💦ってなってしまうでしょう。

 ここからはそんな無理ゲーに近いことですが、気候天候場所を絞っていけば十分私は可能だとは思っております。まずはその条件と理由を述べていきたいと思います。

1、寒冷期には行わない

 まず最初にですがこれは寒い時期には使えない方法だと思います。具体的に例を出すと今から紹介する装備では想定最低気温は10℃にしております。やはりこれが5℃、0℃となってくるとシュラフの大きさ重さが非常にネックになるかと思います。

 ですが、市街地付近を想定すると11月〜3月は冷え込みますが、桜が散りGWの連休前から紅葉が始まる前まではこれから紹介する装備だと十分対策は可能だと私は思います。

2、安定した天候の時に決行する

 次に私が重要視するのは天候です。基本的に私は少しでも雨が想定される場合はまず走りには行きません。もちろん濡れるのは嫌なのですが、ロードバイクの車体が濡れてその後の細かいメンテナンスが億劫なので帰宅後にそのような手間暇かけて細かい吹き上げや注油などを雨天走行後したくないですし、雨天時は危険性が高まりますし、何より走っていて全く楽しめませんし、レインウェアなどを持ち運ぶのも非常に荷物になるので天候が悪い場合は極力避けるようにしております。

 天気予報は夕立などのゲリラ豪雨以外でしたらおおよその天候の傾向は高確率で当たりますので私はSWC天気予報やyahoo天気、ウェザーニュースなどを利用して数日前から走るルートなどを計画するようにしております。

3、着替えなどは極力省く

 次に荷物を減らす極意は着替えを持っていかないことです。市街地ですとコインランドリーは大概どこかにありますし、登山用のベースレイヤーですと非常に速乾性があったり消臭抗菌加工が施されていたりと数日着用していても大丈夫ですし、水洗いしても脱水してすぐに着れば体温でそのうち乾いてくれます。

 サイクルウェアも非常に速乾性がありますので水洗いして干せば乾いてくれますし、市街地を利用すればコインランドリーで洗濯乾燥すれば良いかと思います。

 やはり荷物が重く嵩張るのは1番の大敵は着替えだと思いますのでそれをいかに減らせるかが重要になってくるかとは思います。

4、市街地に近い場所を利用する

 次に宿泊想定場所を市街地近郊にしておくのが良いかと思います。私は泊まりでのロングライドに出かけるのですと夕食はその地の名物料理を食べたいですし、ライドして疲れた身体を癒すためにも日帰り温泉施設などに行ってお風呂には絶対入りたいです。

 そして仮眠場所ですが、これはビジネスホテルやカプセルホテル、予算を抑えるならネットカフェ、更に抑えるなら法律上非常にグレーな部分ではありますが、夜間の公園や郊外のバス停、無人駅、道の駅などが仮眠をするには良いでしょう。

 ただし、HPの回復にはホテルなどでしたら90%ほど、ネカフェなら60%ほど、野宿なら50%ほどしか体力を回復できないかもしれませんのでそこはよく事前の行動計画やお財布の中身と要相談かとは思います。

 また想定より冷え込んだ場合でも近くのスーパーやコンビニなどに行きカイロなどを購入して暖をとるのも一つの手だと思います。それでもダメならいっそ仮眠は諦めて交通量の少ない夜間にゆっくりと走って日が出てきて暖かくなってからどこか適当に芝生やベンチなどで少し仮眠をとるのも一つの方法かとは思います。

5、緊急避難先を想定しておく

 最後にですが、これはやはり輪行袋を持っている最大のメリットになりますが電車やバスなどを利用しての帰宅方法を想定しておくことだと思います。

 パンクは修理可能だとは思いますが、天候が想定より悪くなって雨が降ってきた、向かい風がキツすぎてもう辛い、体力の限界、帰宅時間が遅くなりそうだといったトラブルに対処するためにも絶対輪行袋の携帯は必須だと思います。

 以上のことを踏まえた上でこれから先日休みがあった時に夜勤明けの5/3〜5/4に島根県の出雲まで輪行宿泊ロングライドに出かけた時の超軽量装備をどのように荷物を選んでパッキングをしたか紹介していきたいと思います。

 

超軽量宿泊装備の一覧

 それでは実際に今回の輪行して宿泊装備を持参した荷物をそれぞれ詳しく紹介していきたいと思います。

輪行袋f:id:naka350z:20230508135917j:image まずは輪行袋の一式セットからですが左上から順番に、

 輪行袋本体 109g、チェーンカバーとクリップ 13g、タイヤ固定用の紐 6g、収納袋 6g、車体持ち運び用のショルダーベルト 49gの合計183g

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■就寝具セット
f:id:naka350z:20230508135929j:image 今回計画したロングライドでは降水予報も全くなさそうでしたので軽量化のためテントは持っていかず、どこか郊外のバス停などや公園、もしくはネットカフェなどを利用してみようと思っていたため最低限のシュラフとマットだけを持っていきました。

 OMM CORE LINER 175g、フリーライト マイクログラビティー 43gの組み合わせで、コアライナーだけだと寒くなってしまうので小柄な体型を利用して輪行袋に入って就寝する方法でいってみました。結論からいうとやはり流石にほんの少しだけ足りず就寝した時の気温が11〜12℃ぐらいだっと思いますが寒さを感じてしまい途中から膝を抱えるような体勢にして袋の中に潜り込んで寝るようになりました。

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f:id:naka350z:20230508140025j:image また今回使用したスリーピングパッドは幅40cmとかなり狭いですが、さらに10cmカットして幅30cmにしてみました。もうこれぐらいの幅ですと寝袋の下に敷くのではなく中に入れての使用になります。

 でも素材がXLPEフォーム材なので自分の体温が感じやすくて個人的には厚みが1.0cmなのに5℃ぐらいまでなら地面からの冷気を感じないように思います。

 なので175gと43gのたった218gで寝具を準備できました。それにこのコアライナー下着だけで入っても非常に触り心地が良いので寝衣が必要なくなると一石二鳥な代物です👍

■パッキングについて
f:id:naka350z:20230508135951j:image それでは上記の輪行セットとシュラフ、そしてパンク修理セット(予備チューブ、タイヤレバー3本、携帯ポンプ)をまとめてモンベルのULスタッフサック1Lに入れていきます。

f:id:naka350z:20230508135926j:image 輪行袋本体を一番外側にコアライナー、そして輪行の備品とパンク修理セットを中心にして丸めていきスタッフサックに入れていきます。

 正直収納するにはかなり手こずります。コンパクトなパッキングに慣れている私でもさすがにこれを1Lの袋に入れるのは厳しいですがなんとか可能ではあります。どうしても無理ならパンク修理セットは別にするとかが良いかもです。

f:id:naka350z:20230508135920j:image 時間にして3分ぐらいでなんとか入れられました。全部合わせて555gです。これだけ見るとガッツリ重く感じますが、シートバッグに入れることを思うとこの重量物がボトルケージに置けるのは非常に恩恵がありますね。30℃以上の暑い時だと人によってはボトル2本体制じゃないと無理って人もいるでしょうから一つ潰れてしまうのは痛いです。

 まぁ私は暑い時期は走りたくないのでそんなときはアルプスに登山に行きたくなってしまうのであまり気にしませんが😅


■その他の荷物について
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f:id:naka350z:20230508140009j:image 次にロングライド中などに使用するものなどの持ち出していたアイテム類を紹介したいと思います。

 左上から順番に、①マリンシューズ(輪行時の履き物)76g、②モンベル ULボックスポーチM(18g)、③モンベル EXライトウインドシェル(49g)、④アイマスクと耳栓(14g)、⑤ナップサック(セリアで購入 41g)、⑥モバイルバッテリー(anker powercoreⅡ 6700)とケーブル類(156g)、⑦延長チューブとタイヤパッチ(23g)、⑧マルチツール(41g)、⑨ワイヤーロック(69g)

 以上をまとめて487gとなりこれをサイクルジャージの背面ポケットに入れて走ります。ちなみに背面ポケットの左には財布とハンドタオル、右にはiPhone12って感じで使っております。

 さすがに500g近い重量物をポケットに入れるとちょっと重みが感じられるのでもう少しここは工夫して軽くしたいところですね。

■スリーピングパッドの持ち運びf:id:naka350z:20230508140019j:image さてこれだけ徹底的に荷物を小さくしていって最後に残るのがスリーピングパッドです。これは非常に軽量なフリーライトの製品ですが、それをギリギリの30cmまでカットしたのでもうこれ以上の軽量化はもう山と道のミニマリストパッドを出してくるしかありませんが、5mmの厚みだとやっぱり寝心地がイマイチなので、1cmの厚みのあるマイクログラビティーを使いたいのです。

f:id:naka350z:20230508140022j:image でも広がらないようにするテープも巻いて実測44gはほんと軽いので色々試行錯誤した結果サドル下にこの様に付けることにしてみました✨

 一応ドロップハンドルの部分にも付けれますが、シフト操作にちょっと邪魔で空気抵抗も増えそうなので止めました。

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f:id:naka350z:20230508140003j:image 余談ですが、なんとほんとにジャストフィットですがエバニューの400FDやTi400NHを被せられるのでクッカーはどうしてもやはり持っていきたいってなった場合にはこの方法でもいけると思います。

 クッカーにクッション材を巻けば走行時のカタカタ音も気にならないでしょう👍

 

実際にロングライドした感想

f:id:naka350z:20230508135941j:image というわけで実際にこの宿泊装備を持って出雲市駅近くまでロングライドに行ってみました。

f:id:naka350z:20230508140028p:image この日はGW真っ只中の5/3〜5/4で別にただ単にシフトの都合上ここが休みなだけでした。夜勤が終わって姫路駅を9:30ぐらいに出る電車で途中乗り継ぎをして岡山県新見駅まで輪行をしていきました。着いたのは13時前です。学生時代はこの一つ南隣の市内に4年ほど暮らしていたので当時は良く米子経由で出雲とか何度も行っていましたね。

 しかし、今回は全く走ったことのない奥出雲町を経由したルートで行ってみようと計画して上記の赤線で走ってみました。ですがほんと思っていた以上に途中東城駅過ぎてから何も店がないルートで結構ビックリしました。

f:id:naka350z:20230508135924j:image 16時過ぎに島根県に入ってここで甘いものを食べて出発です。疲れて難しかったらこの近くの木次線輪行すればいいやって軽い気持ちで行っていたのですが、この道の駅までがわりと登り下りの繰り返しで、それ以降はもうほとんど下りだったので心配する必要もなく出雲市内まで行けました✨

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 およそ道の駅奥出雲おろちループから出雲の市街地まで60kmちょっと、やっぱり下りでしたので結構楽に2時間ほどで来れてましたね😀

f:id:naka350z:20230508140012j:image お腹が空いたので結局駅から近いお蕎麦屋さんに行ってみました。開店後30分経っておりGW初日なのもあって並んでから食べれるまで30分ほどかかりましたが美味しくいただきました。お蕎麦好きですが出雲そばほんと美味しくて大好きです✨

f:id:naka350z:20230508135948j:image そのあとはまた駅近くの日帰り温泉に行って疲れをとって、翌日は3時半ぐらいに起床して早めの朝食を食べてから鳥取駅まで走ることにしました。

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f:id:naka350z:20230508135932j:image 天気が良くすごい快適に走れましたね。やや向かい風で若干昨日の疲れも残っていて全然スピードが出ませんでしたが😂

f:id:naka350z:20230508135935j:image 疲れてきついなら倉吉とかその辺で適当に輪行すればいいやって気持ちでしたが、それでもスピードが出なかったのに予定通りの時間に鳥取駅に着いて予定していた12時の電車に乗車して姫路駅まで帰りました。

f:id:naka350z:20230508140015p:image 結局ほぼ160kmぐらいだったです。もっとゆっくりしたいですがこの後夜勤の仕事なので早めに姫路にまで帰って少し寝ることにしました。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230508135957j:image バイクパッキングは今現在では非常に主流の方法で多くの方が利用しているかもしれませんが、今現在販売されている製品などを非常に上手く使用していけばこの様に圧倒的なコンパクトさで泊まりでの輪行ロングライドをすることが可能なことを紹介したかったのです。

 中々一番初めからここまでのことは難しいかもしれませんが、この記事を参考にしてもらってぜひ圧倒的な軽さを体感してみては如何でしょうか✨

 自転車本体を1kgも軽量化しようとするととんでもない金額がかかりますが、それならいかに手持ちの荷物を軽量化していくほうがそんなにお金はかかりませんので軽量化の方法の一つとして参考にしてみて下さい✨✨✨

世界最小クラスのモバイルバッテリー Milestone Smart Mobile Battery MS-LB3のレビュー

f:id:naka350z:20230424122032j:image 登山やロングライド、色々なアクティビティに出かける際には高性能なスマートフォンは現代では必要不可欠なものですが、そこで不安になってくるのがバッテリー残量の問題になってくるかと思います。

 高性能で入手しやすい製品は巷に幾数多もありますが、そんな小型で持ち運びがしやすいって出てくる製品でもバッテリー容量が10,000mAhを超える様なかなり多いのではないでしょうか。もちろんその様な製品をモバイルバッテリーを持ち運んでいれば良いのですが、如何せんかなり大きくそして決して軽くはない重量のため持ち運びに苦労する方もおられるのではないでしょうか。

 今回紹介しますのはきちんとしたモバイルバッテリーではありませんがそれでも非常に軽量、小型な製品のため実際に使用可能なのか検証してみた結果をレビューしていきたいと思います。

 

公式サイトの情報

f:id:naka350z:20230424122026j:imageMilestone MS-LB3 “Smart Mobile Battery”

スマホ充電も対応可能 超軽量モバイルバッテリー

 Smart Mobile BatteryはMS-i1 Endurance Model専用バッテリーでありながら、付属の専用ケーブル(USB-Type C)を経由することでスマホや時計まで充電可能な便利なモバイルバッテリーです。

 MS-i1のヘッドライトには付属でついていますが単体でも魅力的。1つわずか50gで3400mAhなんです。スマホ一回充電にちょうど良い容量。 場所もとらないため予備バッテリーとして使いやすく、ヘッドライトで使いきれなかった残量をそのままスマホ用のサブバッテリーとしても無駄なく使えておすすめです。

 これ単体で購入も考えられるのですが やはりMS-i1にはすでに付属している点が見逃せないないですよね。 既存のヘッドランプと勝負ランプ。他のランプ使うときはバッテリーとして使うなんて、、マイルストーン、、考えたなぁと唸りますよね。

SPEC / 商品スペック

容量 3400mAh

カラー ■イーズグリーン

付属品 専用USBケーブル / USB cable “type-C”

COLUMN コラム

 USBケーブルも必要最低限の短さとなり、ケーブル渋滞にならず、コンパクトに持ち歩くことができておすすめ! 小さいので本当に道具を軽くして動き回りたいコンパクトパッキングの大きな味方になってくれますよ! writing / Yoshitani

Milestone MS-LB3 “Smart Mobile Battery” / マイルストーン MS-LB3 "スマートモバイルバッテリ

 

商品の実測情報

f:id:naka350z:20230424122029j:image

電池容量

3,400mAh

充電時間

3時間 30分

入力

5V 1A

寿命サイクル

400回

本体サイズ

W18×H72

本体重量

50g

 まずはこの製品のパッケージに記載があった情報を整理してみましょう。このモバイルバッテリーの電池容量は3,400mAhと非常に少ない容量であるかと思いますが、逆に5,000mAh〜10,000mAhの容量がほとんどの中必要最小限な大きさが欲しかった私には嬉しい点でした。

 モバイルバッテリー本体自体への充電時間は入力5V1Aの3時間30分と急速充電には対応していないので至って普通の時間かと思います。実際に時間を計測してみたところ実測時間も同じでした。外出先で充電するにはちょっと遅く感じてしまうでしょう。やはり使用用途的には使い終わった後に自宅で適当に充電しておいてその後予備としてカバンなどに入れておくのが良いでしょう。寿命サイクルも一般的な製品と一緒ですね。

f:id:naka350z:20230426152955j:image 本体サイズが直径φ18mmの高さが72mmですが本体部分が実測では70mmでした。

f:id:naka350z:20230426152950j:image これだけでみるとイマイチサイズ感が掴みづらいかと思いますので一般的な単3電池と並べてみました。

 持っておりましたエネループの電池が1,900mAhの26gでしたのでこのマイルストーンの3,400mAhは49gで体積的にはほぼ単3電池2個分ぐらいかなと言うところですね。

 体積的に比較すると単3電池に比べて2.4倍ほど大きくなってしまいますが、それでも単二電池の35%ほどは小さくはなりますのでこのマイルストーンのモバイルバッテリーのコンパクトさが際立つのではないでしょうか。

 

各部の詳細について

f:id:naka350z:20230426152959j:image 次にこの製品の細部についてですが、この電池には凸側上部側面にUSB-Cの差し込み口が1箇所あるだけとなっております。非常にシンプルですが最近はTYEP-Cの製品が増えておりますのでこの仕様はありがたいですね。

 iPhoneユーザーではありますが、速いうちに全ての端子をTYEP-Cに変えていきたいと思ってしまいますね。

 ただシンプルな反面なんだかこの小ささで持ち運びするにはこの凸部と端子部分の剥き出し感がちょっと不安に思えてくるので一応対策として袋に入れて少しでも濡れや湿気にあたらないように私はしております。

f:id:naka350z:20230426152952j:image あと端子上部にはLEDがありここが充電中は赤色、給電中は緑色で発光します。

 また使用していない時なのですが、その時には上の写真の様に非常に弱い光で緑色には光るようになっております。おそらくここが点灯していることが使用できる目安となるためにこのような仕様になっているのでしょうかね。

 気になって1週間ほどしてから充電してみたらちょっと充電しましたのでもしかしたらその期間で98%〜95%ほどに残量が減っていたのかもしれませんね。

 

実際に使用してみた感想

f:id:naka350z:20230426152959j:image では実際にこのマイルストーンのモバイルバッテリーを使用してみた感想を紹介したいと思います。

・充電対象製品

 iPhone12 PRO(電池容量2,815mAh)

 まずは私が現在使用中のスマホiPhone12 PRO(Maxではなく小さい方)をバッテリー残量が5%ぐらいになった時に3COINSで購入しました"USB-C to Lightningケーブル"を繋げて充電をしてみました。MFi認証品ではありませんが、急速充電には対応しており550円でUSB-C to Lightningの20W対応製品なのでこちらを購入してみました。

 実際に充電したみたところ正確には時間計測しておりませんが、およそ2時間後に充電が完了しており100%まで完了しておりました。

 マイルストーンのモバイルバッテリーの変換ロス率はわかりかねますが、一般的な製品は30%〜40%の変換ロスがありますがそれでも5%まで電池残量が減ったスマホを100%まで完了できたのは嬉しかったです。完了したあと他の製品に繋げてみたのですが空っぽになっていたみたいで充電できませんでしたので本当にジャストの容量だったみたいです。

 ただケーブルがMFi認証品ではないのか定方ではありませんが、一番最初に繋げて充電した時に給電が安定せずきちんと充電できなかったので、一度モバイルバッテリーをフル充電してから再度挑戦してみたらきちんと充電出来るようにはなりました。さすがにこのあたりの安定性は普段使用しているアンカー製品にはちょっと及ばないかもしれませんね。

 あと充電中の発熱ですが、これは凸側上部の差し込み近く部分がやや熱を帯びる感じでした。説明書やパッケージには記載は見つけられなかったのですが、本体には4.2V出力とありましたので結構早めの充電には対応しているように感じました。

 最初購入する時はこんな小さな製品だとiPhone12 PROみたいなスマホの充電に対応する出力が出るのかな?🤔と半信半疑だったのですが意外としっかり充電はできたのは良かったです。

f:id:naka350z:20230426163950j:image 今まで日帰りなどで出かける際に持っていっていた最小サイズのモバイルバッテリーは上の写真のアンカーのPower Core Ⅱ 6,700(131g)だったのですが、重さは82gの削減と体積は1/3ぐらいに小さくできたのでテント泊登山なんかでは持っていかないとは思いますが、日帰りのロングライドなどに持っていくにはちょうど良い大きさで非常に重宝するようになりました。

f:id:naka350z:20230426164642j:image あとはこれに先日購入したアンカーのPower Port Ⅲ 20Wの急速充電器(30g)を持っていけばどこか適当な場所でコンセントを借りることができれば電源は困ることは少なくなるのではと思いました。

 もちろん街中などでの移動用であってテント泊登山では難しいですが、それでも山小屋では有料で充電可能な場所もありますので有用な方法かなと思います。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230426152959j:image モバイルバッテリー はあまりに製品が多すぎて何を購入すれば良いか分からなくなってしまいますが、そんな中でも日帰り程度の使用になら十分な容量で非常にコンパクトでしっかりとしたメーカーの製品って非常に少ない印象があったのですが、今回このマイルストーンから販売されておりますこの製品を購入してみて非常に良かったのでレビュー記事を書いてみました。

 200g以下のモバイルバッテリーでも十分軽いって思う人もいるかもしれませんが、この50g程度の超軽量な製品を知ってしまうと日帰り程度の使用ではもうそんな巨大なバッテリーを持っていく気には到底ならなくなってしまうと思いますので、別にこれだけではなく通常のモバイルバッテリーの予備としてこれを持っていくだけでも安心感は大きく違ってくると思いますので3,400mAhの小ささで4,950円という金額は決して安くはありませんがこれを持つだけでかなり荷物が軽くなるような気になりますので気になる方がおられましたらぜひ購入してみては如何でしょうか✨

Simple Is Bestなクッカー エバニューのTi400 NHのレビュー

f:id:naka350z:20230413053248j:image みなさんは軽量なクッカーは何を使用しておりますでしょうか?装備を軽くしてっていくと必然とチタン製のものを選んでいくようにはなるかと思いますが、本日紹介しますのはそんなチタン製クッカーの名品であるエバニューのFD400の派生品で今期の新作Ti400 NHを紹介したいと思います。

 

公式サイトの情報

f:id:naka350z:20230413025116j:imageTi 400 NH

品番:ECA625

価格:1,980 円(税込)

 「Ti 400FD Cup」のハンドルを取り除く事で16gの軽量化 別売りの世界初アウトドア用難燃シリコンリング「Flameproof Sil.RING M」を使用する事でハンドルレスでも快適に使用可能

サイズ:外径102×内径95×深さ58mm

容量:400ml(目盛付き)

質量:34g

素材:純チタン(国内製造)

生産国:日本

エバニュー公式オンラインショップ / Ti 400 NH

 

製品の実測情報

f:id:naka350z:20230413025119j:image それではまずこのTi400 NHの重量や外観などを見ていきましょう。ご覧の様にもう潔いぐらいに何もないただのカップですね。ある機能は150ccと250ccの目盛りのみですがもうこれが素晴らしいです✨

 すでにFD400は持っていたので必要はなかったのですが、先日ムーンライトギアさんに出向いた時にこのTi400 NHを展示してあるのを見てそこにある究極の機能美的な佇まいに惚れ込んでしまい結局購入しておりました💦

f:id:naka350z:20230413025021j:image 実際の重さですがこれはやはり燕市製の職人の製品だけあって公式通りの34gと超軽量です

 以前レビューしたことのありますTi220 NHが32gだったので容量がほぼ倍ぐらいなのにこの軽量さは本当に凄いの一言ですね😲

naka350z.hatenablog.com

 チタン製の商品は他にもありますが、例えばバーゴの400mlの製品で45g ¥7,920-、トークスの550mlの製品で62g ¥6,600-、ちょっと形状は違いますがスノーピークのチタンシングルマグ450mlで70g ¥3,520-となっており、その重量の軽さと金額の安さは他の追随を全く許さないクオリティだと思います。

 何が凄いってやはりこのエバニューの製品は唯一他のメーカーにはない厚み0.3mmの薄さに仕上げているのが驚異的なことですね。チタンという加工しにくい製品をここまで強度と軽量さを両立させて作れるのはエバニューだけですし、そしてこれだけの凄い製品を1,980円という値段で販売しているのはこのご時世奇跡としか言いようがないと思います。

 おそらくこれがU.S.製品だと一万円近くになってもおかしくないとは思いますね。はっきりいってこれを知ってしまうと他メーカーを購入するメリットは全くないでしょうね💦

 

Ti400 NHとFD400の違いについて

f:id:naka350z:20230413025036j:image それでは次に実際にこのTi400 NHとFD400はどう違うのか詳しく見ていきたいと思います。

 まずFD400ですがこれは最初からハンドルを外して食器として使用したかったのですでにノーハンドル仕様になっておりますが、このハンドル接続パーツがあるのが大きな違いになります。普通の人ならこれぐらい対した違いではないかもしれませんが、このパーツの上下にハンドルがグラグラならない様に突起がありこれがギリギリのパッキングをする時にストレスになってしまい個人的に非常に気になっておりました。

 なのでこのTi400 NHの接続パーツがないってだけでこれほどシンプルになるのは思っていた以上に快適に感じました✨あと内部の目盛りは同じですね。

f:id:naka350z:20230413025100j:image 裏側からも見てみましたがやはりこの僅かな接続パーツがないだけでこれだけ美しさの違いが出るものかと思わされるほど違ってきますね。

f:id:naka350z:20230413025024j:image ちなみにハンドルレス仕様のFD400の重量は36gほどでおそらくカップの部分の重量は一緒として考えると接続パーツの重さは2gほどかもしれませんね。

 

Ti400 NHの使い方について

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f:id:naka350z:20230413025054j:image それでは次にこのTi400 NHのクッカーをどの様にして使っていくかを考えていきたいと思います。私が思いつた方法はシリコンバンドと取手の2つです。

 まずシリコンバンドですが、これは今期の新作でエバニューからこれ用のFlame proof Sil. RING Mが販売されておりますが、先ほどみたところではSoldoutでしたし、金額が1,540円とかなりしますので私は3coinsで購入してた調理グッズのシリコン製品がありましたのでそれを使用しております。

 これだとミミみたいにぴょこっと出ているのですが、これがあるだけで素手で咄嗟の時に火器の使用中に持ち上げることが可能なので結構重宝しております✨それに四つで330円なのでミミを切り落としたバージョンorグリーンの色違いもあるので気分次第で使い分けるのもありかと思います。

f:id:naka350z:20230413025048j:image 次にお奨めな方法が100均などで売っておりますアルミ製の鍋つかみですが、私はこれを金鋸で約5cmぐらいの長さにカットして使っております。

 重さが21gほどであまり軽くはないのですが同社のナベツカミが14gと軽量で良いのですが、2,000円ほどもするので気軽に試せれるので良いかと思います。

f:id:naka350z:20230413025027j:image ガスストーブに載せた時もこの様に安定して使える様になるので結構気に入っております✨

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f:id:naka350z:20230413025057j:image 次にですがこれが一番の大切なことなのですが、このTi400 NHを購入した最大の目的は食事や飲み物を飲む時に使うことを考えていましたので、その時に使いやすくするためのカバーを自作しました。

 これはセリアで売っている両面アルミ保温シートなのですが、これをカップに覆ってコジー代わりとして使っております。一つで2gでもう空気みたいな軽さですし、もう少し保温力が欲しければ二重にしても良いかもです。

f:id:naka350z:20230413025030j:image 本当はアストロフォイルなどがいいのかもしれませんが個人的にはこれで十分直接持つよりは熱を感じにくくなりますし、この様にコーヒーを入れてもすぐには冷めないのでとても気に入っております。

 あとチタン製なので冷めてきたらまたこのままカバーを取って再度暖め直すことが出来るのが素晴らしいですね✨

 

Ti400 NHのパッキングについて

f:id:naka350z:20230413025103j:image 次にこのTi400 NHの収納方法についてですが、これはかなり人それぞれで違うと思うので今現在私がしている方法を参考程度に紹介しておきます。

 超軽量にして攻めた山行計画ってなるとこのTi400だけ持っていくかもしれませんが、どちらかというと湯沸かし用のクッカー(TMR industriesのW.R.Cooker)と食事用のクッカーと分けて使用したいので二個持ちで行くので上の写真の様に重ねて入れたりしております。

f:id:naka350z:20220928033345j:imagef:id:naka350z:20221004140130j:image そしてこれはあまりやる人がいないかもしれませんが、モンベルのULサック1Lの中にナンガのミニマリズム180のシュラフをパッキングしたものをクッカーに入れてそれをザックの中に収納する方法です。

 この方法だとクッカーの中のデットスペースを可能な限りなくすことが出来るのでワンサイズ小さなザックを使用することが可能になるのが大きな利点だと思っております。

 

実際に使用してみた感想

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f:id:naka350z:20230413025051j:image 先に断っておきますがまだこのTi400 NHは購入してパッキングしたりした程度で実践での使用はしておりませんが、ノーハンドル仕様のFD400がほとんど同じ様なものなのでそのFD400を使用した時の感想を紹介したいと思います。

f:id:naka350z:20230413025112j:image 何度も使用はしているのですが写真がありましたのがsamayaのradical1を使用していた時のものしかありませんでした。

f:id:naka350z:20230413025033j:image 湯沸かしについてはやはりヒートエクスチェンジャー付きのW.R.Cookerが数段速いですし、分けて使う方がやっぱり便利なので2個使いはありがたいですね。

 この時の夕食は安い、簡単、便利なカレーメシです。これ沸騰したお湯でないとなかなか芯までご飯粒が柔らかくなってくれないのがちょっと難点なのですよね⤵︎

 それにやはりアルプスなどにテント泊って時だと気温が10℃以下ってことは多いと思いますのでこの写真の様にアルミ製のコジーなどで保温し持ちやすくするのは必須だと思います。もちろんタオルなどで持つ方法もあるでしょうが絶対カバーがある方がいいですよ👍

 何度も食べていて分かっておりましたが実際この時もやはり沸騰したお湯を入れて5分ほどずっとかき混ぜてしっかりカレーになってくれる様にしたのですが、いざ食べてみるとやっぱり気持ち米粒に芯が残っていた感じがしてイマイチでした。

 しかしこのTi400 NHを使用する大きな恩恵はこの時は再度アルコールストーブでそのままクッカーごと暖め直してやったら一気に芯がなくなり米粒が柔らかくなって食べやすくなりとても美味しく食べることが出来ました✨

 これがただのプラスチックなどの器ですとそのまま暖め直すことが出来ませんので金属製の器を使用する大きな恩恵だと思いますね。重量も私が持っておりますフォッジルズ スナップフォールドのカップ(40g)より軽いのでとてもお奨めだと思います。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230413025116j:image クッカーはもう本当に多種多様でそれこそいくらあっても困らないほど(いや自宅での保管が困りますか💦)使用用途や料理、飲み物、パーティー人数などによって使うものが全く変わってくるとは思いますが、今回紹介したこのエバニューのTi400 NHは火器使用でのクッカーはもちろん、複数人で行く時の個人としての使う食器としても絶対に重宝できると思います。

 正直これ単体で湯沸かしからカップラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだりする時に使うのであればハンドルがあるFD400が絶対に扱いやすく便利だと思います。

 しかし、この何もないシンプルな究極の機能美の美しさはなぜかちょっと苦労はするけど使いたいって思わせる魅力が湧いてくると思いますのでULの真髄を味わうにはとても面白いので、クオリティに対して非常に安価な製品ですので迷わずに一個は購入した方が良いと思います✨✨✨

超軽量化繊ダウンパンツ 山と道 ライトアルファタイツの使用レビュー

f:id:naka350z:20230320142703j:image ダウンパンツは皆さんは使用したりしますでしょうか?温暖な時期にテント泊に行くなら必要はないでしょうが、やはり10℃を下回ってくる様な環境になってきますとテント場で過ごす際には一つあるとなにかと重宝するのがダウンパンツになるかとは思います。

 今回紹介しますのはそんな重く嵩張りやすくなるダウンパンツの中でも濡れを気にせずに使用可能で軽量、コンパクトになる山と道のLight Alpha Tightsを実際に厳冬期の雪山テント泊でも使用してきましたので使い勝手も含めてレビューしていきたいと思います。

 

公式サイトの情報

幅広い場面で活躍する保温行動着

 通気性と保温性に優れたポーラテック・アルファダイレクトを使用した超軽量のアクティブインサレーション・タイツです。

 ショーツと合わせれば適度な保温性を維持しつつムレとヒートアップを防ぎ、ロングパンツの下に履けば寒い季節や停滞時も暖かく過ごせます。ダウンパンツと比べて軽量性に優れており、宿営時にはパジャマとしても活躍します。 濡れても保温性が低下せずにすぐに乾き、とくにLight 5-Pocket Pantsとの相性は抜群です。

カラーバリエーション

■Black Taupe Light Gray

Made in Tochigi, Japan

Material: Polartec Alpha Direct (100% Polyester) 85g/㎡

Weight: 96g (Size S) 102g (Size M) 111g (Size L) 123g (Size XL)

Size: UNISEX | S / M / L / XL

Light Alpha Tights | 山と道 U.L. HIKE & BACKPACKING

 

製品の実測情報

f:id:naka350z:20230320142700j:image この製品は昨年秋頃にハイマートベルクさんに入荷したタイミングがありましたのでその時に実際に見に行き初めて手に触ってみたのですが、私は今までこういった化繊ものはほとんどがPRIMALOFT® ACTIVEばかりでしたが、このLight Alpha TightsはPolartec Alpha Directを使用した製品でしたのでこちらを使用してみたくなったのですぐに購入することにしました。

 金額はこの山と道のLight Alpha Tightsは7,150円とOMMのCore Tights 20,900円に比べるともう圧倒的に安く感じましたし、普通の羽毛のダウンパンツなどに比べても十分安い金額だと思います。またこの製品は入荷したらすぐに売り切れていくみたいですので見かけた時は即決でしょうね。

 前置きが長くなりましたが、まずは私が実際に購入したSサイズの重量を計測してみましたら95gと公式重量と同じぐらいでした。これだけ軽量でそこそこ小さくなるのでザックの中に入れていても邪魔になる事は少ないかと思います✨

 

実際の履き心地について

f:id:naka350z:20230320142707j:image 次にこのLight Alpha Tightsを詳しくみていきましょう。まずこのタイツの履き心地についてなのですが、これはAlpha Directの85g/m2の薄手の生地が使用されているみたいで着用すると若干肌が見えるように感じます。なのでさすがにこれ一枚だけではテン場などをうろうろするには向かないでしょう。

 OMMのCore Tightsも薄手のPRIMALOFT® ACTIVE 75g/m2が採用されておりますのでこういう行動時にも着用を考えている製品には薄手の生地が使われているのですね。

f:id:naka350z:20230320142717j:image 実際に肌に直接着てみた感想はPRIMALOFT® ACTIVEもAlpha Directもほとんど同じぐらい気持ち良く思います。あえて優劣をつけてと言われればPRIMALOFT® ACTIVEに僅かながら軍配が上がりますが、ほとんど同じでどちらも着心地は抜群だと私は思います。

 次にこの生地をアップにて撮影してみました。裏地に化繊のウール地が縫い付けられており構造としてはPRIMALOFT® ACTIVEもAlpha Directも一緒ですね。

 この様に隙間があるため通気性がありすぎるためこれ一枚だけではやはり暖かさを期待するのは難しいでしょう。

f:id:naka350z:20230320142713j:image 一応同じ薄手の生地同士のPRIMALOFT® ACTIVEとAlpha Directを重ねて見比べてみました。多分基本性能はほとんど同じなのではと思ってしまいます。

 もう自分の好みのデザインを選んでいくのが一番ですね。

f:id:naka350z:20230320142710j:image 最後にですが、このLight Alpha Tightsの使っていて唯一気になって困っている点がありましてそれがこのウエスト部分の平ゴムです。

 ちょっとこれが締め付けがややキツめで、それはいいのですが普通に上までしっかり上げて着用するとちょうどお腹のおへそのところにきてしまい私には苦しくなってしまい、締め上げる様に感じて私には結構キツくて少し下めにずらして履いております。

 ここは個人的には改善して欲しく感じる部分で、やや弱めの平ゴムを使うか、もう少し下めになる様にして欲しいところです。

 

実際に使用してみた感想

f:id:naka350z:20230327020736j:image それでは実際にこの山と道のLight Alpha Tightsを厳冬期の雪山テント泊登山にて何度か今シーズン使用してみましたのでその時の感想を述べてみたいと思います。

1、2022年12月15日〜16日 西穂山荘

 最低気温-13.5℃ 天候☁️→❄️

f:id:naka350z:20230327023059j:image どうしてもsamayaのradical1を雪山で使いたくて天候が悪いのを承知で行ったので天候が良くなくて結局丸山まで行って引き返した時です。

 

2、2023年1月5日〜6日 平湯キャンプ場

 最低気温-9℃ 天候☁️

f:id:naka350z:20230327023139j:image 再度トライしてみようとして前泊として平湯にて泊まったのですが、翌朝トラブルで怪我をしたのでそのまま断念してロープウェイに乗らずして帰宅した時です。

 

3、2023年2月26日〜27日 西穂山荘

 最低気温-15℃ 天候☁️→☀️

f:id:naka350z:20230327023210j:image 3度目の正直としてトライして西穂山荘にテント泊で泊まって独標まで行った時です。

 

行動時

 まず行動中から着用していたのですが、このLight Alpha Tightsを直接履いて、上から普通のパンツを着て西穂山荘や独標までの行動で使っていました。

 気温は-10〜-13℃ぐらいでしたが、個人的にはちょうど良いぐらいでした。上半身はちょっとオーバーヒートしてましたが、下半身はそこまで熱もこもることもなく暑すぎず寒すぎずと良かったです。

停滞時f:id:naka350z:20230327020739j:image 次にテントを設営して室内で過ごしている時にですが、これは行動中と同じ格好のままでいました。さすがにじっとしていると若干寒かったのでシュラフをブランケット代わりに膝にかけて食事をしたりして過ごしておりました。

 この時の服装は上着はベースレイヤーにモンベルのジオラインクールメッシュ長袖に、OMMのコアフーディー、その上にコアフーディーPlusの重ね着してその上にモンベルのEXライトウインドパーカを着てましたが十分寒くもなく過ごせてました。テント内なので大体気温は-10℃ぐらいな状況だったです。

 昨シーズンまでは寒さを気にしてダウンパンツとかもお守りで持っていっていましたが、化繊ダウンパンツなので濡れに気にしなくてよかったので予備を持たなくても良くなりましたし、寒くなればシュラフの中に入れば良いので問題なかったです。

就寝時f:id:naka350z:20230327020846j:image
f:id:naka350z:20230327020849j:image 最後にシュラフに入っての就寝した時ですが、上はクールメッシュにコアフーディ、下はライトアルファタイツのみ、あとはダウンシューズを履いて寝袋に入り込みました。

 スリーピングシステムはセリアの両面アルミロールマットに山と道のUL Pad15+ LにOMMのマウンテンレイド100(343g)、ナンガのミニマリズム180(325g)、OMMのコアライナー(175g)の三重で使ってみました。

 結論を言うとつま先の冷えだけが辛くカイロを投入しましたが、それ以外に寒さを感じることもなく大丈夫でした。なぜかと考えてみましたが、やはりこれもAlpha Directの通気性があり、コアライナーも同じく通気性がありミニマリズムに暖かい空気が伝わりやすい。

 そして外からの結露などはマウンテンレイドで防御って感じでそれぞれに役割を持たせて使用出来たかと思います。なのでこんな薄いタイツだけですが、いかに体温をシュラフに伝えられるかが重要になってくるかなと体験できました。寝袋はトータル843gで厳冬期のテント泊で何泊も使用可能なシステムだといい収穫ができました✨

 

まとめ

f:id:naka350z:20230320142703j:image 化繊ダウンパンツの製品はあまり多くはないとは思いますが、OMMのCore Tightsも選択肢にはありますが、入手性が低くて3倍近い値段なのでこの山と道のLight Alpha Tightsは在庫は少なくすぐに購入できるできるものではありませんが、それでも入手できるタイミングであれば金額も7,150円と費用対効果が非常に高い製品だと思いますので絶対お勧めできる製品だと思います✨✨✨

濡れに強い暖か快適防寒具 OMM Core Plus Hoodieの使用レビュー

f:id:naka350z:20230306032547j:image 皆さんはもうOMMのCoreシリーズの製品はお使いでしょうか?このCoreシリーズの製品はPRIMALOFT® ACTIVEを使用しており従来のフリース素材に比べてとても軽量で、コンパクトになりそしてものすごく着心地が良く、繊維が保水しにくく濡れても暖かさを維持しやすいと、寒冷期のアウトドア活動に必要不可欠な防寒具かと思います。

 そんなお気に入りのCoreシリーズですが、今シーズンの冬季登山用の防寒具としてOMM Core Plus Hoodie(Core + Hoodie)を購入し実際に厳冬期のテント泊登山にて使用してきましたのでそのレビューをしていきたいと思います。

 

公式サイトの情報

Core+ Hoodie ¥22550

 PRIMALOFT® ACTIVEファブリックを全面的に採用したOMM Coreシリーズは、新しいコンセプトのアクティブ・インサレーション製品です。ニットメッシュに化繊プルームを織り込み、まるでフリースのような温かさと、従来製品の半分以下の重量を実現しました。防風シェルを重ねれば、非常に効率的な保温ウェアになります。一方で優れた通気性も兼ね備え、暑すぎるときは直ちに放熱できます。まさに谷底から山頂までをカバーできる心強いアイテムです。Core+ Hoodieは、OMMの2種類のCoreファブリックのうち、125g厚を採用した厚手モデル。驚異的な吸湿発散性により、濡れてもすぐに乾き、体を冷やしません。

 保温力を調節できるインサレーションウェア PRIMALOFT® ACTIVE インサレーションファブリックは、PRIMALOFTの繊維をメッシュに織り込むことで、中綿をシェルに封入することなく、ロフトがなくても保温力の高いインサレーションウェアを実現しました。繊維内に空気のポケットを作り出し、着ている人の体温を通過させないことで断熱効果を発揮します。Coreファブリックはこのエアポケットを作るのに優れた構造をしています。同時に中綿繊維が露出しているがゆえに、わずかな風でもエアポケットが乱され、断熱性が失われるという特性も持っています。Coreシリーズはこの特性を活かし、軽量シェルを重ね着することで、対重量比最高レベルの保温性を実現しました。暑すぎるときはシェルのみを開放したり脱いだりすればすぐに放熱できます。かさばるレイヤーをパックに詰め込む必要もなく、山頂を目指すその歩みを止めることはありません。

ミニマルウェイト&パックサイズ

 インサレーションプルームを織り込んだメッシュ生地により、中綿を封入していたシェル生地を省略。従来のインサレーションレイヤーと比べ重量、パックサイズともに大幅に削減できました。 悪天候でも保温性は損なわない 水に濡れても優れた保温性を発揮し、肌に吸い付くような快適な着心地を実現したPRIMALOFT® ACTIVEは、リサイクル素材を64%使用し、BluesignとOeke-Texの認証取得済み。体だけでなく心も快適です。

Core+ Hoodie – OMM Original Mountain Marathon

 

製品の実測情報

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f:id:naka350z:20230306032600j:image 今回私が購入したのは昨年の8月に海外通販サイトwiggleにて販売価格12,710円でしたがいま現在プラチナ会員なので12%の割引になり11,184円(9,500円以上の購入で送料無料)にて入手しました。購入から到着までおよそ10日ほど掛かりました。近日中に使いたい人には向きませんがそれでも国内で購入するのに比べればとても安くなったかとは思います。

 まず最初に私が購入したのがレディースのSサイズなのですが重量を計測したところ167gでした。このPlusですが通常のモデルが75g/m2に対して厚手の125g/m2の生地が使われております。

 本当はメンズのXSサイズが欲しかったのですが、在庫もなく、カラーリングもこっちのネイビーの方が好みでしたのでレディースモデルを購入してみました。しかし秋以降に登場しました新色のイエロー/ネイビー結構カッコ良かったのでちょっとそっちが良かったかもです😅

 サイズ感としてはメンズのXSより若干大きめといったところでしょうか。

f:id:naka350z:20230306032603j:image 私はモンベルのULスタッフサックの1Lに収納して持ち運びしております。通常のCore Hoodieは0.3Lにギリパッキング可能なのでそれに比べると体積は2倍ほど大きくはなってしまいます。

 

細部の特徴について

f:id:naka350z:20230306032550j:image このCore Plus Hoodieですが、Core Jacketみたいにジッパーがあったり、ポケットがあったりはしませんが、より寒い時期の使用を想定して手首の部分が9cmほど折り返してあります。ちょっとしたことなのですが、実際に着てみてみるとやはり手首の部分が暖かいと思った以上に快適に感じました。

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f:id:naka350z:20230306032557j:image 次にこのCore Plus Hoodieを着ているととても暖かいのですが、首元に空間が出来やすいため私はダイソーで購入したスナップボタンを首元の部分に取り付けて肌に密着して暖かくなるように少し改良してみました。

 本当はマフラーでもした方が暖かいでしょうが、暑くなってくるとここを開けると涼しくなるので手軽に温度調整しやすくなるので個人的には重宝しております。

 

実際に使用して良かった点

f:id:naka350z:20230306042445j:image 次に実際にこのOMMのCore Plus Hoodieを厳冬期のテント泊登山にて使用して感じた良かった点を紹介したいと思います。

1、軽量コンパクトなのに暖かい

 まずやはり普通のフリースに比べてとてもコンパクトになってそしてかなり軽量なところが嬉しいポイントです。今シーズン12月下旬と2月末に西穂山荘にてどちらも持っていきましたが、私はモンベルのジオラインクールメッシュの長袖のベースレイヤーこのコアプラスを着てその上にアウターシェルを着用していましたが、行動中は-10℃でも非常に暑すぎてすぐにオーバーヒートしてしまうぐらいでした。

2、通気性が凄い

 そしてこのCoreシリーズはとても通気性が良いところが挙げられますが、オーバーヒートしてきてもこの優れた通気性のため上着を脱ぐだけで一気に換気できるところが嬉しいです。

 そしてこの通気性が良いということは就寝時に着用していると自分の体温がシュラフにもとても伝わりやすくなるので、外気温-15℃ぐらいですがコアプラスだけでも寒さを感じることなく就寝着として使用できました。足先はすごく冷えましたが💦

3、濡れに強い

 次にですがオーバーヒートして汗だくになったとしても上着を脱いでこのコアプラスだけになり汗で濡れていてもそこそこの発汗量でしたら内側に戻ってくることもなくとても早く乾いてくれるなと感じました。

 さすがに自転車などに乗ってかなりの高強度なワークアウト時に出る莫大な汗ですとフリースがビチャビチャになり乾燥する速度に発汗量が追いつかいないでしょうが、普通に汗ばむ程度なら問題ないです。

実際に使用してイマイチな点f:id:naka350z:20230306042455j:image 次にこのCore Plusを使ってみて感じたイマイチなところを紹介したいと思います。

1、雪が付着しやすい

 最初に気になったポイントはこのフリースの生地に雪がとても付きやすいなと感じました。もちろん化繊なので乾いてくれるのですが、低温下(-10℃)の時では雪がついても濡れないのですが体温で温まってきますので付着した雪が溶けてきて濡れてしまいます。それが嫌で払って退けるのですが、繊維の間に入り込んでしまうため全部はまず無理なので大雪が降っている時にはこのコアシリーズだけになるのは難しいでしょう。

 昨シーズン使ったOMMのMountain Raid Jacketは表生地に保水しにくいPoint Zeroを使っていたので降雪時でも気になることはありませんでした。でも355gと倍の重さなのですが・・・

 テント泊の時も室内に霜ができますのでそれが付着しないように対策としてはシュラフから出るとすぐにウインドシェル(モンベルのEXライト ウインドパーカ)かレインウェアを手間ですが着用してました。

 テント設営後トイレに行ったりする時もやはり雪が付きにくいように何か羽織っていました。まぁでも外気温は-13℃〜-15℃とちょっと寒いので何かしらの着ないといけませんが。

2、登りは暑くなりすぎる

 次にこれは個人的なことですが、結構暑がりなこともあり今回新穂高ロープウェイの頂上駅から西穂山荘まで行く1時間程度の登りでも暑くなりすぎて結構困ってしまいました。

 暑ければ脱げばよいですが大雪ですと簡単にコアフーディーが雪まみれになるのでちょっと扱いには難しさを感じました。でもやっぱりこの柔らかな着心地はとても良いのでなるべく雪が付いたりしないように工夫するだけでいいのですが。

3、持ち運びにはやや大きい

 通常のフリースに比べて十分コンパクトですが、それでも普通のダウンジャケットに比べればちょっと大きくなってしまいます。コアシリーズはとてもお気に入りなのですが、着ていてハイクアップ時に暑くなって雑にザックに収納しようにもただ入れるだけだと結構体積をとってしまうのでそこがちょっと気になってしまいます。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230306032547j:image Core Hoodieシリーズはちょっと使いにくい部分もあるのですが、やはり軽く、コンパクトになり、暖かくて、濡れに非常に強く、最高の着心地ってなると不便なこともありますが中々他のものを使おうとはならないのです。

 それが証拠にすでに、Core Hoodie、Core Plus Hoodie、Core Jacket、Core Socks、Core Liner、Mountain Core 125、Core Mitt×2個ともう肌に接するものにはほぼほぼコアシリーズだらけになってしまっております。

 正直暑がりな人にはこのCore Plus Hoodieは厳冬期ぐらいにしか必要ないのでは?と思わせるほどの保温力がありますので春夏秋に山で使うなら普通のCore Hoodieで十分なのではと思えます。

 実際に使って感じた暖かさはCore Hoodie≦Core Jacket≪Core Plus Hoodieという感じでCore HoodieとCore Jacketはほぼ同じぐらいでほんの僅かながらCore Jacketが暖かく感じるぐらいなので、とにかく軽くいきたいのであればCore HoodieCore Jacketはやはり脱ぎ着しやすいので扱いやすさは欲しい人向き、そしてとにかく暖かさが欲しい人向きのCore Plus Hoodieといったところだと思います。

 どれもあればそれに越した事はないのですが、3つとも購入しようと思うとまぁまぁ金額になりますし、在庫もかなり少ないのでこれを参考に自分が必要な条件を具体的にイメージしてみて必要なCore製品を購入してみてはいかがでしょうか✨✨✨

高性能アルコールストーブ RSRとブラストバーナーの徹底比較

f:id:naka350z:20230222162334j:image アルコールストーブは皆さんお使いになることはありますでしょうか?火力や使いやすさなどを考えるとガスストーブ一択にはなるのですが、装備の軽量化を考える上で必ず候補の一つに上がるのがこのアルコールストーブかと思います。

 

アルコールストーブを使う利点

 それではまず私が火器としてアルコールを使うことで得られる長所をおさらいしてみたいと思います。

1、ストーブ本体が軽量

 まず最初にあげられるのが火器本体の軽量さだと思います。今回比較する対象の製品は30gちょっとで他にも同じぐらいの製品や少し重めでも50gで、これぐらいの50g台のガスバーナーはもう数えるぐらいしかない該当しないですよね。

2、故障する可能性がない

 次にあげられるのがほとんどの製品が本体そのものがシンプルな構造が多くて破損したりする可能性が極めて低いことが挙げられます。

 今回比較するブラストバーナーは別としてもRSRアルコールストーブやエバニューのチタンアルコールストーブなどは仮に誤って踏んだりしても壊れる可能性は低いです。

 しかしガスバーナーなどは定期的にメンテナンスが必要だったり、Oリングの定期的な交換やガス管の目詰まり、サビの発生だったり、ガスを燃料に使用するだけにより器具の劣化などには注意しておかないといけないのは長期間ロングトレイルなどで使用する場合はデメリットになりますね。

3、使用したい分量だけ持ち運べる

 アルコール燃料の取り扱いにはやや注意が必要ですが、薬局など街中の店舗で比較的簡単に購入でき、アルコールに対応した容器でしたら好みの量を簡単に小分けでき持っていくことが可能であります。

 やはりこれはテント泊登山などで行き余ったとしてもボトルに戻したり、継ぎ足したりと簡単に量を調整できるのが本当にありがたいです。

 私みたいに調理はせずにフリーズドライ食品中心の食料ですと基本湯沸かしのみなので想定している量と予備分を持っていくだけで済むのでとても軽くなります。

 またアルコール燃料は薬局薬店などで比較的安価でも入手可能ですのでランニングコストも高くて良い点があります。

 

アルコールストーブを使う欠点

 次におさらいとしてアルコールストーブのデメリットも簡単に書いていきます。

1、取り扱いに注意が必要

 まず最初にアルコール燃料はガソリンみたいに揮発性は高くはありませんが、それでも可燃性は高く少しの火花でも引火する恐れはありますので取り扱いに注意が必要になります。もちろんガゾリンバーナーは些細な静電気すら危険なものなのでそれに比べればましですし、仮に引火してもガソリンは爆発的に燃え広がるのに比べ、アルコールはまだそこまでの燃え広がりはしないかとは思います。

 しかし、狭い空間内(テント前室やテントフロア内)で仮に燃え広がるとパニックになるのは間違いないのでいずれにしても燃料を補給する場合は慎重に行う必要があります。

2、火力調整ができない

 次にほとんどのアルコールストーブの製品は火力が調整できないものが多く、繊細な火力調整はほぼ無理ですね。もちろんこれから紹介しますRSRの製品は火力を落とすことは可能ですが、それはとろ火にする程度であって微妙な火加減は無理ですので炒め物などそういったことは苦手ですね。

 中にはまれに火力調整可能な製品も販売はあるみたいですが数は極めて少ないです。

3、消火しにくい

 次にアルコールストーブ製品の大半は一度点火すると注入した燃料がなくなるまで基本消火できないものが多いです。もちろん蓋をして酸素の供給を絶ってやれば鎮火しますが、消火蓋がある製品は多くはないですね。

4、長時間使用できない

 燃料のアルコールを注ぎ使用しますのでその注ぎ入れた量で燃焼時間を見極めますので、どれぐらい燃焼させたいかはその場所の標高、気温、気象条件などによって大きく左右しますので、例えば500mlのお湯を沸かしたいとなると、使用するクッカーに合わせて知識と経験に基づき注入する燃料を調整しなければなりません。

 やはりこれが非常に面倒で、ガスストーブでは必要ないことですのガスに慣れた人には非常にデメリットに感じるでしょう。

5、燃焼効率がよくない

 最後にですが、アルコールはガスに比べて燃費が良くないことが挙げられます。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、同じ燃料の重量で比較すると100gのガス燃料と、100gのアルコール燃料とではトータルで沸かせれる水の量が大きく違ってきます。

 具体的な出典先は忘れてしまいましたが、単純に比較するとアルコールはガスに比べてほぼ半分しか燃焼しない様に思います。厳密な比較ですともう少し違うでしょうが、燃料を持って行く場合の計算として単純に半分と考えた方がわかりやすいので私はその方法で思っております。

 なので長期間使用する場合だと重量対比ではガスが有利になってきます。個人的には500mlの水を10回以上沸かすならというのが境界線ではないかなと感じております。

 以上がアルコールストーブを使用するメリット、デメリットになります。

 

RSRアルコールストーブとブラストバーナーの比較について

 ここから私が所有しております高性能ストーブのRSRとブラストバーナーを色々と比較検証していきたいと思います。

 高性能なアルコールストーブを購入する上でもしかしたら悩んでいる方もおられるかもしれませんの今回の記事が少しでも参考になれば良いかなと思います。

naka350z.hatenablog.com

naka350z.hatenablog.com

製品比較表

 

RSRストーブ

ブラストバーナー

金額

重量

大きさ

収納性

取扱易さ

×

燃費

入手性

×

1、販売金額について

 まず初めに定価ですが、それぞれRSRストーブが8,800円と、9,360円とただのアルミ製品なのに普通の方からするとかなり高額にはなるかと思います。

 しかし、RSRはアルミ削り出しの加工で2つのパーツを組み合わせての精細加工がされておりますし、ブラストバーナーも特殊な加圧式バーナーでハンドメイド製品ですのでたくさん作れないみたいですので金額が高くなるのは致し方ないでしょう。

 

2、重量についてf:id:naka350z:20220901102027j:image
f:id:naka350z:20220901102024j:image 続いて重さについてですが、それぞれ実測重量でRSRは33g、ブラストバーナーは31gとフリーライトのフレボRの9gには遠く及びませんが、それでも個人的に使用していて非常に軽量だなと感じさせてくれます。

 さすがに50gを超えてくると重く感じてくるでしょうが、30g台前半だと十分軽いと皆さんが感じるかと思います。

 

3、大きさについてf:id:naka350z:20220901102030j:image 次に大きさについてですが、RSRストーブが直径5.5cm×高さ3.7cm、ブラストバーナーが直径6.5cm×高さ4.6cmと上の写真のように一回りブラストバーナーが大きくなっております。

 そこまで大きくは違いませんが、装備を相当軽くしたい場合のSUL(サブウルトラライト)にはこの大きさはちょっと影響があるかとは思います。

 

4、収納性についてf:id:naka350z:20220901102306j:imagef:id:naka350z:20220901102250j:image 次にパッキング時における収納のしやすさについてですが、これはもう個人的にはもうRSRストーブの圧勝だと思います。

 というより全アルコールストーブの製品の中でもズバ抜けた収納性の良さがあるのではと感じさせてくれます。製品の形状が外も中も全く凸凹のない綺麗でまた大きさもかなり小型ですのでどこにでも収納できるでしょうし、燃料ボトルをストーブ本体の中に入れたりととてもパッキングの自由度があるかと思います。

 それに対してブラストバーナーはその独創的な構造のためパイプが真ん中から飛び出しているためさすがに私は毎度どうすれば良いか持っていくクッカーによっては苦心することがあります。

 上の写真はエバニューのチタンマグポッド500に入れた時のものですが、やはりあまり空間効率が良くはなくてあまり個人的には好きにはなれないです。でもサブ用としてデミダスチタンカップ220も持っていく場合にはわりとフィットしてくれるのでブラストバーナーを使う場合にはそれとセットで持っていくことが多いですね。

 

5、取扱易さについてf:id:naka350z:20220901102442j:imagef:id:naka350z:20230116112142j:image 次に使い易さについてですが、これは想像の通りRSRストーブがやはり圧勝ですね。

 ブラストバーナーは都度使用時にはネジを開け、燃料を注入し、再度ネジを閉めて、予熱用のアルコールを2mlほど垂らし、着火という流れです。

 対してRSRストーブは燃料注入、着火だけの2ステップなので非常に簡単です。

 そしてRSRはたとえ多く燃料を入れすぎたとしても消火用の蓋を被せればすぐに鎮火可能なので余分な燃料をやや節約できますが、ブラストバーナーはその構造上消火は不可なので中に入れた燃料がなくなるまで待たなくてはいけません。慣れれば気温と沸かす水の量でなんとなく使用燃料の量が掴めてきますが面倒であることには変わりありませんね。

 

6、燃費についてf:id:naka350z:20220901102351j:image

 

RSRストーブ

ブラストバーナー

使用燃料量

15ml

13+2ml

沸騰時間

2:40

3:30

消火時間

4:55

5:00

 最初に水温15℃ぐらいの水200mlをどれぐらいの時間で沸騰可能だったかの実験データです。使用したクッカーはジェットボイルのスタッシュです。室温15℃ぐらいの環境でのそれぞれの参考タイムです。

 

RSRストーブ

ブラストバーナー

使用燃料量

30ml

28+2ml

沸騰時間

6:40

7:50

消火時間

9:30

10:30

 次のデータが700mlの水を沸かした時のものです。水温、室温ともに同じく15℃ぐらい時に行いました。

 何度もそれぞれを使っていての経験的な感じですが、燃費や火力などは正直なところほぼ一緒かなぁ〜🤔?って思いました。

 どちらも相当計算されてかなり燃焼効率を高めた製品ですので、やはり燃料がアルコールですのでこれ以上はほぼ頭打ちなのでは?と思わされる結果になりました。

 時間がRSRの方がどれも短いですが、それはブラストバーナーが本燃焼までおよそ1分ほどあるのでそのような結果になりました。ただ厳密に何度も使っていって感じたのは相当長期間ずっと同じバーナーを使い続けていけばおそらくブラストバーナーの方が最終的な燃料の使用量は少ないかなと感じましたが、それでも1週間程度の縦走登山ですとほとんど差は出ないのではと思います。

 

7、入手性について

 最後にこの両製品の手に入れやすさですが、私はこのRSRストーブをYahooショッピングの公式販売ページにて購入しましたが、在庫切れにあることは度々ありますがそれでも比較的購入はしやすいようには感じました。もちろんいつでも買ってすぐにテント泊登山にすぐに使いに行きたいというようなことは難しいかもしれませんが、それでも購入予算ができたときに簡単に入手可能かとは思います。

 そしてフリーライトのブラストバーナーですが、これは残念ながら公式の販売サイトではかなり絶望的に入手することは難しいように思います。頻度よく販売ページを見ているわけではないのですが、それでもたまに覗いた場合でもいつもSOULDOUTで私は今まで購入可能になっているのはまだ見たことがありません。

 一応Facebookなどでは購入可能になった時には案内が告知されることがあるようなのですが、競走倍率は相当高いかとは思います。

 

結論について

f:id:naka350z:20220901102439j:image それではここまで両製品の比較をしてきましたが、それぞれを簡潔にまとめてみたいと思います。

RSRストーブ

 圧倒的な軽量コンパクトさによって収納持ち運びが良くて、取り扱いも簡単で故障の心配もなく、高燃費で高火力と申し分のない性能

●ブラストバーナー

 唯一無二の密閉加圧式の燃焼方式による燃焼音のする独創的な製品で圧倒的な燃費があり不便さを寛容できる魅力のある製品

 といったところだと思います。正直なところ性能だけでみれば個人的にはRSRストーブの方が取扱性、収納性、高燃費、高火力、入手性と非常にバランスの取れた製品なのでこれさえ持っていればアルコールストーブの使用で困ることはまずないかと思います。

 しかし、それをおいてもブラストバーナーは使うのに非常に不便さを感じるのですが、逆にそれがわざわざこの子を持って行ってテント泊で使ってみたいなと思わせる不思議な魅力があるのです✨希少な製品であまり使用している人も少ないので他の人とこのバーナーについて語ったりするのもまた面白いのではと思ってしまいます。

 

まとめ

f:id:naka350z:20220901102557j:image アルコールストーブは使うのにちょっと不便さを感じてしまうのですが、軽量性、コンパクト性、経済性などが個人的にありがたく、また使用方法も工夫をすれば厳冬期の場合でも十分使用は可能なのでもう私は1年中アルコールストーブしか使わなくなってしまいました。

 正直ただのアルコールストーブに1万円近くの金額を出すのは躊躇してしまうかもしれませんが、このRSRストーブとブラストバーナーは非常に魅力的な製品なので興味を持たれたかはこの記事を参考にどちらかを入手してみては如何でしょうか✨

シュラフで足先が寒い時の対策について

f:id:naka350z:20230206004708j:image シュラフにて就寝する時に寒さを感じる人はいませんか?夏場を除いて春秋冬はいかに寒さ対策をして暖かい就寝環境を作ることができるかが快眠の一番重要なポイントだと思います。

 そこで今回は主に軽量なテント泊装備での寒さ対策について私の最近実践している方法を紹介していきたいと思います✨

 

なぜ寒さを感じるのか?

f:id:naka350z:20230123034300j:image まずは就寝時の寒さの感じ方について私の体験を主に説明していきたいと思います。シュラフに入って就寝している場合に私が今までに感じた何箇所か挙げてみましょう。

1、首元や顔まわりからの冷気の侵入

 まず初めにですが首元や顔のあたりからの寒さの感じ方についてです。これは夏用のシュラフなどではあまりないでしょうが、主に積雪時に使用するような寒さに強いシュラフですと必ずついている装備にドラフトチューブやショルダーウォーマーなどがあるかと思います。ドラフトチューブはジッパーの隙間からの冷気を遮断するもので、ショルダーウォーマーは首元に出来やすい空間を少しでもなくすためにドローコードで絞りより良いものは首元の部分に立体的にフィットするようにダウンが充填している製品もあったりします。

 しっかりとした総重量のあるシュラフですと上記のような寒さ対策をした装備があるのですが、私がよく使用するナンガのミニマリズム180みたいな軽量性に特化した製品ですとドラフトチューブやショルダーウォーマーみたいなものはついていないのです。

f:id:naka350z:20230123034251j:image ですのでミニマリズムシュラフを使用していた最初の頃は幾度と顔まわりから侵入してくる冷気や中で暖められた空気が外に漏れたりしていましたが、今では上の写真のように顔が最小限だけ出るようにとスナップボタンを取り付けて少しでも冷気の侵入がしてこないようになど対策をしております。

2、背中側からの地面の冷気の伝達f:id:naka350z:20230123034254j:image 続いてよく皆さんが主に感じるのは寝転がった時の背中側から感じる地面からの冷気かと思います。これはさすがにスリーピングパッドを購入する時にR値というものを選んでいるのでそれに対応した製品を使用すれば冷気の感じ方は少ないとは思います。

 これは今更ながら私が説明するまでもなくいろいろな方が解説しているので今ここで私が紹介する事はありません。しかし、実際に厳冬期のテント泊に何度かしてみましたがセリアの両面アルミロールマットと山と道のUL Pad15+Lサイズ(R値2.0)の使用だけで私は十分-20℃の環境下でも冷気は感じず大丈夫でした。

 でもさすがにR値1.4のUL Pad15 Lサイズだと-13℃の環境では底冷えを感じてしまいました💦少しでも軽くコンパクトにって欲張ると底冷えで辛くなりますが、ケチらずにしっかりとしたスリーピングパッドを持っていけば困らないでしょう。エアーマットのパンクなどは想定外のアクシデントになるかもしれませんが・・・

3、つま先からの冷気の伝達

 そして3つ目にですが個人的に一番厄介に感じている足先からの寒さです。これは調べてみましたら就寝中には血流が少くなり、また体温も低下するので手足などの末端の部分に暖まった血液が届きにくくなることにより就寝してからしばらくするとつま先などから寒さを感じてくるようになるみたいです。

 同じ理屈でいうと手もそうですが、熱源である内臓の近くにあるのでそこに寄せていたらそれほど寒さは感じないとは思います。でも足は違いますね。例えばシュラフの極限使用温度のエクストリーム温度での説明で成人女性が足を抱えた状態で6時間なんとか耐えれるとありますが、やはり熱源から遠くなってしまう足はどうしても寒さに弱くなってしまいます。かといってリラックスして就寝するには足は伸ばして寝たいですよね。

 でもそうなると足先は寒くなりがちになってきます。特に寒さに敏感な女性用のシュラフには男性用より足先のダウンの充填量を増やしている製品もあったりするようですね。

 

足先の寒さ対策について

f:id:naka350z:20230206004708j:image それでは本題に入る前に一般的に紹介されております足先の寒さ対策について長所と短所も合わせて紹介していきたいと思います。

1、カイロを貼る

 まず初めに思い浮かぶのが日本の冬のド定番アイテムのカイロでしょう✨寒さに弱い人は日常生活からずっとお世話になりっぱなしでこれなしでは越冬は無理💦って人もいるかもしれません。

 そんなあり溢れた製品ですが、テント泊の時もお手軽な加温アイテムとして使っていますって人も多いかもしれませんね。

 実際に私もテント泊の寒い時に何度も使用したことがありますが、やはりデメリットもあります。実際に使用して感じたデメリットですが、

低温火傷のリスクがある

 貼らないカイロですと肌に接しないので火傷のリスクはないでしょうが寝ているとずれてきますしどっかにいってしまい結局足先が寒くなる。でも貼るカイロだと火傷のリスクがありますし、実際に私もなりかけそうで危なく感じたことがありました。

②朝方に冷めてしまう

 低温火傷や軽量性を考えてミニサイズを使用したことがありますが、これはこれで少し寒く感じやすかったですし何より持続時間が8時間程度のものだと朝方にはだいぶん温度が低くなってしまいミニサイズは実用性が低いなと2、3回使って思いました。

③ゴミが増える

 そして私がカイロを使いたくない最大の理由がこの使った後でもそのままゴミが残ることです💦特に貼るタイプだと粘着シートの剥がしたフィルム、開封した袋、そして使用後には持ってきた時より体積が増えているとなり、特にテント泊登山なんかですとそのまま持ち帰らないといけませんので1泊2日ぐらいでしたらまだいいですが、縦走登山などで何日も使うならどれほどのゴミになるか・・・それに1枚で45gそれを1泊で2枚として3日使うと計6枚で合わせて270gともう超軽量なシュラフに匹敵する重量になります😓

 それが嫌で私はほとんど使わないですし、持って行ったとしても何かあったときの緊急用で1、2枚程度ぐらいです。

 

2、ナルゲン湯たんぽ

 続いてあげられるのがナルゲンボトルなどを使用した湯たんぽの方法かと思います。これは水筒としてよく利用している人が多いナルゲンを使う方法ですが、ナルゲンのボトルは耐久温度が102℃もあるので沸騰したお湯を入れても大丈夫なのでできることですね。私も実際にやってみたことがありました。でも最近はほとんどやらなくなりました。その理由ですが、

①朝方には冷めてしまう

 まず朝までもたないです。それは当然でしょう。シュラフの中が寒くなってくるような寒い環境でいくらシュラフ内が温もっていても足先対策している部分は冷気にかなり近いので。

 私が何度か使って感じた限界は3時間ほどで、最初はものすごく暖かくて幸せなのですが、2時間もすればかなり温もりがなくなりまた暖め直すのにストーブを使ってやるのは・・・めんどくさいですし、そんなことすれば目が覚めてしまいそうですし、ただでさえ熟睡しにくいテント泊の就寝環境ですからあまりそんな事はしたくないのですよね💦

②ナルゲンボトルを使わない

 そして決定的なのが私はナルゲンのボトルは持っていきません。重いです💦デカイです💦邪魔です😓 ソフトフラスクやいろはすペットボトル、エバニューのウォーターキャリーとかしか持っていかないので意味がないのですよね。

 わざわざ湯たんぽとして使うかも?ということだけでなら予備としてのカイロでいいので結局湯たんぽによる暖め方法は何度かしてお蔵入りになってしまいました。

 

3、ダウンシューズを導入する

 最後に今でもずっと活躍している方法がこのダウンシューズによる寒さ対策です。これはもう定番中の定番だと思いますが今まで使っていて感じるデメリットも紹介しましょう。

①ダウンシューズの重さがある

 まずはダウンとはいえそこそこの重量があることだと思います。私は金額と暖かさのバランスでネイチャーハイクのダウンシューズを今でも使用しておりますが、軽いなと思ったこの製品でも68g。モンベルのダウンフットウォーマーで142g。イスカのテントシューズショートで200gとなかなかの重さがあります。

②少し高い

 ネイチャーハイクのダウンシューズは購入した時は2,200円でしたが、モンベルの製品で7,140円、イスカで8,800円とまぁまぁいい値段はしてしまいます。それでもイスカの製品ですとダウン充填量が90gもあるのでかなり暖かいとは思いますね。嵩張るでしょうが・・・

③やや寒さを感じる

 これは軽量性を重視してダウン充填量の少ない製品を選んでいるので当たり前なのですがネイチャーハイクのダウンシューズですと冷え込んだ時ですと私には足先からの寒さは感じてしまいます。シュラフミニマリズムを使用して普通の靴下にこのダウンシューズだけですと5℃ぐらいで時間が経ってくると寒いなぁ〜となってきます。

 

寒さ対策の方法について

f:id:naka350z:20230206004658j:image そこで今回は最近実践しているダウンシューズを使用した時でもまだ寒さを感じる場合の追加対策について紹介していきたいと思います。

 その方法なのですが、これは断熱性の非常に高いXLPEフォーム材を使用している山と道のUL Pad15の端材を使用する方法です✨

 前回の記事でも紹介しましたシュラフの中にUL Pad15を入れての方法ですが、その時にカットして余っていたものがありましたのでこれをダウンシューズの中に入れて使用する方法を思いついたのです。

 まずこのUL Pad15の用意したのは28×8cmのものがあったのでこれを足裏から爪先まで少し覆うようにしてみました。

f:id:naka350z:20230206004701j:image これをネイチャーハイクのダウンシューズの中に入れて使用してみます。

f:id:naka350z:20230206004705j:image 実際には先にUL Padを入れてから足を入れていきます。

f:id:naka350z:20230206004642j:image 今回の撮影に使用した靴下は先日ムーンライトギアさんで購入したOMMのCore Sleep Socksです。またこの製品はレビューしてみたい良い製品でした。

f:id:naka350z:20230206004708j:image これが実際にUL Pad15を入れた状態です。私にはジャストサイズの製品でしたので結構パツパツに見えていますね。

 

実際に使用してみての感想

f:id:naka350z:20230206005048j:image それでは実際に使用してみての感想なのですが、以前はミニマリズムにダウンシューズだけだと5℃で寒さをつま先から感じていましたが、このUL Padを使うことで0℃になっても足先から寒さを感じることがなくなりました。追加重量はわずか9g程度です✨それなのにこの感じ方の違いは相当大きいなと思いました。

 もちろんダウン充填量が多いダウンシューズを購入してそれを使用すれば簡単な話ですが、わずか数gでこれほどの恩恵を得られるのは私にとっては非常に大きな発見でした✨

 やはりXLPEフォームは直接触れるとほんのりと暖かさを感じる素材ですので本当に素晴らしいなと思います。

 

さらに軽量化したい時f:id:naka350z:20230206004645j:image 上記の方法でも十分軽量で暖かいのですが、もう少し軽くしたい場合にはダウンシューズではなくENLIGHTENED EQUIPMENT  Torrid Hoodを使用した方法で行っております。

naka350z.hatenablog.com

f:id:naka350z:20230206004648j:image 本当はUL Pad15の端材を入れて使用したかったのですが適当なものがなかったので今回は山と道のミニマリストパッドで試してみました。

f:id:naka350z:20230206004651j:image 適当にカットしたものを足に覆ってトリッドフードに入れてみました。追加重量は12gです。十分軽いですね。

f:id:naka350z:20230206004655j:image 実際に家のベランダでこのミニマリストパッドを入れた状態とない時で寒さの感じ方を検証してみましたが、だいたい+3℃ほど確実につま先が暖かく感じました。ミニマリストパッドのR値が0.7なのでR値が1.4のUL Pad15を使うとおそらく+5℃は絶対に暖かくなるなと思いました。

 これは個人的にカイロを持っていくより絶対に軽くてゴミもでないので良い方法なのではと思います。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230206004658j:image シュラフで寝ているときの寒さの感じ方は個人差が大きなものだとは思いますが、おそらく足先の冷えで悩んでいる方は割といるのではないでしょうか。

 今回紹介しました方法はUL Pad15を購入しないと使えない方法ですが、200×50cmのXLサイズを購入すればいらない端材を出すことができますので結構安価な方法で確実に暖かさの温度が加算させれる方法だと思いますので興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか✨✨✨

UL Pad 15 (10mm) | 山と道 U.L. HIKE & BACKPACKING

半身用マットで快適に就寝する裏ワザについて

f:id:naka350z:20230123034251j:image 皆さんはテント泊する際に使用するスリーピングパッドはどれぐらいの長さのものを使用しておりますでしょうか?快適な就寝環境を作るのであれば175cm以上の全身が載るフルレングスのスリーピングパッド一択かと思いますが、オートキャンプみたいな車で行くのであればそんな事は気にする必要はないでしょう。

 しかし、公共交通機関などを使った徒歩キャンプ、バイクパッキングなどによるキャンプ、そして全ての荷物を自分自身で担ぎ上げないといけないテント泊登山などになるとちょっとでもスリーピングパッドなどの大きくて重たいものは100cm程度の半身用マットなどに軽量化したくなるかと思います。

 そこで今回は私が実践している半身用のスリーピングパッドを使用する時に就寝しやすくするためのひと工夫を紹介したいと思います。

 

使用するマットについて

f:id:naka350z:20230123034254j:image 今回の想定環境は夏の北アルプスのテント泊登山での使用をイメージしてみました。

枕→ニーモ フィッロエリート

マット→フリーライト マイクログラビティー(40×100cm)

マット→山と道 UL Pad15s(25×50cm)

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 半身用のスリーピングパッドはフリーライトのマイクログラビティーです。先ほど計測しましたら62gでした。このマットは40×100×0.8cmと本当に必要最小限のサイズ感ですが、細身の体型もありジャストサイズで就寝可能な大きさで、パッキング時も4つ折にしてザックの中に収納可能で重宝しております。

 寒さの感じ方も夏の北アルプスでの使用ですと10℃ぐらい、お盆を過ぎてちょっと寒くなってきた時の5℃ぐらいでも底冷えをギリ感じない使用感です。

f:id:naka350z:20230123034303j:image そして下半身に使用するマットは山と道のUL Pad15sです。これはカットするのを目的にフリマアプリにて購入したものです。定価は3,520円ですがかなり使い込まれていて割と傷が多かったので2,400円にて購入しました。普通に使うなら少し躊躇いますが、ボロボロなので遠慮なくズタズタに切っていきました。これが新品で購入したものですと心理的にカットしにくいですね。

 他にも使いたい大きさがあったのでこれは25×50cmにしてみました。重量は21gです。フリーライトのと合わせても62g+21g=83gとこの重量で全身をカバーできるのは大きなアドバンテージにはなりませんか✨

 

実際の使用方法について

f:id:naka350z:20230123034251j:image さてこのスリーピングパッドを組み合わせて使用するなら普通はこの様に使うのが一般的ではないでしょうか🤔

 でもこれ使っていたら絶対に就寝中に蹴飛ばしたり、ずれたりしてすぐにどこか行ってしまうのは間違いないでしょう。ってか私はそれで困っておりました💦

f:id:naka350z:20230123034257j:image そこで考えたのがこの方法です。これぐらいの25cm幅ぐらいのパッドだとシュラフの中に入れられるじゃないかと💡

 最初にこの方法にたどり着いた経緯は寒さ対策としてこの山と道のUL Pad15に使用されていますXLPEフォームは私には地肌に直接当たっているとほんのりと暖かく感じる性質のため足先の冷えを少しでも軽減する方法としてシュラフに直接入れて使用すると少しでも暖かくなるのでは🤔、となり思いついた方法でした。

 実際に試してみたところ少し寒さの感じ方は緩くなった様には思いました。具体的な数値は出しようがありませんが、今まで5℃ぐらいでは足先に冷えを感じていたがこれがそんなに感じなくはなったな。というところでした。でもつま先の冷えはまだ若干感じてしまう課題はあります(これは後日また対策方法を紹介したいです)。

f:id:naka350z:20230123034300j:image 使い方は簡単👌パッドを奥まで差し込むだけです💦この写真は実際にナンガのミニマリズム180に入れた時のものです。見た目にはほとんど影響を感じなさそうですが、何も入れていない時に比べればほんの僅かばかり窮屈に感じます。

 ただでさえ足元が狭いミニマリズムなのにもう少し狭く感じるとなると慣れていない人には相当窮屈には感じてしまうかもしれません。

 しかし、実際にここ半年の間に何度もこの方法でテント泊で使用してみましたが、少し寒さを感じにくくなり、また足元のマットがズレてしまう事もなくなったのでこれは非常に有用な方法だなと私は思いました✨

 

他のシュラフの場合

f:id:naka350z:20230123034347j:image 参考までに他の普通のシュラフだとどの程度のサイズ感になるか比較写真を載せてみました。使用シュラフはOMMのMountainRaid233です。

naka350z.hatenablog.com

f:id:naka350z:20230123034350j:image 上の写真はマットの幅25cmに合わせたもので、下の写真は普通の状態にした場合です。これだと結構中ではゆとりがあるかなぁ〜とは私は思いました。

 でも少し中でずれてしまいそうに思うので個人的にはやっぱりジャストサイズのミニマリズム180の方が好みですね。

 さすがにこれは感じ方に個人差があるとは思いますのでなんとも言えません・・・

 

まとめ

f:id:naka350z:20230123034251j:image 装備の軽量化、コンパクト化には本当に人によってやり方が全く違うため一概にこれが正解です‼️ってならないのが難しいですし、奥深いところです。

 しかしテント泊に行く季節、山域、日数に合わせて今持っている装備で最適な就寝環境を考えていくのもまたULスタイルの楽しみの一つだと私は思っております。

 このマットをシュラフに入れて使用する方法は軽量化と快適性を考えた時結構有効な方法だと思いましたので今回紹介させて頂きました。もし良ければ軽量化の一つの手段として活用してみてください✨

厳冬期のテント泊にアルコールストーブは使用できるのか

f:id:naka350z:20230116025817j:image 装備の軽量化に有効な選択肢であるアルコールストーブですが、風と寒さに弱いという弱点があり使用には知識と経験が必要になってきます。

 そこで一つ疑問に思うのがこのアルコールを燃料として使用するには一体どれぐらいの気温にまで使用可能なのかという点だと思います。そこで今回は燃焼テストと実際に雪山に行った時にアルコールストーブを使用してみての感想を紹介していきたいと思います。

 

アルコール燃料の基本情報

 まずは基本情報のおさらいとしてアルコール燃料を確認してみましょう。

 

メタノール

エタノール

沸点

64.7℃

78.37℃

融点

-97℃

-114.1℃

密度

0.7918g/cm3

0.789g/cm3

 もっと詳しく解説されておられる方もおりますのでさらに情報をししたい方はそちらをご覧になってください。

 まずアルコール燃料と言いましても純粋にアルコールという成分ではなくメタノール(メチルアルコール)エタノール(エチルアルコール)の混合によって燃料となっているのがほとんどです。

 私が購入したことのある製品を一例に挙げてみましょう。

1、ケンエー 燃料用アルコール

メタノール76.6% エタノール21.4% イソプロパノール0.3%

2、大洋製薬 燃料用アルコール

メタノール95% エタノール5%

 となっておりました。そして重量は水に比べておよそ80%ほど軽量になっております。なので100mlを入れて重さを計測するとおよそ80gほどになります。

 そしてこのアルコール燃料が実際に寒い環境で特に厳冬期の雪山で使用可能なのかということなのですが、先の表にあるとおり凍りだす融点が早い方のメタノールでも-97℃と地球上では観測したことのない温度ですので凍ってしまうことは絶対にありませんね。

 しかし、ここで重要になるのが実際に燃焼する時の引火温度についてです。これはエタノールがやや引火温度が高くて純度90%ほどで17℃メタノールでは約12℃となっております。

 これが意味することは最盛夏の北アルプスにテント泊に行くのでしたら槍ヶ岳山荘みたいな標高の高い場所は別として標高2,000m〜2,500m程度の場所に夕方に湯沸かししようとするぐらいならおそらく気温15℃かぐらいなのでフリント式の火花ものやMSRのピエゾイグナイターとかの使用で着火するでしょう。

 ですがお盆を過ぎて9月ぐらいになったりするともう気温は10℃を下回り、5℃以下になってくるのでこの引火温度の12℃を下回ってきます。つまり火花を飛ばすだけでは着火してくれず燃焼してくれないのです。いくらアルコールが凍らなくても意味がないのです。

 

アルコール燃料の燃焼実験

f:id:naka350z:20230116025826j:image それではもう寒い時期にはやっぱりアルコール燃料は使えないのかと思うかもしれませんが先に結論をいいますと対策をすれば使用可能です👍ここからはその厳冬期のテント泊の気温を想定した燃焼実験を行なっていきたいと思います。

●アルコール燃料の冷却f:id:naka350z:20230116025823j:image というわけでまずは家の冷凍庫にアルコール燃料を入れて1〜2時間ほど冷却してみました。この時に撮影した温度で-16℃ぐらいにまで冷えてました。今回使用したアルコール燃料はメタノールの割合95%の大洋製薬製品のものになります。参考に寒い時にも使用可能な高性能ライターのBICライターも一緒に冷やしてみました。

 

燃焼テストの動画

 今回は画像では非常に伝わりづらいためスマホで動画を撮影してTwitterに載せましたのでまずはこちらをご覧になってください。

①冷却したアルコール燃料の充填f:id:naka350z:20230116112142j:image まずはアルコールストーブに燃料を適量入れます。今回使用したのはRSRのアルコールストーブです。軽量でトルネード炎が上がり比較的火力の高い製品です。

BICライターでの着火テストf:id:naka350z:20230116112145j:image 最初はライターでの着火を試してみました。このライターには-11℃ぐらいでも気化するイソブタンのガスが充填されているかなり高性能な物なのですがさすがに-16℃ぐらいにまで冷却した状態ですと全く火がついてくれませんでした💦

 もちろん手で握って温めたり、お腹に入れたり、カイロを使って温めたりしてなら使用可能になるかもしれませんが、今回はそういった対策はなしにして純粋に使えるかとしてみましたがやはり無理でした。

③オイルマッチの使用f:id:naka350z:20230116112156j:image 次に使用したのが100均のキャンドゥにて購入したオイルマッチを使用してのテストになります。燃料は同じく100均にもオイルマッチ用のものが販売されておりましたが、信頼性を考慮してジッポー用の純正オイルを充填した物を用意しました。

f:id:naka350z:20230116112154j:image これももちろん厳冬期を想定してアルコール燃料と一緒に冷却しておりますが、さすがによく冷やしているので一発では着火しませんが数回ほどするとマッチに着火しました。

f:id:naka350z:20230116112148j:image これをストーブの中に入れて着火させます。なぜか。こうやってアルコールに近づけることでアルコールが温められて引火温度にまで到達して着火が可能となります。

④アルコールストーブの着火完了f:id:naka350z:20230116112151j:image 無事着火しましたので本燃焼まで待ちます。この本燃焼移行時間ですがこれは家の中で普通に20℃ぐらいの常温時と特に大きな時間差は体感しませんでした。

 着火テストではこのアルコール燃料とオイルマッチを何度も冷凍庫に入れてトライしてみましたが、着かなかった事はありませんでした。

 

実際のテント泊での使用

f:id:naka350z:20230116025814j:image これまでにも着火テストも行なっておりましたので、昨年の12/16(西穂山荘)と今年の1/5(平湯温泉)に行った時にそれぞれアルコールストーブを持っていき使用してきました。その時ですが、それぞれ使用した時の気温は西穂山荘のテント場では-13℃、平湯温泉では-8℃ぐらいに冷え込んでおりました。

f:id:naka350z:20230116025820j:image 結論から言いますとこの時の条件では無事湯沸かしには問題ありませんでした。どちらも調理の使用にではなく、お湯を作成するために雪を溶かしての作業に使いましたが十分使用可能でした✨

 どちらともRSRアルコールストーブとフリーライトのブラストバーナーを持っていき使ってみましたが、気持ちの差かもしれませんがブラストバーナーがやはりやや燃焼効率は良く感じました。

 ただ使い勝手を考えると燃料をすぐに補充できるRSRの方が楽でトルネード燃焼を見れる楽しみがあります。しかし、ブラストバーナーの轟音が良いですし燃料を補充する不便さもまた楽しみになるのでどちらにも使う楽しみがあります✨✨✨

●ガスストーブとの燃費の差について

 最後にこのアルコール燃料とガス缶の燃料との燃費の差なのですが、これは何度も使用していて体感するのはRSRストーブやブラストバーナーの高効率ストーブと比較してほぼ2倍ぐらいガスの方が燃費が良い様には感じております。

 ただガス缶の空の重量がほぼ100gなため私の場合だと3〜4泊以上でないとその重量差は埋まらないのではと感じております。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230116112148j:image 本来厳冬期のテント泊なんていう僅かな準備不足が生命の危機に直結する非常に危険な環境なため暖を取ることのできる火器類の選択には非常に大切なことであります。装備の軽量化だ!といって安易にアルコールストーブを選択することはあってはなりません。

 しかし、経験を積んでいくとふとアルコール燃料を使っての湯沸かしなどは可能なのかな?🤔と疑問が出てくる人もいるでしょう。そこで今回もちろん事前に家での燃焼テストを繰り返し、バックアップに普通のガスストーブも持参しての使用で臨んでおりました。

 繰り返しますがいきなり厳冬期にアルコール燃料だけでテント泊に挑むのは大変リスクを伴います。あくまで経験者が安全を考慮した上で行なっております。また使用時もテント内で使っておりますが、使用中はドアパネルを開けて換気には十分注意した上ので使用です。実際にテント泊でアルコールストーブだけの使用をマネする人はほとんどいないとは思いますが、この情報が参考になればと思います。

高性能インナーシュラフ OMM CORE LINERの使用レビュー

f:id:naka350z:20230109065344j:image シュラフを使用するときにインナーシュラフを使った方はおられますでしょうか?テント泊に出かけてみましたが思っていた以上に寒くて寝られないってなると睡眠不足になり翌日の行動のパフォーマンスにも影響してきますので暖かく就寝できる環境を用意することは非常に重要になってくるでしょう。

 今回紹介しますのはそんな寒い時に活躍するインナーシュラフのOMM CORE LINERの使用したレビューをしてみたいと思います。

 

 まずは非常に詳しく情報が掲載さてれおりますムーンライトギアさんをみてみたいと思います。

公式サイトの情報

OMM Core Liner ¥24,200 (税込)

限界使用温度を大幅にUP! 快眠を約束するインナーシェラフ

 注目の新素材であるPRIMALOFT® NEXTを大胆に使ったCoreシリーズがついに登場。 湿った低温化で激しく動き続けるOMMの想定する環境は日本の秋冬の様々な山で有効。あなたのパフォーマンスを最大限に引き上げる革新的シリーズの登場です。

 CORE LINERは寝袋の限界使用温度を引き上げてくれるインナーシェラフ。 175gで単体使用のTOG値が0.7とそれ自体はそこまで驚きの数値ではありませんが、既存の寝袋の中に入れて気密性を上げて使うことで使用温度帯を大幅に引き上げることができるのが特徴です。 実際にインナーシェラフとして使った際の+℃の数値は公表されてませんが 体感として5度から8度程の暖かさの増加を実感できます。

 湿気や濡れに強い素材なので羽毛ダウンバックの保険としても機能しますしフードがあるのでキルト型の寝袋との相性は抜群です。 生地がニット形状に近くよく伸びる素材でつっぱり感がないのも嬉しいポイント。 毛足が柔らかく気持ちよいのでとてもリラックスでき、やさしく包まれる感覚で安眠を約束します。 ユニークなのはただフードを締めるだけでなく腕をだすことができるようにも使える点。 これにより頭部は保温しながら寝袋から腕を出して調理をしたり本を読んだりが容易に行えます。

 さらに夏には単体使用がとても気持ち良く 蒸し暑い時期の車中泊やハイシーズンはビビィサックとあわせてアルプス山行にも大活躍します。 超コンパクトに収納でき、冬場の寝袋の温度域を手っ取り早く上げてくれる特別なアイテム。極寒期の追加装備としてご検討ください。

SPEC / 商品スペック サイズ 全長190cm × 肩幅65cm

スタッフサック収納時:16cm × 11cm 重量 175g

素材 PRIMALOFT® ACTIVE 75g カラー ■Orange 備考 スタッフサック付属

COLUMN コラム

 現地に行って寒ければ装備にプラスしよう… そうOMMレースの救世主的アイテムがこのインナー。 追加の暖かさによる安心感はとてつもなく大きいです。 やはり湿気でロフトが減りそうな状況下でこのインナーがあるだけで助かるんですよね。 キルト特有の隙間風もこいつで解消! そして夏の車中泊はだいたいこいつです。 とっても気持ちよく眠れるのでそういった用途でもおすすめですよ。 writing / Chiyo

OMM Core Liner / OMM コアライナー

 

製品の実測情報

f:id:naka350z:20230109065400j:image
f:id:naka350z:20230109065403j:image まずはこのコアライナーの実測の重量をみてみたいと思います。このシュラフには後述しますが使用しやすいように小さな金属製のカラビナに付け替えましたので、その重量を差し引くと164gとなりました。

 これぐらいの重さなら持っていくにはほとんど気にならないレベルの重量かと思います。ただ一点難点なのがこのPRIMALOFT® ACTIVEシリーズの生地はダウンの羽毛みたいな圧縮性はかなり低いのでこの様に結構体積をとってしまいます。

 収納時の大きさはモンベルのULスタッフサックの1Lのちょうど入る大きさになります。これめっちゃ頑張ればナンガのミニマリズム180のシュラフが同じ1Lのスタッフサックに収納可能なのを思うと倍ぐらい大きくなりますね。

 

製品の構造
f:id:naka350z:20230109065347j:image このコアライナーは一番最初の画像を見ていただければわかるでしょうが、ただの袋状になっております。なので使用するには入り口から足を入れて入るだけになります。普通のシュラフに慣れている方ですとジッパーがないためとても使いにくいかもしれませんね。でも慣れだと思いますので私は使う時にはシュラフとはそんなものなのだと思っておりますが。

 そしてこの入り口はこの様に非常にガバッと大きく開いた形状になっております。これ入りやすいでしょうが、私にはちょっと大きすぎてそのままだと密着性が乏しくて寒さを感じやすい様に思います。

f:id:naka350z:20230109065350j:image そこでこのコアライナー唯一の機能のコードが付いております。胸元に2箇所切れ込みがありそこからコードをこの様に引き出して、頭側にもあります切れ込みからこの様にカラビナを使って接続していきます。

f:id:naka350z:20230109080708j:image これだけでも十分身体に密着することができてコールドスポットが少なくなります。起きている時にはここからこの様に腕を出してゴソゴソすることは可能です。脚はほとんど動かせないし、あぐらはかけませんが・・・

 就寝時にはシュラフに入ってからは左側にあるコードロックを絞ることでさらに密着性を高めることは可能です。

 

実際の使用方法

f:id:naka350z:20230109065406j:image 使い方は至ってシンプルですシュラフの中に入れるだけです。ただ一気に入るとやりにくいので私はまずはコアライナーを着てからシュラフに入る様にしております。それだときちんと足が奥までしっかりと入ってくれる様に思います。

 

実際に使用してみた感想

f:id:naka350z:20230109082052j:image それでは実際にこのコアライナーを使ってみて感じた良い点とイマイチな点を紹介したいと思います。

使って良かった点

1、超軽量なのに暖かく気持ちいい

 まずはこの実測で164gと非常に軽量なことだと思います。確かに私が他に持っておりますイスカのシルクシーツの130gほどに比べればデカくて重いですが、如何せんシルクシーツでは全く暖かくならなさそうで、試してみても2度ぐらいしか上がらないのでは?というレベルです。

 それに対してこのコアライナーは実際に使った体感ではおよそ+5℃ぐらい暖かくなる様に感じました。例えばですが、上記のミニマリズム180の組み合わせですと単体での使用ではおよそ+2〜0℃ぐらいが快適温度の下限ですが、コアライナーを使用することで体感としては-3〜-5℃ぐらいまで暖かく感じました。足先はそれでも寒いですが・・・

 後、このPRIMALOFT® ACTIVEは簡単にいうとフリースですので普通のシュラフの中にコアライナーを入れることで、もふもふして肌触りがとても心地良く感じます。またシュラフに直接触れなくなるので汚れ防止にもなり、化繊繊維なので洗濯機で簡単に洗えるのは良いことだと思います。

2、濡れを気にしくなくて良い

 次にPRIMALOFT® ACTIVEを採用しているので濡れに気を使わなくても良いのは非常に安心感があると思います。ただ、コアベストを使用時に体験したのですが雨で浸水したりとかしてずぶ濡れになってしまうとめちゃくちゃ水分を含んでしまうので流石にそうなると乾きは遅くなるかと思います。

 でも固く絞って、タオルなどでさらに水分を吹き上げて、ザックに外付けしたり、早めに到着したテント場などで天日干ししたりすると乾くでしょうからその速乾性はあるかと思います。これが普通の羽毛のダウンだと絶対に乾かないでしょうから。

 

イマイチに感じた点

1、中で引っかかる

 これは私が就寝時に使用しているインサレーションが悪いものあるのですが、上着にはコアフーディー、タイツには山と道のアルファライトタイツを使用しているためフリースにフリースなので中で擦れる様に感じてしまい寝返りするような場合にスムーズに動けなくて嫌な感じにはなってしまいます。

 それでもこのPRIMALOFT® ACTIVEは通気性が非常に高いので自身の体温がインサレーション→インナーシュラフシュラフと伝達していきより暖かくなっていくかと思います。なのでちょっとストレスには感じますが、暖かさを優先してフリース系のインサレーションを私は着用して寝ております。

2、コンパクトにはならない

 普通の夏場のテント泊で使用するような40Lクラスのザックなどでも十分コンプレッションサックなどを使えばある程度は小さくなるとは思いますが、私が使うザックのHMGのメトロパックやオスプレーのサヴ5などだと流石に容量が足りずこのコアライナーを持っていくには不便があります。

 まぁ無理せずもっと大きなザックを使えば良いだけの話なのですが・・・

3、高価で入手性が悪い

 最初この製品が登場した時は19,800円でしたが、今は24,200円と結構な金額がしますし何よりこの製品を購入可能が場所がかなり少なく入手性が悪いのが残念だと思います。というよりOMMのPRIMALOFT® ACTIVEを使った製品があまり出回っていないのが残念なのですが。

 

他製品との比較

f:id:naka350z:20230109065410j:image 次におまけに他製品との比較をしてみたいです。本当は類似品はほとんどないのですが、私はもう少し厚手の生地が使われたインナーシュラフが欲しくてOMMのMountainCore125のシェルを剥ぎ取ってしまいインナーシュラフを自作しました✨

naka350z.hatenablog.com

 詳しくはこちらを見てみてください。

 ちなみにサイズは普通のシュラフの物を使ったのでコアライナーの方がかなり小さめに感じます。またやはり生地の厚みがコアライナーが75g/m2に対してMountainCore125の方は125g/m2なので全く厚みが違うように感じます。

 それと毛足の長さが全く違うので中に入った時の気持ちよさは倍ぐらいMountainCore125のインナーシュラフが気持ち良いです✨

 後、重要な暖かさは125の方が+8℃ぐらいは暖かくなるように感じます。

f:id:naka350z:20230109065413j:image ただその分重量が実測値で306gあり収納時の体積も倍ぐらいなるため使うかどうか悩んでしまいますが・・・でも先日テント泊した時にMountainRaid233+MountainCore125のインナーシュラフの組み合わせで-5℃までなら快適な温度に感じました。厳冬期に使用するとシュラフの表面が体温との温度差で結露がシュラフ表面にできてしまうので2泊目以降はダウンのロフトが減ってしまいますが、この組み合わせにミニマリズム180を中間に足すと十分結露に強くて-20℃ぐらいまで寝れる環境が作れるなと思いました。

 

おまけ

f:id:naka350z:20230109065356j:image さてもう少しおまけなのですが、私が思うにこのコアライナーを性能を最大限活用できそうなのが上の画像のような組み合わせなのでは?と思っております。

 SOLのエスケープヴィヴィは単体で使用すると確かに体温を反射して暖かくはなるのですが、それ以上に体から出る汗などがヴィヴィの外に出なくて一晩寝ると中の銀色の部分にものすごい量の内部結露ができてしまうのです。

 しかし、このコアライナーをインナーシュラフとして使用するとヴィヴィ単体だと不快な寝心地なのが気持ち良くなり、さらに暖かくなり、内部結露もコアライナーの中まであまり入ってこないので快適なまま朝を迎えられると思います。

 もちろんコアライナーの表面には結露はたくさん付くでしょうが、内部結露ぐらいの量だと少し干せばこの速乾性だと翌日使う時にはおそらく乾燥はしてくれるかと思います。もちろんかなり湿気てしまったとしても羽毛ダウンのような保温力の低下はないでしょうからその安心感は絶大だと思います。長期縦走やロングトレイルみたいな長期間の使用にはもってこいだと思います。

 

まとめ

f:id:naka350z:20230109065344j:image インナーシュラフコクーンやシートゥーサミットなどにもあったりしますが、大きかったり、重かったりしますし、このような軽量で暖かく何より最高の肌触りの高性能なインナーシュラフはなかなかないとは思いますのでもしこれを見て欲しいなと思った方は頑張って探してみて使ってみては如何でしょうか✨

2022年買って良かった物 BEST5

f:id:naka350z:20221226093319j:image 今年も色々とありました2022年も残すところあと僅かとなりました。なんだか本当に色々とあったような感じがします。個人的にはあまり仕事の休みが取れずにそんなに多く出れた気はしないのですが、それでも念願だった裏銀座縦走路のテント泊登山や弾丸行程での表銀座縦走などを行きとても満足できました。

naka350z.hatenablog.com

naka350z.hatenablog.com

 来年は勤務先の店舗改装が予定されているためその期間にあわよくば有給を取得して北アルプス全山縦走などを行けたら良いなと計画中ではあります。また具体的な事が分かってきましたらTwitterやこのブログなどにて経過報告していきたいと思います。

 

2022年に購入した物

 それではここから主に今年私が購入しました製品を大まかなものを紹介してみたいと思います。登山・キャンプ用品などがメインですが、中には個人的な生活用品やもう一つの趣味の自転車関連の用品なども混じっております。

●メルカリ購入品
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 まずはフリマアプリメルカリで購入した物たちです。色々混じってますが羅列していきます。

12/15 bontrager ボントレガー XXX LEシューズ 3,800円

 ふだんこれと同じシューズを使用していたのですが、ボロボロになってきたため中古品を購入しました。41→40サイズにしましたが、ギリ使えるサイズ感で安く購入できたので良かったです。確か定価は29,900円ぐらいとかなり高い製品なので性能はバッチリです👌

 

11/25 APPLE MAGIC KEYBOARD(テンキーツキ-JIS) スペースグレイ 11,500円

 ワイヤレスキーボードのテンキー付きが欲しくどうせならカッコいいスペースグレイが良くてこれを購入しました。確かに横長ですが買って良かったです。あまり出番は少ないですが・・・

 

7/25 シマノ(SHIMANO) CS-R7000 11S 12-25T スプロケット 5,400円

 これを購入する前は14-28Tのスプロケットを使っていたのですが、普段のロングライドでは28Tはそんなに使わなくてトップ側の12,13Tが欲しく、インナーすら使用しないのでクロスレシオのこのスプロケットを購入しました。でも最近インナーを使う前提で11-23Tぐらいが欲しい感じです。

 

6/22 スリーコインズ ワイヤレスモバイルバッテリー 1,150円

 Qi対応の製品が欲しくて購入しました。でも買ってからまだ一度しか使っておりません💦あまり意味なかったかもです・・・

 

6/20 Anker PowerCore Magnetic 5000 2,500円

 Magnetic対応の購入してみましたが、私のスマホでは使えず結局売却。もっと調べてから購入すれば良かったです💦

 

6/15 アルミアルコールストーブh18 2,370円

 低いアルストで見たことのない製品で購入しました。DIY製品です。でも本燃焼まで時間がかかるためやっぱりRSRストーブが一番だとなり一度だけ使用してお蔵入りです。

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6/5 nalgeneナルゲン フォールディングカンティーン 3,000円

 ナルゲン製品が欲しくこのフォールディング製品が良くて購入しましたが、容量がやや大きくて今のところ使用してません。いずれ機会があれば使ってみたいです。

 

6/3 Anker PowerCore Slim 5000mAh モバイルバッテリー 720円

 適当に薄型のモバイルバッテリーを探していたら安く出ていたので購入しました。休みの日のロングライドで出かける時にちょうど良く、スマホと一緒に持ちやすい大きさで良かったです。

 

5/26 Anker PowerCore II 6700 モバイルバッテリー 1,100円

 無印用品の10,000mAhのバッテリーも良いのですが、1泊2日程度のテント泊登山ではやや大きいのでもう少し小型でAnker製のバッテリーを探していましたが、大きさと容量のバランスが非常に良さそうで6700を購入してみました。

 結果めちゃくちゃ良かったです✨1泊2日用のベストなモバイルバッテリーになりました✨

 

5/22 テント補修液moss.ノースフェイス.MSR.ヒルバーグ 3,500円

 高品質なテント補修液が欲しくて購入してみました。MSRのカーボンリフレックスがやや張り付いてフライシートが広げにくかったのでこの補修液でコーティングしてみましたらベト付きが改善して良かったです。

 

5/19 ミレー アルピシャツ メンズ 3,500円

 速乾性の非常に高い襟付きのシャツを探していたのですがこのミレーのアルピシャツが良さそうだったので購入してみました。でもいまいち乾きずらくて思っていた以上の速乾性はなかったです。個人的には自転車用とかの方がまだ乾きやすい生地で良かったように思いました。

 

4/21 激軽量 約110g フルカーボンサドル 海外人気 超高級モデル 新品未使用 6,365円

 スペシャの超高級サドルの類似製品です。本物は5万ぐらいなのでとても手が出ず💦代わりにここで見つけたこのサドルを購入してみましたが、110gと超軽量で良かったです。でもクッション性は僅かしかなくお尻が痛くなるので対策として山と道のUL Pad15の切れ端を簡易クッションとして載せてみたら一気に改善しました✨

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4/19 Bontrager カーボン シートマスト ロング175mm 12,000円

 妻のロードバイクが44サイズなのですが、たまに借りてロングライドする事がありますが、シートポストの調整高が届かないのでロングサイズを購入しました。フレームサイズは小さいですが、部屋の中にこれ以上自転車の置き場所がないため増車したくないのでこの様な処置になりました😂

 

4/11 HIGH TAIL DESIGNS Hiking Gaiterコヨーテ 2,300円

 ハイテールデザインのネックゲイターを首元の保温、日焼け防止のために購入してみました。付け心地は良いですが、夏場使うには暑くて結局不快だったので今季は使いませんでした。来年また再チャレンジしてみたいと思います。

 

4/11 スピードプレイ クロモリシャフト 2,500円

 ペダルは普段スピードプレイを使用しているのですが、都度違う自転車に付けたり外したりするのが手間なので安いものを購入しました。まだまだ使用できる物でしたので良かったです。

 

3/31 山と道 UL Pad15S 2,400円

 山と道のUL Pad15のノーマルの方です。かなり使い込まれていたので遠慮なくカットしてみました。寒い時のブースト用や必要最低限の大きさの使用などの用途にしてみました。さらに余った端材はサドルのクッションに使用したりできて結果かなり使い道があって良かったです。

 

3/24 オルトリーブ ウルトラライトウェイト ドライパックPS10 1,290円

 1.5Lの一番小さいサイズを使ってみたくて購入しましたが、確かに小さくて良かったですがあまり使っていれるものが思いつかなくて今では眠ってしまっております💦

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2/28 OMM CORE LINER オーエムエム コアライナー 19,800円

 プリマロフトアクティブシリーズのインナーシュラフであるCORE LINER薄手の75g/m2の生地ですが、使ってみた感じ個人的にはだいたい+5℃ぐらいは暖かくなる様に感じます。夏場のアルプスの縦走などですとこれにSOLのエスケープヴィヴィとの組み合わせで濡れに異常に強い化繊シュラフの組み合わせが可能になる製品だと思います。

 何せ寝心地の良い製品ですので近いうちにレビュー記事を書いてみたいと思います。

 

2/20 パーゴワークス ラッシュ 3 エアー 2,300円

 これは折立などから高天原山荘に宿泊する際の小屋泊装備の最小サイズのバックパックとして購入してみました。とても良い製品でしたが、休みなどの都合がつかなくて結局使わずじまいでした。自転車に乗る時になどにでもまた使ってみたいなと思います。

 

2/5 CASTELLI サイクルキャップ Fサイズ 1,500円

 手頃でカッコ良さそうなサイクルキャップが欲しくて購入してみました。結果ロードバイクに乗る時にかなり愛用しております。

 

2/5 OMM コア ミット 2,500円

 手袋や寒い時の靴下用にと購入してみました。でも化繊ダウンシューズとして期待したのですが思ったほど暖かくならず、同じ重量クラスだとエンライテンドのトリッドフードの方がダウンシューズとしてすごく暖かくなるので最近はほとんど使用していないです。厳冬期用にミトンと組み合わせて暖かくなれば良いかなとは思っております。

 

1/2 primus エクスプレススパイダー 5,500円

 液出し使用可能なガスバーナーとしていけそうなこのエクスプレススパイダーを購入してみました。確かに-20℃でも使用できましたが別に液出し使用しなくても、SOTOのフュージョントレックでも冬季用のガス缶の使用で十分でしたのであまり購入した価値はなかったです。

 

Wiggleでの購入品

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 続いて海外通販wiggleで購入した製品を紹介していきます。

OMM - Classic ウエストベルト 3 グレー  ¥2,700

 ommのウエストベルトですが自転車などに乗る時に良さそうなかと思い購入してみました。ほとんど使用機会はないですが良い製品ではあるのでちょっとは使っていきたいとは思います。

 

OMM - Classic 25 リュックサック ¥6996

 Classicシリーズのザックがすごい値引きで販売されていたので購入してみました。でも実際に荷物を入れてみましたら私の使用方法にはあまりマッチしなかったので結局パッキングしただけで売ってしまいました。

 

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OMM - Kamleika キャップ ブラック S/M 1 ¥2,800

 ommの防水キャップが欲しくて購入しましたが、実際に使用してみると非常に汗っかきな私には頭にめちゃ汗を掻くので最盛夏の使用にはあまり実用的ではなかったです。

 でもこれに5050ワークスのマイクロライトをクリップオンで使うとヘッデンとして非常に優秀でテント泊での使用にはこのカムレイカキャップとの組み合わせでかなり優秀な使い心地で満足しております。

 

OMM - Mountain Core 125 シュラフ ¥20,856

 プリマロフトアクティブの厚手生地の125g/m2のため温くて最高の寝心地でした。このシュラフ単体だと10℃ぐらいが下限温度に感じ、快適温度は15℃程度に思ったのでこのシュラフのカバーに使われているPointZeroの生地を全て取り払ってしまい、インナーシュラフとしてこれを使うことにしました。

 インナーシュラフとしての使用だと300gであまりコンパクトにはなりませんが何せ非常に寝心地の良いインナーとして使えてシュラフを+8℃ぐらいブーストできるのでかなり気に入っている製品にはなりました。

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OMM - Ultra フラスク 500ml ¥1,900

 ommのソフトフラスクが欲しくて購入しました。ちょうど使いやすい大きさの500mlでしたが、山行中に紛失したみたいで無くしてしまいました(m_m)

 

Gore Wear - GORE-TEX キャップ ブラック ¥6,321

 GORE-TEXの帽子が欲しくて購入しましたがやや小さめの大きさでいまいちだったので最近はあまり使用頻度が多くはないです。

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OMM - Mountain Raid 233 シュラフ ¥41,000

 今季の新作シュラフのMountain Raidシリーズ最厚手の233を購入してみました。これが出る前は160を購入しようかなと思っていたのですが、233が出るのを聞いてこちらを購入しました。でも私が購入して2,3日後に1万円も値下がりして超ショックでした😭

 使ってみた感想は確かに他の100や1.6よりは暖かくはなったのですが、かなり大きめのサイズのため中で空間ができて思ったよりは暖かくはなりませんでした💦 快適温度は6〜7℃といった温度帯に感じました。

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OMM - レディース Core パーカー ネイビー ¥11,184

 本当はメンズのcore plusパーカーが欲しかったのですが、ずっと売り切れで入手できませんでしたのでレディース用を購入してみました。これは結構暖かくて先日西穂山荘にテント泊した時にこれをメインで使用してみましたが、夏用の長袖インナーにこのcore plusとモンベルのEXライトウインドジャケット、バーグハウスのGORE-TEXレインウェアだけなのに-13℃でも十分寒くなくテント泊を堪能してました。

 でもこのcore plusだけでは雪がめちゃくちゃ服についてしまうのでレインウェアやインドシェルなどは必須には感じました。

 

モンベルショップ購入品

 次に良く買い物をするモンベルでの今年購入した主なものを紹介していきます。

●グラスイン アルパインゴーグル HD

¥9,130 2022年12月20日

 最近購入した製品から徐々に遡っていきます。まずは冬季登山用のゴーグルです。先日西穂山荘に宿泊した際にそんなに雪は降っていなくてその時は必要なかったのですが、やはりしっかりしたゴーグルが欲しくて購入しました。一応2年前にAmazonで購入した3,000円しなかったゴーグルも持っていたのですが、私の使用しているメガネに全く合わなかったのでモンベルで実際に試着して良さそうでしたので購入しました。

 今シーズンはこのゴーグルを使用してまた雪山登山にでも再チャレンジしたい感じです。

 
●ウールニット ハイランドグローブ 男女兼用

¥3,520 2022年12月11日
 テムレスのウインター02のインナー手袋として購入してみました。単体でも結構暖かく感じたのですが、それでも西穂山荘でのテント泊では指先が冷えて辛かったです💦

 やはりもっとしっかりとした厳冬期用の手袋を購入した方が良さそうだなと感じ再度購入し直す予定です😓
 

●トレッキングベル サイレント

¥2,200 2022年11月08日

 熊鈴はモンベル製の気に入っているものを持っているのですが、新たに消音機能機能付きの製品が欲しくてこれを購入してみました。手軽に音が鳴らなくなり良いのですが、音色が以前購入した製品の方が好みなので実際に山行で使用するかはまだ迷い中です💦
 
GORE-TEX ライトスパッツ セミロング


¥4,290 2022年07月17日
 北アルプスの5泊6日の縦走テント泊用にゴアテックスのゲイターを購入しました。悩んだ末セミロングのタイプを購入したのですが、私の使用している靴のホカオネオネの製品ですと結局雨の時に色々と水が入ってきてしまいゲイターを使用してもほとんど効果はありませんでした😓

 もう少し雨の時の対策をしっかり練り直したいと思います。
 
●KAMICO トレッキングソックス 男女兼用

¥2,145 2022年07月15日
 先ほどと同じくやや長めの縦走用にと速乾性の高そうな靴下がないかなと探してこの製品を購入してみました。確かに普通のウール製のものよりは乾きやすそうには感じましたが、それよりも靴の中が乾かないため結局また靴下が濡れてしまい不快な気分になってしまいました。長期縦走ならもう一つ同じものを持っていき行動中にでもザックに外付けしておくとその間に乾いてくれてまた快適に使用できそうなのではとは思いました。

 でもこれ普通に最初履いた時は良かったのですが、3日連続で10時間以上ずっと歩きっぱなしだと足がむくんで来てそれがこの少し硬めの履き心地の靴下のため最後の方はかなり足が痛くなってしまいました。このあたりもまた改善策を考えてみます。

●ランバーパック レインカバー M

¥1,500 2022年06月09日

 オスプレーのサヴ5を縦走登山にて使用するためにそのレインカバーとして購入しました。結論は確かに軽い雨なら防いでくれましたが、縦走3日目の一日中雨の時は最後の方はあまり意味がなくなりザックの中がかなり濡れていました。もちろん防水対策はしてましたが若干濡れていたものもありました。

 それよりはこのカバーをつけることで収納力がかなり向上して縦走中は使わないレインウェアなどを入れたりするのにかなり重宝しておりました。

 
アルパインクルーザー 2300 Men's 男性用

¥27,280 2022年06月06日
 主に残雪期用の使用用途としてセミワンタッチ対応の靴が欲しくてこの靴を購入しました。近くの高御位山を登った時はやはり普段のホカオネオネの靴の方がスピードが出て良かったので本当に残雪期用の靴だけになりそうです。

 でもショックだったのが購入して1、2ヶ月ぐらいしてクリアランスセールになっていたのが結構悲しくなってしまいました💦もう少し待てば良かったです😢

 

●EXライトウインド パーカ 男女兼用

¥10,120 2022年04月04日

 フード付きのウインドシェルが欲しくて悩んだ末購入しました。本当はエンライテンドの製品が良かったですが、さすがに2.5倍ほどの金額になるのはちょっと手が出なかったのでモンベルのこの製品にしました。でも本当に軽量でそして中にommのcore hoodieを着ているだけで私は5℃ぐらいの気温でも十分でしたので夏の北アルプスのテント泊使用でも十分に感じました。



●シンプル ロングスパッツ

¥3,190 2022年03月17日

 あまりゲイターは使用しなさそうかな。でもやはりあった方が良いかもみたいな状況の時に持ち運ぶ時の小ささを優先して辿りついたのがこの製品でした。ジッパーがないので着用時は靴を脱がないといけませんがそれでもテントから出る場合ですと最初にもうゲイターを履いてしまうので特に問題はなかったです。

 ただ透湿性は皆無なのでフルに上げてしまうと結構蒸れた時がありましたので暑い時期の使用は下げたりしてちょっと調整は必要に思いました。

 

●U.L.ボックスツェルト


¥23,980 2022年03月01日

 前から気になっていたモンベルのツェルトですがこのボックスタイプなら良さそうかなと思い購入してみました。確かにヘリテイジのストックシェルターほどの軽量さはありませんがそれよりは居住性は高く、そしてまだストックシェルターよりは防水性はありそうだなと感じました。風向きに注意して寝袋の濡れ対策をできれば軽量化の大きなアドバンテージになる幕体だと私は思います。

 単体で360gでストックを使用する人で、1〜2泊程度のテント泊なら非常に恩恵の大きなものになると私は思います。

 

●バーサライト パック 15 男女兼用

¥3,160 2022年02月10日

 モデルチェンジ前で安くなっていたので自転車に乗る時などにと思って購入しました。でも背負い心地などは良いのですが、中へのアクセスがいまいちであまり使用頻度は多くはないです。



●スノースパイク 10

¥9,240 2022年02月07日

 軽アイゼンとして使えてそしてコンパクトなものが良いなと思い購入してみました。重量の割にはそこそこ使えて、何より10本爪なのでキツい斜度以外は手軽に使用できそうに思いました。西穂の丸山までですとこれでも十分行くことは可能だと思います。

 まぁでもあくまで残雪期用の保険として持っていくものになるかと思いますが。

 

●キャリー-ザ-サン ウォームライト ミディアム

¥4,180 2022年01月29日

 ソーラー充電式のライトはこのミニを持っていましたが、あまり明るくなくて実用的ではなかったので大きめのこちらに買い替えました。確かに明るくなってしかも残量インジゲーターが付いたのが非常に便利良いのですが、ちょっと使用してみてこれはあくまで長期縦走用のものだなとなりお蔵入りになってしまってます💦

 でも災害時などの時には役に立つでしょうからすぐに使える場所に常備しておく方が良いでしょうね。

 

●メリノウール エクスペディション ハイソックス 男女兼用

¥3,630 2022年01月12日

 厳冬期用の靴下はFITSの製品が使えていましたが、もっとしっかりしたのが欲しくてモンベルにて購入しました。着用すると膝下まで上がってくるので非常に暖かく、実際に厳冬期に使用してみても若干つま先の冷えは感じますがなんとか使用可能な感じに思いました。さすがに-20℃でじっとしていたらめちゃ冷えてきますが、行動し出したら血液が足先まで行き渡ってくると大丈夫には感じました。

 

実店舗と通信販売購入品

 続いて実店舗や独自に販売しているネット販売で購入したものなどをこちらで紹介していきます。

ハイマートベルク加古川

 まずは住まいから45分ぐらいでいけるおすすめショップであるこちらで購入した商品です。

●山と道  UL Pad 15 Lサイズ 5,280円

f:id:naka350z:20221230204610j:image この薄いタイプのUL Pad15も実際に使用してみたくなりあまり買い足す意味はないのですが購入してみました。先日に西穂山荘でテント泊した時にこのマットを持ってきましたが、さすがに-13℃では底冷えがありちょっと性能が足りなかったです。積雪時って言うよりは無積雪期の5℃ぐらいのものなのかなと感じました。最近は良く冷え込んで来ているのでこのマットで下限温度域を色々試してみたいと思います。

 でも175cmなのに実測130gはやっぱり超軽量ですごい製品ですね。

 

●ブルーアイス ファーファング 23,100円

f:id:naka350z:20221230204613j:image 厳冬期用のそこまでテクニカルな場所にいかない用にでも超コンパクトになるこのクランポンが昨シーズンから欲しかったので今回購入してみました。

 実際に先日使った感想は、普通の難易度の雪山でしたら十分には思いましたが、さすがにカッチカチ凍ったところでは歯が刺さってくれるのかはちょっとまだ不明ですね。おそらく重量が軽いのもあって差し込みは少し弱そうには感じますが。でも本当に圧倒的に小さくなるのでその恩恵は非常に大きいですね。これも近いうちにレビューしたい製品です。

 

●山と道 アルファライト タイツ 7,150円

f:id:naka350z:20221230204601j:image 本当はommのcoreタイツが欲しかったのですが、ハイマートさんにこのタイツが入荷したとインスタで見て実物をみたら欲しくなり、値段もommよりは半値以下なので即買いしてました。で実際の使い勝手ですが、履き心地は私はommのプリマロフト アクティブの方がやはり良く感じ、保温力はほぼ同じぐらい、でも圧倒的な値段の安さがとても魅力的なものに感じました。

 先日の西穂山荘で使った時も-13℃の中、このタイツだけでテント内で過ごしていましたが、特に寒さを感じず、行動中も来てましたが、汗抜けも良く、適度に暖かいと最高に感じました。それまではテント泊だとダウンパンツも持って行ってましたが、寒ければ下半身はシュラフに入ってしまえば問題ないので無駄な荷物を削減することができました。

 また就寝時も自分の体温がシュラフに移りやすくて、このアルファライトタイツだけなのに下半身の冷えは全く感じませんでした。本当に素晴らしいと感動しました。まぁやはりつま先の冷えは感じてましたが😅

 

●OMM core vest 14,300円

f:id:naka350z:20221230204557j:image ムーンライトさんで劇褒めなこのコアベストですが、いちど私も使用してみたいなと思いハイマートさんで販売していたので実際に私もこれを購入してみました。

 表銀座縦走をこれを着用してテント泊で行ってみましたが、私のかなりの発汗量ですとすぐにびちゃびちゃになってしまいその後も乾くこともほぼ無くずっと不快なままでの行動になってしまいました。

 期待値が非常に大きな製品だっただけにその残念な結果に非常に落胆してしまいました。

 

ムーンライトギアさん購入分

 続いてムーンライトギアさんにて購入した製品たちです。細かな雑貨も確か購入したと思うのですが、大きな製品たちを紹介していきます。

 

●ULA バースト 17,600円

f:id:naka350z:20221230210418j:image まずはウルトラライトアドベンチャーイクイップメントのウエストバッグでありますバーストですが、オスプレーのサヴよりカッコよく見えたのでムーンライトギアさんにて購入したのですが、確かに装着時の付け心地は良くそして防水でしたが、私の持っている装備を入れようとしてもイマイチ収納することができなく、私の思っていたような使い方ができそうではなかったため売却してしまいました。

 

●samaya radical 1 231,000円

f:id:naka350z:20221230204542j:image ムーライトギアさんにて9月の中旬にこのテントを店頭にて展示していたのですが、その時に実際に実物をみてすごい小さなテントだなとビックリしてさらにそのお値段231,000円ともっと驚愕し、こんなテント絶対に購入できないと検討にすらしておりませんでした。

 しかし、日にちが経つにつれあのカッコよさが忘れられず、気がつけばどうすればその購入予算が確保可能なのかなといつの間にか考えておりました。けどほぼ居住空間が世界最小レベルの小ささなのにお値段23万円とぶっ飛んだ金額は本当に購入すべきか非常に迷いました。

 購入する際にはムーンライトギアの販売ページにて購入しましたが、決済確定する時には震えてしまいました。実際に商品が到着し開封、そしてテント泊を最初にした時は思っていた以上に素晴らしく本当に感動しました✨

 

その他通信販売etc

TMR W.R.Cooker 17,500円

f:id:naka350z:20221230204544j:image 最初にこの製品を知ったのはYouTubeでの紹介だったのですが、これを購入する前はジェットボイルのスタッシュやエバニューのチタンマグポッド500を使用していたのですが、ジェットボイルみたいな高効率クッカーを使いたいでも無積雪期には大きいのチタンマグポッド500ぐらいの大きさが良いなぁ〜そんな製品ないかな?代用品的にはジンダイジのヒルビリーポッドぐらいがあるがいつも欠品で購入できないので諦めておりました。

 しかしこの製品を知り高効率クッカーで最小サイズの一人用、そして熱伝導率の良いアルミ製ともう追い求めていたものでしたのですぐに購入すると決断しました。購入できたのはもう夏山シーズンが終わった後でしたので実際に北アルプスの縦走テント泊などで使用するならもう来シーズンになってしまいますがもう今から使うのが楽しみです。

 

オスプレー サヴ5 7,260円

f:id:naka350z:20221230204536j:image この製品を最初に見たのは住まいの近くにある好日山荘だったのですが、自転車に乗る時などに使い勝手の良いウエストバッグがないかなとちょうど思っていた時に偶然見つけたのです。

 そして実際に購入してテント泊の荷物をパッキングしてみたらなんとか全部入れることができたのでこれを使ってテント泊登山をしてみたいと思い荷物を入れて実際に北アルプスを縦走テント泊することができました。

 

購入して良かった製品

 それでは今年購入したもので良かった物を第1位から発表したいと思います。

第1位

samaya radical 1

f:id:naka350z:20221230204604j:image 最初に今年購入して良かったランキングの第一位にランクインしたのはやはりこのテントです。まぁ231,000円もしたので当たり前といえば当たり前なのですが、実際に使ってみて自立式、超軽量、4シーズン用、圧倒的な耐水圧、尋常じゃないほどの通気性とまさに別次元の性能に驚愕してしまいました。

 前室のないという使い勝手の悪さはありますが、200cm×70cmという最小クラスのフロアサイズなので奥穂高槍ヶ岳などの狭いテント場でも最後まで残っている場所で設営可能なのは非常に素晴らしいなと思いました。

 来年はこのテントを色々なところに持っていきテント泊を楽しみたいです。

 

第2位

TMR  W.R.Cooker

f:id:naka350z:20221230204551j:image 続いて2位は超高額クッカーのW.R.Cookerです。少し悩みましたが、この一人用の大きさのクッカーで高効率燃焼を可能にさせる製品は現在のところないと思いますので唯一無二の製品です。

 実際に購入する時にL.T.Cookerと悩みましたが、4,300円も高額ですがどうせ購入するならより美しい加工がされているこのW.R.Cookerの方が使用していて嬉しくなるのでこちらを購入してみました。

 実際に購入してから何度も燃焼テストをしてみて沸騰速度、使用燃料などを調べましたが、やはり圧倒的に燃費効率、速度ともジェットボイルのスタッシュの方が良い結果がでましたが、夏場にテント泊するならジェットボイルほどの大きさは必要ありませんのでこのW.R.Cookerの大きさは私には非常に嬉しい製品だと色々とパッキングを試行錯誤してみて感じました。

 来年はこのクッカーを持って行って縦走テント泊に使用してみたいと思います。

 

第3位

オスプレー サヴ5

f:id:naka350z:20221230210339j:image 続いて第3位になったのはこのウエストバッグのオスプレーのサヴ5です。

 このバッグを購入する前にすでにオルトリーブのアクセサリーバックでウエストバッグみたいにして自転車でのテント泊を経験しておりましたので、より収納力がありそうで、使い勝手が良く、装着感が良さそうなこのバッグを見つけたときは興奮しました。

 これで北アルプスに縦走テント泊にいったら絶対面白いだろうなともう妄想が止まりませんでしたね。

 さすがに5泊分もの食料を持っていくならこのバッグだけにパッキングするのは無理でしたが、それでも1、2泊程度なら私のスタイルだと十分可能なのがわかって良かったです。来年は2泊3日程度のテント泊にいくならこれを使用してみたいと思います。

 

第4位

ブルーアイス ファーファング

f:id:naka350z:20221230210310j:image 第4位は超コンパクトアイゼンのファーファングです。先日西穂山荘に行った時にこれを持って行って使用してみましたが、持ち運びが異次元の小ささでそしてチェーンスパイクに近いぐらいの重量なのにほぼ普通のアイゼンのように使用できるともう素晴らしいの一言です✨

 実際に少し使用してみて感じたのはこれだけの軽さなので足を持ち上げた時の重量の感じ方が全く違うなとビックリしてしまいました。さすがにこれだけ軽いとアイスバーンになっているような場所では歯が埋まらずに危険な目に遭いかねないのでどこでも使用可能ではないでしょうが、少なくとも中級レベルの雪山での使用だとこれで十分大丈夫かなとは思えました。

 今シーズンは可能なら何度かこのアイゼンを使用して出かけてみたいです。

 

第5位

OMM  CORE LINER

f:id:naka350z:20221230210229j:image 最後に第5位にランクインしたのはOMMのコアライナーです。このCOREシリーズに使用されておりますプリマロフトアクティブの触り心地は本当に気持ちが良いので寒い時の保険だけでは無く、これをインナーシーツとして使用すると本当に気持ちよく寝れると思います。

 また化繊製品なので濡れても暖かさが維持されますので、夏場の長期縦走などですとこのコアライナーとSOLのエスケープヴィヴィの組み合わせで圧倒的に濡れに強い就寝具になるかと思います。

 個人的にはコアライナーよりMountainCore125の方がより寝心地が良かったのですが、さすがにコアライナーのほぼ倍の重さで、収納時の大きさも1.5倍以上あったのでウルトラライトにはやや不向きなので軽量化するなら私はこのコアライナーを積極的に使用すると思います。

 

購入してイマイチだった製品

 おまけとして今年購入して期待したのに残念に感じた製品を紹介したいと思います。

ULA バースト

f:id:naka350z:20221230204539j:image 最初に該当したのがこのウルトラライトアドベンチャーイクイップメントのバーストです。実際に見てみてすごく良かったのですが、思った以上に荷物が入らない、サイドポケットが使いにくい、そしてUSの体型の人向けの製品なので痩せ体型の私には全く合わないと良いことがありませんでした💦

 製品自体は良かったのですが、これは期待値が大きかっただけに残念な結果になってしまいました。

 

モンベル ULボックスツェルト

f:id:naka350z:20221230210052j:image 次に残念に感じたのはボックスツェルトです。もちろんツェルトとしてはそこそこ軽量で居住性もよいのですが、普段ストックを使用しない私にはあまりツェルトの意味はやはり少ないですし、設営も少しコツが必要で槍や奥穂みたいな狭いテント場で使用するならちょっと困りそうだなと感じて残念な製品に該当しました。

 従来のツェルトよりは格段に居住性、防水性、耐風性、設営のしやすさと改善してきてますが、期待値が大きかっただけに残念に感じてしまいました。いずれ機会があればこれをアルプスに行ってテント泊でもしてみたいですね。

 

プリムス エクスプレススパイダー

f:id:naka350z:20221230204533j:image 最後にがっかりした製品はこのプリムスのガスストーブです。もちろん製品自体は高性能ではあるのですが、これは完全に私の使い方が間違っていたのが悪いのですがコンビニで購入した冷凍食品の鍋焼きうどんを食べてその後カチコチに凍ったパックごはんをアルミ鍋に入れておじやにしようとして過ごしていたのです。

 しかし、直噴式のバーナーでさらに凍ったご飯が鍋底に接触していてペラペラのアルミ鍋のため穴が開いて汁が漏れてしまう事件が発生してしまいました。幸いにもテントの前室で使用していたので室内に被害もなくこぼれたのはそのまま放置していたら-20度近くの気温のため回収も凍ったものを集めるだけで済みましたが、一歩間違うと酷い目に遭うところでした。

 それ以来このエクスプレススパイダーは微妙に感じてしまいお蔵入りになってしまいました💦

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まとめ

 登山・キャンプ用品はもう必要なものはほぼ購入してきたと思ったのですが、それでもこの一年を振り返ってみてなんやかんやと購入しておりました。装備を軽量化していくだけならもう正解はあるのですが、その中で自分にとって使いやすく、快適に、そしてカッコいい製品を使いたいっていう欲求が出てくるとそれはもう非常に多くの選択肢や可能性が増えてくるので魅力的にな新製品が登場してくると欲しくなってしまいます。

 来年はぜひ北アルプス百名山全山縦走なんて無茶なことをやってみたいなぁ〜っていう計画は少し考えておりますので今から装備や食料、ルート計画などを考えていくのが楽しみて仕方がありません✨

 本年もこのような若輩者のブログをご覧になって頂きありがとうございました。来年も今までのペースで色々な製品の使用レビューをメインにブログを更新していければ良いかなと思っております。それでは皆様の来年が良い年になることをお祈りしております。

samayaのradical 1を厳冬期の雪山での使用レビュー

f:id:naka350z:20221219084257j:image 超軽量オールシーズン用テントであるsamayaのradical 1ですが、先日西穂高山荘にて使用してきましたのでその時に使用して感じた事をレビューしていきたいと思います。

naka350z.hatenablog.com

 このテントの詳しいレビューはこちらをご覧ください。

 

使用環境

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■西穂山荘

■標高 2,361m

■利用料金 2,000円

■天候 ☁️→❄️

■気温 -13℃

■風速 10m/s

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 当日のてんくらの予報です。上空は強い風が吹いていましたが、山荘付近ではそこまで強くなく小屋も少し風を遮ってくれましたのでおそらく10m/sぐらいだったと思います。

 

テントの設営

f:id:naka350z:20221219084254j:image まずはテントの設営した時の写真です。寒くて素手になるのが辛くて撮った写真はこれだけです。この時はやや風が強くて四隅をペグダウンしないとテント本体がちょっと飛んでいきそうな状況でした。

 わかっていましたが、やはりDCFの素材は低温下になるとゴワゴワして硬くなるのでこのグレーの厚手の素材の方は硬くなりポールをスリーブに通していくには5分以上時間が掛かってしまいました。10cm入れては反対に行き押して、またスリーブに通していき反対にいっては押してを繰り返さないとダメなのでこの点は不便に感じました。これがヒルバーグやもしくはクロスオーバードームなどですとかなり簡単に通せたでしょう。

 やはり4隅をペグダウンしてしまうととてもやりにくいですね。でもこれがスリーブのエンド側だけペグダウンしていたらまだかなり通しやすかったとは思うので多少本体が暴れても良いなら可能なのではと思います。私はこんな高級テントがバッサバッサと暴れるのは耐えられないので時間が掛かっても良いのでこれでしてみました。

 

設営完了f:id:naka350z:20221219084300j:image 設営した状態です。スノーペグを使用したので簡単に出来てラクチンでした。

 さすがアルパイン用にオールシーズン使えるように設計しているだけあって雪上にあるとめちゃカッコいいですね✨

f:id:naka350z:20221219084303j:image 少し離れて上からも撮影してみました。やっぱりめちゃくちゃカッコいいです✨

 この日の西穂山荘は他に小屋泊もテント泊もいない完全にぼっちで結構寂しかったです😢 おかげでテント場は独占できましたが。

 

居住性についてf:id:naka350z:20221219084313j:image 次に居住性についてですが、この写真は夜中に起きた時にパシャりと撮った時のものです。散らかっていてすみません🙇‍♂️ 就寝時には足元に靴や行動中に着ていたものや雑貨、そしてザックはマットの下に敷いていました。

naka350z.hatenablog.com

 今回持って行ったのはハイパーライトのウインドライダー2400です。一応中のアルミステーを取り外してやればコンパクトに丸めることは可能ではありますが、面倒でしたのでそのままマットの下に置いていました。

 さすがに70cm×200cmのフロア面積なので非常に狭いですが、でも十分過ごせれるなと感じました。今まではノルディスクのロフォーテンの使用回数が多いだけにそれに比べたら十分に感じました。

 足元に全ての荷物を置いていたため頭側にはまだ余裕があって就寝時には快適に寝れました。しかし、幅70cmなのとテント設営時に真っ平に整地しなかったのもあり徐々に斜めになりドアパネルの方に傾いていきサイドウォールに引っ付いてしまったりしてしまいちょっとストレスになりました。

 これが無積雪時の外気温10℃とかですと結露が発生していて、その結露がシュラフに付いてしまうなどになっていたかもしれませんね。

 

結露について

f:id:naka350z:20221219084309j:image まずは結露についての感想ですが、これはハッキリ言ってなかったと言えるレベルだったかと思います。

f:id:naka350z:20221219084306j:image この日の外気温は-13℃。テント内はおおよそ-5℃〜0℃ぐらいでした。お湯を作りたいためにガスストーブを使用して雪を溶かしたりしましたが、その後でも結露が発生することがほとんどなくて驚愕してしまいました✨

 今までの経験上このような状況だと絶対に結露が発生してテント内に霜が出来てそれが降ってきて雪のようになるとは思うのですが、そんなことにもならずにびっくりしてしまいました。さすが耐水圧20,000mm、透湿性40,000g/24hの性能は異次元の高性能ですね。

 普通はこういったテントで厳冬期に使用するならどこか開けていて換気する、もしくは密閉できないような仕組みになっているテントが多いのですが、このradical1だとこのePTFEメンブレンを貼り合わせた生地の通気性が尋常じゃないほど高いので本当に室内でジッパーを密封していても快適で息苦しさが全くないのが凄すぎます。

 

耐風性について

 宿泊した時の夜中に撮影した時のものです。設営時は少し風向きが違いましたが、夜間には西風になりテントのサイド側からなりました。やはりサイドパネルを押されると若干狭くなり窮屈には感じました。

 ただ20m/s以上の場合になると中から背中などで押して支えていたら耐えられるでしょうが、そうなると寝るのはちょっと難しいかもしれませんね。やはりそういった風の強い場合には深く雪を掘りテントを設営したり、スノーブロックを積んだりしないといけないでしょう。

 でもきちんとポールの向きと風向きを揃えていたらスリーブ式のテントなのとガイラインが上下2箇所にもあるのでかなりしっかりとした耐風性はあるかと思います。


火器の使用について

f:id:naka350z:20221219084316j:image 次にこのradical 1にて煮炊きした時の感想を述べてみたいと思います。

 本来テントの中では絶対に火器使用厳禁です‼️が、実際問題外が暴風雪なのにそんなの絶対に使えるわけないです💦 なので私は今回自己責任のもと実際に使って雪からお湯を作りました。

 もちろん一酸化炭素に注意し、ドアパネルは開けて外の空気が入るようにして使用しました。結果から言えば大丈夫でしたが、CO計測機は持っていないので厳密な危険度はわかりませんがそれでも可能なのは可能でした。今後も細心の注意を払いながら使用してみたいとは思います。

 あと沸騰して湯気が出ましたが、それで室内が結露だらけにもならずそれも良かったです。

 

実際に使用して感じた良かった点

f:id:naka350z:20221219084257j:image それでは実際にこのテントを雪山にて使用して感じた良い点、いまいちな点を簡潔に述べてみたいと思います。

1、超軽量で小型であるf:id:naka350z:20221219104949j:image まずはこの完全防水、そして雪山でも使える性能なのにテントとポール合わせて自室式なのに670gという圧倒的な軽さ。そして収納時のコンパクトさ。

 今回のパッキング時にはジェットボイルのスタッシュを使用しましたが、そのクッカーの中にテントを入れて持っていきました。こうすることで圧倒的に省スペースになってザックの中がかなりゆとりが出来ました。

 去年、一昨年と八ヶ岳に行った時はヒルバーグのアクト、エナンをそれぞれ使用しましたが、エナンはかなり軽いとはいえパッキング時の大きさはかなりザックの中で占有していたのでこのradical1の小ささはすごいありがたかったです。

 

2、自立式の設営のしやすさ

 普段は非自律式のテントの方が個性的な形状のテントが多く、軽量で、コンパクトなので好きなのですが、このradical1は私の持っているテントの中ではロフォーテンの次にコンパクトでありながら自立式という点が嬉しいです。

 そして思いましたが、やはりドーム型の自立式は設営しやすくてどこでも設置が可能なのですごい楽ですね💦

 あとドーム型なので積雪にも多少強いのは大きな長所に感じました。

 

3、結露がなくて通気性が良い

 次に先ほども説明しましたが、この圧倒的な透湿性による結露がほぼなくて、また密閉していても全く息苦しくならない通気性の高さは本当に驚愕します。

 普通の生地のテントからこのradical1の室内に入ってみたら多分みなさんびっくりするかとは思いますよ✨

 

4、カッコいい✨f:id:naka350z:20221219084300j:image すみません🙇‍♂️これはほんとただの自己満足ですね💦

 でもやっぱり使っていてこのカッコいい〜✨って思えるポイントは非常に重要なポイントだと私は思います。カッコいいテントだから山に行きたいってなるのは登山にいく重要な要素だと思います。

 

実際に使用して感じたいまいちな点

1、スリーブにポールが通しにくかったf:id:naka350z:20221219084254j:image 事前に4隅をペグダウンした時の設営の感じは体験していたのでなんとなくはわかっていましたが、やはり低温下の環境ではこの厚手の生地が採用されたスリーブ部分にポールを通していくのはとてもやりにくかったですね。

 あとカーボンポールなのでしっかりとジョイント部分のポールが差し込んでいるか確認するのも不便に感じました。さすがにカーボンなので割れやすく、そして破損するとおそらくスリーブ部分が破れてしまうかもしれないと思うとかなり慎重にならざる負えないですね💦

 

2、扱いがデリケートになる

 設営時もそうでしたが、使用中も超高額テントなので生地が破れたりしないようにしたり、アイゼンやピッケルなどの先の尖った製品の取り扱いには非常に慎重になりました😓

 

3、撤収後はコンパクトにならない

 撤収した後なのですが、-10℃という環境ではどうしても手袋をつけた状態で作業しているので出来なくはないですが、さすがに家から持ってきた時みたいにコンパクトにするには難易度が高くなってしまいます。

 それでもこのDCFの素材は水分をかなり保水しにくいのでその点は2日目以降の使用時も不快にならないのは良い点ですね。

 

まとめ

f:id:naka350z:20221219084257j:image 今回初めて雪山にてこのsamayaのradical1を使用してみましたが、さすがアルパイン用テントのブランドだけあって雪山で使用するには申し分ない性能を体感できました✨

 今シーズンはこのテントを使用して何度が雪山テント泊登山にでも出かけて行ってみたいと思います✨やっぱりこんな超カッコいいテントを持っていたらテント泊に行きたくなってしまうので仕方ないですよね😊